【2022年度版】京都牝馬ステークス入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見る京都牝馬ステークスの入賞馬

京都牝馬ステークスの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2021 1 2 イベリス 牝5 54kg 1.20.0 ロードカナロア ボストンハーバー
2 8 ギルデッドミラー 牝4 54kg 1.20.3 オルフェーヴル Tiznow
3 7 ブランソワール 牝5 54kg 1.20.3 ロードカナロア シングスピール
2020 1 8 サウンドキアラ 牝5 55kg 1.23.2 ディープインパクト アスネスデジタル
2 5 プールヴィル 牝4 55kg 1.23.4 Le Havre Kendargent
3 3 メイショウグロッケ 牝6 54kg 1.23.6 メイショウサムソン マンハッタンカフェ
2019 1 5 デアレガーロ 牝5 54kg 1.21.0 マンハッタンカフェ Souvenir Copy
2 7 リナーテ 牝4 54kg 1.21.1 ステイゴールド Orpen
3 7 アマルフィコート 牝4 53kg 1.21.1 ダイワメジャー High Chaparral
2018 1 6 ミスパンテール 牝4 55kg 1.23.0 ダイワメジャー シンボリクリスエス
2 7 テアレガーロ 牝4 54kg 1.23.1 マンハッタンカフェ Souvenir Copy
3 8 エスティタート 牝5 53kg 1.23.1 ドリームジャーニー トニービン
2017 1 5 レッツゴードンキ 牝5 55kg 1.22.5 稍重 キングカメハメハ マーベラスサンデー
2 7 ワンスインナムーン 牝4 54kg 1.22.8 アドマイヤムーン ヘクタープロテクター
3 3 スナッチマインド 牝6 54kg 1.22.8 ディープインパクト Cat Thief
2016 1 7 クイーンズリング 牝4 56kg 1.22.9 マンハッタンカフェ Anabaa
2 5 マジックタイム 牝5 54kg 1.22.9 ハーツクライ ブライアンズタイム
3 6 ウインプリメーラ 牝6 55kg 1.23.1 ステイゴールド フォーティナイナー
2015 1 7 ケイアイエレガント 牝6 56kg 1.33.9 キングカメハメハ A.P. Indy
2 6 ゴールデンナンバー 牝6 54kg 1.33.9 ダイワメジャー Selkirk
3 1 パワースポット 牝7 54kg 1.34.0 スズカマンボ パラダイスクリーク
2014 1 7 ウリウリ 牝4 52kg 1.33.0 ディープインパクト フレンチデピュティ
2 2 ドナウブルー 牝6 56kg 1.33.1 ディープインパクト Bertolini
3 5 ノーブルジュエリー 牝6 54kg 1.33.3 Smarty Jones Monsun
2013 1 3 ハナズゴール 牝4 54kg 1.34.3 オレハマッテルゼ シャンハイ
2 5 エーシンメンフィス 牝5 55kg 1.34.7 Medaglia d’Oro Pine Bluff
3 6 ベストクルーズ 牝6 53kg 1.34.7 クロフネ サンデーサイレンス
2012 1 2 ドナウブルー 牝4 52kg 1.33.8 ディープインパクト Bertolini
2 2 ショウリュウムーン 牝5 54kg 1.34.0 キングカメハメハ ダンスインザダーク
3 6 アスカトップレディ 牝5 54kg 1.34.0 アドマイヤボス シャーディー

京都牝馬ステークス入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2021 1 3 イベリス 阪神カップ 9 6
2 5 ギルデッドミラー L 3 14
3 9 ブランソワール L 9 5
2020 1 1 サウンドキアラ 京都金杯 3 1
2 6 プールヴィル L 3 2
3 13 メイショウグロッケ ターコイズS 9 5
2019 1 9 デアレガーロ スワンS 5 6
2 7 リナーテ ターコイズS 9 7
3 13 アマルフィコート 1600万下 3 8
2018 1 1 ミスパンテール ターコイズS 5 1
2 4 テアレガーロ 1600万下 5 1
3 5 エスティタート 1600万下 8 2
2017 1 1 レッツゴードンキ ターコイズS 6 2
2 7 ワンスインナムーン 1600万下 1 1
3 5 スナッチマインド 1600万下 3 1
2016 1 1 クイーンズリング エリザベス女王杯 5 8
2 6 マジックタイム 1600万下 1 1
3 3 ウインプリメーラ 京都金杯 3 1
2015 1 9 ケイアイエレガント 京都金杯 17 13
2 15 ゴールデンナンバー 京成杯オータムH  
3 8 パワースポット 愛知杯 14 5
2014 1 2 ウリウリ 1000万下 1 1
2 1 ドナウブルー マイルCS 10 5
3 5 ノーブルジュエリー 1600万下 5 3
2013 1 1 ハナズゴール OP 2 1
2 2 エーシンメンフィス 愛知杯 7 1
3 10 ベストクルーズ 1600万下 9 3
2012 1 2 ドナウブルー 1000万下 1 1
2 1 ショウリュウムーン 京都金杯 4 4
3 3 アスカトップレディ 京都金杯 10 3

京都牝馬ステークスと馬券の傾向

過去10年の集計より。2021年は阪神開催。

人気と馬券

1番人気 5勝2着2回3着0回、連対率7割、複勝率7割

2番人気 2勝2着1回3着0回、連対率3割、複勝率3割

3番人気 0勝2着0回3着3回、連対率0割、複勝率3割

1番人気は5勝、連対率・複勝率共に7割と牝馬限定戦にも拘わらず信頼度抜群。別定戦で平坦京都開催なので紛れが少ないのが原因。1番人気の馬は前走重賞で好走した馬がほとんどで、確勝を期して仕上げ来るから考えられます。ただし、阪神開催の昨年は1番人気が馬券外に沈んでいます。

一方で2番人気は2勝も、連対率・複勝率共に3割と1番人気に比べるとかなり見劣。2番人気の馬は2勝クラスからの格上挑戦してきた4歳馬のディープインパクト産駒で、こちらは遅れてきた素質馬。もう1頭は前走重賞を勝ってきているので、単純に1番人気の比較で2番人気の馬なら消し。

3番人気に至っては連対が無く、複勝率3割とあてにできません。

過去10年で2桁人気が馬券に絡んだ年は4回、その内馬連は1回。1番人気が7連対しているように馬連自体は例年比較的堅めで、1番人気が馬券に絡んだ年は対抗も6番人気以内。1、2番人気同士で決まった年も2回あります。

ただし、1番人気が馬券に絡まなかった年が3回り、いずれも大荒れ。中2回は3着まで8番人気以下で、中1頭が2桁人気。1番人気が強力でない場合は、基本的にどんぐりの比べなので荒れると考えた方が良いレースです。

前走と馬券

G1         1勝2着1回3着0回

京都金杯     2勝2着1回3着1回

愛知杯      0勝2着1回3着1回

ターコイズS    1勝2着1回3着0回

その他重賞    2勝2着1回3着0回

OP・L      1勝2着2回3着1回

条件クラス     2勝2着2回3着5回

前走重賞を経験し、尚且つマイル戦だった馬が強いレース。前走の重賞の格は関係なく、1400~1600mで走った馬が好成績を挙げています。また前走条件戦クラスはよほどの素質馬でなければ勝ち負けは難しいものの、人気薄で3着に食い込んでくるので3連単や3連複では狙い目

血統と馬券

サンデーサイレンス系     19頭

ミスタープロスペクター系   7頭

ノーザンダンサー系      3頭

その他            1頭

距離が1400m、尚且つ直線が平坦とスピード能力が活かしやすいコースなのでサンデーサイレンス系の種牡馬を父に持つ馬が強く30頭中19頭、全体の約2/3を占めます。

その中でもディープインパクト、ダイワメジャー、マンハッタンカフェが複数頭馬になっており、さらにオレハマッテルゼなど現役時代短距離重賞路線で活躍した種牡馬も馬券になっているので瞬発力よりスピード寄りの種牡馬が活躍します。

他の系統ではミスタープロスペクター系が7頭で全体の23.3%、中5頭がキングカメハメハ系

性齢と馬券

4歳   5勝2着5回3着1回、占有率36.7%

5歳   4勝2着3回3着3回、占有率33.3%

6歳   1勝2着2回3着5回、占有率16.7%

7歳以上 0勝2着0回3着1回、占有率3.3%

4歳馬が中心で、5勝2着5回と馬連では全体の半数を占めます。また年齢により成績が下がることが如実に分かるレースで、3着は6歳馬が最多。7歳の高齢馬は3着1回が最高。5,6歳で連対している馬前走重賞を使っています

一方で3着になっている6歳馬は前走条件だった馬が5頭中3頭。牝馬は冬脂肪が付きやすく管理が難しいのですが、高齢馬は馬体の変動が少なくなっているので調子が良さそうな6歳馬がいれば3着付けが正解か。

京都牝馬ステークスのレース及びコースの攻略法

2022年の京都牝馬ステークスはコーナーを2つ回る阪神芝内回り1400mのコースを使用。スタートはスタンド向こう側の引き込み線から。

スタートから最初のコーナーまで458mありポジション争いはスムーズ。また直線が長く平坦なのでスタートダッシュが付けやすいコースです。

阪神内回りは第3コーナー少し手前から長く緩やかな下り坂が続き、テンからスピードが出しやすく前半の時計も比較的早め。ただし、第4コーナーはほぼ直角に近いため、スピードを出し過ぎると外に振られコースロスが生じます。

最後の直線は359mとやや短め。さらにゴール手前1ハロンに高低差1.9mの急坂が待ち受けます。基本的に逃げ、先行馬が有利なコースですが、坂を上り切るにはパワーも必要。スピードとパワーを兼ね備えた馬が台頭します。

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