【2021年度版】ターコイズステークス入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るターコイズステークスの入賞馬

ターコイズステークスの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2020 1 4 スマイルカナ 牝3 54kg 1.34.6 ディープインパクト Distorted Humor
2 3 アンドラステ 牝4 54kg 1.34.6 オルフェーヴル Dynaformer
3 2 フェアリーポルカ 牝4 56kg 1.34.8 ルーラーシップ アグネスタキオン
2019 1 7 コントラチェック 牝3 54kg 1.32.2 ディープインパクト Halling
2 4 エスポワール 牝3 53kg 1.32.5 オルフェーヴル シンボリクリスエス
3 4 シゲルピンクダイヤ 牝3 54kg 1.32.8 ダイワメジャー High Chaparral
2018 1 2 ミスパンテール 牝4 56kg 1.32.7 ダイワメジャー シンボリクリスエス
2 4 リバティハイツ 牝3 54kg 1.32.8 キングカメハメハ Dubawi
3 3 デンコウアンジュ 牝5 55kg 1.32.8 メイショウサムソン マリエンバード
2017 1 4 ミスパンテール 牝3 53kg 1.34.2 ダイワメジャー シンボリクリスエス
2 4 フロンテアクイーン 牝4 53kg 1.34.2 メイショウサムソン サンデーサイレンス
3 7 デンコウアンジュ 牝4 55kg 1.34.2 メイショウサムソン マリエンバード
2016 1 5 マジックタイム 牝5 56kg 1.33.6 ハーツクライ ブライアンズタイム
2 7 レッツゴードンキ 牝4 56.5kg 1.33.8 キングカメハメハ マーベラスサンデー
3 1 カフェブリリアント 牝6 55kg 1.33.8 ブライアンズタイム Caerleon
2015 1 8 シングウィズジョイ 牝3 53kg 11.35.7 マンハッタンカフェ シンボリクリスエス
2 5 ダンスアミーガ 牝4 53kg 1.35.9 サクラバクシンオー エルコンドルパサー
3 7 オツウ 牝5 52kg 1.35.9 ハーツクライ トウカイテイオー
2014 1 4 ミナレット 牝4 50kg 1.33.7 スズカマンボ ウォーニング
2 3 マーブルカテドラル 牝3 53kg 1.33.7 ダイワメジャー エリシオ
3 2 メイショウズザンナ 牝5 53kg 1.33.9 アグネスデジタル サンデーサイレンス
2013 1 4 レイカーラ 牝4 53kg 1.33.6 キングカメハメハ Caerleon
2 3 ノボリディアーナ 牝3 53kg 1.33.6 フレンチデピュティ サンデーサイレンス
3 6 ミッドサマーフェア 牝4 55kg 1.33.7 タニノギムレット Kingmambo
2012 1 1 サウンドオブハート 牝3 55kg 1.33.4 アグネスタキオン Caerleon
2 8 オメガハーランド 牝3 54kg 1.33.6 アグネスタキオン エルコンドルパサー
3 4 アミカブルナンバー 牝3 51kg 1.33.6 ダイワメジャー Silver Deputy
2011 1 8 マイネルプリンセス 牝5 51kg 1.33.6 稍重 アグネスデジタル トニービン
2 5 ギンザボナンザ 牝4 53kg 1.33.7 ゼンノロブロイ トニービン
3 1 エオリアンハーブ 牝5 54kg 1.33.7 キングカメハメハ サンデーサイレンス

ターコイズステークス入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2020 1 1 スマイルカナ L 1 2
2 3 アンドラステ 京成杯オータムハンデ 1 10
3 9 フェアリーポルカ 府中牝馬S 3 8
2019 1 3 コントラチェック 秋華賞 5 15
2 2 エスポワール 3勝クラス 2 1
3 1 シゲルピンクダイヤ 秋華賞 10 3
2018 1 5 ミスパンテール エリザベス女王杯 10 12
2 10 リバティハイツ OP 2 3
3 13 デンコウアンジュ OP 9 9
2017 1 5 ミスパンテール 1600万下 4 1
2 3 フロンテアクイーン 1600万下 1 2
3 7 デンコウアンジュ エリザベス女王杯 13 13
2016 1 1 マジックタイム マイルCS 8 8
2 6 レッツゴードンキ JCBレディスクラシック 4 2
3 3 カフェブリリアント 府中牝馬S 6 6
2015 1 11 シングウィズジョイ 秋華賞 15 10
2 16 ダンスアミーガ OP 16 16
3 15 オツウ OP 12 15
2014 1 9 ミナレット 1600万下 9 14
2 3 マーブルカテドラル 秋華賞 8 16
3 6 メイショウズザンナ OP 14 14
2013 1 2 レイカーラ 1600万下 2 2
2 3 ノボリディアーナ 秋華賞 10 14
3 6 ミッドサマーフェア エリザベス女王杯 15 11
2012 1 1 サウンドオブハート 桜花賞 5 4
2 16 オメガハーランド 秋華賞 17 14
3 2 アミカブルナンバー 1000万下 1 1
2011 1 14 マイネルプリンセス 1600万下 8 8
2 4 ギンザボナンザ 1600万下 5 10
3 8 エオリアンハーブ 府中牝馬S 8 6

ターコイズステークスと馬券の傾向

過去10年の集計より。2015年以前はオープンクラスとして同距離同条件で開催されています。

人気と馬券

1番人気 3勝2着0回3着1回、連対率3割、複勝率4割

2番人気 1勝2着0回3着1回、連対率1割、複勝率2割

3番人気 1勝2着4回3着1回、連対率5割、複勝率6割

1番人気は3勝も連対率も3割、複勝率4割と人気の割にそれほど信用が置けません。2番人気に至っては連対率1割、複勝率2割とほぼ充てにならず。一方で3番人気は連対率5割、複勝率6割なので連軸で妙味

2桁人気が馬券に絡んだ年は4回で、全て馬連で馬券に絡んでいます。その内2回は2桁人気が複数頭馬券に絡んでおり、中1回は1~3着まで2桁人気でしかもケツから1、2番目が2、3着に入っています。

馬連1~3番人気決着が3回ありますが、基本的馬券は大荒れ気味有力馬は休養に入る上、牝馬は体質的に冬に脂肪が付きやすく体調管理が難しい傾向。しかもハンデキャップ戦が難解さに輪を掛けます。そのため上位人気から1頭選び連軸に、8番人気以下で総流しすると高確率で馬連万馬券が取れるレースです。

前走と馬券

前走G1挑戦組と格下条件からの挑戦組とに二分され、評価が難しいレース。

秋華賞        2勝2着3回3着1回

エリザベス女王杯   1勝2着0回3着2回

他G1         2勝2着1回3着0回

府中牝馬ステークス 0勝2着1回3着2回

その他重賞     0勝2着2回3着0回

OP・L         1勝2着2回3着3回

下級条件        4勝2着3回3着1回

前走G1など上級条件の重賞からと、オープンや3勝クラスからの格上挑戦組とで成績はほぼ拮抗。馬連で考えると秋華賞組からピックアップすると馬券が取りやすい感じです。また条件戦からの挑戦なら東京1600mで行われるユートピアステークス組が多く馬券に絡みます。

前走の成績や人気はほとんど関連がなく、むしろ前走惨敗馬が軽くなるハンデを見越して出走してくるため、格上挑戦組も2桁着順の馬が多数巻き返してきます。基本的に調教や当日の馬の調子を重視して選ぶレースです。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   16頭

ミスタープロスペクター系   7頭

ノーザンダンサー系      4頭

ロベルト系          2頭

その他            1頭

日本の主流血統であるサンデーサイレンス系の種牡馬を父に持つ馬が16頭、全体の半数を占めますが、他の牝馬限定戦やマイル戦に比べやや低い傾向

サンデーサイレンス系で複数頭馬券になっている種牡馬はダイワメジャー5頭、ディープインパクト、オルフェーヴル、ハーツクライ、アグネスタキオンが各2頭。ディープインパクト以外はパワーに秀でた種牡馬がほとんど

次いでミスタープロスペクター系が7頭、全体の23.3%。中5頭がキングカメハメハの血を持ち、残り2頭はアグネスデジタルノーザンダンサー系は4頭中3頭はメイショウサムソン種牡馬には偏りがあります。

性齢と馬券

3歳   5勝2着5回3着2回、占有率40.0%

4歳   3勝2着5回3着3回、占有率36.7%

5歳   2勝2着0回3着4回、占有率20.0%

6歳   0勝2着0回3着1回、占有率3.3%

7歳以上 0勝2着0回3着0回、占有率0.%

3、4歳馬中心。基本的に馬齢が若いほど成績が良く、馬券になるのは5歳まで。6歳は1頭3着があるのみで、7歳馬は馬券に絡んでいません。3歳馬で馬券に絡んだ馬の6割は前走G1組です。

また馬券になった5歳馬は1頭を除き全て前走オープンや条件戦からの格上挑戦組。クラブ所有馬は慣例で来春に引退するため、渾身の仕上げで臨んで来ると考えられます。

ハンデと馬券

52kg以下    2勝2着0回3着2回、占有率13.4%

53~54kg台   5勝2着8回3着3回、占有率53.3%

55~56kg台   3勝2着2回3着5回、占有率33.3%

57kg以上    0勝2着0回3着0回、占有率0%

馬齢の負担重量に近い53~54kg台が全体の5割強と最多。軽ハンデ馬より実力を認められた重ハンデ馬の方が馬券になっています。前走大敗組が多数出走登録するため、実際に各馬のハンデ差による能力差が出にくい傾向です。

ターコイズステークスのレース及びコースの攻略法

ターコイズステークスはコーナーを3つ回る中山芝外回り1600m Aコースを使用。スタートは1600m専用の引き込み線から。スタートから最初のコーナーまでの直線が283mと短く先行争いは激化。さらに最初のコーナーが直角に近いため外枠が圧倒的に不利です。

最初のコーナーを回ると第3コーナーまで緩やかな下り坂が続き、加速が付けやすい構造。外回りの第3コーナーは径が緩やかで加速を付けたまま回れます。第4コーナーを回るとゴール前直線は310mと短く、さらに中山名物高低差2.2mの急坂が待ち受けます。

開幕から5日目で、冬開催のため芝の回復が悪く思いの外時計が掛かってきます。基本的に逃げ、先行が有利で、過去10年で3回逃げ馬が馬券に絡んでいます。また馬券に絡んだ馬の60%が4コーナーを回った時点で5番手以内

一方で、荒れた馬場を見越して後方待機でスタミナ温存し、直線で爆発さる馬も2、3着手で馬券に絡みやすく30頭中8頭が4コーナーを回った時点で10番手低下です。

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