【2025年度版】アルゼンチン共和国杯入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るアルゼンチン共和国杯の入賞馬

アルゼンチン共和国杯の枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2024 1 2 ハヤヤッコ 牡8 58.5kg 2.29.0 キングカメハメハ クロフネ
2 2 クロミナンス 牡7 58kg 2.29.1 ロードカナロア マンハッタンカフェ
3 5 タイセイフェリーク 牝4 52kg 2.29.1 ミッキーロケット ディープインパクト
2023 1 5 ゼッフィーロ 牡4 57kg 2.29.9 ディープインパクト Danehill Dancer
2 8 マイネルウィルトス 牡7 57kg 2.30.1 スクリーンヒーロー ロージズインメイ
3 2 チャックネイト 騙5 56kg 2.30.1 ハーツクライ Dynaformer
3 7 ヒートオンビート 牡6 59kg 2.30.1 キングカメハメハ ディープインパクト
2022 1 4 ブレークアップ 牡4 54kg 2.31.1 ノヴェリスト クロフネ
2 8 ハーツイストワール 牡6 55kg 2.31.3 ハーツクライ キャプテンスティーヴ
3 8 ヒートオンビート 牡5 57kg 2.31.3 キングカメハメハ ディープインパクト
2021 1 6 オーソリティ 牡4 57.5kg 2.32.4 オルフェーヴル シンボリクリスエス
2 7 マイネルウィルトス 牡5 56kg 2.32.8 スクリーンヒーロー ロージズインメイ
3 3 フライライクバード 牡4 55kg 2.32.9 スクリーンヒーロー シンボリクリスエス
2020 1 8 オーソリティ 牡3 54kg 2.31.6 オルフェーヴル シンボリクリスエス
2 1 タストドラフト 牡4 56kg 2.31.8 ノヴェリスト ディープインパクト
3 5 サンアップルトン 牡4 55kg 2.31.9 ゼンノロブロイ キングカメハメハ
2019 1 5 ムイトオブリガード 牡5 56kg 2.31.5 ルーラーシップ サンデーサイレンス
2 2 タイセイトレイル 牡4 55kg 2.31.7 ハーツクライ シンボリクリスエス
3 1 アフリカンゴールド 騙4 55kg 2.31.7 ステイゴールド Gone West
2018 1 5 パフォーマプロミス 牡6 56kg 2.33.7 ステイゴールド タニノギムレット
2 6 ムイトオブリガード 牡4 55kg 2.33.8 ルーラーシップ サンデーサイレンス
3 5 マコトガラハット 騙5 51kg 2.33.9 スズカマンボ ブライアンズタイム
2017 1 2 スワーヴリチャード 牡3 56kg 2.30.0 ハーツクライ Unbridled’s Song
2 4 ソールインパクト 牡5 53kg 2.30.4 ディープインパクト Exchange Rate
3 1 セダブリランテス 牡3 54kg 2.30.6 ディープブリランテ ブライアンズタイム
2016 1 6 シュヴァルグラン 牡4 58kg 2.33.4 ハーツクライ Machiavellian
2 3 アルバート 牡5 57kg 2.33.5 アドマイヤドン ダンスインザダーク
3 7 ヴォルシェーブ 牡5 55kg 2.33.5 ネオユニヴァース サンダーガルチ
2015 1 7 ゴールドアクター 牡4 56kg 2.34.0 スクリーンヒーロー キョウワアリシバ
2 7 メイショウカドマツ 牡6 55kg 2.34.0 ダイワメジャー Kris S.
3 8 レーヴミストラル 牡3 55kg 2.34.4 キングカメハメハ Highest Honor

アルゼンチン共和国杯入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2024 1 10 ハヤヤッコ OP 5 3
2 1 クロミナンス 日経賞 2 3
3 6 タイセイフェリーク 3勝クラス 5 2
2023 1 1 ゼッフィーロ オールカマー 7 3
2 5 マイネルウィルトス 京都大賞典 5 2
3 2 チャックネイト 京都大賞典 3 1
3 4 ヒートオンビート 京都大賞典 4 9
2022 1 6 ブレークアップ 3勝クラス 2 10
2 5 ハーツイストワール OP 1 1
3 3 ヒートオンビート 新潟記念 1 5
2021 1 1 オーソリティ 天皇賞春 6 10
2 4 マイネルウィルトス 札幌記念 11 4
3 3 フライライクバード 3勝クラス 1 1
2020 1 3 オーソリティ 青葉賞 3 1
2 6 タストドラフト OP 2 8
3 9 サンアップルトン オールカマー 7 6
2019 1 2 ムイトオブリガード 目黒記念 2 5
2 5 タイセイトレイル OP 3 3
3 1 アフリカンゴールド 3勝クラス 2 1
2018 1 3 パフォーマプロミス 宝塚記念 4 9
2 1 ムイトオブリガード 1600万下 2 1
3 11 マコトガラハット 1600万下 8 3
2017 1 1 スワーヴリチャード ダービー 3 2
2 7 ソールインパクト 1600万下 3 3
3 3 セダブリランテス ラジオNIKKEI賞 2 1
2016 1 2 シュヴァルグラン 宝塚記念 5 9
2 4 アルバート 天皇賞春 6 6
3 3 ヴォルシェーブ 1600万下 1 1
2015 1 1 ゴールドアクター 1600万下 1 1
2 4 メイショウカドマツ オールカマー 10 7
3 3 レーヴミストラル ダービー 4 9

アルゼンチン共和国杯と馬券の傾向

過去10年の集計より。2023年は3着同着

人気と馬券

1番人気 4勝2着2回3着1回、連対率6割、複勝率7割

2番人気 2勝2着0回3着1回、連対率2割、複勝率3割

3番人気 2勝2着0回3着5回、連対率2割、複勝率7割

ハンデキャップ戦ですが1番人気の勝率が良く4勝、連対率6割、複勝率7割と信頼できる数字。3番人気は連対率2割と低いものの、複勝率は7割なので馬券は必須。一方で2番人気は2勝、複勝率3割と信用できません。

また単勝も1~3番人気で8勝を上げているように、ハンデキャップ戦にも関わらずかなり堅いレースです。全体的に人気がそのまま実力に反映されるレースで、馬連は昨年以外7番人気以内で決まっています過去10年で2桁人気が馬券に絡んだのは2回だけ。大穴狙いは禁物。

前走と馬券

春GⅠ       4勝2着1回3着1回

オールカマー   1勝2着1回3着1回

京都大賞典     0勝2着1回3着2回

その他重賞     2勝2着2回3着2回

OP・条件勝クラス 3勝2着5回3着4回

GⅡでもハンデキャップ戦なので、前走重賞組とOPや条件戦など格下条件からの挑戦が半々実績馬ならここをステップにジャパンカップ、有馬記念を狙う馬が多く、春のGⅠか中距離GⅡから出走してきます。

実際にOPや条件クラスからの挑戦馬が4割を占めているように、調子が良ければ格下でも十分馬券。条件馬なら前走1着、OP馬なら前走4着以内が馬券の条件。

一方、春のGⅠからなら前走1桁人気で着順も1桁秋のGⅡからでも前走の入賞が条件。前走重賞組は実績、格上挑戦組は調子を重視するレース。

血統と馬券

サンデーサイレンス系     16頭

ミスタープロスペクター系     9頭

ロベルト系            4頭

その他              2頭

長距離重賞なので、サンデーサイレンス系種牡馬を父に持つ馬が30頭中16頭、全体の半数を占めます。サンデーサイレンス系種牡馬で複数頭馬券に絡んでいるのはハーツクライ6頭、ステイゴールド系4頭、ディープインパクト系3頭、ゼンノロブロイ2頭。

本来長距離戦で上位に来るディープインパクト系ですが、基本的に非力なのでハンデキャップ戦の本レースは不向き。より長距離適性が高いハーツクライ産駒やステイゴールド系が多数を占めます。

次点がミスタープロスペクター系9頭で、中8頭がキングカメハメハ系ロベルト系も全てスクリーンヒーローと系統が偏り。父が現役時代に2400m戦以上で実績のあるパワーとスタミナを供えた種牡馬が大多数を占めます。

性齢と馬券

3歳   2勝2着0回3着2回

4歳   4勝2着3回3着4回

5歳   1勝2着3回3着4回

6歳   2勝2着2回3着1回

7歳以上 1勝2着2回3着0回

馬券の中心は4勝を挙げている4歳馬4、5歳馬で全体の6割以上を占めるので、有力馬はこの2世代から選ぶのが無難。4歳馬の場合、馬券に絡んだ11頭中6頭が前走OPや条件戦からの挑戦なのは注目。

一方、3歳馬で馬券に絡んだ4頭とも前走3歳重賞からの挑戦なので、それなりに実績が必要です。また過去10年で7歳馬以上は1頭だけ。牝馬も3着1回で軽視。

ハンデと馬券

52kg以下    0勝2着0回3着1回、

53~54kg台   2勝2着1回3着1回

55~56kg台   4勝2着7回3着7回

57kg以上    4勝2着2回3着2回

軽ハンデだからと言って必ずしも激走するわけではなく、基本的にハンデキャッパーがそれなりに実力を認めた馬が好走とはいえ、馬齢の斤量より少し軽い55~56kg台を背負った馬が全体の6割を占め、実力+斤量の恩恵は考慮に入れる必要があります。

アルゼンチン共和国杯のレース及びコースの攻略法

アルゼンチン共和国杯は東京芝2500mBコースを使用。スタートはスタンド手前のゴール前直線の坂の下から。スタートから第1コーナーまで直線が400m近くありポジション争いはスムーズ。しかも長距離レースに該当するため全体的に時計は早くなりません。

開催も半ばを過ぎていますが、前週に仮柵を移動しているため芝の内外の差はあまりありません。最後の直線が長く、差し・追い込み馬が有利過去10年で逃げ馬が馬券に絡んだことはありません

芝の状態がまだ良く、勝ち馬の上がり時計は33秒台になるとも珍しくありません。近走の上がりの時計はチェックが必要です。

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