2024年第74回GⅢ東京新聞杯予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2024年東京新聞杯の注目馬を分析!

東京新聞杯の特徴

GⅢ東京新聞杯は第1回東京開催4日目に行われる4歳以上芝1600mの別定戦です。負担重量は牡・騙馬57kg、牝馬55kg。過去の獲得本賞金により負担重量が加算され、3000万円を超過した馬は2000万円毎に1kg加算されます。

国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また外国調教馬は過去の重賞勝利実績で負担重量が加算され、2歳重賞を除きGⅠ勝利5kg増、GⅡ勝利3kg増、GⅢ勝利1kg増。

また地方交流競走に指定され、地方所属馬は認定馬のみ2頭まで登録できます。

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2024年東京新聞杯出走登表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 サクラトゥジュール ネオユニヴァース 牡7 R.キンング 谷岡牧場
堀宣行 (美浦) シンボリクリスエス 57kg さくらコマース
1 2 アスクコンナモンダ ダイワメジャー 牡5 横山武史 社台ファーム
中内田充 (栗東) Monsun 57kg 廣崎利洋HD
2 3 ドルチェモア ルーラーシップ 牡4 石橋脩 下河辺牧場
須貝尚介 (栗東) ディープインパクト 57kg スリーエイチレーシング
2 4 ルージュリナージュ スピルバーグ 牝5 横山和生 信岡牧場
宗像義忠 (美浦) ルーラーシップ 55kg 東京ホースレーシング
3 5 ウインカーネリアン スクリーンヒーロー 牡47 三浦皇成 コスモヴューファーム
鹿戸雄一 (美浦) マイネルラヴ 58kg ウイン
3 6 マスクトディーヴァ ルーラーシップ 牝4 岩田望来 社台ファーム
辻野泰之(栗東) ディープインパクト 56kg 社台レースホース
4 7 ジャズエィンカフェ エピファネイア 牡6 坂井瑠星 社台ファーム
安田翔伍 (栗東) ワークフォース 57kg 三木正浩
4 8 ホウオウビスケッツ マインドユアビスケッツ 牡4 岩田康誠 岡田スタッド
奥村武 (美浦) ルーラーシップ 57kg 小笹芳央
5 9 ウンブライル ロードカナロア 牝4 C.ルメール ノーザンファーム
木村哲也 (美浦) ファルブラヴ 55kg サンデーレーシング
5 10 ダノンタッチダウン ロードカナロア 牡4 北村友一 ノーザンファーム
安田隆行 (栗東) Dansili 57kg ダノックス
6 11 マテンロウスカイ モーリス 騙5 横山典弘 ノーザンファーム
松永幹夫 (栗東) スペシャルウィーク 57kg 寺田千代乃
6 12 コナコースト キタサンブラック 牝4 戸崎圭太 ノーザンファーム
清水久詞 (栗東) キングカメハメハ 55kg サンデーレーシング
7 13 トゥードジボン イスラボニータ 牡5 藤岡佑介 社台ファーム
四位洋文 (栗東) Yesbyjimminy 57kg 青山洋一
7 14 サウンドビバーチェ ドゥラメンテ 牝5 浜中俊 三嶋牧場
高柳大輔 (栗東) Johan Cruyff 56kg 増田雄一
8 15 フリームファクシ ルーラーシップ 牡4 菅原明良 ノーザンファーム
須貝尚介 (栗東) スペシャルウィーク 58kg 金子真人H
8 16 アヴェラーレ  ドゥラメンテ 牝6 R.キングスコート ノーザンファーム
木村哲也 (美浦) Harlan’s Holiday 56kg シルクレーシング

勝ち馬予想に役立つ!東京新聞杯の注目馬分析

マスクトディーヴァ

ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
エアグルーヴ トニービン
ダイナカール
マスクオフ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ビハインドザマスク ホワイトマズル
ヴアインゴールド

マスクトディーヴァは昨年のローズSの勝馬で、秋華賞の2着馬。これまで5戦3勝2着1回。前走秋華賞は圧倒的な1番人気のリバティアイランドを上回る上り33秒5を繰り出し、0.1秒まで詰め寄っています。

マスクトディーヴァの父はルーラーシップ。ディープインパクト産駒のマスクオフは芝マイルの1勝馬。祖母ビハインドザマスクは短距離重賞3勝を含む10勝馬。近親にダート重賞2勝のサンライズソニア。マスクトディーヴァは血統卯内にミスタープロスペクターの4×4の濃いクロスを持ちます。

5戦全てでメンバー中3番手以内と祖母のビハインドザマスクと同じ末脚勝負の馬。祖母は短めのマイラーなので距離短縮は好材料。ただし今回はハンデ56kgで、同世代より1kg増。馬体も440kg台なので前が飛ばすスタミナ勝負になった時は届かない可能性あり。連下で。

ジャスティンカフェ

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
カジノブギ ワークフォース キングズベスト
Soviet Moon
ギミーシェルター サンデーサイレンス
オークツリー

ジャスティンカフェは昨年のエプソムCの優勝馬。これまで17戦5勝2着5回3着2回前走マイルチャンピオンシップでは7番人気でしたが、優勝馬ナミュールとは0.1秒差の3着2着のソウルフラッシュとは首差に肉薄しています。

ジャスティンカフェの父はエピファネイア。ワークフォース産駒の母カジノブギは芝マイルの1勝馬。サンデーサイレンス直仔の祖母ギミーシェルターは芝マイル5勝。ジャスティンカフェは血統内にサンデーサイレンスの4×3,サドラーズウェルズの4×4の濃いクロスを持ちます。

17戦中15戦でメンバー中3番目の上りを繰り出し、末脚は堅実。また東京コースは4戦2勝2着1回で、昨年の毎日王冠以外4着以下無し。左回りの1600m戦も7戦3勝2着回3着1回と得意。昨年の東京新聞杯では1番人気で優勝馬から0.1秒差4着に好走しています。

今回は賞金を稼いでいるので他馬より1kg重い斤量58kg前走マイルチャンピオンシップで背負っているので斤量は問題ありません。また前走に比べればメンバーは手薄。ここは勝ち負け。

マテンロウスカイ

モーリス スクリーンヒーロー グラスワンダー
ランニングヒロイン
メジロフランシス カーネギー
メジロモントレー
レッドラヴィータ スペシャルウィーク サンデーサイレンス
キャンペンガール
ディクシージャズ トニービン
ディクシースプラッシュ

マテンロウスカイはこれまで15戦4勝2着4回3着4回。重賞は昨年のエプソムカップで優勝馬ジャスティンカフェから0.2秒差の3着。前走阪神芝1600mLクラスを3番人気で勝ち上がっています。

マテンロウスカイの父はモーリス。スペシャルウィーク産駒の母レッドラヴィータは芝マイルの3勝馬。母の半兄でアグネスタキオン産駒のレッドデイヴィスがシンザン記念を始めGⅢ3勝。祖母の半弟に菊花賞馬のデルタブルースがいます。

前走の勝ち時計は1分33秒。近3年の勝ち時計は1分33秒を切っているので、持ち時計不足。またオープン昇格後5戦目で勝利を収めたように、上のクラスのペースに慣れるまで時間がかかる馬か。今回は重賞経験馬が多数おり、時計勝負になる公算が大。見送り。

カルロヴェローチェ

シルバーステート ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シルヴァースカヤ Silver Hawk
Boubskaia
スサーナトウショウ ロックオブジブラルタル デインヒル
Offshore Boom
シーイズトウショウ サクラバクシンオー
ジェーントウショウ

カルロヴェローチェはこれまで5戦2勝2着1回昨年のファルコンSでは1番人気で優勝馬タマモブラックタイトハナ差2着。3着馬には0.5秒差を付けたため、次走のNHKマイルカップでは1番人気ただし本番は最高馬たちに飲み込まれ5着敗退。

カルロヴェローチェの父はディープインパクト産駒のシルバーステート。ロックオブジブラルタル産駒の母スサーナトウショウは短距離の未勝利馬。祖母シーズトウショウは短距離重賞5勝、桜花賞2着と短距離路線で活躍。

新馬戦は1800m戦で勝ち上がり、1勝クラスもマイル戦ですが、父がシルバーステートなので距離が持つ感じで、馬体が完成すれば本質的には短めのマイラーかNHKマイルカップ以来の出走なので、古馬一級戦のペースに付いて来られるかも疑問。見送り。

ウンブライル

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
ラルケット ファルブラヴ Fairy King
Gift of the Night 
アズサユミ サンデーサイレンス
ファーストクラス 

ウンブライルはこれまで6戦2勝2着2回。新馬、OPと連勝して臨んだ阪神ジュベナイルフィリーズでは3番人気15惨敗1番人気だったクイーンC6着敗退後に臨んだニュージーランドトロフィーとNHKマイルカップで連続2着しています。

ウンブライルの父はロードカナロアファルブラヴ産駒の母ラルケットはクイーンCの優勝馬。ウンブライルの全兄はマイルチャンピオンシップを制したステルヴィオ。

兄は秋初戦の中山記念でタイム差無3着。ただしその後は短距離路線にシフトし、2着2回も勝ち切れずに引退。基本的に一族は早熟傾向なので、ウンブライルも兄と同じ傾向か。またNHKマイルカップ以来の出走で、血統的に短距離馬なので息が持つか疑問見送り。

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