2021年第72回G2毎日王冠予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2021年毎日王冠の注目馬を分析!

毎日王冠の特徴

G2毎日王冠は第4回東京開催2日目に行われる3歳以上芝1800mの別定戦です。負担重量は3歳牡・騙馬54kg、同牝馬52kg、4歳以上牡・騙馬56kg、同牝馬54kg。過去の重賞勝利実績により負担重量が加算され、1年以内のG1勝利馬2kg増、同G2及び牝馬限定G1勝利馬・一年以上前のG1勝利馬1kg増。

国際競争に指定され外国調教馬は9頭まで、地方所属馬は天皇賞秋出走候補馬2頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬は毎日王冠2着までに入ると天皇賞秋への優先出走権が与えられます。

天皇賞秋及びマイルチャンピオンシップのステップレースとして定着し、G1級のメンバーが揃うレースです。そのため各陣営の思惑を見極める必要があります。

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2021年毎日王冠出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 シュネルマイスター Kingman 牡3 C.ルメール Northern Farm
手塚貴久 (美浦) Soldier Hollow 56kg サンデーレーシング
2 2 サンレイポケット ジャンブルポケット 牡6 鮫島克駿 様似共栄牧場
高橋義忠 (栗東) ワイルドラッシュ 56kg 永井啓弍
3 3 ラストドラフト ノヴェリスト 牡5 三浦皇成 社台ファーム
戸田博文 (美浦) ディープインパクト 56kg 社台レースホース
4 4 マイネルファロン ステイゴールド 牡6 横山武史 ビッグレッドファーム
手塚貴久 (美浦) ロージズインメイ 56kg TC・ラフィアン
4 5 ポタジェ ディープインパクト 牡4 吉田隼人 ノーザンファーム
友道康夫 (栗東) Awesome Again 56kg 金子真人H
5 6 カデナ ディープインパクト 牡7 田辺裕信 グランド牧場
中竹和也 (栗東) フレンチデピュティ 56kg 前田幸治
5 7 ダノンキングリー ディープインパクト 牡5 川田将雅 ダノックス
萩原清(美浦) Storm Cat 58kg 三嶋牧場
6 8 ダイワキャグニー キングカメハメハ 牡7 石橋脩 社台ファーム
菊沢隆徳 (美浦) サンデーサイレンス 56kg 大城敬三
6 9 ヴェロックス  ジャステウェイ 牡5 浜中俊 ノーザンファーム
中内田充 (栗東) Monsun 56kg   金子真人H
7 10 ケイデンスコール ロードカナロア  牡5 岩田康誠 ノーザンファーム
安田隆行(栗東) ハーツクライ 57kg サンデーレーシング
7 11 カイザーミノル  ロードカナロア 牡5 横山典弘 フジワラファーム
北出成人 (栗東) Smart Strike 56kg 吉岡實
8 12 ヴァンドギャルド ディープインパクト 牡5 福永祐一 社台ファーム
藤原英昭 (栗東) Motivator 57kg 社台レースホース
8 13 トーラスジェミニ  キングズベスト 牡5 丸山元気 川上牧場
小桧山悟 (美浦) マンハッタンカフェ 56kg 柴原榮

勝ち馬予想に役立つ!毎日王冠の注目馬分析

シュネルマイスター

Kingman Invincible Spirit Green Desert
Rafha
Zenda Zamindar
Hope
セリエンホルデ Soldier Hollow In the Wings
Island Race
Saldenehre Highest Honor
Salde

シュネルマイスターは今年のNHKマイルの優勝馬。これまで5戦3勝2着1回3着1回で、前走の安田記念では3歳馬にして優勝馬ダノンキングリー、圧倒的な1番人気の2着馬グランアレグリアに0.1秒差の3着に健闘しています。

シュネルマイスターの父は欧州芝マイルG1を4連勝したキングマン母セリエンホルデはドイツオークスの優勝馬という良血。血統内にクリスの4×5の濃いクロス、ノーザンダンサーの5×5のクロスを持っています。

母系にスタミナを強化するサドラーズウェルズの血が入っているので、G1マイル戦で1分31秒台という早い時計で持久力比べになっても対応できます。

G1勝ちがあるため今回は56kgで実質トップハンデ。57kgを背負いNHKマイルカップを1分31秒6で走り、また距離延長も芝2000mの弥生賞で先行して2着しているので大丈夫。今回は前走に比べメンバーも手薄。勝ち負け。

ダノンキングリー

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
マイグッドネス Storm Cat Storm Bird
Terlingua 
Caressing Honour and Glory
Lovin Touch 

ダノンキングリーは前走安田記念でG1初制覇。これまで12戦6勝2着1回3着2回芝1800m重賞を3勝し、2年前の毎日王冠では3歳で1番人気、優勝しています。

ダノンキングリーの父はディープインパクト。母マイグッドネスは米国産の1勝馬。ダノンキングリーの半兄にマッチョウノ産駒でJpn1JCBスプリントをはじめダート重賞9勝のダノンレジェンド。母系に父とニックスになるストームキャットが入っています。

G1で3番人気以内を4回マークし、5回も掲示板に載っているようにもともと実力がある馬。前走安田記念で58kgを克服し、今回も同斤量。得意な距離なので、順調なら3着以内を外すことは無いでしょう。勝ち負け。

ヴァンギャルド

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
スキア  Motivator  モンジュー 
Out West 
Light Quest  クエストフォーフェイム 
Gleam of Light 

ヴァンギャルドは昨年の富士ステークスの優勝馬。これまで16戦5勝2着1回3着3回で、前走芝1800m国際G1ドバイターフでは世界の強豪相手に2着しています。

ヴァンギャルドの父はディープインパクト。母スキアは仏国芝2100mG3を優勝。母の父モティヴェーターは英国ダービー馬です。

ヴァンギャルドが馬券になっているのは1600~1800mで、5勝中3勝は1600m1800m戦では届かないケースが多く、ドバイターフで2着とはいえ、優勝馬から3馬身離されています。また1年以内にG3を優勝しているため1kg増の57kg。下級条件を含めこの斤量を背負って優勝したことはありません。連下で。

ポタジェ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere 
ジンジャーパンチ Awesome Again Deputy Minister
Primal Force
Nappelon Bold Revenue
Sally Go Gray

ポタジェはこれまで10戦5勝2着4回3着1回と、全戦馬券に絡んでいます。2走前に初重賞の金鯱賞で、優勝馬に0.1秒差3着。前走1番人気を背負った新潟記念では重賞勝ちが無いにも関わらず56kgを背負わされタイム差無の2着に好走しています。

ポタジェの父はディープインパクト母ジンジャーパンチはBCデイスタフをはじめ米ダートG1を6勝、エクリプス賞最優秀古馬に輝いた名牝ポタジェの半姉に重賞4勝、オークス2着のルージュバックがいる良血。

10戦全てで上り3番手以内と末脚は父譲り。前走で競り負けしたサンレイポケットとは斤量が逆転します。また3歳時に酷使していないディープインパクト産駒なのでまだ伸びしろもあります。血統的な魅力から考えても、今回も馬券内。

 

ケイデンスコール

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
インダクティ ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
ホールオブフェーム アレミロード
ベルベットサッシュ 

ケイデンスコールは今年に入って京都金杯、マイラーズカップとマイル重賞を2勝。これまで18戦4勝2着3回重賞は他に新潟2歳ステークス優勝、NHKマイルカップで2着の実績前走安田記念では5番人気も、優勝馬から0.9秒離され10着に沈んでいます。

ケイデンスコールの父はロードカナロア。ハーツクライ産駒の母インダクティは2勝馬。母の半兄にG2を6勝したバランスオブゲーム、全弟にダイヤモンドステークス3勝、重賞計6勝のフェイゲームがいます。

4勝は全て1600m。今年の中山記念でもタイム差無しで2着していますが、父がロードカナロアなので距離は伸びない方が良いタイプ。他の有力馬に比べると距離に不安があります。今回は見送り。

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