2025年第34回GⅢチャーチルダウンズカップ予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2025年チャーチルダウンズカップの注目馬を分析!

チャーチルダウンズカップの特徴

GⅢチャーチルダウンズカップは第2回阪神開催3日目に行われる3歳限定芝1600mの馬齢定量戦です。昨年までアーリントンカップの名称で第2回阪神開催7日目に開催されていましたが、本年度より名称と開催時期が変更しています。

負担重量は牡・騙馬56kg、牝馬54kg。NHKマイルカップのトライアルレースで、本レースで3着までに入った馬に同レースへの優先出走権が与えられます。

チャーチルダウンズダウンズカップは国際競走る指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬はNHKマイルカップ出走候補馬のみ3頭まで出走登録が可能で、JRA2歳GⅠおよび3歳重賞勝利馬にも出走登録が可能です。

↓過去10年のチャーチルダウンズカップ(旧アーリントンC)入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2025年チャーチルダウンズカップ出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 モンタルチーノ ビッグシーザー 牡3 浜田俊 サンバマウンテンF
庄野靖志(栗東) ノヴェリスト 57kg 幅田昌伸
2 2 ジーティーマン モーリス 牡3 北村友一 ノーザンファーム
小栗実(栗東) ディープインパクト 57kg 田畑利彦
3 3 フォルテム フィエールマン 牡3 池添謙一 ディアレストクラブ
千葉直人(美浦) ケイムホーム 57kg ノルマンディーTR
4 4 スリールミニョン ミスターメロディ 牝3 幸英明 笹川大晃牧場
高橋康之(栗東) クロフネ 55kg 福盛訓之
5 5 ミニトランザット エピファネイア 牡3 鮫島克駿 社台ファーム
杉山佳明(栗東) ゼンノロブロイ 57kg 谷掛龍夫
6 6 アルテヴェローチェ モーリス 牡3 佐々木大輔 ノーザンファーム
須貝尚介(栗東) ディープインパクト 57kg 大野照旺
6 7 ランスオブカオス シルバーステート 牡3 吉村誠之助 フジワラファーム
奥村豊(栗東) ローエングリン 57kg 五影慶則
7 8 アスクセクシーモア キタサンブラック 牡3 岩田望来 社台ファーム
福永祐一(栗東) Ready’s Image 57kg 廣崎利洋HD
7 9 ワンモアスマイル ブリックスアンドモルタル 牡3 岩田康誠 社台ファーム
藤岡健一(栗東) ディープインパクト 57kg 青山洋一
8 10 ツーエムクロノス ノーブルミッション 牡3 団野大成 小倉光博
本田優(栗東) Singspiel 57kg 村上憲政
8 11 モンテシート ミッキーアイル 牡3 西村淳也 ノーザンファーム
牧田和弥(栗東) Dutch Art 57kg 吉田勝己

勝ち馬予想に役立つ!チャーチルダウンズカップの注目馬分析

アルテヴェローチェ

モーリス スクリーンヒーロー グラスワンダー
ランニングヒロイン
メジロフランシス カーネギー
メジロモントレー
クルミネイト ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
クルソラ Candy Stripes
Calorica

アルテヴェローチェは昨年のサウジアラビアロイヤルCの優勝馬。これまで4戦2勝2着1回朝日杯フューチュリティSでは1番人気に推されるものの、優勝馬から1.3秒差の5着。前走シンザン記念でも1番人気でしたが、優勝馬リラエンブレムから0.4秒差2着に敗れています。

アルテヴェローチェの父はモーリス。ディープインパクト産駒の母クリミネイトは未勝利馬。母の全姉は桜花賞2着、オークス3着のクリミナル、半兄にダート9勝でGⅢ2着3回のピオネロがいます。祖母クルソラはアルゼンチンでGⅠ2勝。

アルテヴェローチェは血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ち、母系はマイラー。

前走は朝日杯フューチュリティSから10kg絞って出走し、万全の状態でも優勝馬から離され完敗したように、2歳時の成績は完成度の高さからかサウジアラビアロイヤルCは1分33秒で走破しても、ここ2戦は1分35秒台。しかもあがりは34秒中くらいしかありません。

現状ではまだ通じるものの、これから成長して能力が伸びる馬や、切れ味が鋭い馬が台頭してきたら再び足元をすくわれる可能性が大。抑えまで。

ランスオブカオス

シルバーステート ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
シルヴァースカヤ Silver Hawk
Boubskaia
ハイドラン ローエングリン シングスピール
カーリング
ミミオブパラダイス ダンスインザダーク
ヘヴンリーアドヴァイス

ランスオブカオスはこれまで3戦1勝3着2回12月京都芝1400m新馬戦を2番人気で勝ち上がり、中1週でチャレンジした朝日杯フューチュリティSでは9人気で3着と好走。前走きさらぎ賞でも3着しています。

ランスオブカオスの父はディープインパクト系のシルバーステート。ローエングリン産駒の母ハイドランは芝中距離の2勝馬。母の半兄に全日本2歳優駿勝ちで地方9勝を挙げたイイデケンシン、近親にクイーンC2着で全4勝を挙げたアッシェンプッテルがいます。

またランスオブカオスは血統内にサンデーサイレンスの3×4、ヘイローの4×5×5の濃いクロスを持ちます。

人気こそありませんが、3戦連続であがりはメンバー中3番手以内と末脚は安定血統的にもマイラーで、前走より距離短縮はプラス。また重賞を2度経験しているのもプラスです。レースに慣れた今回は勝ち負け。

モンテシート

ミッキーアイル ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
スターアイル ロックオブジブラルタル
アイルドフランス
ラカリフォルニー Dutch Art Medicean
Halland Park Lass
Secret History Bahri
Secret History

モンテシートはこれまで7戦2勝2着2回3着2回新馬戦は1番人気もダート短距離で惨敗芝路線に変更後は全戦で馬券5戦目に未勝利戦を脱出し、前々走中山芝1600mLクラスで3着。前走2月京都芝1600mでは2人気で優勝しています。

モンテシートの父はディープインパクト産駒でマイルGⅠ2勝のミッキーアイル。英国産の母ラカリフォルニーは芝短距離の1勝馬。近親にこれといった活躍馬はいません。モンテシートは血統内にヌレイエフの4×4の濃いクロスを持ちます。

血統的には短めのマイラー。2走前に坂のある中山で3着していますが、優勝馬から0.5秒も離されているように、基本的には平坦向き。しかも平坦でも走破時計は1分34秒台と重賞には能力的に足りない印象。また先行脚質で、ゴール前直線の長い阪神はこの時計では不利見送り。

ワンモアスマイル

ブリックスアンドモルタル Giant’s Causeway Storm Cat
Mariah’s Storm
Beyond the Waves Ocean Crest
Excedent 
ワントゥワン ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
ワンカラット ファルブラヴ
バルドウィナ

ワンモアスマイルはこれまで7戦1勝2着4回3着1回。2戦目の7月小倉1800m戦で勝ち上がり、OP戦を含み3戦連続馬券。2走前の共同通信杯では9着と惨敗も、前走阪神芝1600mでは1番人気で2着、優勝馬から0.1秒差と好走。

ワンモアスマイルの父はストームバード系で米GⅠ5勝のブリックスアンドモルタル。ディープインパクト産駒の母ワントゥワンはGⅢ3着3回、全5勝を挙げたマイラー。また祖母は短距離重賞4勝のワンカラット。ワンモアスマイルは血統内にストームバードの4×4の濃いクロスを持ちます。

1800~2000mでも好走していますが、母系は短めのマイラー。実際に前走初のマイル戦で結果を出しています。また前走は稍重で時計こそ1分34秒8ですが、あがりはメンバー中最速初重賞ですが重賞で勝ち負けしているのは2頭のみ。割って入る可能性は十分あります。勝ち負け。

↓ここをクリックすると他の重賞の【データ】【注目出走馬分析】を検索できます。↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました