2026年第74回GⅢ中京記念 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2026年中京記念の注目馬を分析!

中京記念の特徴

2025年のGⅢ中京記念は第3回中京開催8日目に行われる3歳以上芝1600mの別定戦です。負担重量は3歳牡馬・騙馬54kg、同牝馬52kg、4歳以上牡馬・騙馬57kg、同牝馬55kg。過去の重賞勝利実績により負担重量が加算されます。加算条件は以下の通り。

2歳時の成績を除き

3kg増=1年以内に牝馬GⅠを除くGⅠ勝利馬。

2kg増=1年以内に牝馬GⅠ、牝馬限定を除くGⅡ勝利馬、1年以上前に牝馬限定GⅠを除くGⅠ勝利馬。

1kg増=1年以内に牝馬限定を除くGⅢ勝利馬、1年以上前に牝馬限定を除くGⅡ勝利馬

国際走に指定され外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。外国馬の負担重量の加算条件はGⅠ優勝馬5kg増、GⅡ優勝馬3kg、GⅡ優勝馬1kg増。

中京記念は国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬は2頭まで登録できます。

サマーマイルシリーズの第3戦に位置付けられ、1着馬には10P、2着5P、3着4P、4着3P、5着2P、6着以下に1Pが加算されます。

昨年までハンデキャップ戦でしたが、関屋記念と条件が入れ替わる形で今年から別定戦に変更されています。

↓過去10年の中京記念入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2026年中京記念出走登録馬一覧表

出走馬 馬齢 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
カズミクラーシュ モーリス 牡5 ノーザンファーム
吉岡辰弥(栗東) キングカメハメハ 57kg 雅苑興業
カネラフィーナ Frankel 牝4 ノーザンファーム
手塚貴久(美浦) Fortify 55kg シルクレーシング
カンシン ビッグアーサー 牡4 ビクトリーホースランチ
西園翔太(栗東) ディープインパクト 57kg 中辻明
キープカルム ロードカナロア 牡5 社台ファーム
中竹和也(栗東) サクラバクシンオー 57kg 前田晋二
サトノシャイニング キズナ 牡4 下川辺牧場
杉山晴紀(栗東) Star Dabbler 57kg 里見治
ショウナンアデイブ ディープインパクト 牡7 ノーザンファーム
高野友和(栗東) Mineshaft 57kg 国本哲秀
スイープアワーズ ディープインパクト 牡6 ノーザンファーム
宮地貴稔(栗東) エンドスウィープ 57kg 大塚亮一
チェルビアット ロードカナロア 牝4 白老ファーム
高野友和(栗東) フレンチデピュティ 55kg シルクレーシング
ナムラコスモス ダノンプレミアム 牝3 ヒダカシーサイドF
大橋勇樹(栗東) ジョーカプチーノ 52kg 奈村睦弘
ファントムシーフ ハービンジャー 牡6 谷川牧場
西村真幸 (栗東) Medaglia d’Oro 57kg ターフ・スポート
ブエナオンダ リオンディーズ 牡5 ノーザンファーム
須貝尚介(栗東) ディープインパクト 58kg 金子真人H
ミナデオロ レイデオロ 牡5 白老ファーム
藤原英昭(栗東) Unusual Heat 57kg サンデーレーシング
ミニトランザット エピファネイア 牡4 社台ファーム
杉山佳明(栗東) ゼンノロブロイ 57kg 谷掛龍夫
ラヴァンダ シルバーステート 牝5 森永聡
中村直也(栗東) ベーカバド 56kg 森永聡
リラエンブレム キズナ 牡3 ノーザンファーム
武幸四郎(栗東) Galileo 57kg GリビエールR
リリージョワ シルバーステート 牝3 ノーザンファーム
武幸四郎(栗東) キングカメハメハ 52kg GリビエールR
ケイズレーヴ ブリックスアンドモルタル 牡4 グランド牧場
榎屋充(愛知) ディープブリランテ 57kg 伊藤健

勝ち馬予想に役立つ!中京記念の注目馬分析

サトノシャイニング

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
スウィーティーガール Star Dabbler Saint Ballado 
Meadow Silk 
Santiaga Deputy Commander
Santiago Blue

サトノシャイニングは昨年のきさらぎ賞の優勝馬。これまで6戦2勝2着1回3着1回。重賞は他に東京スポーツ杯2歳S2着、皐月賞5着、ダービー4着。同年1番人気に推された毎日王冠で3着後、長期休養。今回は約10か月ぶりの出走。

サトノシャイニングの父はキズナ。アルゼンチン産の母スウィーティーガールは同国GⅠ勝ちを含む海外4勝馬。サトノシャイニングは血統内にヘイローの4×4の濃いクロスを持ちます。

長期休養は成長を促すため。これまで掲示板を外さず東京スポーツ杯2歳Sではクロワデュノールと差のない競馬。ダービーでも4着なので、現4歳世代では実力上位。マイル戦は初ですが、父がマイル戦も強いキズナなので対応可能。

ただし、サマーマイルチャンピオンを目指す馬も出走しており、長期休養明けのサトノシャイニングに対し、本気で仕上げてきている馬たちと能力だけで勝ち切れるかは疑問。今回は秋のマイル~中距離路線を占う一戦と思われ、基本叩き台の公算が大。抑えまで。

リリージョワ

シルバーステート ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シルヴァースカヤ Silver Hawk
Boubskaia
デサフィアンテ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
アヴェンチュラ ジャングルポケット
アドマイヤサンデー

リリージョワはこれまで4戦3勝重賞勝ちはありませんが、新馬戦から芝1400~1500m戦を3連勝桜花賞では3番人気に推されましたが、大舞台で入れ込みスタート前にゲートに頭をぶつけるアクシデント。さらに外枠発走で体力を消耗し、1.1秒差11着惨敗。

リリージョワの父はディープインパクト産駒のシルバーステート。キングカメハメハ産駒の母デサフィアンテは芝中距離で13戦して未勝利。祖母は秋華賞馬のアヴェンチュラ。一速に阪神JF・オークス勝ちのトールポピー、JC馬のヴェラアズール。

リリージョワは血統内にサンデーサイレンスの3×4の濃いクロスを持ちます。

OP・Lクラスを2連勝し、2歳時のOPでは後の京王杯2歳S・ファルコンS勝ちのダイヤモンドノットを撃破。今回は仕切り直しの一戦。血統的には長めのマイラーなので距離は持ちます。らに3歳馬なので前走より斤量が3kg軽い52kgで出走できるのも有利

ただし、左回りや古馬との対戦は初。しかも逃げの脚質なので目標になりやすく、ゴール前直線の長い中京マイルでは不利。抑えまで。

ラヴァンダ

シルバーステート ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シルヴァースカヤ Silver Hawk
Boubskaia
ゴッドパイレーツ ベーカバド Cape Cross
Behkara
ゴッドインチーフ コマンダーインチーフ
ファーガーズプロスペクト

ラヴァンダは昨年のアイルランドTの優勝馬。これまで20戦3勝2着4回3着5回。重賞は他に24年フローラS2着、25年阪神牝馬S・府中牝馬S3着、今年は東京新聞杯2着後、阪神牝馬S8着、ヴィクトリアマイル7着と2戦連続で掲示板を外しています。

ラヴェンダの父はディープインパクト産駒のシルバーステート。ベーカバド産駒の母ゴッドパイレーツは地方で7勝。祖母は牝馬マイルGⅢ2着2回の3勝馬。また近親にJCBクラシック馬のミューチャリーがいます。

昨年は重賞を含め6戦連続馬券になっており、成績は安定。また左回りの重賞は6戦1勝2着2回3着1回と得意。前走ヴィクトリアマイルではゴール前で馬群に包まれ前が開かず、脚を余す結果と展開が向かなかったのが原因。今回は得意の左周りのマイル戦。

夏の牝馬の格言からも、ここは勝負の一戦か。勝ち負け。

ナムラコスモス

ダノンプレミアム ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
インディアナギャル Intikhab
Genial Jenny
ナムラリコリス ジョーカプチーノ マンハッタンカフェ
ジョープシケ
ナムラキッス マツリダゴッホ
ナムラシンシア

ナムラコスモスはこれまで7戦2勝2着3回2走前のチューリップ賞でタイム差無しで2着し、桜花賞に出走。本番では7番人気。13番手後方から直線で脚を伸ばし6着と掲示板まであと一歩。オークスはパスして休養に入っています。

ナムラコスモスの父はディープインパクト産駒で朝日杯FS勝ちのダノンプレミアム。ジョーカプチーノ産駒の母ナムラリコリスは函館2歳S勝ちの2勝馬。近親に活躍馬無し。ナムラコスモスは血統内にサンデーサイレンスの3×4×4の濃いクロスを持ちます。

7戦中5戦でメンバー中3番手以内の脚を使い、桜花賞でもあがりはメンバー中3番目と末脚は安定。父が天皇賞秋2着もあるダノンプレミアムならゴール前直線の長いマイル戦は適鞍。前走より斤量が3kg軽い52㎏で出走できるのも有利。前走の走破時計からも早い時計にも対応できます。

ただし、母系は早熟系で、左回り・古馬との対戦は初。桜花賞以来の出走ですが、ここまで7戦も出走しており、上がり目は厳しいか。見送り。

キープカルム

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
ダンスアミーガ サクラバクシンオー サクラユタカオー
サクラハゴロモ
ダンスオールナイト エルコンドルパサー
ダンスパートナー

キープカルムは昨年のしらさぎSの優勝馬。これまで20戦5勝2着4回3着3回重賞は他に25年ダービー卿CT3着、連覇を狙うも6番人気だった前走しらさぎ賞では、後方待機でメンバー中最速の脚を使い2着しています。

キープカルムの父はロードカナロア。サクラバクシンオー産駒の母ダンスアミーガは芝短距離の5勝馬。キープカルムも半妹は今年のオークス馬カムニャック。母の半弟に障害重賞勝ちのヨカグラ、祖祖母はオークス馬のダンスパートナーと一本筋のある血統。

キープカルムは血統内にキングマンボの3×4の濃いクロスを持ちます。

前走でサマーマイルチャンピオンのポイトを稼ぎ、ここで勝てば戴冠の確率が高まるので他の陣営に比べ本気度が違います。さらに前走から斤量1kg減で出走できるのも有利です。

ただし、昨年も同じローテーションで中京記念に臨み5着20戦中左回りは4戦しかしておらず、条件戦での2着が最高。昨年の富士S、今年の京王杯スプリングCでも、優勝馬から0.6秒差も離され、本質的に左回りは苦手か。見送り。

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