過去10年のデータから見るプロキシオンステークス予の入賞馬
プロキシオンステークス予の枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧
年 | 着 | 枠番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | タイム | 馬場 | 父 | 母の父 |
2022 | 1 | 6 | ゲンパチルシファー | 牡6 | 56kg | 1.43.7 | 稍重 | トゥザグローリー | クロフネ |
2 | 5 | ヒストリーメイカー | 牡8 | 56kg | 1.43.8 | エンパイアメーカー | バブルガムフェロー | ||
3 | 5 | サクラアリュール | 牡7 | 56kg | 1.43.9 | ゴールドアリュール | Gulch | ||
2021 | 1 | 2 | メイショウカズサ | 牡4 | 56kg | 1.40.9 | 重 | カジノドライヴ | コロナドズクエスト |
2 | 3 | トップウィナー | 牡5 | 56kg | 1.41.3 | パゴ | テイエムオペラオー | ||
3 | 8 | メイショウウズマサ | 牡5 | 56kg | 1.41.6 | ロードカナロア | フジキセキ | ||
2020 | 1 | 3 | サンライズノヴァ | 牡6 | 59kg | 1.21.8 | 稍重 | ゴールドアリュール | サンダーガルチ |
2 | 6 | エアスピネル | 牡7 | 56kg | 1.22.1 | キングカメハメハ | サンデーサイレンス | ||
3 | 8 | ヤマニンアンプリメ | 牝6 | 56kg | 1.22.2 | シニスターミニスター | サンデーサイレンス | ||
2019 | 1 | 6 | アルクトス | 牡4 | 56kg | 1.21.2 | 稍重 | アドマイヤオーラ | シンボリクリスエス |
2 | 7 | ミッキーワイルド | 牡4 | 56kg | 1.21.3 | ロードカナロア | ファルブラヴ | ||
3 | 3 | ヴェンジェンス | 牡5 | 56kg | 1.21.6 | カジノドライブ | スペシャルウィーク | ||
2018 | 1 | 8 | マテラスカイ | 牡4 | 56kg | 1.20.3 | 不良 | Speightstown | Rahy |
2 | 4 | インカテーション | 牡8 | 57kg | 1.21.0 | シニスターミニスター | Machiavellian | ||
3 | 3 | ウインムート | 牡5 | 56kg | 1.21.1 | ロージズインメイ | マイネルラヴ | ||
2017 | 1 | 7 | キングズガード | 牡6 | 56kg | 1.22.9 | 良 | シニスターミニスター | キングヘイロー |
2 | 5 | カフジテイク | 牡5 | 57kg | 1.23.2 | プリサイズエンド | スキャン | ||
3 | 8 | ブライトライン | 牡8 | 56kg | 1.23.4 | フジキセキ | キングオブキング | ||
2016 | 1 | 8 | ノボバカラ | 牡4 | 57kg | 1.22.1 | 稍重 | アドマイヤオーラ | フレンチデピュティ |
2 | 6 | ニシケンモノノフ | 牡5 | 56kg | 1.22.2 | メイショウボーラー | アフリート | ||
3 | 5 | キングズガード | 牡5 | 56kg | 1.22.2 | シニスターミニスター | キングヘイロー | ||
2015 | 1 | 1 | ベストウォーリア | 牡5 | 59kg | 1.22.5 | 良 | マジェステックウォリアー | Mr. Greeley |
2 | 3 | コーリンベリー | 牝4 | 55kg | 1.22.8 | サウスヴィグラス | ミシックトライブ | ||
3 | 1 | キョウワダッフィー | 牡7 | 56kg | 1.22.9 | キングカメハメハ | ブライアンズタイム | ||
2014 | 1 | 3 | ベストウォーリア | 牡4 | 56kg | 1.22.6 | 稍重 | マジェステックウォリアー | Mr. Greeley |
2 | 2 | キョウワダッフィー | 牡6 | 56kg | 1.22.6 | キングカメハメハ | ブライアンズタイム | ||
3 | 1 | ガンジス | 牡5 | 56kg | 1.22.8 | ネオユニヴァース | Silver Deputy | ||
2013 | 1 | 3 | アドマイヤロイヤル | 牡6 | 56kg | 1.21.9 | 良 | キングカメハメハ | サンデーサイレンス |
2 | 1 | セイククリムズン | 牡7 | 57kg | 1.21.9 | エイシンサンディ | サウスアトランティック | ||
3 | 7 | ダノンカモン | 牡7 | 56kg | 1.21.9 | シンボリクリスエス | オジジアン |
プロキシオンステークス予入賞馬と前走の人気・着順一覧
年 | 着 | 人気 | 馬名 | 前走 | 人気 | 着 |
2022 | 1 | 4 | ゲンパチルシファー | OP(ダ) | 6 | 3 |
2 | 14 | ヒストリーメイカー | 平安 | 14 | 15 | |
3 | 12 | サクラアリュール | OP(ダ) | 9 | 2 | |
2021 | 1 | 9 | メイショウカズサ | アンタレスS | 10 | 15 |
2 | 14 | トップウィナー | 目黒記念 | 16 | 16 | |
3 | 12 | メイショウウズマサ | OP(ダ) | 12 | 4 | |
2020 | 1 | 5 | サンライズノヴァ | かしわ記念 | 3 | 3 |
2 | 8 | エアスピネル | 函館記念 | 4 | 13 | |
3 | 9 | ヤマニンアンプリメ | 東京スプリント | 3 | 1 | |
2019 | 1 | 2 | アルクトス | OP(ダ) | 1 | 1 |
2 | 3 | ミッキーワイルド | 3勝クラス(ダ) | 1 | 1 | |
3 | 4 | ヴェンジェンス | OP(ダ) | 3 | 1 | |
2018 | 1 | 5 | マテラスカイ | 1600万下(ダ) | 1 | 1 |
2 | 1 | インカテーション | かしわ記念 | 1 | 3 | |
3 | 2 | ウインムート | OP(ダ) | 5 | 1 | |
2017 | 1 | 5 | キングズガード | OP(ダ) | 3 | 2 |
2 | 1 | カフジテイク | ゴドルフィンマイル(GⅡ) | 4 | 5 | |
3 | 6 | ブライトライン | OP(ダ) | 7 | 10 | |
2016 | 1 | 1 | ノボバカラ | 北海道スプリントC | 2 | 2 |
2 | 3 | ニシケンモノノフ | OP(ダ) | 1 | 1 | |
3 | 2 | キングズガード | OP(ダ) | 1 | 1 | |
2015 | 1 | 4 | ベストウォーリア | かしわ記念 | 1 | 2 |
2 | 2 | コーリンベリー | かきつばた記念 | 1 | 1 | |
3 | 8 | キョウワダッフィー | OP(ダ) | 2 | 4 | |
2014 | 1 | 1 | ベストウォーリア | OP(ダ) | 1 | 2 |
2 | 2 | キョウワダッフィー | OP(ダ) | 1 | 1 | |
3 | 10 | ガンジス | OP(ダ) | 2 | 10 | |
2013 | 1 | 2 | アドマイヤロイヤル | OP(ダ) | 2 | 1 |
2 | 5 | セイククリムズン | さきたま杯 | 1 | 2 | |
3 | 1 | ダノンカモン | OP(ダ) | 3 | 1 |
プロキシオンステークス予と馬券の傾向
過去10年の集計より。2020年は阪神、2021、22年は小倉ダート1700mで開催。
人気と馬券
1番人気 2勝2着2回3着1回 連対率4割、複勝率5割
2番人気 2勝2着2回3着2回 連対率4割、複勝率6割
3番人気 0勝2着3回3着0回 連対率3割、複勝率3割
1、2番人気共に連対率4割、複勝率5~6割なので連軸としての信頼度は今一歩も馬券は抑えが必要。3番人気は連対率、複勝率共に3割とこちらも信頼度はいまいち。
過去10年で2桁人気が馬券に絡んだ年は3回。ただしまぐれが生じやすい小倉開催で2桁人気が2年連2、3着なので、中京開催では馬券は比較的堅め。
中京開催7年間の馬連は非常に堅く、連軸1~3番人気で対抗5番人気以内。3着馬も1年を除き8番人気以内の決着。大穴は狙わず、有力馬を見極めるレースです。
前走と馬券
地方重賞 3勝2着4回3着1回、占有率26.7%
JRA重賞 1勝2着3回3着0回、占有率、13.3%
OP・L 5勝2着2回3着9回、占有率、53.3%
条件クラス 1勝2着1回3着0回、占有率、6.7%
前走地方重賞を使っていた馬と、OPクラスからの出走組の成績が良いレース。夏場はJRAの古馬ダートがほとんど組まれていなため地方重賞を転戦する馬が多く、地方重賞で勝ち負けして出走して来れば勝ち負け。
またJRA所属の有力ダート馬は、ダートレース自体が少ない夏場は休養に充てています。そのため重賞に手が届かずOPで頭打ちの馬が、このレースを狙って出走。当然、条件クラスの馬には厳しく、馬券に絡んだ条件馬2頭は上り調子の4歳馬。
血統と馬券
ミスタープロスペクター系 11頭
APインディ系 8頭
サンデーサイレンス系 7頭
ヘイロー系 2頭
ロベルト系 1頭
その他 1頭
スピードとパワーに秀でたミスタープロスペクター系と米国ダート血統のエーピーインディー系が強いレース。ミスタープロスペクター系11頭中8頭がキングマンボの血を持っており、また短距離志向のフォーティナイナー系でも十分馬券になります。
雨季で雨が多く、ダートが軽くなった稍重~だとAPインディ系が必ず1頭は入っているので狙い目。
サンデーサイレンス系は苦戦気味で7頭。複数頭入っているのはゴールドアリュール、アドマイヤオーラなど従来からダート馬を出す種牡馬。
性齢と馬券
3歳 0勝2着0回3着0回、占有率0.0%
4歳 5勝2着2回3着0回、占有率23.3%
5歳 1勝2着3回3着5回、占有率30.0%
6歳 4勝2着1回3着1回、占有率20.0%
7歳以上 0勝2着3回3着5回、占有率26.7%
勝ち鞍は4歳馬5勝、6歳馬4勝、一方で2、3着は5歳馬、7歳馬が多いという面白い結果。4歳馬は馬体が完成する時期なのでOPから絡んでくるケースが多数。逆に5歳以上は夏場ダート重賞があまりないため有力馬が休養中に賞金を狙いに来ているOP大将がほとんど。
過去10年で牝馬は0勝2着1回3着1回。馬券になった3頭中2頭は他のダート重賞でも人気になっているので、それなりの実績ない牝馬には厳しいレースです。
プロキシオンステークス予のレース及びコースの攻略法
2023年のプロキシオンステークスはコーナーを2つ回る中京ダート1400mを使用。スタートはスタンド向こう側、芝の引き込み線後方から。スタートから150m程芝コースを走るので芝を走り慣れていない馬はテンで置かれます。
スタートから最初のコーナーまで607mと非常に長く、ポジション争いはスムーズ。しかも最初からスピードが出しやすい設定。ダートコースに入ると高低差1mの緩やかな坂を駆け上ることになりますが、あまり影響はありません。
第3コーナーに入ると第4コーナーまで高低差3.5mの長い下り坂。ただし中京はゴール前に上り坂があるので、ここでスピードを出し過ぎるとスタミナ切れを起こします。第4コーナーを過ぎるとゴールまでの直線は410mと長め。ゴール手前200mまで勾配2mの急坂が待ち構えています。
基本的に、差し・追い込みが有利。また道中スタミナロスがあまりない設定なので、ある程度短距離向きの馬でも走り切れます。中京コース7年間で馬券になった21頭中13頭が第4コーナーを回った時点で6番手以下。ただし、追い出しが遅く飛ばした逃げ馬、2番手も残りやすく、4頭が粘り込んでいます。
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