2025年第63回GⅢみやこステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2025年みやこステークスの注目馬を分析!

みやこステークスの特徴

GⅢみやこステークスは第4回京都開催2日目に3歳以上ダート1800mの別定戦です。過去の重賞勝利実績により負担重量が決定し、基本負担重量は3歳牡・騙馬55kg、同牝馬53

kg、4歳以上牡・騙馬57kg、同牝馬55kg。なお加算重量は以下の通り。

3kg増…過去1年以内のGⅠ勝利馬

2kg増…過去1年内の牝馬GⅠ及びGⅡ勝利馬、一年以上前のGⅠ勝利馬。

1kg増…過去1年以内のGⅢ勝利馬、1年以上前の牝馬GⅡ及びGⅡ勝利馬。

国際競争に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬は4頭まで出走登録可能です。

みやこステークスの1着馬に同年末開催のチャンピオンカップへの優先出走権が与えられます。

↓過去10年のみやこステークス入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2025年みやこステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 サンデーファンデー スズカコーズウェイ 牡5 浜中俊 グランド牧場
音無秀孝(栗東) スマートボーイ 58kg 吉沢H
2 2 ノースブリッジ モーリス 牡6 岩田康誠 村田牧場
奥村武 (美浦) アメージングムーン 57kg 井山登
2 3 ドゥラエレーデ ドゥラメンテ 牡5 C.デムーロ ノーザンファーム
池添学(栗東) オルフェーヴル 57kg スリーエイチレーシング
3 4 ラムジェット マジェスティックウォリアー 牡4 三浦皇成」 ノースヒルズ
佐々木晶三(栗東) ゴールドアリュール 58kg 前田幸治
3 5 サイモンザナドゥ アジアンエクスプレス 牡5 川田将雅 千代田牧場
小林真也(栗東) アグネスデジタル 57kg 澤田昭紀
4 6 ラムジェット マジェスティックウォリアー 牡4 横山和生 ノースヒルズ
佐々木晶三(栗東) ゴールドアリュール 58kg 前田幸治
4 7 サイモンザナドゥ アジアンエクスプレス 牡5 幸英明 千代田牧場
小林真也(栗東) アグネスデジタル 57kg 澤田昭紀
5 8 ロードクロンヌ リオンディーズ 牡4 高杉吏麒 ケイアイファーム
四位洋文(栗東) ブライアンズタイム 57kg ロードホースクラブ
5 9 シゲルショウグン モーリス 牡5 松山弘平 シンボリ牧場
大橋勇樹(栗東) Redoute’s Choice 57kg 關美和
6 10 エアロロノア キングカメハメハ 騙8 北村友一 社台ファーム
笹田和秀 (栗東) ロックオブジブラルタル 57kg ラッキーフィールド
6 11 レヴォントゥレット ロードカナロア 牡4 西村淳也 グランド牧場
矢作芳人(栗東) マンハッタンカフェ 57kg 前田晋二
7 12 ダブルハートボンド キズナ 牝4 坂井瑠星 ノーザンファーム
大久保龍志(栗東) Smoke Glacken 55kg シルクレーシング
7 13 レイナデアルシーラ ナダル 牝3 田口貫太 ノーザンファーム
西園正都(栗東) タートルボウル 53kg グリーンファーム
8 14 ペリエール ヘニーヒューズ 58 佐々木大輔 チャンピオンズファーム
黒岩陽一(美浦) フジキセキ 57kg 長谷川祐司
8 15 デルマソトカゲ マインドユアビスケッツ 団野大成 社台ファーム
音無秀孝(栗東) ネオユニヴァース 57kg 浅沼廣幸

勝ち馬予想に役立つ!みやこステークスの注目馬分析

ダブルハートボンド

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
パーシステントリー Smoke Glacken Two Punch
Majesty’s Crown
Just Reward Deputy Minister
Heavenly Prize

ダブルハートボンドはこれまで6戦5勝2着1回初戦の未勝利戦から5連勝で臨んだ前走北海道門別のJpnⅢブリダーズでは2番人気で2着優勝馬で重賞4勝目となったライオットガールには0.3秒差を付けられましたが、3着以下には0.7秒差を付けています。

ダブルハートボンドの父はキズナ米国産の母バーシステントリーは米ダート中距離G1勝ちのある4勝馬。また一族にアメリカンオークス馬のクイーンゴッデスがいます。

前走は地方の牝馬限定戦。2走前にJRAダートOP勝ちがあるとはいえ、さほど強い内容ではなく、しかも今回はダート重賞常連の牡馬が相手。1、2番手で競馬をするため目標にされやすく、厳しいレースが予想されます。5連勝馬とはいえ過信は禁物。見送り。

アウトレンジ

レガーロ Bernardini A.P. Indy
Cara Rafaela
サンタテレジータ Lemon Drop Kid
Sweet Gold
クイーンパイレーツ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
カリフォルニアネクター Stormy Atlantic
Absolute Nectar

アウトレンジは地方JpnⅡ浦和記念、今年の平安Sの重賞2勝馬、これまで16戦7勝2着2回3着1回昨年のみやこSでも2着しており、前走帝王賞では優勝馬ミッキーファイと差のない首差2着。

アウトレンジの父はAPインディ系で国内では重賞勝ちすらないレガーロ。キングカメハメハ産駒の母クイーンパイレーツは未勝利馬。祖母は米ダート短距離GⅡ勝ちのある5勝馬。アウトレンジの半兄でキズアン産駒のハピはGⅢ2着2回の4勝馬。

アウトレンジは血統内にキングマンボの4×3,シアトルスルーの4×5×5、ミスタープソスペクターの5×4×5のクロスを持ちます。

前走帝王賞はメンバー中上り最速で、優勝馬よりあがりが0.4秒も早く、追い出し次第では優勝していた内容。前走より斤量が1kg増えますが、2走前の平安Sでは同斤量で優勝。前走に比べ1枚格下相手なら大将格。昨年2着の舞台なら、勝ち負け。

ロードクロンヌ

リオンディーズ キングカメハメハ Kingmambo 
マンファス 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール
リラコサージュ ブライアンズタイム Roberto
Kelley’s Day
サッカーマム Kingmambo 
Traverse City

ロードクロンヌはこれまで12戦4勝2着2回3着2回重賞勝ちはありませんが、今年4連勝で臨んだ初重賞のマーチSで1番人気の3着。続く平安Sは2番人気で2着前走エルムSは1番人気で2着と、GⅢ戦3戦全てで馬券になっています。

ロードクロンヌの父は朝日杯フューチュリティS馬のリオンディーズ。ブライアンズタイム産駒の幅リラコサージュは秋華賞3着がある2勝馬。母の半弟でハーツクライ産駒のロードゴラッソがシリウスSと名古屋大賞典勝ち。

ロードクロンヌは血統内にキングマンボの3×3の濃いクロスがあり、ダート適性は母の父ブライアンズタイムから。

前走の勝馬ペリエールも本レースに出走登録し、前走の着差は0.4秒差。今回も2頭等も同斤量なので、恐らくこの差は埋まらない可能性が大。今回も2、3着候補が妥当。

ペリエール

ヘニーヒューズ ヘネシー Storm Cat
Island Kitty
Meadow Flyer Meadowlake
Shortley
ソフトライム フジキセキ サンデーサイレンス
ミルレーサー
アスピリンスノー エルコンドルパサー
スキーパラダイス

ペリエールは前走エルムS勝ちで23年のユニコーンS以来重賞2勝目。これまで16戦6勝2着1回3着4回。重賞は他に22年全日本2歳優駿3着、昨年の武蔵野S3着の成績で、他にLクラス2勝を挙げています。

ペリエールの父はヘニーヒューズ。フジキセキ産駒の母ソフトライムはダートの1勝馬。祖祖母は仏マイルGⅠ馬のスキーパラダイスで、遠縁に皐月賞馬のキャプテントゥーレ以下、クランモンタナ、シルバーソニック、アルティマトゥーレなど重賞勝ち馬多数。

これまで1600~1700m戦中心に使われ、1700m戦は3勝今回はまだ勝ち鞍の無い1800m戦ですが過去に1900mのGⅡUAEダービーで4着しており、こなせない距離ではありません。ダート馬として馬体が完成する5歳夏に2連勝と、調子を上げています。

前走と同じGⅢで同斤量ならここも好勝負必至。連下で。

レヴォントゥレット

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
クイーンマンボ マンハッタンカフェ サンデーサイレンス
サトルチェンジ
スズカエルマンボ シンボリクリスエス
スプリングマンボ

レヴォントゥレットはこれまで9戦4勝2着1回3着2回重賞勝ちはありませんが、3走前の平安Sで10番人気から3着と好走。続く8月新潟ダート1800mLクラスでは2番に人気で3着。前走船橋JpnⅡ日本テレビ盃では2人気で2着しています。

レヴォントゥレットの父はロードカナロアマンハッタンカフェ産駒の母クイーンマンボは地方牝馬限定GⅡ2勝の4勝馬。レヴォントレトは血統内にキングマンボの3×4の濃いクロスを持ちます。ダート2500m勝ちがありスタミナが豊富。

前走は米BCクラシックを勝つ圧倒的な1番人気の僚馬フォーエバーヤングに0.5秒差を付けられましたが、先行2番手で最後までくらいついています。とは言え、前走はフォーエバーヤング、地方GⅠ2勝のキングズソード以外は手薄なメンバー超小回りの船橋で先行力が生きた格好です。

今回は中央の重賞勝ち馬が多数出走。東京に次ぎ広い京都コースではマークがきつくゴール前直線で飲み込まれる可能性が大。見送り。

↓ここをクリックすると他の重賞の【データ】【注目出走馬分析】を検索できます。↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました