2025年第17回GⅢレパードステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

弥生賞2着馬で初ダートになるヴィンセンシオ、大井JpnⅢ勝ちのジャナドリアが出走登録している2025年のレパードS。レパードS 出走登録馬の中から注目馬をピックアップし、馬券になるか分析します。

2025年レパードステークスの注目馬を分析!

レパードステークスの特徴

GⅢレパードステークスは第2回新潟開催第4日目に行われる3歳限定ダート1800mの馬齢重量戦です。負担重量は牡馬・騙馬57kg、牝馬55kg。国際走争に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走が可能です。また地方所属馬は3頭まで出走できます。

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2025レパードステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ドンインザムード アジアンエクスプレス 牡3 松山弘平 松本信行
今野貞一(栗東) アグネスタキオン 57kg 山田貢一
2 2 ルヴァンユニベール ホッコータルマエ 牡3 内田博幸 静内山田牧場
北出成人(栗東) スゴロングダーリン 57kg 住宅データ
2 4 タガノマカシヤ アメリカンペイトリオット 牡3 菊沢一樹 八木牧場
中村直也(栗東) フジキセキ 57kg 八木良司
3 5 ポールセン Into Mischief 牡3 斎藤新 Hunter V & M. F, LLC
斎藤誠(美浦) Candy Ride 57kg 坂口直大
3 6 シンビリーブ Constitution 牡3 菅原明良 Don Alberto Corporation
森秀行(栗東) Footstepsinthesand 57kg 藤田晋
4 7 ジャナドリア ゴールドドリーム 牡3 戸崎圭太 ノーザンファーム
武井亮(美浦) Spanish Steps 57kg サンデーレーシング
4 8 チュウジョウ アドマヤマーズ 牡3 丸山元気 鮫川ファーム
杉山佳明(栗東) ホワイトマズル 57kg 中辻明
5 9 サノノワンダー ヘニーヒューズ 牡3 大野拓弥 豊洋牧場
栗田徹(美浦) キングヘイロー 57kg 佐野信幸
5 10 ロードラビリンス ミッキーアイル 牡3 川田将雅 ケイアイファーム
松下武士(栗東) ロードカナロア 57kg ロードホースC
6 11 ヴィンセンシオ リアルスティール 牡3 C.ルメール ノーザンファーム
森一誠(美浦) キングカメハメハ 57kg キャロットファーム
6 12 ヒルノハンブルク ナダル 牡3 石橋脩 目名共同トレーニングC
武英智(栗東) ステイゴールド 57kg ヒルノ
7 13 トリポリタニア ルヴァンステーヴ 牡3 岩田康誠 ノーザンファーム
上村洋行(栗東) ワイルドラッシュ 57kg サンデーレーシング
7 14 ルグランヴァン ルヴァンステーヴ 牡3 原優介 白老ファーム
高木登(美浦) フジキセキ 57kg GⅠレーシング
8 17 ニューファウンド ニューイヤーズデイ 騙3 石川裕紀人 ノーザンファーム
相沢郁(美浦) ステイゴールド 57kg 吉田勝己
8 18 ハグ Justify 牡3 高杉吏麒 松浦牧場
藤岡健一(栗東) Afleet Alex 57kg 吉澤H

勝ち馬予想に役立つ!レパードステークスの注目馬分析

ヴィンセンシオ

リアルスティール ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ラヴィズオンリーミー Storm Cat
Monevassia
シーリア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
シーザリオ カーネギー
メジロモントレー

ヴィンセンシオはこれまで4戦2勝2着1回芝2000m2連勝から臨んだ弥生賞では優勝馬とタイム差無し2着。本番の皐月賞では6番人気も、道中何度も他馬にぶつけられた挙句、ポジションも後方から。優勝馬から0.9秒差9着に敗れています。

ヴィンセンシオの父はディープインパクト産駒でドバイターフ勝ちのリアルスティール。キングカメハメハ産駒の母シーリア芝中距離の2勝馬。祖母は日米オークスを制したシーザリオ。母の半兄に現種牡馬のエピファネイア、全兄にリオンディーズ、半弟にサートゥルナーリアがいる良血。

ウィンセシオは血統内にキングマンボの3×3、サンデーサイレンスの3×4の濃いクロスを持ちます。

今回は初ダート。父がダートで世界ランキング1位のフォーエバーヤングをだしているとはいえ、母系は芝馬。父の馬場適性は母系に拠るところが大きいと思われ、ダート慣れした他馬に比べ1枚割引。また4戦共2000m戦でマイルの1700mは少々忙しいか。見送り。

ジャナドリア

ゴールドドリーム ゴールドアリュール サンデーサイレンス
ニキーヤ
モンヴェール フレンチデピュティ
スペシャルジェイド
ターシャズスター Spanish Steps Unbridled
Trolley Song
Ms. Cuvee Napa Relaunch
A Penny Is a Penny

ジャナドリアは大井JpnⅢ1800m雲取賞競走の優勝馬。これまで4戦3勝3着1回。前走JpnⅠ羽田盃競走では2番人気も、優勝馬ナチュラルライズから2.2秒も離され3着

ジャナドリアの父はダートGⅠ5勝のゴールドドリーム。米国産の母タージャスターは海外で1勝。ジャナドリアの半姉はGⅡ関東オークスを勝ち、小倉大賞典勝ちのアリーヴォを輩出。また母系は海外のステークスウィナー多数

前走の優勝馬ナチュラルライズは東京ダービー競走も圧勝で、相手が悪かった印象。昨年12月中山ダート1800m勝ちがあり、現状3歳OPクラスの能力はあると思われます。また父はこのレースに強いゴールドアリュール系で、前走に比べればメンバーが手薄勝ち負け。

ルグランヴァン

ルヴァンスレーヴ シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
マエストラーレ ネオユニヴァース
オータムブリーズ
カラフルデイズ フジキセキ サンデーサイレンス
ミルレーサー
アイヴォリーカラー クロフネ
アピーリングストーリー

ルグランヴァンはこれまで6戦3勝2着2回2戦目の昨年12月中山ダート1800m未勝利戦で勝ち上がり5月東京ダート1600m1勝クラス、6月と東京ダート1800m2勝クラスを連勝しています。

ルグランヴァンの父はダートGⅠ4勝でシンボリクリスエス産駒のルヴァンスレーヴ。フジキセキ産駒の母カラフルデイズはJpnⅡ関東オークス勝ちがある4勝馬。ルグランヴァンは血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ちます。

血統的にもダート馬で、これまで馬券を外したのは1度だけ。前走は古馬混合の2勝クラスを先行して上りはメンバー中最速、2着に.3秒差を付けて圧勝しているので、能力的にはOP級。さらに左回りは3戦して馬券を外さず、走破距離も1600~1800mで本レースは適鞍勝ち負け。

ロードアビリンス

ミッキーアイル ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
スターアイル ロックオブジブラルタル
アイルドフランス
ベイコート ロードカナロア キングカメハメハ
レディブロッサム
レディバラード Unbridled
Angelic Song

ロードラビリンスはこれまで8戦3勝2着2回。2戦目の2歳8月中京ダート1800m未勝利戦を勝ち上がってから7戦連続ダート1800m戦。4月京都ダート1勝クラス、6月古馬混合2勝クラスを連勝しての参戦。

ロードアビリンスの父はディープインパクト系でマイルGⅠ2勝のミッキーアイル。ロードカナロア産駒の母ベイコートはダートマイルの2勝馬。母の半兄にAJCC他重賞2勝のダノンバラード、祖母は地方重賞2勝のレディーバラード、一族に日経新春杯勝ちのロードデルレイ。

ロードラビリンスは血統内にヘイローの4×4の濃いクロスがあります。

左回りは中京を3戦して1勝2着1回と対応可能。前走は同世代の1番人気馬とハナ差も、3着には0.3秒差を付けています。とはいえ1~4着馬が逃げ・先行馬のスローペース。厳しいレースはしていません。

今回は同世代でもOP勝馬も出走しメンバーも強化。1勝クラスでも取りこぼしがあるため、このメンバーではやや能力が落ちるか。良くて抑えまで。

タガノバビロン

ヘニーヒューズ ヘネシー Storm Cat
Island Kitty
Meadow Flyer Meadowlake
Shortley
スペシャルディナー スペシャルウィーク サンデーサイレンス
キャンペンガール
ソフトバイン Woodman
Ladyago

タガノバビロンはこれまで6戦2勝2着2回。10月東京ダート1600m新馬戦を勝ち上がり、直後の東京ダート1600mOPでは5着惨敗。その後東京ダート1600mを3戦して2着2回。前走距離を伸ばした6月阪神ダート1800mで1勝クラスを卒業しています。

タガノバビロンの父はヘニーヒューズ。スペシャルウィーク産駒の母スペシャルディナーは芝中距離の1勝馬。タガノバビロンの全兄はICBスプリン地勝ちで8勝を挙げているタガノビューティー。タガノバビロンは血統内にノーザンダンサーの5×3の濃いクロスがあります。

3歳馬ながら馬体重が510kgを超えており、惨敗した2戦目のOP以外、あがりはメンバー中2番手以内に脚を使い末脚は堅実父を考えると器用さはないと思われるので展開の助けが必要ですが、ゴール前直線の長い新潟なら突っ込んでくる可能性が大。抑えで。

ピカピカサンダー

アジアンエクスプレス ヘニーヒューズ ヘネシー
Meadow Flyer
ランニングボブキャッツ Running Stag
Backatem
メジロカトリーヌ メジロライアン アンバーシャダイ
メジロチェイサー
メジロダーリング Green Desert
アイルオブグラス

ピカピカサンダーはこれまで5戦2勝2着1回。新馬戦から4戦目の昨年12月中山ダート1800m未勝利戦を勝ち上がり、5か月休養明けの前走東ダート2100m1勝クラスを2着に0.7秒差を付けて圧勝しています。

ピカピカサンダーの父は朝日杯フューチュリティーS勝ちのアジアンエクスプレス。メジロライアン産駒の母メジロカトリーヌは芝・ダートで共に1勝。祖母メジロダーリングは短距離GⅢ2勝、スプリンターズS2着のある8勝馬。

父アジアンエクスプレスはレパードS勝ちがあるため芝・ダート兼用。前走ダート2100m圧勝からも距離適性は母の父のメジロライアンから。

前走逃げ馬を前に置き2番手で折り合って、最後はメンバー中2番目の脚で押し切ったようにスタミナ豊富。ただし、あがりは36秒台後半が最速スローペースで上り勝負になった場合は分が悪い印象。さらにダート3勝馬も出走し、前走よりメンバーも強化。見送り。

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