【2024年度版】富士ステークス入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見る富士ステークスの入賞馬

富士ステークスの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2023 1 5 ナミュール 牝4 54kg 1.31.4 ハービンジャー ダイワメジャー
2 7 レッドモンレーブ 牡4 57kg 1.31.6 ロードカナロア ディープインパクト
3 4 ソーヴァリアント 牡5 56kg 1.32.0 オルフェーヴル シンボリクリスエス
2022 1 5 セリフォス 牡3 54kg 1.32.0 ダイワメジャー Le Havre
2 7 ソウルフラッシュ 牡4 57kg 1.32.1 ルーラーシップ マンハッタンカフェ
3 7 ダノンスコーピオン 牡3 56kg 1.32.1 ロードカナロア Sligo Bay
2021 1 1 ソングライン 牝3 52kg 1.33.2 キズナ シンボリクリスエス
2 8 サトノウィザード 牡5 56kg 1.33.2 ロードカナロア アグネスタキオン
3 4 タイムトゥヘヴン 牡3 54kg 1.33.6 ロードカナロア アドマイヤベガ
2020 1 5 ヴァンギャルド 牡4 56kg 1.33.4 ディープインパクト Motivator
2 8 ラウダシオン 牡3 56kg 1.33.6 リアルインパクト Songandaprayer
3 7 ケイアイノーテック 牡5 57kg 1.33.8 ディープインパクト Smarty Jones
2019 1 8 ノームコア 牝4 56kg 1.33.0 稍重 ハービンジャー クロフネ
2 5 レイエンダ 牡4 57kg 1.33.1 キングカメハメハ シンボリクリスエス
3 1 レッドオルガ 牝5 54kg 1.33.1 ディープインパクト ダンシングブレーヴ
2018 1 4 ロジクライ 牡5 56kg 1.31.7 ハーツクライ Machiavellian
2 6 ワントゥワン 牝5 54kg 1.32.0 ディープインパクト ファルブラヴ
3 7 レッドアヴァンセ 牝5 54kg 1.32.0 ディープインパクト ダンシングブレーヴ
2017 1 4 エアスピネル 牡4 57kg 1.34.8 不良 キングカメハメハ サンデーサイレンス
2 8 イスラボニータ 牡6 58kg 1.35.1 フジキセキ Cozzene
3 7 クルーガー 牡5 57kg 1.35.2 キングカメハメハ ディクタット
2016 1 3 ヤングマンパワー 牡4 57kg 1.34.0 スニッツェル サンデーサイレンス
2 4 イスラボニータ 牡5 58kg 1.34.1 フジキセキ Cozzene
3 2 ダノンプラチナ 牡4 57kg 1.34.2 ディープインパクト Unbridled’s Song
2015 1 2 ダノンプラチナ 牡3 54kg 1.32.7 ディープインパクト Unbridled’s Song
2 6 サトノアラジン 牡4 56kg 1.32.7 ディープインパクト Storm Cat
3 7 ロゴタイプ 牡5 58kg 1.32.9 ローエングリン サンデーサイレンス
2014 1 8 ステファノス 牡3 54kg 1.33.2 ディープインパクト クロフネ
2 4 シャイニープリンス 牡4 56kg 1.33.2 キンングヘイロー リンドシェーバー
3 6 レッドアリオン 牡4 56kg 1.33.3 アグネスタキオン ダンシングブレーヴ

富士ステークス入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2023 1 1 ナミュール 安田記念 9 16
2 4 レッドモンレーブ 安田記念 10 6
3 6 ソーヴァリアント 札幌記念 4 3
2022 1 1 セリフォス 安田記念 5 4
2 3 ソウルフラッシュ 安田記念 6 13
3 2 ダノンスコーピオン NHKマイルカップ 4 1
2021 1 1 ソングライン 関屋記念 1 3
2 9 サトノウィザード OP 2 1
3 10 タイムトゥヘヴン セントライト記念 10 14
2020 1 5 ヴァンギャルド 安田記念 9 10
2 3 ラウダシオン NHKマイルカップ 9 1
3 6 ケイアイノーテック 中京記念 3 4
2019 1 2 ノームコア ヴィクトリアマイル 5 1
2 3 レイエンダ 新潟記念 1 10
3 4 レッドオルガ ヴィクトリアマイル 3 11
2018 1 2 ロジクライ 京成杯オータムH 2 3
2 3 ワントゥワン 京成杯オータムH 3 2
3 5 レッドアヴァンセ ヴィクトリアマイル 7 3
2017 1 1 エアスピネル 札幌記念 2 5
2 4 イスラボニータ 安田記念 1 8
3 11 クルーガー マイラーズカップ 8 10
2016 1 3 ヤングマンパワー 関屋記念 3 1
2 4 イスラボニータ 安田記念 4 5
3 2 ダノンプラチナ 京成杯オータムH 2 3
2015 1 4 ダノンプラチナ 皐月賞 5 11
2 1 サトノアラジン エプソムカップ 1 2
3 3 ロゴタイプ オールカマー 2 4
2014 1 2 ステファノス セントライト記念 5 4
2 12 シャイニープリンス 京成杯オータムH 10 6
3 5 レッドアリオン 1600万下 2 1

富士ステークスと馬券の傾向

過去10年の集計より。

人気と馬券

1番人気 4勝2着1回3着0回、連対率5割、複勝率5割

2番人気 3勝2着0回3着2回、連対率3割、複勝率5割

3番人気 1勝2着4回3着1回、連対率5割、複勝率6割

過去1~3人気で8勝と、基本的に上位人気が強いレース。1、2番人気は勝ち切るケースが多いものの、連対率は勝率とあまり変わらず、複勝率も5割程度なのできっちり仕上げているようなら頭から。3番人気は2着4回なのでやはり実力通り。

過去10年で1~3番人気全てが馬連で絡まなかった年は無く馬連は8回も5番人気以内で収まっているので基本的に堅めまたで2桁人気が馬券に絡んだ年は3回で、馬連では1回。2桁人気の優勝はないので、実力通りに収まるレースです。

前走と馬券

春マイルGⅠ    4勝2着5回3着3回、占有率40.0%

GⅡ        2勝2着0回2着3回、占有率16.7%

京成杯オータムH  1勝2着2回3着1回、占有率13.3%

その他重賞     3勝2着2回3着2回、占有率23.3%

OP・L・条件クラス 0勝2着1回3着1回、占有率6.7%

春のマイルGⅠからの出走馬の成績が良く4勝2着5回なので馬連では約半数を占めます。その中でも安田記念組が強く3勝2着4回他は前走東京春のGⅠやGⅡを使い、マイルチャンピオンシップへ叩き台にしている馬が多数。

前走GⅠ組は相手関係が楽なので、前走で惨敗していても馬券に絡んできます。また馬券に絡んだ馬は全て前走マイル以上のレースに出走。

以前は前走条件戦やOPクラスからも比較的多く馬券に絡んでいましたが、マイルチャンピオンシップのステップレースに指定後は1頭のみこの1頭も過去に重賞出走歴があり、重賞未経験の馬には厳しいレース。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   17頭

ミスタープロスペクター系   8頭

ノーザンダンサー系      5頭

サンデーサイレンス系種牡馬を父に持つ馬が30頭中17頭、全体の約6割を占めます。

その内複数頭馬券になっているのはディープインパクト系が10頭で最多で、全体から見ても1/3を占めます。如何にディープインパクト系が東京マイル戦を得意としているかが分かります。

次いでミスタープロスペクター系が7頭で全てキングカメハメハ系。中4頭がロードカナロア産駒です。

性齢と馬券

3歳   4勝2着1回3着2回、占有率23.3%

4歳   5勝2着5回3着2回、占有率40.0%

5歳   1勝2着3回3着6回、占有率33.3%

6歳   0勝2着1回3着0回、占有率3.4%

7歳以上 0勝2着0回3着0回、占有率0%

 

馬券の中心は4勝の4歳馬。馬連は4歳中心複勝なら5歳馬という構図が見て取れます。また3歳馬の場合、秋のクラッシク路線でマイル戦は無いので必然的に有力な3歳マイラーが富士ステークスからマイルチャンピオンシップを目指します。斤量面の優遇があるので、有力3歳馬なら買い。

一方、6歳以上は2着1回のみと高齢馬はかなり低調。スピードと瞬発力が要求されるため、筋肉がフレッシュなほど上位に食い込みやすいレース。

牡馬 7勝2着9回3着8回

牝馬 3勝2着1回3着2回

馬券に絡んだ牝馬は過去にGⅠ出走しているか、京成杯オータムハンデで馬券に絡んでいる馬。それ以外なら軽視。

富士ステークスのレース及びコースの攻略法

富士ステークスはコーナーを2つ回る東京芝1600mのコースを使用。タートはスタンド向こう側の引き込み線からで、スタート後直線が長く、しかも下り坂なので加速が付けやすいコース設定。また東京のコーナーは径が大きく加速をつけたまま回れます。

開幕から3週目なので芝は絶好の状態。ただし、マイルチャンピオンシップの前哨戦で各馬余力を残したい思惑が働き、同じ舞台のGⅠヴィクトリアマイルや安田記念ほど早い時計決着にはなりません。ただし、それでも芝が速く、勝ち時計は1分33秒前後。持ち時計は必須。

またホームストレッチが長く、差し・追い込み有利。ここでも同様にマイルチャンピオンシップに向け余力を残したいため追い出しはかなり遅め。瞬発力勝負となり、過去10年の優勝馬の中7頭が上がり33秒台で、33秒を切った年も2度。連軸は早い上がりを持っている馬です。

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