【2026年度版】小倉牝馬ステークス入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見る小倉牝馬ステークス(旧愛知杯)の入賞馬

小倉牝馬ステークス(旧愛知杯)の枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2025 1 2 フェアエールング 牝5 53kg 1.58.4 ゴールドシップ スペシャルウィーク
1 4 シンティレーション 牝6 55kg 1.58.4 ロードカナロア アグネスタキオン
3 7 コガネノソラ 牝4 55kg 1.58.6 ゴールドシップ ロージズインメイ
2024 1 7 ミッキーゴージャス 牝4 54kg 1.57.9 ミッキーロケット ディープインパクト
2 3 タガノパッション 牝6 53kg 1.58.0 キングカメハメハ シンボリクリスエス
3 2 コスタボニータ 牝5 55kg 1.58.1 イスラボニータ Kendor
2023 1 2 アートハウス 牝4 55kg 2.03.1 スクリーンヒーロー ヴィクトワールピサ
2 7 アイコンテーラー 牝5 53kg 2.03.4 ドゥラメンテ ケイホーム
3 2 マリアエレーナ 牝5 56.5kg 2.03.6 クロフネ ディープインパクト
2022 1 1 ルビーカサブランカ 牝5 52kg 2.01.0 キングカメハメハ ダンスインザダーク
2 2 マリアエレーナ 牝4 53kg 2.01.0 クロフネ ディープインパクト
3 6 デゼル 牝5 55.5kg 2.01.0 ディープインパクト Le Havre
2021 1 8 マジックキャッスル 牝4 54kg 1.58.7 ディープインパクト シンボリクリスエス
2 7 ランブリングアレー 牝5 54kg 1.58.7 ディープインパクト シンボリクリスエス
3 2 ウラヌスチャーム 牝6 54kg 1.59.2 ルーラーシップ ジキセキ
2020 1 3 デンコウアンジュ 牝7 56kg 2.01.1 メイショウサムソン マリエンバード
2 3 アルメリアブルーム 牝6 53kg 2.01.1 ドリームジャーニー ネオユニヴァース
3 2 レイホーロマンス 牝7 52kg 2.01.2 ハービンジャー サンデーサイレンス
2019 1 4 ワンブレスアウェイ 牝6 54kg 2.00.0 ステイゴールド Storm Cat
2 7 ノームコア 牝4 55kg 2.00.1 ハービンジャー クロフネ
3 5 ランドネ 牝4 53kg 2.00.1 Blame A.P. Indy
2018 1 5 エテルナミノル 牝5 54kg 2.00.1 エンパイアメーカー フジキセキ
2 4 レイホーロマンス 牝5 51kg 2.00.2 ハービンジャー サンデーサイレンス
3 4 マキスマムドパリ 牝6 56kg 2.00.4 キングカメハメハ サンデーサイレンス
2017 1 6 マキスマムドパリ 牝5 53kg 2.01.4 稍重 キングカメハメハ サンデーサイレンス
2 3 サンソヴール 牝6 52kg 2.01.6 キングカメハメハ サンデーサイレンス
3 1 クインズミラーグロ 牝5 53kg 2.01.8 マンハッタンカフェ In Excess
2016 1 2 バウンスシャッセ 牝5 55.5kg 1.58.8 ゼンノロブロイ Halling
2 7 リーサルウエポン 牝5 50kg 1.59.0 ディープインパクト Gold Legend
3 4 サースライズ 牝4 53kg 1.59.0 マンハッタンカフェ Cape Cross

小倉牝馬ステークス(旧愛知杯)と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2025 1 7 フェアエールング 福島記念 6 2
1 3 シンティレーション エリザベス女王杯 4 10
3 5 コガネノソラ チャレンジカップ 8 8
2024 1 1 ミッキーゴージャス 3勝クラス 1 1
2 8 タガノパッション 3勝クラス 6 6
3 2 コスタボニータ L 2 2
2023 1 1 アートハウス 秋華賞 4 5
2 7 アイコンテーラー 中日新聞杯 10 3
3 2 マリアエレーナ 天皇賞秋 8 7
2022 1 7 ルビーカサブランカ 3勝クラス 4 1
2 3 マリアエレーナ OP 1 1
3 6 デゼル エリザベス女王杯 8 8
2021 1 2 マジックキャッスル 秋華賞 10 2
2 6 ランブリングアレー ターコイズS 2 7
3 8 ウラヌスチャーム エリザベス女王杯 11 13
2020 1 9 デンコウアンジュ ターコイズS 11 6
2 5 アルメリアブルーム エリザベス女王杯 13 8
3 11 レイホーロマンス OP 10 4
2019 1 8 ワンブレスアウェイ エリザベス女王杯 13 11
2 1 ノームコア エリザベス女王杯 2 5
3 4 ランドネ 1600万下 2 1
2018 1 6 エテルナミノル ターコイズS 4 5
2 11 レイホーロマンス 1000万下 1 1
3 1 マキスマムドパリ 中日新聞杯 4 5
2017 1 1 マキスマムドパリ 1600万下 3 2
2 10 サンソヴール ターコイズS 13 10
3 6 クインズミラーグロ 1600万下 10 1
2016 1 8 バウンスシャッセ マーメイドS 5 15
2 5 リーサルウエポン 1000万下 3 1
3 4 サースライズ 1600万下 4 3

小倉牝馬ステークスの傾向

2024年まで同時期同距離で中京開催の愛知杯を基に計算。2020年は小倉開催。

人気と馬券

1番人気 2勝2着1回3着0回、連対率3割、複勝率3割

2番人気 1勝2着0回3着2回、連対率1割、複勝率3割

3番人気 0勝2着2回3着2回、連対率2割、複勝率4割

上位人気が信頼できないレース。1番人気でさえ2勝・連対率・複勝率3割とかなり低め。2番人気は連対1割、複勝率3割、3番人気も連対率2割、複勝率4割なので馬連で狙うのは困難。過去10年で6回も馬連で8番人気以下が絡み、しかも内2回が2桁人気と荒れるレース。

春開催で中距離を主戦とする古馬の牝馬限定重賞は少なく、有力牝馬はこの間休養に当てています。また牝馬は冬に脂肪がつきやすく、体調管理も困難。

さらに後述しますが、中距離レースなのでエリザベス女王杯からの出走馬が多く、同レース大敗馬が出走すると実力以上に人気が下落。そのため手薄なメンバーの愛知杯で好走する確率が高まり、結果として大穴。人気より過去の実績や当日の馬の調子を重視。

前走と馬券

GⅠ      2勝2着4回3着3回、占有率30.0%

ターコイズS   2勝2着2回3着0回、占有率13.3%

その他重賞   2勝2着1回3着2回、占有率16.7%

OP・Lクラス  0勝2着1回3着3回、占有率13.3%

3勝・2勝クラス 4勝2着2回3着2回、占有率26.7%

ハンデキャップ戦なので条件戦からの格上挑戦組が全体の4割を占めるレース

ただし馬券として絞りやすいのはエリザベス女王杯や秋華賞のGⅠや、牡馬混合重賞など中距離重賞からの転戦組。前走で厳しいレースを経験し、牝馬限定のGⅢなら流れは楽。そのため前走大敗でも、愛知杯では上位に食い込んできます。

また2000m超えGⅠ組で馬券に絡んだ馬はほぼ中~中長距離向きの血統背景。同様に勝ち鞍が多い牝馬限定マイル戦ターコイズSの転戦馬も、血統は中距離向きの配合です。

一方、馬券の多くを占める条件クラスからの格上挑戦組は、馬券に絡んだ8頭中5頭が前走で4番人気以内、4頭が掲示板。そのため格上挑戦組は調子の善し悪し重要。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   12頭

ミスタープロスペクター系 10頭

ノーザンダンサー系    6頭

ロベルト系        1頭

サンデーサイレンス系・ノーザンダンサー系・ミスタープロスペクター系がほぼ拮抗。牝馬限定レースの中では走破距離が長く、父の殆どが現役時代2400mで実績のある種牡馬。ミスタープロスペクター系は10頭中9頭がキングカメハメハ系です。

性齢と馬券

4歳   3勝2着2回3着3回、占有率16.7%

5歳   5勝2着4回3着4回、占有率43.3%

6歳   1勝2着4回3着2回、占有率23.3%

7歳以上 1勝2着0回3着1回、占有率6.7%

馬券の中心は5勝、連対率約5割の5歳馬。5歳馬は成長のピークを迎えるのに対し、6歳馬はこれから下降気味。6歳以上で馬券に絡んだ6頭中5頭が前走重賞からの転戦馬。馬券に絡むに高齢馬は実力と経験が必要。4歳馬で馬券になった馬の半数は前走GⅠ。該当馬がいれば買い。

ハンデと馬券

52kg以下   1勝2着4回3着1回、占有率20.0%

53~54kg   6勝2着5回3着3回、占有率46.7%

55~56kg   3勝2着1回3着6回、占有率33.3%

57kg以上   0勝2着0回3着0回、占有率0%

勝ち鞍は重ハンデを背負っている実績馬が多いものの、52kg以下の軽ハンデ馬が2着に突っ込んでくるレース。実に10回中4回も52kg以下の軽ハンデ馬が馬連突っ込んできています。

芝が荒れ時計が掛かち。軽ハンデ馬はスタミナロスが少なく、好走条件が揃っています。そのため、人気が無くても当日調子が良い軽ハンデ馬がいたら買い。

小倉牝馬ステークスのレース及びコースの攻略法

小倉牝馬ステークスはコーナーを4度回る小倉芝2000mのコースで開催。スタートはスタンド正面の2000m専用の引き込み線から。スタートから第1コーナーまでの直線が470m近くあり先行争いは厳しくありませんが、スタート直後からスピードが出しやすいコース。

第2コーナーから高低差3mの上り坂で、ここでペースが一旦緩みます。その後第2コーナーから第3コーナーを過ぎまで緩やかな下り坂が続き、再び加速が付けやすくなっています。

また小倉競馬場は福島競馬場に次いで2番目に1周距離が短く、最後の直線は293mと平坦。さらに開幕週なので芝が速く加速を付けたままなだれ込めるので逃げ、先行馬が圧倒的に有利です。

↓ここをクリックすると他の重賞の【データ】【注目出走馬分析】を検索できます。↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました