【2021年度版】ニュージーランドトロフィー入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るニュージーランドトロフィーの入賞馬

ニュージーランドトロフィーの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2020 1 6 ルフトシュトローム 牡3 56kg 1.33.0 キンシャサノキセキ キングカメハメハ
2 7 シーズンズギフト 牝3 54kg 1.33.1 エピファネイア ゼンノロブロイ
3 8 ウイングレイテスト 牡3 56kg 1.33.1 スクリーンヒーロー サクラユタカオー
2019 1 1 ワイルドファラオ 牡3 56kg 1.34.2 ヘニーヒューズ アグネスタキオン
2 2 メイショウショウブ 牝3 54kg 1.34.2 ダイワメジャー キングカメハメハ
3 3 ヴィッテルスバッハ 牡3 56kg 1.34.4 ルーラーシップ ディープインパクト
2018 1 3 カツジ 牡3 56kg 1.34.2 ディープインパクト ホワイトマズル
2 8 ケイアイノーテック 牡3 56kg 1.34.2 ディープインパクト Smarty Jones
3 2 デルタバローズ 牡3 56kg 1.34.3 Into Mischief ハードスパン
2017 1 3 ジョーストリクトリ 牡3 56kg 1.36.0 稍重 ジョーカプチーノ キングヘイロー
2 2 メイソンジュニア 牡3 56kg 1.36.2 Mayson American Post
3 8 ボンセルヴィーソ 牡3 56kg 1.36.2 ダイワメジャー サクラローレル
2016 1 3 ダンツプリウス 牡3 56kg 1.33.9 ブライアンズタイム マンハッタンカフェ
2 4 ストーミーシー 牡3 56kg 1.33.9 アドマイヤムーン ゼンノエルシド
3 2 エクラミレネール 牝3 54kg 1.33.9 マツリダゴッホ ブラウドデボネア
2015 1 4 ヤマカツエース 牡3 56kg 1.34.8 稍重 キングカメハメハ グラスワンダー
2 5 グランシルク 牡3 56kg 1.349. ステイゴールド Dynaformer
3 6 アルマワイオリ 牡3 56kg 1.34.9 マツリダゴッホ ピルサドスキー
2014 1 7 ショウナンアーチヴ 牡3 56kg 1.33.3 ショウナンカンプ サンデーサイレンス
2 5 ショウナンワダチ 牡3 56kg 1.33.3 ショウナンカンプ クロフネ
3 8 ベルルミエール 牝3 54kg 1.33.5 スウェプトオーヴァーボード サンデーサイレンス
2013 1 6 エーシントップ 牡3 56kg 1.34.8 Tale of the Cat Unbridled’s Song
2 2 レッドアリオン 牡3 56kg 1.34.8 アグネスタキオン ダンシングブレーヴ
3 2 ストーミングスター 牡3 56kg 1.34.8 ストーミングホーム サザンヘイロー
2012 1 2 カレンブラックヒル 牡3 56kg 1.33.2 ダイワメジャー Grindstone
2 2 セイクレットレーヴ 牡3 56kg 1.33.6 アドマイヤムーン ブライアンズタイム
3 3 ブライトライン 牡3 56kg 1.33.6 フジキセキ キングオブキングス
2011 1 4 エイシンオスマン 牡3 56kg 1.34.5 ロックオブジブラルタル Luhuk
2 3 エーシンジャッカル 牡3 56kg 1.34.7 フジキセキ アフリート
3 2 グランプリボス 牡3 56kg 1.34.7 サクラバクシンオー サンデーサイレンス

ニュージーランドトロフィー入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2020 1 2 ルフトシュトローム 1勝クラス 1 1
2 5 シーズンズギフト フラワーC 1 3
3 7 ウイングレイテスト ファルコンS 7 6
2019 1 4 ワイルドファラオ 未勝利(中4カ月) 1 1
2 3 メイショウショウブ チューリップ賞 3 9
3 2 ヴィッテルスバッハ 500万下 4 1
2018 1 2 カツジ きさらぎ賞 3 5
2 1 ケイアイノーテック 500万下 1 1
3 9 デルタバローズ 京成杯 3 13
2017 1 12 ジョーストリクトリ ファルコンS 4 6
2 8 メイソンジュニア ファルコンS 6 3
3 5 ボンセルヴィーソ ファルコンS 2 2
2016 1 2 ダンツプリウス アーリントンC 9 2
2 14 ストーミーシー 500万下 6 2
3 12 エクラミレネール OP 6 4
2015 1 7 ヤマカツエース ファルコンS 5 3
2 1 グランシルク 500万下 2 1
3 2 アルマワイオリ アーリントンC 5 2
2014 1 1 ショウナンアーチヴ ファルコンS 2 6
2 4 ショウナンワダチ 共同通信杯 5 8
3 8 ベルルミエール ファルコンS 7 4
2013 1 2 エーシントップ シンザン記念 1 1
2 3 レッドアリオン 500万下 1 1
3 12 ストーミングスター 500万下 2 1
2012 1 1 カレンブラックヒル 500万下 1 1
2 2 セイクレットレーヴ OP 3 1
3 4 ブライトライン ファルコンS 4 1
2011 1 12 エイシンオスマン スプリングS 12 5
2 7 エーシンジャッカル 500万下 2 1
3 1 グランプリボス スプリングS 5 4

ニュージーランドトロフィーと馬券の傾向

過去10年の集計より

人気と馬券

1番人気 2勝2着2回3着1回、連対率4割、複勝率5割

2番人気 3勝2着1回3着2回、連対率4割、複勝率6割

3番人気 0勝2着2回3着0回、連対率2割、複勝率2割

1、2番人気は数字的にそん色なく共に連対率4割、複勝率も5割、6割なので馬連で信用度は今一歩も馬券には組み込む必要があります。一方で3番人気は連対率・複勝率共に2割と信頼できません。

過去10年で2桁人気が馬券になった年は4回。その中2回が優勝、馬連に直すと3回。2桁人気が優勝した年は紐も7、8番人気を連れてきており、さらに複数頭馬券に絡んだ年が1回と荒れる年は大荒れ固い年と大荒れの年が両極端。

有力馬のほとんどは皐月賞を目指すため、NHKマイルカップを目指す馬は少数派。これまでの3歳重賞で距離に限界を感じた馬も多く出走してくるので馬券的には絞り難いレースです。

前走と馬券

ファルコンS    3勝2着1回3着4回

他3歳重賞     4勝2着3回3着3回

OP・1勝クラス   2勝2着6回3着3回

新馬・未勝利    1勝2着0回3着0回

3歳重賞ではファルコンステークス組の好走が目立ちます。距離は200mの差も、周回の右左、直線の長さなどコース形態が大きく異なり、同レース惨敗組が巻き返してくることが多いのが特徴。どの馬も8位入賞しているので、着順の割に人気を落としているなら注意。

他の重賞組も同様で、馬券に絡んだ10頭中8頭は前走8位入賞3着までに入ればNHKマイルカップに出走できるので、前走重賞で今一歩の馬が本気でき挙げてきます。

一方で2着はオープンや1勝クラスからの馬が多く馬券に絡んだ11頭中10頭は前走1着。人気も前走1、2番に気が7頭なので、素質で勝ち抜いてきた馬なら押さえておく必要があります。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   12頭

ミスタープロスペクター系 6頭

ノーザンダンサー系    5頭

ロベルト系        3頭

サクラバクシンオー系   3頭

芝マイル戦にもかかわらずサンデーサイレンス系の種牡馬を父にも馬が全体の40%と、ほかの重賞に比べるとやや低い数字。

サンデーサイレンス系ではダイワメジャー、ディープインパクト、マツリダゴッホ、フジキセキが各2頭ずつとマイル戦に強い馬が中心。ディープインパクト以外はダッシュ力とスピード持続力がある種牡馬が目立ちます。

ミスタープロスペクターでは6頭注3頭がフォーティナイナー系で、パワーよりスピード重視サクラバクシンオー系と明らかにダッシュ力に定評がる種牡馬が3頭も入っていることからも、先行力とスピードが必要なレースだということが分かります。

一方、スピード優位の種牡馬が父の馬のほとんどは母の父が2000m以上で実績のある種牡馬スピード一辺倒では厳しく、父のスピードを母系のスタミナで補わないと馬券にならないといえます。

性齢と馬券

牝馬0勝2着2回3着2回4頭中3頭は前走重賞、もう1頭もオープンクラスからの挑戦なので、一度厳しい流れを経験していない牝馬は馬券になりません。

ニュージーランドトロフィーのレース及びコースの攻略法

ニュージーランドトロフィーはコーナーを3つ回る中山芝外回り1600mBコースを使用。スタートはスタンド手前。1600m専用の引き込み線から。スタートから最初のコーナーまで226mと短く、さらに直角に近いカーブなので外枠に入った先行馬は明らかに不利。

最初のコーナーを回ると第3コーナーまで緩やかな下り坂が続き、加速が付けやすい構造。外回りの第3コーナーは径が緩やかで加速を付けたまま回れます。これがダッシュ力とスピード持続力がある種牡馬を父に持つ馬が有利な理由。

ゴール前直線は310mと短く、さらに中山名物高低差2.2mの急坂が待ち受けます。仮柵が移動させた初日なので内外の差はなく、基本逃げ、先行馬が有利。ただし、レース経験が少ない馬同士の戦いでオーバーペースになりやすく、先行馬と後続馬で馬券になる確率は半々。

どの馬がペースを握るかで展開ががらりと変わります。中山コースのレースであるにも関わらず、第4コーナーを回った時点で10番低下が過去10年で8頭馬券。そのうち2回は差し切り勝ち良馬場なら走破時計1分33秒台決着とこの時期の3歳としては早いので、持ち時計がある馬を狙うのが良いでしょう。

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コメント

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