【2025年度版】NHKマイルカップ入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るNHKマイルカップの入賞馬

NHKマイルカップの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2024 1 8 ジャンタルマンタル 牡3 57kg 1.32.4 パリスマリス Wilburn
2 7 アスコリピチェーノ 牝3 55kg 1.32.8 ダイワメジャー Danehill Dancer
3 3 ロジリオン 牡3 57kg 1.32.9 リオンディーズ パイロ
2023 1 6 シャンパンカラー 牡3 57kg 1.33.8 稍重 ドゥラメンテ Reckless Abandon
2 2 ウインブライル 牡3 57kg 1.33.8 ロードカナロア ファルブラヴ
3 5 オオバンブルマイ 牡3 57kg 1.34.0 ディスクリートキャット ディープインパクト
2022 1 8 ダノンスコーピオン 牡3 57kg 1.32.3 ロードカナロア Sligo Bay
2 1 マテンロウオリオン 牡3 57kg 1.32.3 ダイワメジャー キングカメハメハ
3 5 カワキタレブリー 牡3 57kg 1.32.4 ドレフォン ディープインパクト
2021 1 7 シュネルマイスター 牡3 57kg 1.31.6 Kingman Soldier Hollow
2 5 ソングライン 牝3 55kg 1.31.6 キズナ シンボリクリスエス
3 4 グレナディアガーズ 牡3 57kg 1.32.1 Frankel Harlington
2020 1 6 ラウダシオン 牡3 57kg 1.32.5 リアルインパクト Songandaprayer
2 2 レシステンシア 牝3 55kg 1.32.7 ダイワメジャー Lizard Island
3 6 ギルテッドミラー 牝3 55kg 1.32.8 オルフェーヴル Tiznow
2019 1 8 アドマイヤマーズ 牡3 57kg 1.32.4 ダイワメジャー Medicean
2 8 ケイデンスコール 牡3 57kg 1.32.5 ロードカナロア ハーツクライ
3 5 カテドラル 牡3 57kg 1.32.5 ハーツクライ ロックオブジブラルタル
2018 1 6 ケイアイノーテック 牡3 57kg 1.32.8 ディープインパクト Smarty Jones
2 5 ギベオン 牡3 57kg 1.32.8 ディープインパクト Ghostzapper
3 8 レッドヴァロン 牡3 57kg 1.32.8 キングカメハメハ ダンシングブレーヴ
2017 1 8 アエロリット 牝3 55kg 1.32.3 クロフネ ネオユニヴァース
2 7 リエノテソーロ 牝3 55kg 1.32.5 Ghostzapper Langfuhr
3 3 ボンセルヴィーノ 牡3 57kg 1.32.9 ダイワメジャー サクラローレル
2016 1 2 メジャーエンブレム 牝3 55kg 1.32.8 ダイワメジャー オペラハウス
2 3 ロードクレスト 牡3 57kg 1.32.9 マツリダゴッホ チーフベアハート
3 8 レインボーライン 牡3 57kg 1.32.9 ステイゴールド フレンチデピュティ
2015 1 4 クラリティスカイ 牡3 57kg 1.33.5 クロフネ スペシャルウィーク
2 5 アルビアーノ 牝3 55kg 1.33.7 Harlan’s Holiday Unbridled
3 6 ミュゼスルタン 牡3 57kg 1.33.7 キングカメハメハ フレンチデピュティ

NHKマイルカップ入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2024 1 2 ジャンタルマンタル 皐月賞 3 3
2 1 アスコリピチェーノ 桜花賞 1 2
3 10 ロジリオン ファルコンS 2 5
2023 1 9 シャンパンカラー ニュージランドトロフィー 7 3
2 8 ウインブライル クイーンC 1 6
3 3 オオバンブルマイ アーリントンC 5 1
2022 1 4 ダノンスコーピオン アーリントンC 1 1
2 3 マテンロウオリオン ニュージランドトロフィー 1 2
3 18 カワキタレブリー アーリントンC 12 11
2021 1 2 シュネルマイスター 弥生賞 2 2
2 7 ソングライン 桜花賞 7 15
3 1 グレナディアガーズ ファルコンS 1 2
2020 1 9 ラウダシオン ファルコンS 1 2
2 1 レシステンシア 桜花賞 1 2
3 6 ギルテッドミラー アーリントンC 4 2
2019 1 2 アドマイヤマーズ 皐月賞 2 4
2 14 ケイデンスコール 毎日杯 7 4
3 7 カテドラル アーリントンC 7 2
2018 1 6 ケイアイノーテック ニュージランドトロフィー 1 2
2 2 ギベオン 毎日杯 2 2
3 9 レッドヴァロン アーリントンC 4 3
2017 1 2 アエロリット 桜花賞 6 5
2 13 リエノテソーロ アネモネS 2 4
3 6 ボンセルヴィーノ ニュージランドトロフィー 6 3
2016 1 1 メジャーエンブレム 桜花賞 1 4
2 2 ロードクレスト 皐月賞 5 8
3 12 レインボーライン ニュージランドトロフィー 4 5
2015 1 3 クラリティスカイ 皐月賞 10 5
2 4 アルビアーノ フラワーC 1 1
3 2 ミュゼスルタン スプリングステーク 6 7

NHKマイルカップと馬券の傾向

過去10年の集計より。

人気と馬券

1番人気 1勝2着2回3着1回、連対率3割、複勝率4割

2番人気 4勝2着2回3着1回、連対率5割、複勝率6割

3番人気 1勝2着1回3着1回、連対率2割、複勝率3割

1番人気は連対率3割、複勝率4割と、人気の割りに馬券になり難い傾向2番人気は4勝、連対率は6割、複勝率7割と連軸は2番人気が正解。一方で3番人気は連対率2割、複勝率3割と信頼できません。

過去10年で1~3番が馬連で馬券を外したのは1回のみ。ただし、1~3番人気で決まった年も2回しかなく、また2桁人気が馬券になった年は5回で、その中馬連は2回と紐荒れのレース

3歳馬でまだ実力が明確ではないため、1~3番人気の中1頭を選び薄く広く流すレースです。

前走と馬券

桜花賞       2勝2着3回3着0回、占有率16.0%

皐月賞       3勝2着1回3着0回、占有率13.3%

ニュージーランドT  2勝2着1回3着2回、占有率16.7%

アーリントンC    1勝2着0回3着5回、占有率20.0%

その他重賞     2勝2着4回3着3回、占有率30.0%

OP・1勝クラス   0勝2着1回3着0回、占有率3.3%

 

初めからNHKマイルカップ狙いのローテーションを組んでいる馬が強いレース。

トライアルのニュージーランドトロフィー組は前走の着順はあまり関係なく、5頭中3頭が前走5番人気以内。元来中山と東京の芝1600mはコース形態が180度違うため、調整目的に使われていると見た方が妥当。

同じトライアルでもアーリントンカップ組は1頭を除き優先出走権を得た馬で、全体的に3着が多い傾向。

三冠レースの皐月賞は3勝、桜花賞は2勝と、勝鞍の半分を占めます。桜花賞組は同レースでも人気を集めた馬で、完全に距離適性を考慮しローテーションが組まれた馬。皐月賞組は前走の人気・成績は関係なく、血統や走法からNHKマイルに矛先を変えてきた馬です。

また2,3着は別路線の重賞を使ってきた馬が多いのが特徴。9頭中4頭が1400mのファルコンS組ですが、それ以外は1800m以上の重賞から。基本的に東京マイルは他の競馬場で1800mの距離で勝ち切れる能力が必要なため、距離実績は必要条件。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   14頭

ノーザンダンサー系      8頭

ミスタープロスペクター系   8頭

開幕3週目で芝の状態が良く、スピード勝負に強いサンデーサイレンス系種牡馬を父に持つ馬が30頭中14頭、全体の約半数を占めます。その中ディープインパクト系と、ダイワメジャーが4頭と共にマイル戦に強く、スピードの持続性に優れた馬。

ノーザンダンサー系とミスタープロスペクター系は共に8頭。ノーザンダンサー系はストームバード系やデュピティミニスター系、ダンジグ系など持続するスピードと時計勝負に強い種牡馬が中心。

近年はミスタープロスペクター系が優勢で8頭中7頭がキングカメハメハ系またほんどの馬の母の父がクラシックディスタンスで活躍馬を多く出す種牡馬。ある程度スタミナの裏付けがないと馬券にならないレースです。

性齢と馬券

牝馬 2勝2着5回3着1回、占有率26.7%

牝馬で馬券になった8頭中7頭は桜花賞組か前走重賞で馬券。また6頭はNHKマイルカップでも6番人気以内なので、人気も牝馬なら迷わず買い。

NHKマイルカップのレース及びコースの攻略法

NHKマイルカップはコーナーを2つ回る東京の芝1600mコースを使用。スタートはスタンド向こう側の引き込み線から。スタート後直線が長く、ポジション争いはスムーズしかも下り坂なので加速が付けやすいコース設定。

東京のコーナーは径が大きくゆったりしているため加速をつけたまま回れます。さらに開始3週目で芝の状態も良く全体的に勝ち時計は早め。ほとんどのレースが1分32、3秒台という、3歳にしては非常に早い時計で決着します。そのため時計実績は必須。

ゴール前直線は501mと非常に長く、基本的に差し、追い込みが有利ですが、過去10年で馬券に絡んだ馬の中、第4コーナーを回った時点で5番手位以内の馬が13頭と実際は逃げ・先行と差し・追い込みでは成績は半々。

芝状態が良好なので逃げ馬には注意が必要で、過去10年で3頭が馬券に絡んでいます。内2頭は1番人気の素質馬で、優勝1回2着1回。逃げ馬が1番人気の場合は紐荒れで、前崩れの展開になるため紐に人気薄を連れてきます。

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