【2022年度版】エリザベス女王杯入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るエリザベス女王杯の入賞馬

エリザベス女王杯の枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2021 1 8 アカイイト 牝4 56kg 2.12.1 キズナ シンボリクリスエス
2 3 ステラリア 牝3 54kg 2.12.4 キズナ Motivator
3 1 クラヴェル 牝4 56kg 2.12.5 エピファネイア キングカメハメハ
2020 1 8 ラッキーライラック 牝5 56kg 2.10.3 オルフェーヴル Flower Alley
2 7 サラキア 牝5 56kg 2.10.4 ディープインパクト Lomitas
3 6 ラヴズオンリユー 牝4 56kg 2.14.4 ディープインパクト Storm Cat
2019 1 1 ラッキーライラック 牝4 56kg 2.14.1 オルフェーヴル Flower Alley
2 3 クロコスミア 牝6 56kg 2.14.3 ステイゴールド ボストンハーバー
3 6 ラヴズオンリユー 牝3 54kg 2.14.3 ディープインパクト Storm Cat
2018 1 6 リスグラシュー 牝4 56kg 2.13.1 ハーツクライ American Post
2 5 クロコスミア 牝5 56kg 2.13.1 ステイゴールド ボストンハーバー
3 4 モズカッチャン 牝4 56kg 2.13.6 ハービンジャー キングカメハメハ
2017 1 3 モズカッチャン 牝3 54kg 2.14.3 ハービンジャー キングカメハメハ
2 2 クロコスミア 牝4 56kg 2.14.3 ステイゴールド ボストンハーバー
3 5 ミッキークイーン 牝5 56kg 2.14.3 ディープインパクト Gold Away
2016 1 2 クイーンズリング 牝4 56kg 2.12.9 マンハッタンカフェ Anabaa
2 5 シングウィズジョイ 牝4 56kg 2.12.9 マンハッタンカフェ シンボリクリスエス
3 1 ミッキークイーン 牝4 56kg 2.13.1 ディープインパクト Gold Away
2015 1 6 マリアライト 牝4 56kg 2.14.9 稍重 ディープインパクト エルコンドルパサー
2 8 ヌーヴォレコルト 牝4 56kg 2.14.9 ハーツクライ スピニングワールド
3 4 タッチングスピーチ 牝3 54kg 2.14.9 ディープインパクト Sadler’s Wells
2014 1 1 ラキシス 牝4 56kg 2.12.3 ディープインパクト Storm Cat
2 5 ヌーヴォレコルト 牝3 54kg 2.12.3 ハーツクライ スピニングワールド
3 7 ディアデラマドレ 牝4 56kg 2.12.5 キングカメハメハ サンデーサイレンス
2013 1 2 メイショウマンボ 牝3 54kg 2.16.6 スズカマンボ グラスワンダー
2 8 ラキシス 牝3 54kg 2.16.8 ディープインパクト Storm Cat
3 4 アロマティコ 牝4 56kg 2.16.8 キングカメハメハ サンデーサイレンス
2012 1 8 レインボダリア 牝5 56kg 2.16.3 ブライアンズタイム ノーザンテースト
2 6 ヴェルシーナ 牝3 54kg 2.16.3 ディープインパクト Machiavellian
3 3 ピクシープリンセス 牝4 56kg 2.16.3 ディープインパクト Kingmambo

エリザベス女王杯入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2021 1 10 アカイイト 府中牝馬S 12 7
2 7 ステラリア 秋華賞 9 6
3 9 クラヴェル 新潟記念 2 3
2020 1 1 ラッキーライラック 札幌記念 1 3
2 5 サラキア 府中牝馬S 7 1
3 3 ラヴズオンリユー 府中牝馬S 1 5
2019 1 3 ラッキーライラック 府中牝馬S 2 3
2 7 クロコスミア 府中牝馬S 3 5
3 1 ラヴズオンリユー オークス 1 1
2018 1 3 リスグラシュー 府中牝馬S 2 2
2 9 クロコスミア 府中牝馬S 6 5
3 1 モズカッチャン 札幌記念 4 3
2017 1 5 モズカッチャン 秋華賞 5 3
2 9 クロコスミア 府中牝馬S 5 1
3 3 ミッキークイーン 宝塚記念 4 3
2016 1 3 クイーンズリング 府中牝馬S 3 1
2 12 シングウィズジョイ 府中牝馬S 8 7
3 2 ミッキークイーン ヴィクトリアマイル 1 2
2015 1 6 マリアライト オールカマー 4 5
2 1 ヌーヴォレコルト オールカマー 1 2
3 4 タッチングスピーチ 秋華賞 2 6
2014 1 3 ラキシス オールカマー 4 1
2 1 ヌーヴォレコルト 秋華賞 1 2
3 6 ディアデラマドレ 府中牝馬S 4 1
2013 1 2 メイショウマンボ 秋華賞 3 1
2 6 ラキシス 1000万下 1 1
3 5 アロマティコ 府中牝馬S 1 7
2012 1 7 レインボダリア 府中牝馬S 9 4
2 1 ヴェルシーナ 秋華賞 2 2
3 5 ピクシープリンセス 1000万下 1 1

エリザベス女王杯と馬券の傾向

過去10年の集計より。2020、2021年は阪神開催。

人気と馬券

1番人気 1勝2着3回3着2回、連対率4割、複勝率6割

2番人気 1勝2着1回2着1回、連対率2割、複勝率3割

3番人気 3勝2着0回3着2回、連対率3割、複勝率5割

1番人気は僅か1勝と人気の割に勝率は悪いものの、連対率は4割、複勝率6割なので馬券は抑えが必須。2番人気も同様で1勝、複勝率2割、複勝率3割とこちらは軽視。一方で3番人気が3勝を挙げています。

秋華賞で惜敗した馬や、実力馬が府中牝馬ステークスを叩き台にして優勝しなかった馬が3番人気になることが多く、本番のエリザベス女王杯でリベンジを果たす格好

一方で2桁人気が馬券に絡んだのは過去10年で2回しかなく、牝馬重賞の割にあまり荒れません。過去10年で馬券に絡んだ馬の70%は6番人気以内の馬。7番人気まで広めると約9割なので、人気上位馬からピックアップが基本です。

前走と馬券

3歳馬であれば秋華賞から、古馬であればエリザベス女王杯のステップレースである府中牝馬ステークスからの出走馬が馬券に絡む確率が高い傾向があります。

秋華賞    2勝2着3回3着1回

府中牝馬S 5勝2着5回3着3回

府中牝馬ステークス組の勝率が高いことが分かります。

秋華賞組で馬券に絡んだ6頭中3頭が前走5番人気以内、着順は2頭を除き馬券に絡んでいます。残り2頭も6着なので、人気実力とも世代トップクラスでなければ相手になりません。

一方、府中牝馬ステークス組で馬券に絡んだ13頭中9頭が前走5番人気以内、同じく10頭が掲示板に載っています。やはり、それなりに実力が無ければ馬券に絡みません。

宝塚記念    0勝2着0回3着1回

札幌記念    1勝2着0回3着1回

オールカマー  2勝2着1回3着0回

同様に他の重賞からではGⅡクラス以上で掲示板に載った馬が中心。牡馬と競って勝ち負けするようなら相当強いと判断できます。ほとんどの牝馬が牝馬重賞ばかり使っているので、この路線から出走してきていれば買い。

条件クラスからの出走はほぼ馬券にならず、過去10年で2頭のみ。ただし、2頭とコース適性の高いもディープインパクト産駒なので、同じく出走してきたら注意が必要です。

血統と馬券

サンデーサイレンス系     24頭

ミスタープロスペクター系  2頭

ノーザンダンサー系     2頭

ロベルト系         2頭

その他           0頭

2200mは牝馬にとって長距離に相当するので、身体が柔らかく効率的にスピードを持続させるサンデーサイレンス系種牡馬を父持つ馬が30頭中24頭、全体の8割を占めます。

サンデーサイレンス系で複数頭馬券になっている種牡馬はディープインパクト系13頭と最多。他はステイゴールド系5頭、マンハッタンカフェ2頭、ハーツクライ2頭と、もともと長距離重賞に強い種牡馬が並びます。

ミスタープロスペクター系3頭ですが、全てキングカメハメハ産駒ノーザンダンサー系も現役時代中長距離馬だったハービンジャーなので、やはり血統的に中長距離志向でなければ馬券になりません

性齢と馬券

3歳   2勝2着4回3着2回、占有率26.7%

4歳   6勝2着3回3着7回、占有率53.3%

5歳   2勝2着2回3着1回、占有率16.7%

6歳   0勝2着1回3着0回、占有率3.3%

7歳以上 0勝2着0回3着0回、占有率0%

中心は4歳馬。過去10年で6勝を挙げ、占有率も50%以上とハイアベレージ。その次が3歳馬という順。5歳、6歳はほぼ馬券に絡まず絡んだ馬は牝馬GⅠ馬か過去にエリザベス女王杯で掲示板に載った馬です。それ以外の高齢牝馬は馬券から外して良いでしょう。

エリザベス女王杯のレース及びコースの攻略法

2022年度のエリザベス襄王杯はコーナーを4つ回る阪神芝内回り2200mコースで行われます。

スタートはスタンド正面、外回りの第4コーナーを回ったところから。スタートから最初のコーナーまで530mと非常に長く、ポジション争いはスムーズ。さらにゴール前の急坂を上ることになるのでテンから早くなることはほとんどありません。

坂を上ると第3コーナーまでほぼ平坦。バックストレッチは367mそれほど長くありません。第3コーナーに入ると第4コーナー過ぎまで長い下り坂、ここで一気にレースが動きます。

ただし、阪神の第4コーナーは直角に近く、ここで先行馬がスピードを上げ過ぎるとコーナーを回った時に遠心力で外に振られコースロスが生じます。一方で、後続馬は内を突けるのでチャンスが広がります。

ゴール前直線は365mと短く、さらにゴール前1ハロンの場所に高低差1.9mの急坂が待ち受けます。基本的に逃げ、先行馬有利ですが、坂を2度駆けあがるので、スタミナとパワーを兼ね備えていないと勝ち切れません。

↓ここをクリックすると他の重賞の【データ】【注目出走馬分析】を検索できます。↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました