2025年第76回GⅡ毎日王冠予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2025年毎日王冠の注目馬を分析!

毎日王冠の特徴

GⅡ毎日王冠は第4回東京開催2日目に行われる3歳以上芝1800mの別定戦です。負担重量は3歳牡・騙馬55kg、同牝馬53kg、4歳以上牡・騙馬57kg、同牝馬55kg。過去の重賞勝利実績により負担重量が加算されます。加算条件は以下の通り。

1年以内のGⅠ勝利馬・・・2kg増

1年以内のGⅡ及び牝馬限定GⅠ勝利馬・1年以上前のGⅠ勝利馬・・・1kg増。

国際競争に指定され外国調教馬は9頭まで、地方所属馬は天皇賞秋出走候補馬2頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬は毎日王冠2着までに入ると天皇賞秋への優先出走権が与えられます。

天皇賞秋及びマイルチャンピオンシップのステップレースとして定着し、G1級のメンバーが揃うレースです。そのため各陣営の思惑を見極める必要があります。

↓過去10年の毎日王冠入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2025年毎日王冠出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ロングラン ヴィクトワールピサ 騙7 丹内祐次 社台ファーム
和田勇介 (美浦) Kendargent 58kg 梅澤明
2 2 エルトンバローズ ディープブリランテ 牡5 西村淳也 桑田牧場
杉山晴紀 (栗東) ブライアンズタイム 57kg 猪熊広次
3 3 ディマイザキッド ディーマジェスティ 牡4 岩田望来 服部牧場
清水英克(美浦) ファスリエフ 57kg 嶋田賢
4 4 ラファドゥラ ドゥラメンテ 牝5 菅原明良 ノーザンファーム
小島茂之(美浦) Singspiel 55kg 丸山担
5 5 ジェイパームス ジャスタウェイ 騙5 佐々木大輔 ノーザンファーム
堀宣行 (美浦) Congaree 57kg エムズレーシング
6 6 チェルヴィニア ハービンジャー 牝4 戸崎圭太 ノーザンファーム
木村哲也(美浦) キングカメハメハ 56kg サンデーレーシング
6 7 シルトホルン スクリーンヒーロー 牡5 大野拓弥 飛渡牧場
新開幸一 (美浦) Langfuhr 57kg ディアレストクラブ
7 8 ホウオウビスケッツ マインドユアビスケッツ 牡5 岩田康誠 岡田スタッド
奥村武 (美浦) ルーラーシップ 57kg 小笹芳央
7 9 レーベンスティール リアルスティール 牡5 津村明秀 広富牧場
田中博康(美浦) トウカイテイオー 57kg キャロットファーム
8 10 サトノシャイニング キズナ 牡3 武豊 下川辺牧場
杉山晴紀(栗東) Star Dabbler 55kg 里見治
8 11 シリウスコルト マクフィ 牡4 古川吉洋 千代田牧場
宗像義忠(美浦) ゼンノロブロイ 57kg 飯田正剛

勝ち馬予想に役立つ!毎日王冠の注目馬分析

チェルヴィニア

ハービンジャー Dansili デインヒル
Hasili 
Penang Pearl Bering
Guapa 
チェッキーノ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
ハッピーパス サンデーサイレンス
ハッピートレイルズ

チェルヴィニアは昨年のオークス、秋華賞勝ちの牝馬クラシック二冠馬。これまで10戦4勝2着2回。2歳時にアルテミスS勝ちがあり、昨年はジャパンカップでも4着。今年は京都記念9着、ドバイシーマC6着前走しらさぎ賞では1番人気で2着の成績。

チェルヴィニアの父はハービンジャーキングカメハメハ産駒の母チェッキーノはフローラSの勝ち馬でオークスでも2着。チェルヴィニアの一つ上の半兄でモーリス産駒のノッキングポイトが新潟記念を優勝しています。

また母の全兄は3歳重賞2勝のコディーノ、祖母ハッピーパスは京都牝馬S勝ちがある5勝馬、近親にフィリーズレビュー勝ちのサブライムアンセムがいるなど、一族は走ります。

オークス勝ち、昨年のジャパンカップ4着で中長距離のイメージがありますが、今年の成績や母系の距離適性を見ればマイラー気味。前走は実質トップハンデのため、同世代のキープカルムの末脚に1馬身屈しましたが、同斤量な優勝馬を1馬身、3着馬を3馬身半引き離していた計算。

前走後は休養。GⅠ馬なので今回も実質トップハンデの57kgは前走と同じ距離適性から目標は天皇賞秋かマイルチャンピオンシップで、ここは叩き台。前走に比べると若干メンバーが強力で、前走の様にこの一戦に掛けている馬に脚元を救わる可能性があります。連下で。

シックスペンス

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
フィンレイズラッキーチャーム Twirling Candy Candy Ride
House of Danzing
Day of Victory Victory Gallop
Gather the Day

シックスペンスは昨年の毎日王冠の優勝馬で、同年スプリングS、今年の中山記念と芝1800mGⅡ3勝馬。これまで8戦5勝ダービーでは3番人気、今年の大阪杯では1番人気、安田記念では3着人気でしたが、いずれも掲示板を外しています。

シックスペンスの父はキズナ米国産の母フィンレイズラッキーチャームは米ダート短距離GⅠ勝ち他重賞5勝、全11勝を挙げた活躍馬母にとってシックスペンスは初仔。また母系は米国のステークスウィナーを多数輩出。

大阪杯ではレース中に「ガソリン切れ」で距離不安、安田記念は良馬場とは言え「緩んだ馬場が合わない」で、距離・馬場に注文がつく馬。一方で、芝1800mGⅡで3勝を挙げているように条件が揃えば昨年のように抜群のパフォーマンスを見せます。

ただし、父キズナ・母米ダートGⅠ馬なので、次週初ダートとなる盛岡南部杯にも予備登録中で、毎日王冠に出走するかは現在未定。仮に選考から落ちてこちらに回ってきても、ここを目標に調整している馬との差がでるのは否めません。出走してきても、良くて抑えまで。

レーベンスティール

リアルスティール ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ラヴズオンリーミー Storm Cat
Monevassia
トウカイライフ トウカイテイオー シンボリルドルフ
トウカイナチュラル
ファヴォリ リアルシャダイ
ベイリーフスイータ

レーベンスティールは2023年のセントライト記念、昨年のエプソムC、オールカマー勝ちの重賞3勝馬。これまで13戦5勝2着2回3着1回。昨年の天皇賞秋では3番人気8着と惨敗今年はAJCC、しらさぎ賞を使い12着、7着と精彩を欠いています。

レーベンスティールはディープインパクト産駒でドバイターフ勝ちのリアルスティール。トウカイテイオー産駒の母トウカイライフはダート中距離の4勝馬。近親に活躍馬はいません。

スタミナが必要な中山2200mGⅡ2勝の実績ですが、馬体が完成した現在は筋肉量が増えて父に似たマイラー体形に。昨年59kgを背負ったエプソムCで見せたパフォーマンスを考えれば、毎日王冠の舞台は適鞍。

また前走初のマイル戦では4角まで手ごたえがありながら直線失速は6か月の休養か、59kgの斤量の影響があったと考えられます。今夏は中3ヵ月で、しかも前走より2kg減の57㎏で出走可能。前走大差を付けられたチェルヴィニアがそのまま57kgなのに比べると圧倒的に有利。

3戦連続で掲示板を外し、秋のGⅠに弾みをつけるため、エプソムCと同じ舞台のここは勝負を掛けてくると思われます。勝ち負け。

サトノシャイニング

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
スウィーティーガール Star Dabbler Saint Ballado 
Meadow Silk 
Santiaga Deputy Commander
Santiago Blue

サトノシャイニングは今年のきさらぎ賞の優勝馬。これまで5戦2勝2着1回、3歳時に東京スポーツ杯でクロワデュアノールと差のない2着と健闘。皐月賞では2番人気で5着、ダービーは5番人気で4着と、大舞台でも掲示板を外していません。

サトノシャイニングの父はキズナ。アルゼンチン産の母スウィーティーガールは同国GⅠ勝ちを含む海外4勝馬。サトノシャイニングは血統内にヘイローの4×4の濃いクロスを持ちます。

春二冠は共に優勝馬から0.4秒差。東京スポーツ杯ときさらぎ賞で見せたパフォーマンスから考えると物足りないのは、やはり母系がマイラーで距離に壁があるから。春のクラシック好走にも関わらず菊花賞路線には向かわず、こちらに標準を合わせてきたのはその現れ。

3歳馬で55gでの出走は有利。また毎日王冠は過去10年で3歳牡馬が3勝を挙げています。ただし、器用さはあっても決め手に欠け、GⅠ出走を狙う有力古馬との初対戦は荷が重い印象。見送り。

エントロバローズ

ディープブリランテ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ラヴアンドバブルズ Loup Sauvage 
Bubble Dream
ショウナンカラット ブライアンズタイム Roberto
Kelley’s Day
ニュースヴァリュー Seattle Song
アンティックヴァリュー

エントロバローズは2023年の毎日王冠の優勝馬で、昨年も3着。これまで16戦4勝2着4回3着2回。重賞は他にラジオNIKKEI賞勝ちがあり、昨年のマイルチャンピオンシップで2着。9ヵ月振りの実戦だった前走中京記念で1番人気も、8着に敗れています

エルトンバローズの父はディープインパクト産駒のダービー馬ディープブリランテ。ブライアンズタイム産駒の母ショウナンカラットは未勝利馬。祖母ニュースヴァリューはGⅢ札幌スプリント2着も、一族に目立った活躍馬はおらず、殆どが地方馬。

中京記念を叩いて毎日王冠は昨年と同じステップで、続くマイルチャンピオンシップでは2着しています。今年も同じローテションですが、昨年中京記念で3着に対し、今年は8着。ただし昨年は小倉1800mに対し、今年は中京1600m。負けたとはいえ余裕残しで0.4秒差。

基本的に叩き良化型で、目標は昨年と同じマイルチャンピオンシップ。賞金は足りているので、昨年同様に無理なレースはしないと思われます。抑えまで。

ホウオウビスケッツ

マインドユアビスケッツ Posse Silver Deputy
Raska
Jazzmane Toccet
Alljazz
ホウオウサブリナ ルーラーシップ キングカメハメハ
エアグルーヴ
トラヴェシーア ディープインパクト
マンファス

ホウオウビスケッツは2024年の函館記念の優勝馬で、昨年の毎日王冠の2着馬。これまで16戦4勝2着3回3着3回。重賞は他に23年スプリングS2着、23年東京新聞杯着、24年天皇賞秋3着、今年の金鯱賞2着。

ホウオウビスケッツの父はドバイゴールデンシャヒーン連覇のマインドユアビスケッツ。ルーラーシップ産駒の母ホウオウサブリナは未出走馬。近親に活躍馬はいません。また血統内にキングカメハメハの母マンファスの4×3の濃いクロスを持ちます。

父は短距離ダート血統で、影響力は母の父のルーラーシップから。前走札幌記念では1人気も、5着だった大阪杯から+12kgの太め残り先手を取れず、優勝馬チップナイフから0.8秒差の7着に敗れています。今回は叩き2戦目で上昇が持込めます。

また昨年逃げて優勝馬シックスペンスから0.1秒差に好走し、3着のエントロバローズは0.1秒差抑えているように、ハイペースで飛ばしてもゴール直線の長い東京でも持ちます。

目標は天皇賞秋も、同レースでは骨っぽいメンバーが揃うため、実際はこちらが本命のレースと思われ、きっちり仕上げてくると考えられます。勝ち負け。

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