【2022年度版】ジャパンカップ入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るジャパンカップの入賞馬

ジャパンカップの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2021 1 1 コントレイル 牡4 57kg 2.24.7 ディープインパクト Unbridled’s Song
2 4 オーソリティ 牡3 57kg 2.25.0 オフフェーヴル シンボリクリスエス
3 2 シャフリヤール 牡3 55kg 2.25.2 ディープインパクト Essence of Dubai
2020 1 2 アーモンドアイ 牝5 55kg 2.23.0 ロードカナロア サンデーサイレンス
2 4 コントレイル 牡3 55kg 2.23.2 ディープインパクト Unbridled’s Song
3 3 デアリングタクト 牝3 53kg 2.23.2 エピファネイア キングカメハメハ
2019 1 5 スワーヴリチャード 牡5 57kg 2.25.9 ハーツクライ Unbridled’s Song
2 1 カレンブーケドール 牝3 53kg 2.26.0 ディープインパクト Scat Daddy
3 2 ワグネリアン 牡4 57kg 2.26.2 ディープインパクト キングカメハメハ
2018 1 1 アーモンドアイ 牝3 53kg 2.20.6 ロードカナロア サンデーサイレンス
2 5 キセキ 牡4 57kg 2.20.9 ルーラーシップ ディープインパクト
3 7 スワーヴリチャード 牡4 57kg 2.21.5 ハーツクライ Unbridled’s Song
2017 1 1 シュヴァルグラン 牡5 57kg 2.23.7 ハーツクライ Machiavellian
2 1 レイデオロ 牡3 55kg 2.23.9 キングカメハメハ シンボリクリスエス
3 2 キタサンブラック 牡5 57kg 2.23.9 ブラックタイド サクラバクシンオー
2016 1 1 キタサンブラック 牡4 57kg 2.25.8 ブラックタイド サクラバクシンオー
2 6 サウンズオブアース 牡5 57kg 2.26.2 ネオユニヴァース Dixieland Band
3 8 シュヴァルグラン 牡4 57kg 2.26.3 ハーツクライ Machiavellian
2015 1 7 ショウナンパンドラ 牝4 55kg 2.24.7 ディープインパクト フレンチデピュティ
2 3 ラストインパクト 牡5 57kg 2.24.7 ディープインパクト ティンバーカントリー
3 1 ラブリーデイ 牡5 57kg 2.24.8 キングカメハメハ ダンスインザダーク
2014 1 2 エピファネイア 牡4 57kg 2.23.1 シンボリクリスエス スペシャルウィーク
2 1 ジャスタウェイ 牡5 57kg 2.23.8 ハーツクライ Wild Again
3 7 スピルバーグ 牡5 57kg 2.23.9 ディープインパクト Lycius
2013 1 4 ジェンティルドンナ 牝4 55kg 2.26.1 ディープインパクト Bertolini
2 5 デニムアンドルビー 牝3 53kg 2.26.1 ディープインパクト キングカメハメハ
3 3 トーセンジョーダン 牡7 57kg 2.26.1 ジャングルポケット ノーザンテースト
2012 1 8 ジェンティルドンナ 牝3 53kg 2.23.1 ディープインパクト Bertolini
2 8 オルフェーヴル 牡4 57kg 2.23.1 ステイゴールド メジロマックイーン
3 7 ルーラーシップ 牡4 57kg 2.23.5 キングカメハメハ トニービン

ジャパンカップ入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2021 1 1 コントレイル 天皇賞秋 1 1
2 3 オーソリティ アルゼンチン共和国杯 1 1
3 2 シャフリヤール 神戸新聞杯 1 4
2020 1 1 アーモンドアイ 天皇賞秋 1 1
2 2 コントレイル 菊花賞 1 1
3 3 デアリングタクト 秋華賞 1 1
2019 1 3 スワーヴリチャード 天皇賞秋 5 7
2 5 カレンブーケドール 秋華賞 2 2
3 2 ワグネリアン 天皇賞秋 4 5
2018 1 1 アーモンドアイ 秋華賞 1 1
2 4 キセキ 天皇賞秋 6 3
3 2 スワーヴリチャード 天皇賞秋 1 10
2017 1 5 シュヴァルグラン 京都大賞典 1 3
2 2 レイデオロ 神戸新聞杯 1 1
3 1 キタサンブラック 天皇賞秋 1 1
2016 1 1 キタサンブラック 京都大賞典 1 1
2 5 サウンズオブアース 京都大賞典 3 4
3 6 シュヴァルグラン アルゼンチン共和国杯 2 1
2015 1 4 ショウナンパンドラ 天皇賞秋 5 4
2 7 ラストインパクト 天皇賞秋 9 12
3 1 ラブリーデイ 天皇賞秋 1 1
2014 1 4 エピファネイア 天皇賞秋 4 6
2 3 ジャスタウェイ 凱旋門賞 3 8
3 6 スピルバーグ 天皇賞秋 5 1
2013 1 1 ジェンティルドンナ 天皇賞秋 1 2
2 7 デニムアンドルビー エリザベス女王杯 3 5
3 11 トーセンジョーダン 天皇賞秋 10 11
2012 1 3 ジェンティルドンナ 秋華賞 1 1
2 2 オルフェーヴル 凱旋門賞 2 2
3 1 ルーラーシップ 天皇賞秋 2 3

ジャパンカップと馬券の傾向

過去10年の集計より。

人気と馬券

1番人気 5勝2着0回3着3回、連対率5割、複勝率8割

2番人気 0勝2着3回3着3回、連対率3割、複勝率6割

3番人気 2勝2着2回3着1回、連対率4割、複勝率5割

1番人気は5勝、複勝率8割と馬券にはなりますが、連軸としては人気の割に心許ない数字。2番人気は優勝が無く連対率3割、複勝率6割なので、馬券になるものの人気の割には抑えまでの評価。3番人気は連対率4割、複勝率5割と、上位陣は凡そ人気通り。

2桁人気は過去10年で3着が1回あるのみ。基本的馬券は堅く、1着は5番人気以内から、2着は7番人気以内から出ており比較的絞りやすいレース。また2桁人気が馬券に絡んだ年以外、3着も7人気以内から出ています。

もともと国際招待レースですが海外の有力馬は日本の高速馬場を嫌い、開催期日が近い香港の国際GⅠに出走。そのため過去10年で外国調教馬は1頭も馬券に絡んでいません。

同様に日本馬もジャパンカップをパスし、賞金と国際的な評価が高い香港に向かう馬も多く、年々低レベル化。そのため上位陣と下位陣の能力差がかなりあります

前走と馬券

エリザベス女王杯   0勝2着1回3着0回

凱旋門賞       0勝2着1回3着0回

天皇賞秋       6勝2着2回3着7回

菊花賞        0勝2着1回3着0回

秋華賞        2勝2着1回3着1回

アルゼンチン共和国杯 0勝2着1回3着1回

京都大賞典      2勝2着1回3着0回

神戸新聞杯      0勝2着1回3着1回

ジャパンカップは秋の古馬三冠レースの第2戦目なので、馬券に絡む馬も天皇賞秋からが最多で全体の50%。天皇賞組は前走の着順より人気が重要で、馬券に絡んだ馬の17頭中12頭が前走5番人気以内で、ジャパンカップで巻き返してくるケースが多い傾向。

次に成績が良いのは秋華賞組で2勝2着1回3着1回。内2頭は牝馬三冠を達成し、2着馬もオークス・秋華賞で連続2着と牝馬でトップクラスなら相手になりますまた牡馬より成長が早い3歳牝馬が53kgで出走できるという斤量面も恵まれています。

京都大賞典組が2勝を挙げ、こちらは元々GⅠ級の力があり距離適性を考慮して天皇賞秋をパスして出走してきた馬。それ以外の馬なら無視して良いでしょう。

血統と馬券

勝つ血統が決まっているかのようなレース。

ディープインパクト系 5勝2着4回3着4回

ハーツクライ     2勝2着0回3着1回

スペシャルウィーク  0勝2着1回3着0回

ステイゴールド系   0勝2着2回3着0回

キングカメハメハ系  2勝2着2回3着1回

ジャングルポケット  0勝2着0回3着1回

ロベルト系      1勝2着0回3着1回

ディープインパクトの血を持つ馬が全体の半数近くを占め、他も現役時代にダービーで実績のある種牡馬を父に持つ馬が全体の90%。血統も偏りがあるため、上記以外の系統なら軽視

性齢と馬券

3歳   2勝2着4回3着2回、占有率26.7%

4歳   5勝2着3回3着4回、占有率40.0%

5歳   3勝2着3回3着3回、占有率30.0%

6歳   0勝2着0回3着0回、占有率00.0%

7歳以上 0勝2着0回3着1回、占有率3.3%

3~5歳馬がほぼ拮抗している状態ですが、連軸にするなら4歳馬。一方高齢馬はほぼ出番がなく、6歳馬は1頭も馬券に絡んでいません。また7歳馬が3着1回あるのみ。距離のスペシャリスト化が進んでおり、3歳春のクラシック1、2着馬が菊花賞をパスしてきたら買い。

またJRAが古馬頂点のレースと位置付けているためリピーターが多く過去10年で6頭(全体で40%)が複数年で馬券になっています。

牝馬は4勝2着2回3着1回と、勝率で4割と活躍。同期牝馬の中でも桁違いの強さの牝馬なら十分対抗できます。

ジャパンカップのレース及びコースの攻略法

ジャパンカップはコーナーを4つ回る東京芝2400mCコースを使用。スタートはステンド正面、ゴール版手前のホームストレッチの登り坂を上り切ったあたりから。スタートから第1コーナーまで直後の直線は313m。ポジション争いは比較的スムースに行われます。

過去有力外国馬が出走していたころは外国馬がレースを引っ張りややハイペース気味のスタミナ勝負でしたが、近年は出走自体ほぼ無いに等しいのでスローペースで淡々とレースが進みます。

東京の最後の直線は513mもあり、差し、追い込み馬が有利ですが、実力馬しか出走していないためほとんどの馬が速い脚を持っています。そのため第4コーナーを回った時点である程度前に付けていないと勝ち切れません。

馬券になった馬の60%が第4コーナーを回った時点で6番手以内。さらに過去10年で10番以降から差し切って優勝した馬は1頭もいませんある程度前で競馬できる馬が有利です。

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