2024年第44回GⅢ小倉2歳ステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2024年小倉2歳ステークスの注目馬を分析!

小倉2歳ステークスの特徴

GⅢ小倉2歳ステ-クスは第3回小倉開催8日目に行われる2歳限定芝1200mで行われる馬齢定量戦です。負担重量は牡馬・牝馬共に54kg。

国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬は中京2歳S、フェニックス賞のそれぞれ2着馬までに出走権が与えられます。

夏の小倉のフィナーレを飾る重賞として定着しており、入着馬は牝馬ならクラッシック路線で、牡馬であれば短距離路線で長く活躍する馬を多く輩出する出世レースです。

↓過去10年の3小倉2歳ステークス入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2024年小倉2歳ステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 クラスペディア ミスターメロディ 牡2 小崎綾也 田端牧場
河嶋宏樹(栗東) アグネスタキオン 55kg 塚田義広
2 2 ケイアイマハナ ダノンレジェンド 牡2 永島まなみ 新冠橋本牧場
村山明(栗東) クロフネ 55kg ケイアイスタリオン
3 3 アブキールベイ ファインニードル 牝2 西塚洸二 ダーレ・ジャパン・F
坂口智康(栗東) ハーツクライ 55kg ゴドルフィン
4 4 レイピア タワーオブロンドン 牡2 松山弘平 富菜牧場
中竹和也(栗東) エンパイアメーカー 55kg 前田晋二
4 5 ポートデラメール ナダル 牝2 団野大成 レイクヴィラファーム
斉藤崇史(栗東) ディープインパクト 55kg シルクレーシング
5 6 ベルビースタローン ストロングダーリン 牝2 和田竜二 タニグチ牧場
西村真幸(栗東) ゼンノロブロイ 55kg 宮崎俊也
5 7 ホウオウブースター ブリックスアンドモルタル 牡2 丸田恭介 ノーザンファーム
高柳瑞樹(美浦) ダイワメジャー 55kg 小笹芳央
6 8 エイシンワンド ディスクリートキャット 牡2 幸英明 高野牧場
大久保龍(栗東) タイキシャトル 55kg 栄進堂
6 9 タマモティーカップ デクラレーションオブウォー 牝2 長岡禎仁 フジワラファーム
高橋亮(栗東) フジキセキ 55kg タマモ
7 10 アーリントンロウ タワーオブロンドン 牡2 西村淳也 登別上水牧場
松下武士(栗東) マーベラスサンデー 55kg シルクレーシング
7 11 ジャスパーディビネ Frosted 牡2 岩田康誠 Denny Andrews
森秀行(栗東) Reload 55kg 加藤和夫
8 12 エイヨーアメジスト アレスバローズ 牝2 酒井学 柏木務
牧田和弥(栗東) タートルボウル 55kg 柳田英子
8 13 エンドレスサマー アルアイン 牡2 岩田望来 ノーザンファーム
上原佑紀(栗東) Zamindar 55kg フィールドレーシング

勝ち馬予想に役立つ!小倉2歳ステークスの注目馬分析

エンドレスサマー

アルアイン ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ドバイマジェスティ Essence of Dubai
Great Majesty
コケレール Zamindar Gone West
Zaizafon
Cracovie Caerleon
Luth de Saron

エンドレスサマーはこれまで2戦1勝3着1回。共に函館芝1200m戦で、6月新馬戦では2番人で2着に0.8秒差と付け優勝。前走函館2歳Sでも2番人気優勝馬で1番人気のサトノカルナバルから0.2秒差ですが、2格馬とはタイム差無の頭差。

エンドレスサマーの父はディープインパクト系で皐月賞・大阪杯勝ちのアルアイン。アイルランド産の母コケレ-ルは仏国芝2000mGⅠ勝ちを含む4勝馬。血統的には距離はもっと伸びた方が良いタイプ

父アルアインに似て体重500kgを超える大型馬。父もスピードがありましたが、血統的にもマイラーで、母系を考えれば基本的に1200mは短い印象。新馬戦より+6kgも、前走で逃げた人気薄を追走し最後まで買わせなかったのは勝負弱さの裏付けか。前走は洋芝でスプリント戦でもパワーが優先。

小倉は純粋にスピード問われ追走できない可能性があります。見送り。

レイピア

グレーターロンドン Raven’s Pass Elusive Quality
Ascutney
スノーパイン Dalakhani
シンコウエルメス
アンナトルテ エンパイアメーカー Unbridled
Toussaud
クーヴェルチュール ブラックホーク
ヒカルクリスタル

レイピアはこれまで2戦1勝2着1回。6月京都芝1400m新馬戦では1番人気でデビューも、4番人気の先行馬を捉えきれず0.2秒差2着。前走小倉芝1200m未勝利戦では逃げて2着に0.4秒差。勝ち時計1分8秒2で、上りもメンバー中最速の34秒8でまとめています。

レイピアの父はスプリンターズS馬のタワーオブロンドン。エンパイヤメーカー産駒の母アンナトルテは短距離の1勝馬。祖母クーヴェルチュールはキーランドC勝ちがある5勝馬。母、祖母も芝1200m新馬戦を優勝している仕上がり早の短距離血統。

前走の勝ち時計は昨年の小倉2歳ステークスの勝ち時計より.4秒早く、過去10年の土プレースの勝ち時計比べ3番目。純粋にスピード血統なので良馬場なら好勝負必。勝ち負け。

アーリントンロウ

グレーターロンドン Raven’s Pass Elusive Quality
Ascutney
スノーパイン Dalakhani
シンコウエルメス
ユメノトキメキ マーベラスサンデー サンデーサイレンス
モミジダンサー
バトルカグヤ ポリニッシュネイビー
メイクミーレインボーズ

アーリントンロウはこれまで2戦1勝2着1回。6月京都芝1400m新馬戦は9番人気でタイム差無しの2着。続く7月新潟芝1400m未勝利戦では2番人気で逃げ切り勝ち。勝ち時計1分20秒6と早く、2着に0.3秒差を付けています。

アーリントンロウの父はスプリンターズS馬のタワーオブロンドン。マーベラウサンデー産駒の母ユメノトキメキは芝中距離の3勝馬。近親にこれといった活躍馬はいません。短距離で結果を出したことからも影響力は父から。

前走ゴール前直線の長い新潟で逃げ切ったことからも先行力は本物。今回は1ハロンの距離短縮ですが、父の影響力が強いのでむしろ好材料。連下で。

エコロジーク

Twirling Candy Candy Ride Ride the Rails
Candy Girl
House of Danzing Chester House
Danzing Crown
Lily Pod Lomitas Bernstein
La Affirmed
Count to Eleven Grand Slam
Snit

エコロジークは8月新潟芝1200m新馬戦を単勝1.4倍の圧倒的な1番人気で優勝。勝ち時計1分8秒9、2着に0.9秒差を付け余裕の逃げ切り勝ち。

エコロジークの父トワーリングキャンディはミスタープロスペクター系で米ダート短距離GⅠの勝馬。米国産の母リリーパッドはダートマイルの3勝馬。祖母は米ダートマイルGⅢ勝ちで計10勝を挙げている活躍馬。

父はダート短距離GⅠ勝ちも、父・母共に好成績を挙げているのはダートのマイル戦前走は前後半の差が無く、単純なスピード勝負に強い米国血統に有利な展開。今回はスタートダッシュが必要な小倉1200m戦なので、テンで置かれる可能性があります。よくて抑えまで。

タマモティーカップ

デクラレーションオブウォー War Front Danzig
Starry Dreamer
Tempo West Rahy
Tempo
チャームポット フジキセキ サンデーサイレンス
ミルレーサー
ホットプレイ ノーザンテースト
ダイナホット

タマモティーカップは7月小倉芝1200m新馬戦を2番人気で優勝。勝ち時計1分9秒2、上りはメンバー中最速の34秒6、2着と0.1秒さで2着馬に競り勝っています。

タマモティーカップの父は英国中距離GⅠ2勝のデクラレーションオブウォー。フジキセキ産駒の母チャームポットは芝マイルの5勝馬。母の全兄のタマモホットプレイはスワンS・ルクロードS勝ち、半兄のタマモベストプレイはきさらぎ賞馬で、母系は短めのマイラー。

祖母の兄弟にマイルチャンピオンシップ馬のサッカーボーイ、また姉妹からステイゴールドが出ています。タマモティーカップは血統内にノーザンダンサーの4×4の濃いクロスを持ちます。母系に入っている血から気性面に問題が出そうですが底力はあり。

父からも将来的に1200m戦は短い印象も、体が未完成の現状は1200m戦が敵鞍か。抑えで。

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