【2025年度版】札幌記念入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見る札幌記念の入賞馬

札幌記念の枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2024 1 8 ノースブリッジ 牡6 58kg 1.59.6 モーリス アドマイヤムーン
2 2 ジオグリフ 牡5 58kg 1.59.9 ドレフォン キングカメハメハ
3 7 ステラヴェローチェ 牡6 58kg 2.00.0 パゴ ディープインパクト
2023 1 7 プログノーシス 牡5 58kg 2.01.5 稍重 ディープインパクト Observatory
2 6 トップナイフ 牡3 55kg 2.02.2 デクラレーションオブウォー スピニングワールド
3 1 ソーヴァリアント 牡5 58kg 2.02.7 オルフェーヴル シンボリクエスエス
2022 1 2 ジャックドール 牡4 57kg 2.01.2 モーリス Unbridled’s Song
2 2 パンサラッサ 牡5 57kg 2.01.2 ロードカナロア モンジュー
3 5 ウインマリリン 牡5 55kg 2.01.4 スクリーンヒーロー Fusaichi Pegasus
2021 1 8 ソダシ 牝3 52kg 1.59.5 クロフネ キングカメハメハ
2 4 ラヴズオンリーユー 牝5 55kg 1.59.6 ディープインパクト Storm Cat
3 5 ペルシアナイト 牡7 57kg 1.59.6 ハービンジャー サンデーサイレンス
2020 1 1 ノームコア 牝5 55kg 1.59.4 ハービンジャー クロフネ
2 2 ペルシアナイト 牡6 57kg 1.59.6 ハービンジャー サンデーサイレンス
3 5 ラッキーライラック 牝5 55kg 1.59.8 オルフェーヴル Flower Alley
2019 1 1 ブラストワンピース 牡4 57kg 2.00.1 ハービンジャー キングカメハメハ
2 6 サングレーザー 牡5 57kg 2.00.1 ディープインパクト Deputy Minister
3 6 フィエールマン 牡4 57kg 2.00.3 ディープインパクト Green Tune
2018 1 1 サングレーザー 牡4 57kg 2.01.1 稍重 ディープインパクト Deputy Minister
2 3 マカヒキ 牡5 57kg 2.01.1 ディープインパクト フレンチデピュティ
3 8 モズカッチャン 牝4 55kg 2.01.1 ハービンジャー キングカメハメハ
2017 1 1 サクラアンプルール 牡6 57kg 2.00.4 キングカメハメハ サンデーサイレンス
2 2 ナリタハリケーン 牡8 57kg 2.00.4 キングカメハメハ サンデーサイレンス
3 3 ヤマカツエース 牡5 57kg 2.00.6 キングカメハメハ グラスワンダー
2016 1 7 ネオリアリズム 牡5 57kg 2.01.7 ネオユニヴァース Meadowlake
2 8 モーリス 牡5 57kg 2.02.0 スクリーンヒーロー カーネギー
3 1 レインボーライン 牡3 54kg 2.02.1 ステイゴールド フレンチデピュティ
2015 1 6 ディサイファ 牡6 57kg 1.59.0 ディープインパクト Dubai Millennium
2 3 ヒットザターゲット 牡7 57kg 1.59.0 キングカメハメハ タマモクロス
3 3 ダービーフィズ 牡5 57kg 1.59.0 ジャングルポケット サンデーサイレンス

札幌記念入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2024 1 5 ノースブリッジ QE2世カップ 6 3
2 3 ジオグリフ 安田記念 12 6
3 4 ステラヴェローチェ 安田記念 7 9
2023 1 2 プログノーシス QE2世カップ 3 2
2 9 トップナイフ ダービー 10 14
3 4 ソーヴァリアント 鳴尾記念 1 12
2022 1 3 ジャックドール 大阪杯 2 5
2 2 パンサラッサ 宝塚記念 6 8
3 5 ウインマリリン 宝塚記念 9 7
2021 1 2 ソダシ オークス 1 8
2 1 ラヴズオンリーユー QE2世カップ 3 1
3 8 ペルシアナイト 鳴尾記念 7 4
2020 1 2 ノームコア 安田記念 7 4
2 6 ペルシアナイト 宝塚記念 13 15
3 1 ラッキーライラック 宝塚記念 3 6
2019 1 3 ブラストワンピース 目黒記念 1 8
2 4 サングレーザー 安田記念 6 5
3 1 フィエールマン 天皇賞春 1 1
2018 1 2 サングレーザー 安田記念 3 5
2 1 マカヒキ ジャパンカップ 6 4
3 4 モズカッチャン ドバイシーマクラシック 4 6
2017 1 6 サクラアンプルール 函館記念 8 9
2 12 ナリタハリケーン 函館記念 12 7
3 1 ヤマカツエース 大阪杯 4 3
2016 1 5 ネオリアリズム 函館記念 4 6
2 1 モーリス 安田記念 1 2
3 4 レインボーライン ダービー 12 8
2015 1 5 ディサイファ エプソムカップ 4 3
2 8 ヒットザターゲット 目黒記念 11 1
3 4 ダービーフィズ 函館記念 3 1

札幌記念と馬券の傾向

過去10年の集計より。

人気と馬券

1番人気 0勝2着3回3着3回、連対率3割、複勝率6割

2番人気 4勝2着1回3着0回、連対率5割、複勝率5割

3番人気 2勝2着1回3着0回、連対率3割、複勝率3割

1番に気は連対率3割、複勝率6割と馬券になりますが優勝無し。一方で、2番人気は4勝、連対率・複勝率5割なので、馬券の中心は2番人気。1番人気はGⅠ馬が多く、秋のGⅠ出走は賞金的に確実。基本秋に向けての叩き台。2番人気は秋のGⅠ出走を確実にしたい馬が多く、こちらは本気。

3番人気は連対率・複勝率共に3割と、余り当てになりません。

秋のG1でゆったりとしたローテーションを組みたいG1常連組が多数出走し、人気もG1馬に集中。ただし賞金が足りている馬は叩き台や距離適性を見極める試走の意味合いが強く本気で仕上げていません。

馬齢重量戦のため馬連は過去10年で6回が5番人気以内同士の決着で、相対的に馬券は堅め。2桁人気は1回しか絡んでおらず、優勝はありません。

前走と馬券

近年は前走GⅠだった馬が多数出走し、馬券なった馬も21頭、全体の7割を占めます。

宝塚記念   0勝2着2回3着2回

安田記念   2勝2着3回3着1回

3歳GⅠ     1勝2着1回3着1回

その他GⅠ  3勝2着2回3着3回

函館記念  2勝2着1回3着1回

他重賞   2勝2着1回3着2回

同じ中距離で間隔的に2カ月と通常のローテーションとあまり変らない宝塚記念、安田記念組が好成績。GⅠからの転戦なら、前走よりメンバーが手薄なので前走の人気、着順はあまり関係ありません。

また過去10年で前走がOP、条件戦からの出走馬が馬券に絡んだことはありません出走していたら基本無視。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   11頭

ノーザンダンサー系     8頭

ミスタープロスペクター系  5頭

ロベルト系         4頭

の他            1頭

GⅠ級のメンバーが揃うのでGⅠ馬が多いサンデーサイレンス系種牡馬を父に馬が11頭、全体の約4割を占めます。その内複数頭馬券に絡んでいるのはディープインパクト系7頭、ステイゴールド系3頭と偏りがあります。

次がノーザンダンサー系で8頭、中ハービンジャー産駒が5頭ミスタープロスペクター系5頭全てがキングカメハメハ系。ロベルト系3頭は全てグラスワンダー系全体的パワーがある種牡馬が台頭血統面で偏りがあります。

札幌は洋芝かつ小回りなので、スピード良いパワー優先。切れ味よりしぶとさが持ち味の馬が台頭します。

性齢と馬券

3歳   1勝2着1回3着1回、占有率10.0%

4歳   3勝2着0回3着2回、占有率16.7%

5歳   4勝2着6回3着5回、占有率50.0%

6歳   2勝2着1回3着1回、占有率13.3%

7歳以上 0勝2着2回3着1回、占有率10.0%

馬券の中心は4勝2着6回、馬券全体の5割を占める5歳馬。スピードよりパワーが優先のレースで7歳馬でも2着が2回あります。

過去10年で牝馬は2勝2着0回3着2回。馬券になった4頭はいずれもGⅠで勝ち負け。よほど実力が無ければ洋芝の札幌記念で非力な牝馬は馬券になりません。

札幌記念のレース及びコースの攻略法

札幌記念はコーナーを4つ回る札幌芝2000mのコースで行われます。スタートはスタンド手前、2000m専用の引き込み線から。スタートから第1コーナーまで385mとやや短めでポジション争が厳しくなります。

札幌コースは平坦小回りで知られますが、コーナーは比較的緩やかでスピードを上げたまま回る構造。一方でホームストレッチ、バックストレッチとも直線が短いのでスライド走法の馬はスピードが出しにくいコース設定

第4コーナーにスパイラルカーブは無く、しかもゴール前直線は266mと全競馬場で2番目の短さで坂もありません。そのため逃げ、先行馬が有利。過去10年で、第4コーナーを1、2番手で回った馬が9頭も馬券。ただし器用な馬なら後方でもマクリを決められます第3コーナーで10番手以下だった馬も7頭馬券も、優勝はありません。

札幌競馬場の芝は洋芝で時計がかかりパワーが必要。非力なタイプでは勝ち切れません。

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