2021年第61回G3きさらぎ賞予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2021年きさらぎ賞の注目馬を分析!

きさらぎ賞の特徴

2021年の3歳限定G3きさらぎ賞は第1回中京開催12日目、芝2000mで開催されます。例年京都芝1800mで行われますが、2021年は京都競馬場改修工事のため中京競馬場で代替開催されます。

負担重量は牡・騙馬56kg、牝馬54kg。過去の獲得本賞金により負担重量が増加し、1800万円以上の馬は1kg増。国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。外国調教馬は重賞優勝馬に対し1kg増。地方交流競走に指定され、2頭まで出走登録できます。

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2021年きさらぎ賞出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ジャンカルド   ハービンジャー 牡3 和田竜二 ノーザンファーム
武井亮 (美浦) フジキセキ 56kg サンデーサイレンス
2 2 ラーゴム オルフェーヴル 牡3 北村友一 ノーザンファーム
斉藤崇史 (栗東) Candy Ride 56kg 林正道
3 3 ヨーホーレイク ディープインパクト 牡3 武豊 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) フレンチデピュティ 56kg 金子真人H
4 4 ダノンジェネラル   ドゥラメンテ 牡3 川田将雅 ノーザンファーム
中内田充 (栗東) フレンチデピュティ 56kg ダノックス
5 5 タガノカイ ノヴェリスト 牡3 泉谷楓真 新冠タガノファーム
宮徹 (栗東) ホワイトマズル 56kg 八木良司
6 6 トーセンクライマー   ゴールドシップ 牡3 荻野極 エスティファーム
加藤征弘 (美浦) New Approach 56kg 島川隆哉
6 7 ショウナンアレス  リオンディーズ 牡3 松山弘平 ノーザンファーム
池添兼雄 (栗東) フジキセキ 56kg 国本哲秀
7 8 アクセル キズナ 牡3 柴山雄一 高村伸一
武幸四郎 (栗東) タイキシャトル 56kg 中辻明
7 9 ランドオブリバティ ディープインパクト 牡3 三浦皇成 社台ファーム
鹿戸雄一 (美浦) Dubawi 56kg 吉田照哉
8 10 ドゥラモンド ドゥラメンテ 牡3 岩田望来 ノーザンファーム
手塚貴久 (美浦) Include 56kg シルクレーシング
8 11 アランデル  ハービンジャー 牡3 池添謙一 ノーザンファーム
大竹正博 (美浦) サンデーサイレンス 56kg シルクレーシング

勝ち馬予想に役立つ!きさらぎ賞の注目馬分析

ホーヨーレイク

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
クロウキャニオン フレンチデピュティ Deputy Minister
Mitterand
クロカミ Caerleon
ミルド

ヨーホーレイクはこれまで3戦2勝で、前走ホープフルステークスで優勝馬ダノンザキッドに0.3秒差3着。これまで3戦全て上り最速と、末脚は確か。

ヨーホーレイクの父はディープインパクト母クロウキャニオンは1勝馬も、祖母クロカミはマイル重賞2勝の活躍馬。ヨーホーレイクの全兄にはレパードステークス勝ちのボレアス、弥生賞勝ちのカミノタサハラがいます。兄弟はほとんど3歳で燃え尽きており、ヨーホーレイクも早熟か

本年度のきさらぎ賞は最後の直線が長い中京コースで、前走より距離短縮は母系がマイラー、父がディープインパクトのヨーホーレイクにはプラス。現時点の完成度から今回は勝ち負け。

ラウンドオブリバティ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
ドバウィハイツ Dubawi Dubai Millennium
Zomaradah
Rosie’s Posy Suave Dancer
My Branch

ラウンドオブリバティは3戦2勝。中山実績から前走ホープフルステークスで2番人気に押されましたが、押し出される形で逃げて第4コーナーで外へ大逸走、鞍上の三浦騎手を振り落とし競走中止しています。

ラウンドオブリバティの父はディープインパクト。母ドバウィハイツはイギリス産で米国芝中距離G1を2勝。ラウンドオブリバティの半姉でキングカメハメハ産駒のリバティハイツはフィリーズレビューで優勝しています。

ラウンドリバティの母2000mのG1を優勝していますが、母系はマイラーの血が濃い傾向。前走で抑えが利かなかったように気性面で幼さを残します。今回は前走より距離短縮な上、ディープインパクト産駒の特質が活かしやすいゴール前直線の長いコースはプラス。

抑えが利けば勝ち負けも、精神面に脆さがあるため抑えまで。

ラーゴム

オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン
エレクトロアート 
シュガーショック Candy Ride Ride the Rails
Candy Girl
Enthusiastically Distorted Humor
Unbridled Hope

ラーゴムはこれまで3戦1勝2着2回で、全て0.1秒差以内の接戦。前走ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスでは優勝馬ワンダフルタウンに次ぐ上りを繰り出しています。

ラーゴムの父はオルフェーヴル。母シュガーショックは米国産で、米国ダート中距離G3をはじめ5勝。母の父キャンディライドは芝・ダート兼用で、2002年当時芝マイル戦で世界レコードを叩き出したアルゼンチンの名馬。父、母の父を考えても適距離は2000m前後。

前々走の首差で負けたオーソクレースはホープフルステークスでダノンザキッドに0.2秒差2着。オーソクレースは3着ホーヨーレイクに1/2馬身差をつけているので物差しではホーヨーレイクと互角以上。馬券を外していないことからも対抗。

ダノンジェネラル

ドゥラメンテ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
アドマイヤグルーヴ サンデーサイレンス
エアグルーヴ
ペルヴィアンリリー フレンチデピュティ Deputy Minister
Mitterand
ラスティックベル Mr. Prospector
Ragtime Girl

ダノンジェネラルは前走阪神芝1800mの新馬戦を1番に気で優勝上りは33.4秒を繰り出していますが走破時計は1分50秒4、スローで流れてヨーイ・ドンの数値なのであまり強調でできません。

ダノンジェネラルの父は皐月賞とダービーを制したドゥラメンテ。母ペルヴィアンリリーは未出走馬。ダノンジェネラルの半兄でハーツクライ産駒のアドマイヤエーカンが札幌2歳ステークス優勝、ステイヤーズステークスで2着しています。

ダノンジェネラルの母系からノームコア、クロノジェネシス、フサイチリシャールなどのG1馬が出ており悪くありません。

ただし、血統内にミスタープロスペクターの4×3、レイズアネイティヴの5×4×5の濃いクロスを持ち、寒いこの時期だと筋肉が堅くなる可能性が。きさらぎ賞はミスタープロスペクター系と相性が悪いため、今回は見送り。

ディオスバリエンテ

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
ディアデラノビア サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
ポトリザリス Potrillazo
Chaldee

ディオスバリエンテは前走中山芝1800m新馬戦を1分50秒4、上り最速の35.1秒で優勝。ほぼ同じ位置で同じ上りを繰り出した2番人気を首差で制しているので勝負強さがあります。

ディオスバリエンテの父はロードカナロア母ディアデラノビアはサンデーサイレンス直仔で重賞3勝、牝限定馬G1で3着3回の活躍馬。ディオスバリエンテの半姉でキングカメハメハ産駒のディアデラマドレも重賞3勝、半兄でハービンジャー産駒のドレッドノータスも重賞2勝しています。

ディオスバリエンテは血統だけなら将来重賞を勝てる器。父がミスタープロスペクター系なのできさらぎ賞と相性が悪いものの、母の父がサンデーサイレンスなので馬券になったミスタープロスペクター系の条件に合っています。ただし新馬からの優勝は過去10年に1回しかありません。連下で。

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