2020年中山牝馬ステークスの注目馬を分析!
中山牝馬ステークスの特徴
毎年3月上旬に中山競馬場芝1800mで行われる牝馬限定のハンディキャップ重賞。5月中旬に東京馬場で行われる牝馬限定のマイルG1、ビクトリアマイルの前哨戦と位置付けられています。
しかしG1や重賞勝ち馬などはハンデが重くなるのでステップレースとして選択しない傾向にあります。一方で近走大敗している馬などはハンデが軽くなりので賞金獲得のチャンスがアップし、大挙して出走してきます。
また社台系の生産馬でクラブ所有馬の場合、慣例として6歳春に引退させ繁殖として社台に戻さなければならない契約を結んでいることが多く、このレースを花道にするケースも多くあります。さらに冬から春に掛けては牝馬の体調管理が難しいためレースを難解にしています。
実際1番人気の信用は低く、過去10年で僅か1勝、馬券に絡んだのも4回しかありません。また2、3番人気さえ絡まないレースが過に4度もあり、3頭とも2ケタ人気で決まった年もあるなど非常に波乱含みのレースです。
中山牝馬ステークスのレース&コースの攻略法
小回りの中山内回り1800mで行われます。スタートはゴール手前の坂下から始まり、小さなコーナーを4つ回ります。スタートして間もなくコーナーを回るためレース全体でスピードが上がり難く、まだ芝の状態が良好なので基本的に逃げ・先行馬が有利なコースです。
スタートがスタンド前なので繊細な牝馬はゲートでビビって出遅れなどしますが、今年はコロナウィルスで無観客試合なので大丈夫か?
出走表
| 枠番 | 馬番 | 出走馬 | 父 | 馬齢 | 騎手 | 生産牧場 |
| 所属 | 母の父 | 斤量 | 馬主 | |||
| 1 | 1 | レッドランディーニ | ディープインパクト | 牝5 | 吉田豊 | ノーザンファーム |
| 石坂正(栗東) | Mr. Greeley | 51kg | 東京ホースレーシング | |||
| 1 | 2 | フィリアプーラ | ハービンジャー | 牝4 | Lヒューイットソン | ノーザンファーム |
| 菊沢隆徳(美浦) | サンデーサイレンス | 53kg | キャロットファーム | |||
| 2 | 3 | フェアリーポルカ | ルーラーシップ | 牝4 | 和田竜二 | ノーザンファーム |
| 西村真幸(栗東) | アグネスタキオン | 52kg | 山本剛士 | |||
| 2 | 4 | メイショウグロッケ | メイショウサムソン | 牝6 | 大野拓弥 | まるとみ冨岡牧場 |
| 荒川義之(栗東) | マンハッタンカフェ | 52kg | 松本好隆 | |||
| 3 | 5 | デンコウアンジュ | メイショウサムソン | 牝7 | 柴田善臣 | 磯野牧場 |
| 荒川義之(栗東) | マリエンバード | 56kg | 田中康弘 | |||
| 3 | 6 | ウインシャトレーヌ | ダイワメジャー | 牝6 | 内田博幸 | 岡田スタツド |
| 大久保龍志(栗東) | クロフネ | 52kg | (株)ウイン | |||
| 4 | 7 | レッドアネモス | ヴィクトワールピサ | 牝4 | 津村明秀 | 社台ファーム |
| 友道 康夫(栗東) | サクラバクシンオー | 53kg | 東京ホースレーシング | |||
| 4 | 8 | カリビアンゴールド | ステイゴールド | 牝6 | 石橋脩 | ダーレー・ジャパン・F |
| 鮫島一歩(栗東) | Cape Cross | 53kg | ゴドルフィン | |||
| 5 | 9 | エスポワール | オルフェーヴル | 牝4 | M.デムーロ | ノーザンファーム |
| 角居勝彦(栗東) | シンボリクリスエス | 53kg | 近藤英子 | |||
| 5 | 10 | レイホーロマンス | ハービンジャー | 牝7 | 石川裕紀人 | 辻牧場 |
| 橋田 満(栗東) | サンデーサイレンス | 51kg | 永井啓弍 | |||
| 6 | 11 | コントラチェック | ディープインパクト | 牝4 | C.ルメール | ノーザンファーム |
| 藤沢和雄(美浦) | Halling | 55kg | キャロットファーム | |||
| 6 | 12 | モルフェオルフェ | オルフェーヴル | 牝5 | 江田照男 | 宮内牧場 |
| 大江原哲(美浦) | キングカメハメハ | 52kg | 並河賢一郎 | |||
| 7 | 13 | ゴージャスランチ | マンハッタンカフェ | 牝5 | 北村宏司 | 社台ファーム |
| 鹿戸雄一(美浦) | Seeking the Gold | 52kg | 吉田千津 | |||
| 7 | 14 | ウラヌスチャーム | ルーラーシップ | 牝5 | 横山典弘 | ノーザンファーム |
| 斎藤誠(美浦) | フジキセキ | 53kg | (株)G1レーシング | |||
| 8 | 15 | リュヌルージュ | モンテロッソ | 牝5 | 団野大成 | 坂東牧場 |
| 斉藤崇史(栗東) | メジロマックイーン | 50kg | 窪田康志 | |||
| 8 | 16 | ロフティフレーズ | ロードカナロア | 牝5 | 武藤雅 | 笠松牧場 |
| 上原博之(美浦) | ディープインパクト | 50kg | 水上ふじ子 |
勝ち馬予想に役立つ!中山牝馬ステークスの注目馬分析
コントラチェック
| ディープインパクト |
サンデーサイレンス |
Halo |
| Wishing Well | ||
| ウインドインハーヘア | Alzao | |
| Burghclere | ||
| リッチダンサー | Halling | Diesis |
| Dance Machine | ||
| Fairy Flight | Fairy King | |
| Rising Tide |
前走中山芝1600m牝馬限定G3ターコイズステークスを3番人気で1着。3歳時に中山で同距離のフラワーカップを勝っており、中山に限れば3戦3勝。馬券にならなかったのはオークスと秋華賞のG1だけで、あとは全て馬券に絡んでいます。
父は軽い芝で早い時計決着に強いディープインパクト。ノーザンファーム生産馬で、系列クラブの所有馬。藤沢きゅう舎所属で、新馬戦からルメールが騎乗し、秋華賞でも同騎手が乗っていることからも社台での期待の高さが伺えます。
今回は負担重量がカギ。血統にパワー系の血が入っておらず斤量負けの可能性がありまます。実際に斤量54kgでは全て馬券に絡んでいますが、55kgのG1では人気以上の着を拾えていません。前走で2着だったエスポワールも出走するので、負担重量次第で逆転される可能性があります。
エスポワール
| オルフェーヴル | ステイゴールド | サンデーサイレンス |
| ゴールデンサッシュ | ||
| オリエンタルアート | メジロマックイーン | |
| エレクトロアート | ||
| スカーレット | シンボリクリスエス | Kris S. |
| Tee Kay | ||
| グレースアドマイヤ | トニービン | |
| バレークイーン |
前走中山芝1600m牝馬限定G3ターコイズステークスを2番人気で2着。秋華賞では3番人気に支持され9着も、新馬戦以来馬券に絡んでないのはこの1戦のみ。ノーザンファーム生産馬で、常にリーディング上位の騎手が乗っていることからも期待されている1頭です。
父は成長力があるオルフェーヴル。オルフェーヴルの父がステイゴールドなので中山の坂や負担重量負けはあまり気にする必要はありません。母系にダービー馬フサイチコンコルド、皐月賞馬アンライバルドを輩出したバレークイーンがいる良血。
重賞勝ちこそないものの、メンバー中の素質では上位。今回は前走の勝馬で同レースにも出走するコントラチェックとの斤量差が問題で、2kgあれば逆転は可能。あとはレース本番の気配に掛かっています。
カリビアンゴールド
| ステイゴールド | サンデーサイレンス | Halo |
| Wishing Well | ||
| ゴールデンサッシュ | ディクタス | |
| ダイナサッシュ | ||
| サバナパディーダ | Cape Cross | Green Desert |
| Park Appeal | ||
| Capriola | Mr.Prospector | |
| High Point Lady |
重賞勝ちこそないものの、過去に中山芝2000mG3紫苑ステークスで2着、札幌芝1800mのG3クイーンカップで3着しています。条件戦でも常に上位争いしており、前走のリステッド競走でも2着しています。
父のステイゴールドはどちらかというと長距離に実績がありますが、小回りでゴール前直線に登り坂の有るコースも滅法得意。父が晩成タイプなので明け5歳ならまだ成長が見込めます。ハンデが軽いようなら狙ってみたい一頭です。
デンコウアンジュ
| メイショウサムソン | オペラハウス | Sadler’s Wells |
| Colorspin | ||
| マイヴィヴィアン | ダンシングブレーヴ | |
| ウイルプリンセス | ||
デンコウラッキー |
マリエンバード | Caerleon |
| マリエンバド | ||
| メイショウユリヒメ | サンデーサイレンス | |
| トウホーダイヤ |
2歳時に東京1600mG3アルテミスステークス、5歳時に福島芝1800mG3福島牝馬ステークス、今年に入って中京芝2000mG3愛知杯と重賞を3勝しています。また4歳時にはG1ビクトリアマイルで、11番人気で2着に突っ込んでいます。他にも牝馬限定重賞で3着が3回あります。
父は皐月賞、ダービー、同年春秋天皇賞を制したメイショウサムソン。サンデーサイレンスの血を持たず、競争成績から種牡馬として期待されましたが父がパワー型のサドラーズウェルズ系のオペラハウスなので、産駒は今のスピード競馬に対応し切れていません。
人気で惨敗し、人気薄で馬券に絡むなどいつ走るか分からない馬です。ただ実際に同馬が穴を開けるのは渋った馬場が多く、まだ開幕から間もない中山では多少の雨では馬場の悪化は考えられません。当日大雨で馬場が重、不良なら出番があるかもしれません。



コメント