【2022年度版】シンザン記念入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

シンザン記念入賞馬と前走の人気・着順一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2021 1 7 ピクシーナイト 牡3 56kg 1.33.3 モーリス キングヘイロー
2 2 ルークズネスト 牡3 56kg 1.33.5 モーリス ディープインパクト
3 6 バスラットレオン 牡3 56kg 1.33.7 キズナ New Approach
2020 1 1 サンクテュエール 牝3 54kg 1.35.9 ディープインパクト Canadian Frontier
2 6 プリンスリターン 牡3 56kg 1.35.9 ストロングリターン マンハッタンカフェ
3 3 コルテジア 牡3 56kg 1.36.6 シンボリクリスエス ジャングルポケット
2019 1 2 ヴァルディゼール 牡3 56kg 1.35.7 ロードカナロア ハーツクライ
2 1 マイネルフラップ 牡3 56kg 1.35.7 ヴィクトワールピサ ロージズインメイ
3 7 ミッキーブリランテ 牡3 56kg 1.35.9 ディープインパクト Dansili
2018 1 3 アーモンドアイ 牝3 54kg 1.37.1 稍重 ロードカナロア サンデーサイレンス
2 6 ツヅミモン 牝3 54kg 1.37.4 ストロングリターン ダンスインザダーク
3 8 カシアス 牡3 57kg 1.37.4 キンシャサノキセキ ディラントーマス
2017 1 5 キョウヘイ 牡3 56kg 1.37.6 リーチザクラウン ダンスインザダーク
2 8 タイセイスターリー 牡3 56kg 1.37.8 マンハッタンカフェ ロックオブジブラルタル
3 3 ペルシアンナイト 牡3 56kg 1.37.8 ハービンジャー サンデーサイレンス
2016 1 3 ロジクライ 牡3 56kg 1.34.1 ハーツクライ Machiavellian
2 4 ジュエラー 牝3 54kg 1.34.1 ヴィクトワールピサ Pistolet Bleu
3 7 シゲルコギリザメ 牡3 56kg 1.34.2 スーパーホーネット タイキブリザード
2015 1 7 グランチャーレ 牡3 56kg 1.34.8 スクリーンヒーロー ディアブロ
2 8 ロードフェリーチェ 牡3 56kg 1.34.8 ハービンジャー サンデーサイレンス
3 8 ナヴィロン 牡3 56kg 1.34.8 ハーツクライ ラストタイクーン
2014 1 8 ミッキーアイル 牡3 56kg 1.33.8 ディープインパクト ロックオブジブラルタル
2 1 ウインフルブルーム 牡3 56kg 1.33.9 スペシャルウィーク サクラユタカオー
3 2 タガノグランバ 牡3 56kg 1.34.5 キングカメハメハ スペシャルウィーク
2013 1 1 エーシントップ 牡3 57kg 1.34.3 Tale of the Cat Unbridled’s Song
2 6 ヘミングウェイ 牡3 56kg 1.34.3 ネオユニヴァース Machiavellian
3 3 タマモベストプレイ 牡3 56kg 1.34.5 フジキセキ ノーザンテースト
2012 1 4 ジェンティルドンナ 牝3 54kg 1.34.3 ディープインパクト Bertolini
2 2 マイネルアトラクト 牡3 56kg 1.34.5 アドマイヤマックス トウカイテイオー
3 4 プレミアムブルー 牡3 56kg 1.34.7 サムライハート タニノギムレット

シンザン記念入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2021 1 4 ピクシーナイト 1勝クラス 1 3
2 8 ルークズネスト 未勝利 5 1
3 2 バスラットレオン 朝日杯FS 8 4
2020 1 3 サンクテュエール アルテミスS 2 2
2 5 プリンスリターン 朝日杯FS 15 5
3 9 コルテジア デイリー杯2歳S 9 8
2019 1 4 ヴァルディゼール 新馬(中8週) 1 1
2 10 マイネルフラップ 500万下 11 1
3 2 ミッキーブリランテ 未勝利 1 1
2018 1 1 アーモンドアイ 未勝利 1 1
2 7 ツヅミモン 新馬(中4週) 1 1
3 4 カシアス 朝日杯FS 10 7
2017 1 8 キョウヘイ 500万下 12 2
2 4 タイセイスターリー デイリー杯2歳S 1 8
3 1 ペルシアンナイト 500万下 1 1
2016 1 8 ロジクライ 500万下 1 4
2 2 ジュエラー 新馬(中6週) 2 1
3 11 シゲルコギリザメ 500万下 7 1
2015 1 2 グランチャーレ 東京スポーツ杯2歳S 7 7
2 9 ロードフェリーチェ 500万下 6 5
3 3 ナヴィロン 朝日杯FS 5 11
2014 1 1 ミッキーアイル 500万下 1 1
2 2 ウインフルブルーム 朝日杯FS 5 3
3 5 タガノグランバ ラジオNIKKEI杯 10 5
2013 1 1 エーシントップ 朝日杯FS 2 8
2 9 ヘミングウェイ 未勝利 1 1
3 3 タマモベストプレイ 500万下 2 1
2012 1 2 ジェンティルドンナ 未勝利 1 1
2 9 マイネルアトラクト 500万下 8 4
3 11 プレミアムブルー 500万下 11 3

シンザン記念と馬券の傾向

過去10年の集計より。2021年は中京開催。

人気と馬券

1番人気 3勝2着0回3着1回、連対率3割、複勝率4割

2番人気 2勝2着2回3着2回、連対率4割、複勝率6割

3番人気 1勝2着0回3着1回、連対率1割、複勝率2割

1番人気は3勝も連対率3割、複勝率4割と馬券的にあてにできません。2番人気は連対率4割、複勝率6割なので、1番人気が前走の成績で過大評価されていること分かります。3番人気は連対率1割、複勝率2割と低調。

ただし、馬連で1~3番人気まで馬連で絡まなかった年は2年だけ。連軸は1~3番人気の中から選ぶことになります。シンザン記念はどちらというと紐荒れの傾向にあり、対抗が6~10番人気だった年が8回もあります。若駒の競走なので実力の判断が難しく、薄く流すのが正解。

前走と馬券

朝日杯FS     1勝2着2回3着3回、占有率20.0%

2歳重賞     2勝2着1回3着2回、占有率16.7%

1勝クラス    4勝2着3回3着4回、占有率36.7%

新馬・未勝利 3勝2着4回3着1回、占有率26.6%

前走がG1の朝日杯フューチュリティステークスや2歳重賞を経験していると強いイメージがありますが、実際はまだ手薄なメンバーで賞金を稼いでおきたい、或いは早熟なので早めにレースを使っておきたいといった厩舎側の思惑があり、実はあまり充てにできません。

クラッシックを狙う馬は年明けからの重賞を狙う馬が増えてくるので、1勝クラスや新馬戦から着実にシンザン記念を狙ってきた馬が馬券になっています。なお1勝クラスなら千両賞をステップにしてきた馬が多く馬券に絡みます。

血統と馬券

サンデーサイレンス系     17頭

ロベルト系         6頭

ノーザンダンサー系     4頭

ミスタープロスペクター系  3頭

京都平坦のマイル戦なのでスピードを活かしやすく、サンデーサイレンス系種牡馬を父に持つ馬が30頭中17頭、全体の6割以上を占めます。また母の父まで含めると25頭、全体の83.3%を占めます。

サンデーサイレンス系種牡馬を父に持つ馬の内、5頭がディープインパクト系で、また複数頭馬券に絡んでいるサンデーサイレンス系種牡馬はヴィクトワールピサ、ハーツクライが共に2頭、スペシャルウィーク系が2頭と、現役時代はクラシックディスタンスを得意としていた種牡馬の活躍が目立ちます

次に多いのがロベルト系で6頭、全体の20%。ただし、ここ6年で見ると5頭と固め打ちしており、全体の1/3%を占めます。ディープインパクト産駒が少ない本年度からはロベルト系が狙いか。

一方でミスタープロスペクター系は非常に低く3頭、全体の10%に過ぎません。こちらはロードカナロア産駒が2頭で、母の父がサンデーサイレンス系。サンデーサイレンス系種牡馬を母に持つ馬なら、全てその父は2000m以上で実績のある馬です。

性齢と馬券

牡・騙馬 7勝2着8回3着10回、占有率83.3%

牝馬   3勝2着2回3着0回、占有率16.7%

基本的に牡馬が強いレース。ただし、シンザン記念で馬券に絡んだ牝馬6頭中3頭が後にG1馬に輝いているので、ここで勝ち負けする牝馬なら後々まで追っていきましょう。

1着、アーモンドアイ・ジェンティルドナ/牝馬3冠

2着、ジュエラー/オークス

シンザン記念のレース及びコースの攻略法

2022年のシンザン記念は左回りでコーナーを3つ回る中京芝1600mのコースを使用。スタートは1600m用の引き込み線から。スタートから最初のコーナーまで199mと極端に短く、テンが早くない馬はここで置いて行かれます。そのため先行争いは熾烈。

最初のコーナーを過ぎるとバックストレッチは409mと長くスピードが出しやすいコース。緩やかな上り坂が続きますが、レースにあまり影響しません。第3コーナーから第4コーナーに掛けて高低差3.5mの長い下り坂が続くので、ここで一気にペースが速くなります。

最後の直線は412.5mと非常に長く、ゴール手前約300mの所に高低差2mの急坂が待ち受けます。スタート直後にスピードを出し過ぎた馬はここで失速します。

そのため基本的に差し、追い込み馬が有利。また高低差があるため実際よりスタミナが必要です。例年なら京都開催なので軽い馬場で実績のある競走馬や血統を狙うべきですが、中京競馬場に変わった今回はスタミナを加味して選ぶ必要があります。

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