【2024年度版】フラワーカップ入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るフラワーカップの入賞馬

フラワーカップの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 母の父
2023 1 2 エミュー 牝3 54kg 1.53.2 ハービンジャー ハーツクライ
2 8 ヒップホップソウル 牝3 54kg 1.53.3 キタサンブラック ファルブラヴ
3 3 バルクリチュード 牝3 54kg 1.53.5 Gun Runner Global Hunter
2022 1 1 スタニングローズ 牝3 54kg 1.48.5 キングカメハメハ クロフネ
2 5 ニシノラブウインク 牝3 54kg 1.48.6 エピファネイア アグネスタキオン
3 3 シンティレーション 牝3 54kg 1.48.9 ロードカナロア アグネスタキオン
2021 1 2 ホウオウイクセル 牝3 54kg 1.49.2 ルーラーシップ スペシャルウィーク
2 4 エンスージアズム 牝3 54kg 1.49.4 ディープインパクト Storm Cat
3 7 ユーバーレーベン 牝3 54kg 1.49.4 ゴールドシップ ロージズインメイ
2020 1 8 アブレイズ 牝3 54kg 1.48.2 キズナ ジャンブルポケット
2 8 レッドルレーヴ 牝3 54kg 1.48.3 キングカメハメハ ディープインパクト
3 7 シーズンズギフト 牝3 54kg 1.48.6 エピファネイア ゼンノロブロイ
2019 1 4 コントラチェック 牝3 54kg 1.47.4 ディープインパクト Halling
2 5 エールヴォア 牝3 54kg 1.47.8 ヴィクトワールピサ ワイルドラッシュ
3 7 ランブリングアレー 牝3 54kg 1.47.8 ディープインパクト シンボリクリスエス
2018 1 7 カンタービレ 牝3 54kg 1.49.2 ディープインパクト Galileo
2 6 トーセンブレス 牝3 54kg 1.49.2 ディープインパクト ファルブラヴ
3 3 ノームコア 牝3 54kg 1.49.5 ハービンジャー クロフネ
2017 1 8 ファンディーナ 牝3 54kg 1.48.7 ディープインパクト Pivotal
2 5 シーズララバイ 牝3 54kg 1.49.5 ファルブラヴ ハーツクライ
3 6 ドロウアカード 牝3 54kg 1.49.5 ダイワメジャー ジャンブルポケット
2016 1 5 エンジェルフェイス 牝3 54kg 1.49.3 キングカメハメハ Tejano Run
2 2 ゲッカコウ 牝3 54kg 1.49.5 ロージズインメイ シンボリクリスエス
3 5 ウインクルサルーテ 牝3 54kg 1.49.5 ハービンジャー サンデーサイレンス
2015 1 1 アルビアーノ 牝3 54kg 1.49.4 Harlan’s Holiday Unbridled
2 3 アースライズ 牝3 54kg 1.49.6 マンハッタンカフェ Cape Cross
3 6 デジアマイダーリン 牝3 54kg 1.49.6 ハーツクライ Kingmambo
2014 1 4 バウンスシャッセ 牝3 54kg 1.51.3 ゼンノロブロイ Halling
2 5 マイネグレヴィル 牝3 54kg 1.51.6 ブライアンズタイム スペシャルウィーク
2 7 パシフィックギャル 牝3 54kg 1.51.6 ゼンノロブロイ Petionville

フラワーカップ入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2023 1 2 エミュー 1勝クラス 4 1
2 8 ヒップホップソウル フェアリーS 1 11
3 3 バルクリチュード L 7 4
2022 1 2 スタニングローズ 1勝クラス 1 1
2 9 ニシノラブウインク フェアリーS 6 7
3 1 シンティレーション 1勝クラス 2 1
2021 1 5 ホウオウイクセル フェアリーS 8 2
2 2 エンスージアズム 1勝クラス 3 1
3 1 ユーバーレーベン 阪神JF 6 3
2020 1 12 アブレイズ 新馬(中7週) 6 1
2 4 レッドルレーヴ 未勝利(中9週) 1 1
3 1 シーズンズギフト 1勝クラス 1 1
2019 1 2 コントラチェック 500万下 1 1
2 1 エールヴォア 500万下 1 1
3 5 ランブリングアレー 500万下 3 2
2018 1 2 カンタービレ 未勝利(中7週) 1 1
2 3 トーセンブレス 阪神JF 7 4
3 4 ノームコア 500万下 1 1
2017 1 1 ファンディーナ 500万下 1 1
2 8 シーズララバイ 500万下 9 6
3 7 ドロウアカード 500万下 8 3
2016 1 1 エンジェルフェイス 未勝利 1 1
2 2 ゲッカコウ 500万下 5 1
3 14 ウインクルサルーテ 500万下 5 7
2015 1 1 アルビアーノ 500万下 2 1
2 12 アースライズ 未勝利(中4カ月) 6 1
3 2 デジアマイダーリン 500万下 4 1
2014 1 3 バウンスシャッセ 500万下 8 1
2 4 マイネグレヴィル 京成杯 13 5
2 6 パシフィックギャル アルテミスS 6 2

フラワーカップと馬券の傾向

過去10年の集計より。

人気と馬券

1番人気 3勝2着1回3着3回、連対率4割、複勝率7割

2番人気 3勝2着2回3着1回、連対率5割、複勝率6割

3番人気 1勝2着1回3着1回、連対率2割、複勝率3割

1人気は連対率4割、2番人気は共に連対率5割。複勝率もそれぞれ7割、6割と牝馬限定戦の割に上位陣が信頼できるレース。一方で3番人気は連対率2割・複勝率3割なので信頼できません

過去10年で2桁人気が馬券に絡んだ年は4回、中2回が馬連でのもの。それ以外の年は馬連で1~3番人気同士で決まった年が3回。馬連で1~3番人気が1頭も絡まなかった年は1回だけ。2桁人気が馬連で馬券に絡んだ年以外の紐は、一昨年を除き8番人気以内で決着。

同時期の3歳牝馬限定レースの中では、比較的堅いレースです。

前走と馬券

重賞        1勝2着4回3着2回

OP・L・1勝クラス 6勝2着4回3着10回

新馬・未勝利    3勝2着2回3着0回

桜花賞へ向かう有力牝馬はトライアルレースを使うためメンバーは手薄。ローテーション的にきついものの勝てば本賞金で桜花賞へ出走できるため、出遅れた1勝クラスの素質馬が本気で仕上げてくるレース。そのため過去の重賞実績は関係ありません。

重賞を使っていない馬22頭中17頭が前走1着。他4頭も前走で掲示板に載っています。また23頭中17頭が前走5番人気以内です。一方で、馬券になった前走重賞組は1頭を除き前走1桁着順です。残り1頭は1番人気。牝馬なので当日の馬の調子を重視。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   15頭

ミスタープロスペクター系  6頭

ノーザンダンサー系     5頭

ロベルト系         3頭

他             1頭

基本的にサンデーサイレンス系種牡馬を父に持つ馬が強いレースで全体の半数を占めます。また15頭中6頭がディープインパクト系サンデーサイレンス系種牡馬ならであれば現役時代2000m以上で強い競馬をしていた馬がほとんど。

次いでミスタープロスペクター系6頭中5頭はキングカメハメハの系統。次いでノーザンダンサー系、ロベルト系が続くためスタミナ、粘り、パワーが必要なレースです。

フラワーカップのレース及びコースの攻略法

フラワーカップはコーナーを4つ回る中山芝内回り1800mAコースを使用。スタートはスタンド正面、ゴール前の急坂途中から。スタートから最初のコーナーまで204mと短く、先行馬はテンから飛ばさなければならずポジション争いは熾烈。ただし中山はコーナーがきついのですぐに流れは落ち着きます。

中山の内回りは1周1667m余り小さく、ホームストレッチも333mと短め。第2コーナーから向こう正面中盤まで急な下り坂が続き加速が付けやすいものの、スライド走法の馬には厳しく全体的にスピード自体は余り上がりません。

また中山は高低差5.3mあり実走距離よりスタミナが必要。この時期の3歳牝馬にはきついコース設定です。第4コーナーを回ると最後の直線は310mと短く、ゴール前に高低差2.2mの急坂が待ち受けます。開幕から既に7日が過ぎ内ラチはやや時計が掛かる状態。

逃げ、先行が有利で、特に芝の状態が良い所を選んで通れる1、2番手の馬に有利。実際に馬券に絡んだ30頭中19頭が第4コーナーを回った時点で5番手以内。逃げ馬3勝3着1回、2番手2勝2着2回3着1回と高い入着率を誇ります。

そのため牝馬のレースの割に走破時計や勝ち時計は遅く、平均の上がり時計は35秒台。スピードよりスタミナとパワーを重視。

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