2025年第42回GⅢ東海ステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2025年東海ステークの注目馬を分析!

東海ステークスの特徴

GⅢ東海ステークスは第3回中京開催2日目に行われる3歳以上ダート1400mの別定戦です。昨年まで第1回中京開催でしたが、プロキシオンステークスと入れ替わる形で第3回開催に移動。また格付けもGⅡからGⅢに降格しています。

負担重量は3歳牡・騙馬54kg、牝馬52kg。4歳以上牡・騙馬57kg、牝馬55kg。過去の重賞勝利実績により負担重量が加算されます。加算条件は以下の通り。

3kg増・・・1年以内に牝馬限定を除くGⅠ優勝馬。

2kg増・・・1年以内に牝馬限定を除くGⅡ及び牝馬限定GⅠ優勝馬。1年以上前の牝馬限定を除くGⅠ優勝馬。

1kg増・・・1年以内に牝馬限定を除くはGⅢ優勝馬。1年以上前の牝馬限定を除くGⅡ優勝馬及び牝馬限定GⅠ優勝馬(2歳戦を除く)

↓過去10年の東海ステークスのデータを見たい方はこちら↓

2025年東海ステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 アドバンスファラオ American Pharoah 牡5 松若風馬 John D. G & American P S
森秀行(栗東) Tiznow 57kg 久保田典秀
1 2 ビダーヤ リアルスティール 牡4 坂井瑠星 ノーザンファーム
矢作芳人(栗東) Singspiel 57kg DMMドリームクラブ
2 3 オメガギネス ロゴタイプ 牡5 岩田康誠 社台ファーム
大和田成(美浦) ハービンジャー 57kg 原禮子
2 4 エートラックス ニューイヤーズデイ 牡4 A.バデル 白老ファーム
宮本博 シンボリクリスエス 58kg サンデーレーシング
3 5 イグザルト ドゥラメンテ 牡6 御神本訓史 シンボリ牧場
荒山勝徳(大井) Stormy Atlantic 57kg 青山洋一
3 6 ダノンスコーピオン ロードカナロア 牡6 幸英明 ケイアイファーム
安田隆行 (栗東) Sligo Bay 59kg ダノックス
4 7 ヤマニンウルス ジャスタウエイ 牡5 武豊 錦岡牧場
斉藤崇史(栗東) スウェプトオーヴァーボード 57kg 土井肇
4 8 インユアパレス パリスマリス 牡4 川田将雅 Winchester Farm
須貝尚介(栗東) ディープインパクト 57kg 小林英一H
5 9 ライツフォル ミッキーアイル 牡5 小沢大仁 ノーザンファーム
高橋義忠(栗東) エンパイアメーカー 57kg サンデーレーシング
5 10 ヴィクティファルス ハーツクライ 騙7 亀田温心 ノーザンファーム
池添学 (栗東) Galileo 58kg G1レーシング
6 11 ロードエクレール ロードカナロア 牡7 高杉吏麒 大柳ファーム
斎藤誠(美浦) Mineshaft 57kg ロードホースクラブ
6 12 アルファマム マジェスティックウォリアー 牝6 団野大成 ナカイスタッド
佐々木晶三(栗東) フジキセキ 55kg 平井裕
7 13 コンクイスタ ロードカナロア 騙5 松山弘平 谷川牧場
吉岡辰弥(栗東) Pivotal 57kg ターフ・スポット
7 14 サンライズホーク リオンディーズ 騙6 吉村誠之助 下川辺牧場
牧浦充徳(栗東) ブライアンズタイム 57kg ライフハウス
8 15 リジル ダノンレジェンド 牝4 田口貫太 下河辺牧場
奥村豊(栗東) ハーツクライ 55kg 下河辺隆行
8 16 サンライズフレイム ドレフォン 牡5 菱田裕二 下河辺牧場
石坂公一(栗東) アフリート 57kg ライフハウス

勝ち馬予想に役立つ!東海ステークス予の注目馬分析

ビダーヤ

リアルスティール ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ラヴィズオンリーミー Storm Cat
Monevassia
サマーハ シングスピール In the Wings
Glorious Song
Genovefa Woodman
Reigning Countess

ビダーヤはこれまで15戦5勝2着2回3着6回。これまで重賞経験は無し新馬戦から11戦芝1400m中心に使われれるも未勝利戦以外勝ち切れず、昨年末からダートに路線変更ダート1400m戦をOPまで4連勝を飾っています。

ビダーヤの父はドバイターフ勝ちのリアルスティール。英国産の母サマーハは海外で4勝。ビダーヤの半兄に中長距離GⅡ3勝のシャケトラ。また母の半兄に欧州中長距離GⅠ2勝、計8勝を挙げたマムール。ビダーヤは血統内にヘイローの4×4、ミスタープロスペクターの4×4の濃いクロスを持ちます。

前走5月東京ダート1400mOPを単勝1.5倍の圧倒的な1番人気で優勝。2着とは首差も、3着には0.3秒差を付けており、上りもメンバー中2番目の脚でまとめていますまたダート転向後は4戦連続あがりメンバー中3番手以内と末脚は堅実。

さらに左回りは芝を含め7戦して掲示板を外していません。今回初重賞でも底を見せていないためここでも好勝負必至か。連下で。

ヤマニンウルス

ジャスタウェイ ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
シビル Wild Again
シャロン
ヤマニンパピオネ スウェプトオーヴァーボード エンドスウィープ
Sheer Ice
ヤマニンメルティ ジェイドロバリー
ワンオブアクライン

ヤマニンウルスは新馬戦から昨年のプロキシンSまで5連勝。これまで9戦5勝3着1回。前走アンタレスSでは2番人気でしたが、優勝馬ミッキーファイトから1.3秒離され7着に敗れています。

ヤマニンウルスの父はジャスタウエイ。スウェプトオーヴァーボード産駒の母ヤマニンパピオネは芝短距離の4勝馬。遠縁に牝馬三冠のスティルインラブ、オークス馬のローブデコルテがいます。

祖母にダート馬のジェイドロバリーの血が入っており、母の一つ上でタニノギムレット産駒のヤマニンピトレスクが地方で19勝を挙げていることから、ダート適性は母系から。

2走前に3月阪神ダート1400mLクラスで59kgを背負い1番人気で3着。優勝馬から0.1秒差と着差は僅かも、時計は1分23秒3と遅く、人気薄の逃げ馬を捉えられなかったあたり距離は短い印象。実際に古層歴は1700~1900mで、1400m戦は忙しいと思われます。見送り。

サンライズフレイム

ドレフォン Gio Ponti Tale of the Cat
Chipeta Springs
Eltimaas Ghostzapper
Najecam
マストバイアイテム アフリート Mr. Prospector
Polite Lady
ビッグマリーン フジキセキ
ドラゴンマリーント

サンライズフレイムはこれまで13戦7勝2着1回3着3回。新馬、次走はダート1600m戦も、それ以降は全てダート1400m戦。昨年の根岸Sで2番人気の3着、今年の根岸Sでは4番人気で4着。これまで掲示板を外したことはありません。

サンライズフレイムの父は米ダートGⅠ2勝のドレフォン。アフリート産駒の母マストバアイテムはダート短距離の3勝馬。サンライズフレイムの1つ上の半兄でシニスターミニスター産駒のドライスタウトがGⅠ全日本2歳優駿、武蔵野S他重賞3勝。父、母共にダートの短距離馬。

前走5月東京ダート1400mLクラスでは2番人気で5着。優勝馬とは0.4秒差も、優勝馬が55kgに対しサンライズフレイムは59kg。しかもあがりはメンバー中最速で、斤量差を考えれば勝っていた計算。

今回は別定戦で、斤量も57kgで、前走に比べ2kg減。ゴール前直線の長い中京なら自慢の末脚も活かせます。勝ち負け。

エートラックス

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
フライングティパット Tapit Pulpit 
Tap Your Heels 
Flying Marlin Marlin 
Morning Dove 

エートラックスは2024年JpnⅡ兵庫チャンピオンシップ、前走4月大井JpnⅢ東京ウスプリント競走の地方重賞2勝馬。これまで14戦5勝3着3回3着2回。JRA所属ですが、6戦連続で地方のダート重賞を使っています。

エートラックスの父はBCジュベナイル勝ちでミスタープロスペクター系のニューイヤーズデイ。シンボリクリスエス産駒の母スパイラルステップはダート短距離の4勝馬。母系からBCジュベナイル勝ちのシャンハイボビーが出ています。エートラックスは5代先までクロスがないアウトブリード。

距離適性は母系から。そのため今年の東海Sは条件的に合っています。JRAでは3歳3月に阪神ダート1400mOP勝ち。その後は地方ダート短距離路線に振り切っています。

ただし好走する時は先行力を活かし1、2番手の逃げ。ゴール前直線の長い中京では目標にされやすく、さらに他馬より重い58kgを背負います条件的に厳しく、見送り。

オメガギネス

ロゴタイプ ローエングリン シングスピール
カーリング
ステレオタイプ サンデーサイレンス
スターバレリーナ
スタートアップ ハービンジャー Dansili
Penang Pearl 
アスタラビクトリア ネオユニヴァース
ホワイトウォーターアフェア

オメガギネスはこれまで12戦4勝2着3回3着1回。重賞は2023年レパードS、2024年東海S、シリウスSで2着。前走アンタレスSでは4番人気も、優勝馬から0.9秒差6着に敗れています。

オメガギネスの父は皐月賞と安田記念を制したロゴタイプ。ハービンジャー産駒の母スタートアップは未勝利馬。祖母の全兄はGⅠ3勝馬のヴィクトワールピサ、半兄に安田記念馬のアサクサデンエン。オメガギネスは血統内にサンデーサイレンスの3×4、ヘイローの5×4×5の濃いクロスを持ちます。

血統的には芝の中距離馬も、芝のパワー型の血が濃いためダートでも走る印象。

3ヵ月空いた前走は+10kgの太め残りも、同レースで人気だったヤマニンウルスには先着叩き2戦目で今回は絞れるか。

ただし、これまでダート1600~1800mが中心で、1400mは初また稍重~不良で好成績を挙げており、良馬場でパワーが必要な砂だとスピードについて来られない可能性が大。見送り。

↓ここをクリックすると他の重賞の【データ】【注目出走馬分析】を検索できます。↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました