2026年NHKマイルカップの注目馬を分析!
NHKマイルカップの特徴
GⅠNHKマイルカップは第2回東京開催6日目に行われる3歳限定芝1600mの馬齢定量戦です。負担重量は牡馬57kg、牝馬55kg。国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。
JRA所属馬はニュージランドロフィーおよびアーリントンカップで3着以内に入った馬に、地方所属馬は前記以外に桜花賞と皐月賞で2着以内に入った馬に優先出走権が与えられています。それ以外のJRA所属馬は獲得本賞金が多い順に出走が可能です。
最近はオークスでは距離に不安がある桜花賞組や、直線が短い皐月賞を避けHHKマイルカップとダービーを目指す「変則二冠」にチャレンジする牡馬が増えています。
NHKマイルカップに優勝する馬は古馬GⅠ戦線でも優勝争いする可能性が高く、将来性を占う上でも注目の一戦です。
↓過去10年のNHKマイルカップ入賞馬のデータを見たい方はこちら↓
2026年NHKマイルカップ出走登録馬一覧表
| 出走馬 | 父 | 馬齢 | 生産牧場 |
| 所属 | 母の父 | 斤量 | 馬主 |
| アスクイキゴミ | ロードカナロア | 牡3 | ノーザンファーム |
| 藤原英昭(栗東) | Bated Breath | 57kg | 廣崎利洋HD |
| アドマイヤクワッズ | リアルスティール | 牡3 | ノーザンファーム |
| 友道康夫(栗東) | Zoffany | 57kg | 近藤旬子 |
| アルデトップガン | ナダル | 牡3 | 上山牧場 |
| 田中剛(美浦) | ゴールドアリュール | 57kg | 秋元竜弥 |
| アンドゥーリル | サートゥルナーリア | 牡3 | 白老ファーム |
| 中内田充正(栗東) | オルフェーヴル | 57kg | 社台レースホース |
| エコロアルバ | モズアスコット | 牡3 | 藤原牧場 |
| 田村康仁(美浦) | フレンチデピュティ | 57kg | 原村正紀 |
| オルネーロ | サトノダイヤモンド | 牡3 | ノーザンファーム |
| 宮田敬介(美浦) | Not For Sale | 57kg | キャロットファーム |
| カヴァレリッツォ | サートゥルナーリア | 牡3 | ノーザンファーム |
| 吉岡辰弥(栗東) | ハーツクライ | 57kg | シルクレーシング |
| ギリーズボール | エピファネイア | 牝3 | ノーザンファーム |
| 手塚貴久(美浦) | フジキセキ | 55kg | キャロットファーム |
| クールデイトナ | フォーウィールドライブ | 牡3 | 清水牧場 |
| 宮地貴稔 (栗東) | ウォーエンブレム | 57kg | 川上哲司 |
| サンダーストラック | ロードカナロア | 牡3 | ノーザンファーム |
| 木村哲也(美浦) | Hinchinbrook | 57kg | 里見治 |
| ジーネキング | コントレイル | 牡3 | 酒井牧場 |
| 斎藤誠(美浦) | Into Mischief | 57kg | 山口雄司 |
| ストームサンダー | ヘンリーバローズ | 牡3 | Him Rock Racing H. |
| 安達昭夫(栗東) | キングカメハメハ | 57kg | 北田剛 |
| スペルーチェ | レイデオロ | 牡2 | ノーザンファーム |
| 宮田敬介(美浦) | アグネスタキオン | 56kg | スリーエイチR |
| ダイヤモンドノット | ブリックスアンドモルタル | 牡3 | 坂東牧場 |
| 福永祐一(栗東) | ディープインパクト | 57kg | 金子真人H |
| タガノアラリア | ミスターメロディ | 牡3 | 新冠タガノファーム |
| 西園翔太(栗東) | ディープインパクト | 57kg | 八木良司 |
| ディールメーカー | イスラボニータ | 牡3 | 社台ファーム |
| 大和田成(美浦) | ホワイトマズル | 57kg | 諸江幸祐 |
| トラスコンガーデン | ダノンスマッシュ | 牝3 | 下河辺牧場 |
| 竹内正洋 (美浦) | Bernardini | 55kg | 由井健一郎 |
| ハッピーエンジェル | ジョーカプチーノ | 牝2 | クラウン日高牧場 |
| 武市康男(美浦) | スウェプトオーヴァーボード | 55kg | 矢野まり子 |
| バルセシート | キズナ | 牡3 | ノーザンファーム |
| 松下武士(栗東) | Lizard Island | 57kg | キャロットファーム |
| フクチャンショウ | イスラボニータ | 牡3 | 社台ファーム |
| 加藤征弘(美浦) | Thewayyouare | 57kg | 福田義明 |
| ユウファラオ | American Pharoah | 牡3 | Don.A.C&American Pharoah S. |
| 森秀行(栗東) | Medaglia d’Oro | 57kg | アイテツ |
| リゾートアイランド | イスラボニータ | 牡3 | ノーザンファーム |
| 上原佑紀(美浦) | Frankel | 57kg | 栁田将司 |
| レザベーション | ダノンプレミアム | 牡3 | 松田牧場 |
| 松下武士(栗東) | ジャングルポケット | 57kg | 中村伊三美 |
| ロデオドライブ | サートゥルナーリア | 牡3 | ノーザンファーム |
| 辻哲英(美浦) | スニッツェル | 57kg | 吉田勝己 |
| ローベルクランツ | サトノダイヤモンド | 牡3 | ノーザンファーム |
| 小林信也(栗東) | キングカメハメハ | 57kg | キャロットファーム |
勝ち馬予想に役立つ!NHKマイルカップ注目馬分析
ダイヤモンドノット
| ブリックスアンドモルタル | Giant’s Causeway | Storm Cat |
| Mariah’s Storm | ||
| Beyond the Waves | Ocean Crest | |
| Excedent | ||
| エンドレスノット | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| ウィキウィキ | フレンチデピュティ | |
| リアルナンバー |
ダイヤモンドノットは京王杯2歳S、前走ファルコンS勝ちのある重賞2勝馬。これまで7戦3勝2着1回3着1回。重賞は他に朝日杯FSで2着。
ダイヤモンドノットの父は米芝中距離GⅠ5勝のブリックスアンドモアルタル。ディープインパクト産駒のエンドレスノットは芝短距離の4勝馬。母の全妹に短距離GⅢ2勝全6勝馬のウリウリ、全弟に重賞全4勝のダービー馬マカヒキ。血統内にストームバードの4×4の濃いクロスあり。
前走ファルコンSは単勝1.6倍の圧的な1番人気に応えて優勝。勝ち時計1分19秒8は優秀で、2着に0.2秒差を付け、1400m戦までなら能力は抜けています。ただし、今回は1ハロン距離延長。
2走前の朝日杯FSは逃げてミドルペースを作り逃げ込みを図るも、最後はカヴァレリッツォに差されています。今回はゴール前直線が長く時計が出やすい東京マイル戦。2番手でも競馬は出来ますが、早い展開になった場合は息が入らず失速する可能性も。抑えまで。
カヴァレリッツォ
| サートゥルナーリア | ロードカナロア | キングカメハメハ |
| ランニングヒロイン | ||
| シーザリオ | カーネギー | |
| メジロモントレー | ||
| バラーディスト | ハーツクライ | サンデーサイレンス |
| アイリッシュダンス | ||
| バラダセール | Not For Sale | |
| La Balada |
カヴァレリッツォは朝日杯FSの優勝馬。これまで4戦2勝2着1回。重賞は他にデイリー杯2歳Sでタイム差無し2着。前走ぶっつけで臨んだ皐月賞は3番人気も、同じ2歳GⅠ馬で優勝したロブチェンから1.1秒の差を付けられ惨敗。
カヴァレリッツォの父はホープフルS・皐月賞勝ちのサートゥルナーリア。ハーツクライ作の母バラーディストはダートマイルの3勝馬。祖母はアルゼンチン3歳牝馬チャンピオンで同国GⅠ2勝の5勝馬。
母の半弟は弥生賞勝ちで菊花賞3着のサトノフラッグ、半妹は阪神JF・桜花賞2着のサトノレイナス。カヴァレリッツォは血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ちます。
父、母の父を考えれば血統的に2000m近辺も、皐月賞後鞍上の「2000mは若干距離が長い」というコメントを見る限り、現状はマイルが適鞍か。
朝日杯FSで逃げ込みを図るダイヤモンドノットをゴール前でメンバー中最速の脚で差し切り。デイリー杯で負けたアドマイヤクワッズに0.3秒差を付け、高いマイル適性があります。また左回りは中京の新馬戦で2着に0.8秒差を付ける圧勝劇からも適性を証明。
前走は休み明けの影響もあり、今回は叩き2戦目で前進が見込めます。勝ち負け。
アドマイヤクワッズ
| リアルスティール | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| ラヴィズオンリーミー | Storm Cat | |
| Monevassia | ||
| デイトライン | Zoffany | Dansili |
| Tyranny | ||
| パシフィックリム | Singspiel | |
| Prairie Runner |
アドマイヤクワッズはデイリー杯2歳Sの優勝馬。これまで5戦2勝3着2回。1番人気だった朝日杯FSは優勝馬から0.3秒差3着。春は皐月賞を狙い弥生賞に出走し、結果は3着。本番の前走皐月賞では先行するも、ゴール前で失速。優勝馬から1.4秒差15着惨敗。
アドマイヤクワッズの父はドバイターフ勝ちのリアルスティール。欧州短距離GⅠ勝ちのゾファニーを父に持つ母デイトラインは芝マイルの勝利馬。祖母は豪州GⅢ勝ちの7勝馬。また祖母は欧州GⅡ勝ちで、母系は海外でGⅡ〜GⅢ勝ちの馬を多数輩出。
父中距離馬のリアルスティールですが、母系はマイラー。2歳重賞戦線で4戦全て1番人気だったように基礎能力が高いためGⅡの2000mでは距離が持っても、前走のようにスタミナ勝負になった場合は距離に壁。今回は適正距離に戻ります。
ただし、今回は春3戦目で、新馬戦から3戦目で失速した朝日杯FSも同じような間隔。父リアルスティールの血が濃い場合は筋肉に疲労が蓄積しやすく今回も同様に失速する可能があります。さらにマイルの持ち時計も強調できず、カヴァレリッツォとの格付けも終了。良くて抑えまで。
エコロアルバ
| モズアスコット | Frankel | Galileo |
| ランニングヒロイン | ||
| India | ヘネシー | |
| Misty Hour | ||
| スターアクトレス | フレンチデピュティ | Deputy Minister |
| Mitterand | ||
| マザーリーフ | サンデーサイレンス | |
| スカラシップ |
エコロアルバはサウジアラビアRCの優勝馬で、これまで3戦2勝。前走朝日杯FSでは3番人気。重馬場の中内枠発送で、終始内側を走らされゴール前では内を突いて伸びるも、外のカヴァレリッツォ、アドマイヤワッズに伸び負け4着に敗れています。
エコロアルバの父は芝・ダートマイルGⅠ勝ちのモズアスコット。フレンチデピュティ産駒の母スターアクトレスはシルクロードS連覇の7勝馬。血統的にも短めのマイラー。
左回りは2戦2勝。今回と同じ舞台のサウジアラビアRCではメンバー中最速の33秒2の脚を使い2着馬に0.2秒差を付けています。同レース1番人気3着のゾロアストロは後にきさらぎ賞を優勝するのでメンバーも弱くありません。
成長を促すためと考えられますが、今回は朝日杯FSから直行。過去10年で春1度も叩かずに2歳重賞からNHKマイルカップで馬券に絡んだ馬はいません。見送り。
アスクイキゴミ
| ロードカナロア | キングカメハメハ | Kingmambo |
| マンファス | ||
| レディブラッサム | Storm Cat | |
| サラトガデュー | ||
| インピード | Bated Breath | Dansili |
| Tantina | ||
| Coraline | Sadler’s Wells | |
| Bahamian |
アスクイキゴミはチャールズダウンズCの優勝馬で2戦2勝。2月東京芝1600m新馬戦を3番人気で勝ち上がり、前走チャールズダウンズCでは5番人気も、稍重の中2番手先行し、最後はメンバー中2番目の33秒7の脚を使い逃げ馬を競り落としています。
アスクイキゴミの父はロードカナロア。英国産の母インビードは未出走馬。母の半兄4頭が仏国GⅠをはじめGⅡ以上の重賞を複数勝利。血統的にも勝負強さはあると思われます。
2戦目でGⅢ勝ちも、前走は9番人気でシンザン記念を勝ったサンダートラック1番人気で、2着馬も14番人気だったようにメンバーは弱め。サンダートラックは12着に沈んでいます。
今回は2歳GⅠ勝ち馬をはじめ、2歳GⅠで人気になった馬が多数出走。東京マイルの持ち時計が1分35秒7で、前走稍重で時計が掛かった分だけ恩恵を受けたアスクイキゴミでは時計勝負のNHKマイルカップは荷が重いと思われます。見送り。
ロデオドライブ
| サートゥルナーリア | ロードカナロア | キングカメハメハ |
| ランニングヒロイン | ||
| シーザリオ | カーネギー | |
| メジロモントレー | ||
| ビバリーヒルズ | スニッツェル | Redoute’s Choice |
| Snippets’ Lass | ||
| ブリリアントベリー | ノーザンテースト | |
| クラウテイワイフ |
ロデオドライブはこれまで3戦2勝2着1回。3戦全て中山芝1600m戦で、12月中山新馬戦を5番人気で勝ちあがり、続く3月1勝クラスでは1分32秒1の好時計勝ち。前走単勝1.7倍1番人気だったニュージーランドトロフィーでは首差2着。
ロデオドライブの父はホープフルS・皐月賞勝ちのサートゥルナーリア。スニッツェル産駒の母ビバリーヒルズは芝短距離の2勝馬。母の半兄にアルゼンチン共和国杯勝ちのレニングラード、天皇賞秋・マイルCS他重賞9勝全12勝のカンパニー、毎日杯勝ちのヒストリカル。
レースは3~4番手で先行し、3戦連続であがりはメンバー中最速。ただし、前走は良馬場発表も、滑って脚を取られ内に持たれながら走っていたように精神面で幼さが残ります。
また今回は初の東京で左回り。血統的に能力は高いので、気性面の幼さがこの間修正されるかがカギ。当日落ち着いていれば連下で。



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