【2021年度版】ヴィクトリアマイル入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るヴィクトリアマイルの入賞馬

ヴィクトリアマイルの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2020 1 6 アーモンドアイ 牝5 55kg 1.30.6 ロードカナロア スペシャルウィーク
2 8 サウンドキアラ 牝5 55kg 1.31.3 ディープインパクト アグネスデジタル
3 8 ノームコア 牝5 55kg 1.31.3 ハービンジャー クロフネ
2019 1 2 ノームコア 牝4 55kg 1.30.5 ハービンジャー クロフネ
2 5 プリモシーン 牝4 55kg 1.30.5 ディープインパクト Fastnet Rock
3 2 クロコスミア 牝6 55kg 1.30.6 ステイゴールド ボストンハーバー
2018 1 2 ジュールポレール 牝5 55kg 1.32.3 稍重 ディープインパクト エリシオ
2 8 リスグラシュー 牝4 55kg 1.32.3 ハーツクライ American Post
3 3 レッドアヴァンセ 牝5 55kg 1.32.3 ディープインパクト ダンシングブレーヴ
2017 1 3 アドマイヤリード 牝4 55kg 1.33.9 稍重 ステイゴールド Numerous
2 5 デンコウアンジュ 牝4 55kg 1.34.1 メイショウサムソン マリエンバード
3 2 ジュールポレール 牝4 55kg 1.34.1 ディープインパクト エリシオ
2016 1 7 ストレイトガール 牝7 55kg 1.31.5 フジキセキ タイキシャトル
2 5 ミッキークイン 牝4 55kg 1.31.9 ディープインパクト Gold Away
3 7 ショウナンパンドラ 牝5 55kg 1.31.9 ディープインパクト フレンチデピュティ
2015 1 3 ストレイトガール 牝6 55kg 1.31.9 フジキセキ タイキシャトル
2 4 ケイアイエレガント 牝6 55kg 1.31.9 キングカメハメハ A.P. Indy
3 8 ミナレット 牝5 55kg 1.32.2 スズカマンボ ウォーニング
2014 1 7 ヴェルシーナ 牝5 55kg 1.32.3 ディープインパクト Machiavellian
2 2 メイショウマボ 牝4 55kg 1.32.4 スズカマンボ グラスワンダー
3 1 ストレイトガール 牝5 55kg 1.32.4 フジキセキ タイキシャトル
2013 1 6 ヴェルシーナ 牝4 55kg 1.32.4 ディープインパクト Machiavellian
2 4 ホエールキャプチャ 牝5 55kg 1.32.4 クロフネ サンデーサイレンス
3 1 マイネルイザベル 牝5 55kg 1.32.5 テレグノシス サンデーサイレンス
2012 1 6 ホエールキャプチャ 牝4 55kg 1.32.4 クロフネ サンデーサイレンス
2 8 ドナウブルー 牝4 55kg 1.32.5 ディープインパクト Bertolini
3 1 マルセリーナ 牝4 55kg 1.32.7 ディープインパクト Marju
2011 1 8 アパパネ 牝4 55kg 1.31.9 キングカメハメハ Salt Lake
2 7 ブエナビスタ 牝5 55kg 1.31.9 スペシャルウィーク Caerleon
3 2 レディアルバローザ 牝4 55kg 1.32.0 キングカメハメハ Tejano Run

ヴィクトリアマイル入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2020 1 1 アーモンドアイ 有馬記念 1 9
2 4 サウンドキアラ 阪神牝馬S 2 1
3 5 ノームコア 高松宮記念 8 15
2019 1 5 ノームコア 中山牝馬S 1 7
2 4 プリモシーン ダービー卿CT 3 2
3 11 クロコスミア 阪神牝馬S 6 5
2018 1 8 ジュールポレール 阪神牝馬S 5 5
2 1 リスグラシュー 阪神牝馬S 1 3
3 7 レッドアヴァンセ 阪神牝馬S 11 2
2017 1 6 アドマイヤリード 阪神牝馬S 3 2
2 11 デンコウアンジュ 福島牝馬 8 4
3 7 ジュールポレール 阪神牝馬S 4 3
2016 1 7 ストレイトガール 阪神牝馬S 7 1
2 1 ミッキークイン 阪神牝馬S 1 2
3 2 ショウナンパンドラ 大阪杯 4 3
2015 1 5 ストレイトガール 高松宮記念 1 13
2 12 ケイアイエレガント 京都牝馬S 9 1
3 18 ミナレット 福島牝馬 14 5
2014 1 11 ヴェルシーナ 阪神牝馬S 5 11
2 3 メイショウマボ 大阪杯 3 7
3 6 ストレイトガール 高松宮記念 1 3
2013 1 1 ヴェルシーナ 大阪杯 4 6
2 12 ホエールキャプチャ 阪神牝馬S 6 14
3 5 マイネルイザベル 福島牝馬 3 2
2012 1 4 ホエールキャプチャ 中山牝馬S 2 5
2 7 ドナウブルー 中山牝馬S 4 11
3 3 マルセリーナ 阪神牝馬S 2 2
2011 1 2 アパパネ マイラーズC 4 4
2 1 ブエナビスタ ドバイワールドC   8
3 3 レディアルバローザ 中山牝馬S 3 1

ヴィクトリアマイルと馬券の傾向

過去10年の集計より

人気と馬券

1番人気 2勝2着3回3着0回、連対率5割、複勝率5割

2番人気 1勝2着0回3着1回、連対率1割、複勝率2割

3番人気 0勝2着1回3着2回、連対率1割、複勝率3割

1番人気は連対率5割と信頼度一応の次第点。一方で2、3番人気の連対率は共に1割、複勝率も2、3割なので馬券は信用できません。1番人気との比較で押し出されているような人気馬ならまず疑って見た方が良いでしょう。

2桁人気が馬券に絡んだ年は過去10年で5回と半数。その内4回が馬連でのもので、2桁人気が複数頭絡んだ年も1回あるように馬券はややあ荒れ気味。

ただし2桁が複数頭馬券に絡んだ年以外で、2桁人気が馬連で馬券に絡んでもそれ以外は8番人気以内の馬で収まっているので、馬券になる確率がい2、3番に気を外して馬券を検討するのが得策か。

前走と馬券

高松宮記念 1勝2着0回3着2回、占有率10.0%

その他G1   1勝2着1回3着0回、占有率6.7%

阪神牝馬S  4勝2着4回3着4回、占有率40.0%

福島牝馬S  0勝2着1回3着2回、占有率10.0%

中山牝馬S  2勝2着1回3着1回、占有率13.3%

その他重賞 2勝2着3回3着1回、占有率20.0%

G2クラスで同じマイル戦の阪神牝馬ステークス組が全体の40%で圧倒。強い関西馬同士の戦いなのでレベルが高く、右左の差こそあれ最後の直線が長いレースなので本番を見据えたレースをしている差が出ている模様。

阪神牝馬ステークス組12頭中10頭は前走で掲示板に載っており、その内8頭は馬券になっています。阪神牝馬ステークスで好成績を収めた馬なら素直に買い。

同じトライアルレースでも東京とはコース形態が180度違う福島牝馬ステークス組は優勝が無く、占有率も10%と低調。もともと中山牝馬ステークスで勝てなかった馬が向かうレースなのではやり全体的に弱いと見た方が妥当。中山牝馬ステークス組が2勝なのでその違いは明らか。

他の重賞組で馬券になった馬の6頭中5頭はマイル以上のレースからの参戦。東京マイルは他の競馬場なら1800m戦に匹敵するほどのタフさが問われるので距離実績は必須です。

血統と馬券

サンデーサイレンス系  20頭

ノーザンダンサー系    5頭

ミスタープロスペクター系 4頭

その他          2頭

Cコース移動2日目で芝の状態が良く、季節柄芝も回復しやすいためスピードが出やすい状態。そのためスピード勝負に強いサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬が20頭、全体の約70%と圧倒しています。

その中でもディープインパクト産駒が11頭と、全体を見ても1/3以上を占めます。その他で複数頭馬券になっているのはフジセキ3頭、ステイゴールド、スズカマンボが2頭が。一方で3歳戦のマイル戦で常連のダイワメジャー産駒は1度も馬券になっていません。

他ではノーザンダンサー系が5頭で、内ハービンジャー産駒とクロフネ産駒が2頭ずつ。ハービンジャー産駒の母の父がクロフネなので、クロフネ産駒がこの舞台に強いことが分かります。ミスタープロスペクター系の4頭は全てキングカメハメハの血を持っています。

性齢と馬券

4歳   5勝2着6回3着3回、占有率46.7%

5歳   3勝2着3回3着7回、占有率43.3%

6歳   1勝2着1回3着0回、占有率16.7%

7歳以上 1勝2着0回3着0回、占有率3.3%

4,5歳で馬券を分ける形ですが、中心は5勝2着6回の4歳馬。一方で高齢馬は不振で、6、7歳で勝利しているのは共にストレイトガール。ストレイトガールは5歳時にも3着に入っているのでこのレースの巧者。

クラブ所有の有力馬は基本的にヴィクトリアマイル前までに引退しているため、やはり6歳以上の高齢馬はよほどのことが無い限り出番無しか。

ヴィクトリアマイルのレース及びコースの攻略法

ヴィクトリアマイルはコーナーを2つ回る東京芝1600mCコースを使用。タートはスタンド向こう側の引き込み線から。スタート後直線が長く、しかも下り坂なので加速が付けやすいコース設定。そのためポジション争いはスムーズ。

仮柵を移動させた2日目なので内ラチの芝の状態も悪くありません。そのため早い時計決着になることが多く、近2年は共に勝ち時計が1分30秒台という驚異的な数字が出ています。

最後の直線が525mと長く差し・追い込みが有利ですが、実際は前と後ろで馬券は半々。直線の坂を上ったところから最後300mの瞬発力勝負になるので先行馬も前残りしやすく、勝馬の上りは軒並みお33秒台どれだけ瞬発力能力が高いかが勝負を分けます。

↓ここをクリックすると他の重賞の【データ】【注目出走馬分析】を検索できます。↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました