【2020年度版】札幌2歳ステークス入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見る札幌2歳ステークスの入賞馬

札幌2歳ステークスの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2019 1 5 ブラックホール 牡2 54kg 1.50.4 稍重 ゴールドシップ キングカメハメハ
2 8 サトノゴールド 牡2 54kg 1.50.6 ゴールドシップ Fusaichi Pegasus
3 1 ダーリントンホール 牡2 54kg 1.50.9 New Approach Pivotal
2018 1 3 ニシノデイジー 牡2 54kg 1.50.1 ハービンジャー アグネスタキオン
2 8 ナイママ 牡2 54kg 1.50.1 ダノンバラード ジャングルポケット
3 1 クラージュゲリエ 牡2 54kg 1.50.2 キングカメハメハ タニノギムレット
2017 1 7 ロックディスタウン 牡2 54kg 1.51.4 オルフェーヴル Pivotal
2 8 ファーストアプロ-チ 牡2 54kg 1.51.4 Dawn Approach Marju
3 5 ダブルシャープ 牡2 54kg 1.51.4 ペーカバド アグネスタキオン
2016 1 4 トラスト 牡2 54kg 1.49.9 スクリーンヒーロー エイシンサンディ
2 8 ブラックオニキス 牝2 54kg 1.50.3 ブラックタイド チーフベアハート
3 8 アドマイヤウイナー 牡2 54kg 1.50.3 ワークホース ダンスインザダーク
2015 1 7 アドマイヤエイカン 牡2 54kg 1.50.8 稍重 ハーツクライ フレンチデピュティ
2 6 プロフェット 牡2 54kg 1.50.8 ハービンジャー タニノギムレット
3 3 クロコスミア 牝2 54kg 1.51.0 ステイゴールド ボストンハーバー
2014 1 2 ブライトエンブレム 牡2 54kg 1.50.0 ネオユニヴァース ウォーエンブレム
2 7 マイネルシュバリエ 牡2 54kg 1.50.2 バトルブラン スペシャルウィーク
3 8 レッツゴードンキ 牝2 54kg 1.50.2 キングカメハメハ マーベラスサンデー
2013 1 1 レッドリヴェール 牝2 54kg 1.59.7 不良 ステイゴールド Dixieland Band
2 4 マイネグレヴィル 牝2 54kg 1.59.7 ブライアンズタイム スペシャルウィーク
3 3 ハイアーレート 牡2 54kg 2.00.9 ゼンノロブロイ フレンチデピュティ
2012 1 3 コディーノ 牡2 54kg 1.48.5 キングカメハメハ サンデーサイレンス
2 7 ラウンドワールド 牡2 54kg 1.48.8 ディープインパクト トニービン
3 4 エデンロック 牡2 54kg 1.49.2 フレンチデピュティ サンデーサイレンス
2011 1 7 グランデッツァ 牡2 54kg 1.50.8 稍重 アグネスタキオン Marju
2 5 ゴールドシップ 牡2 54kg 1.50.9 ステイゴールド メジロマックイーン
3 5 マイネルロブスト 牡2 54kg 1.50.9 ゼンノエルシド メジロライアン
2010 1 8 オールアズワン 牡2 54kg 1.49.8 ネオユニヴァース ナリタブライアン
2 7 アヴェンチュラ 牝2 54kg 1.49.9 ジャングルポケット サンデーサイレンス
3 2 アドマイヤセプター 牝2 54kg 1.50.2 キングカメハメハ サンデーサイレンス

札幌2歳ステークス入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2019 1 5 ブラックホール 未勝利(中6週) 1 1
2 3 サトノゴールド 新馬(中7週) 1 1
3 2 ダーリントンホール 新馬(中6週) 1 1
2018 1 6 ニシノデイジー 未勝利(中6週) 1 1
2 4 ナイママ OP(中3週) 3 1
3 1 クラージュゲリエ 新馬(中5週) 2 1
2017 1 1 ロックディスタウン 新馬(中4週) 1 1
2 4 ファーストアプロ-チ 未勝利(中4週) 2 1
3 7 ダブルシャープ OP(中2週) 6 1
2016 1 5 トラスト OP(中2週) 1 2
2 10 ブラックオニキス OP(中2週) 3 1
3 7 アドマイヤウイナー 新馬(中6週) 1 1
2015 1 2 アドマイヤエイカン 新馬(中6週) 1 1
2 1 プロフェット 新馬(中5週) 1 1
3 8 クロコスミア OP(中3週) 3 4
2014 1 5 ブライトエンブレム 新馬(中6週) 3 1
2 11 マイネルシュバリエ 新馬(中6週) 1 1
3 7 レッツゴードンキ 新馬(中2週) 3 1
2013 1 2 レッドリヴェール 新馬(中13週) 3 1
2 4 マイネグレヴィル OP(中3週) 5 3
3 6 ハイアーレート 新馬(中6週) 1 1
2012 1 3 コディーノ 新馬(中3週) 1 1
2 1 ラウンドワールド OP(中3週) 1 1
3 9 エデンロック 新馬(中6週) 1 1
2011 1 1 グランデッツァ 未勝利(中2週) 1 1
2 2 ゴールドシップ OP(中3週) 1 1
3 5 マイネルロブスト OP(5週) 2 1
2010 1 3 オールアズワン 未勝利(中5週) 1 1
2 2 アヴェンチュラ 新馬(中10週) 2 1
3 1 アドマイヤセプター 新馬(中6週) 1 1

札幌2歳ステークスと馬券の傾向

過去10年の集計より

人気と馬券

1番人気 2勝2着2回3着2回、連対率4割、複勝率6割

2番人気 2勝2着2回3着1回、連対率4割、複勝率5割

3番人気 2勝2着1回3着0回、連対率3割、複勝率3割

過去10年で1~3番人気が共に2勝、1番人気と2番人気の連対率、複勝率はあまり変わらないので上位人気の信頼度はまあまあのレベル。優勝馬は6番人気以内で決まっています。また馬連も8回が6番人気以内同士で決まっているのでさほど荒れるレースではありません。

過去10年で2桁人気が絡んだのは2回で、共に2着。この時の1着は5番人気で3着が7番人気と荒れるときは極端に荒れます。

前走と馬券

前走新馬戦、未勝利戦に関わらず3番人気以内で勝ち上がっていることが条件で、ある程度素質が必要。オープンからの挑戦であれば前走5番人気以内で掲示板に載っていることが条件。

ローテーションは中2週から13週までありますが、前走の刺激を残したまま疲れの残らない3~6週でゆったりとしたローテーションで臨んでいる馬に良績が集中しています。

血統と馬券

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、テイゴールド、オルフェーヴル、ゴールドシップとステイゴールド系の血を持つ馬が6頭、占有率20%とハイアベレージパワーがあるキングカメハメハ産駒が4頭、占有率13.3%。

他の種牡馬も中~中長距離でスピードよりスタミナとパワーを兼ね備えたタイプが多数を占めます。

一方でこの距離に強いディープインパクトや中長距離に強いハーツクライ産駒は共に1頭と振るいません。札幌はパワー必要な洋芝で小回りというコース設定から、軽い芝が得意で大跳びの産駒が多い種牡馬の成績が良くありません。

性齢と馬券

牡馬 9勝2着7回3着7回、占有率83.3%

牝馬 1勝2着3回3着3回、占有率16.7%

この時期の他の2歳重賞に比べ牝馬が劣勢。この時期の若駒にとって1800mは古馬の中長距離にあたり、さらに札幌は洋芝でパワーが必要なので筋力のある牡馬が優勢です。

札幌2歳ステークスのレース及びコースの攻略法

札幌2歳ステークスは札幌芝1800mのコーナーを4つ回るコースを使用。馬場が痛んでいるため仮柵を移動したCコースが使われるので、内外の馬場差が減少し枠順による有利不利はさほどありません。

スタートはスタンド正面、ゴール板手前から。スタートから最初のコーナーまでの直線が185mほどしかなく、先行争いは熾烈でテンが早くなります。

札幌コースは小回りですがコーナーは緩やかでスピードを上げたまま回れます。逆にバックストレッチ、ホームストレッチ共に直線が短く大跳びの馬は加速がし難く不利です。

最終コーナーを回るとゴールまでの直線が269mと短く、逃げ・先行馬が有利なコース設定。後方待機馬も第4コーナーを回った時点で6番手以内に押し上げていないと優勝争いには加われません。

そのため札幌2歳ステークスでは逃げ・先行馬が有利に見えますが、レース経験が少ない2歳馬にとってペース配分が難しく、マークもきつくなり逃げ・先行馬は先にスタミナを消耗します。そのため逃げ切り勝ちは過去10年でわずか1回、2~3番手の先行馬も3頭しか馬券に絡んでいません。

また札幌は洋芝なのでパワーが必要な上、この時期の2歳馬には1800mは中長距離のレースに相当するので、前走でスタミナを温存できる後方で控えるレースをした馬に勝機があります。

2020年札幌2歳ステークスの注目馬分析はこちら

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