【2021年度版】エルムステークス入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るエルムステークスの入賞馬

エルムステークスの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2020 1 8 タイムフライヤー 牡5 56kg 1.43.4 ハーツクライ ブライアンズタイム
2 5 ウェスタールンド 騙8 57kg 1.43.7 ネオユニヴァース Marquetry
3 6 アナザートゥルース 騙6 58kg 1.43.8 アイルハヴアナザー フジキセキ
2019 1 3 モズアトラクション 牡5 56kg 1.41.9 稍重 ジャングルポケット コロナドズクエスト
2 8 ハイランドピーク 牡5 57kg 1.42.2 トーセンブライト ゼンノロブロイ
3 4 サトノティターン 牡6 57kg 1.42.4 シンボリクリスエス Deputy Minister
2018 1 5 ハイランドピーク 牡4 56kg 1.42.0 トーセンブライト ゼンノロブロイ
2 2 ドリームキラリ 牡6 56kg 1.42.2 Giant’s Causeway Gone West
3 3 ミツバ 牡6 57kg 1.42.5 カネヒキリ コマンダーインチーフ
2017 1 2 ドンドンタウン 牡4 57kg 1.40.9 カネヒキリ Honour and Glory
2 3 テイエムジンソク 牡5 56kg 1.41.0 クロフネ フォーティナイナー
3 3 ドリームキラリ 牡5 56kg 1.41.0 Giant’s Causeway Gone West
2016 1 4 リッカルド 騙5 56kg 1.43.5 フサイチリシャール オペラハウス
2 8 クリノスターオー 牡6 56kg 1.43.5 アドマイヤボス ジェイドロバリー
3 8 モンドクラッセ 牡5 56kg 1.43.8 アグネスデジタル ラグビーボール
2015 1 4 ジェベルムーサ 牡5 56kg 1.43.0 稍重 アグネスタキオン ロックオブジブラルタル
2 4 グレープブランデー 牡7 58kg 1.43.0 マンハッタンカフェ ジャッジアンジェルーチ
3 6 エーシンモアオバー 牡9 58kg 1.43.2 マンハッタンカフェ Rubiano
2014 1 6 ローマンレジェンド 牡6 58kg 1.41.9 不良 スペシャルウィーク Awesome Again
2 7 クリノスターオー 牡4 57kg 1.41.9 アドマイヤボス ジェイドロバリー
3 8 インカンテーション 牡4 57kg 1.42.7 シニスターミニスター Machiavellian
2013 1 8 フリートストリート 牡4 56kg 1.42.0 ストリートセンス シングスピール
2 5 エーシンモアオバー 牡7 58kg 1.42.0 マンハッタンカフェ Rubiano
3 2 ブライトライン 牡4 56kg 1.42.3 フジキセキ キングオブキングス
2012 1 5 ローマンレジェンド 牡4 56kg 1.42.2 スペシャルウィーク Awesome Again
2 8 エスポワールシチー 牡7 59kg 1.42.2 ゴールドアリュール ブライアンズタイム
3 7 グランドシチー 牡5 56kg 1.42.9 キングカメハメハ ブライアンズタイム
2011 1 4 ランフォルセ 牡5 56kg 1.44.2 シンボリクリスエス Machiavellian
2 5 オーロマイスター 牡6 59kg 1.44.3 ゴールドアリュール Lear Fan
3 6 エーシンモアオバー 牡5 56kg 1.44.5 マンハッタンカフェ Rubiano

エルムステークス入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2020 1 1 タイムフライヤー OP(ダ) 2 1
2 2 ウェスタールンド アンタレスS 3 1
3 5 アナザートゥルース アンタレスS 7 2
2019 1 2 モズアトラクション OP(ダ) 2 2
2 10 ハイランドピーク L(ダ) 3 6
3 4 サトノティターン 平安S 6 9
2018 1 2 ハイランドピーク OP(ダ) 2 2
2 3 ドリームキラリ プロキシオンS 4 6
3 1 ミツバ マーキュリーC 2 1
2017 1 4 ドンドンタウン 平安S 5 12
2 1 テイエムジンソク OP(ダ) 1 1
3 8 ドリームキラリ マーキュリーC 8 3
2016 1 7 リッカルド 1600万下(ダ) 1 1
2 4 クリノスターオー 平安S 3 2
3 1 モンドクラッセ OP(ダ) 1 1
2015 1 2 ジェベルムーサ OP(ダ) 1 3
2 5 グレープブランデー プロキシオンS 5 2
3 7 エーシンモアオバー 名古屋大賞典 4 4
2014 1 3 ローマンレジェンド 東京大賞典 4 6
2 5 クリノスターオー 平安S 12 1
3 10 インカンテーション ジャパンダートダービー 9 17
2013 1 3 フリートストリート 1600万下(ダ) 2 1
2 5 エーシンモアオバー マーキュリーS 3 4
3 1 ブライトライン OP(ダ) 1 1
2012 1 1 ローマンレジェンド OP(ダ) 1 1
2 2 エスポワールシチー 帝王賞 1 2
3 6 グランドシチー マーキュリーC 2 2
2011 1 1 ランフォルセ OP(ダ) 1 1
2 8 オーロマイスター OP(ダ) 9 6
3 3 エーシンモアオバー OP(ダ) 3 7

エルムステークスと馬券の傾向

過去10年の集計より

人気と馬券

1番人気 3勝2着1回3着3回 連対率4割、複勝率7割

2番人気 2勝2着2回3着0回 連対率4割、複勝率4割

3番人気 2勝2着1回3着1回 連対率3割、複勝率5割

1~3番人気の連対率は互角も共に4割程度なので、連軸としての信用度は今一つ。ただし過去10年中9回1~3番人気が連軸となっているので、軸馬はこの中から選択。また1~3番人気が連軸となった9回中7回で馬連は5番人気以内で決着と相対的に馬券は堅め。1番人気は複勝率7割なので抑えが必要。

過去10年で2桁人気が馬券に絡んだのは2回だけで、共に10番人気。手薄なメンバーの別定戦なので、素直に上位陣から選ぶのが賢明なレースです。

前走と馬券

JRAダート重賞  1勝2着5回3着2回、占有率26.7%

地方重賞     1勝2着2回3着5回、占有率26.7%

OP・L      6勝2着3回3着3回、占有率40.0%

条件クラス    2勝2着0回3着0回、占有率6.6%

オープン・リステッドクラスが6勝、馬券全体を見ても40%と、JRAのオープン大将が強いレース。前走オープン・リステッドクラスからの挑戦馬で優勝した馬は全て前走で馬券に絡んでいます。

またオープン・リステッド・条件クラスからの挑戦馬で馬券になった14頭中12頭が前走でも馬券に絡んでいるので馬券が絞りやすいレース。

一方で前走JRAや地方のダート重賞を使ってきた馬は、全体で馬券の占有率は50%を超えるものの勝ち切ずJRA重賞組は2着、地方重賞組は3着が多め。。JRA重賞なら距離が近い平安ステークス、アンタレスステークス組の成績が良く、地方重賞では2000mからの転戦馬が多く馬券に絡みます。

血統と馬券

サンデーサイレンス系    16頭

ノーザンダンサー系     4頭

ロベルト系         4頭

ミスタープロスペクター系  4頭

ダート戦にもかからずサンデーサイレンス系種牡馬を父に持つ馬が16頭と50%以上を占めます。その中で複数頭馬券になっている種牡馬はマンハッタンカエ4頭、ゴールドアリュール、カネヒキリ、アドマイボス、スペシャルウィークが共に2頭。

ただしここ5年で見るとサンデーサイレンス系種牡馬の割合が低下しており、ノーザンダンサー系とロベルト系の活躍が目立ちます同じパワー系でもミスタープロスペクター系は目立ちません。小回りなのでパワーと共に粘り強さが必要なのが分かります。

性齢と馬券

4歳    4勝2着1回3.着2回 占有率23.3%

5歳    5勝2着2回3着4回 占有率36.7%

6歳    1勝2着3回3着3回 占有率23.3%

7歳以上  0勝2着4回3着1回 占有率16.7%

馬券の中心は5勝2着2回の5歳馬で、3着も4回あります。次が4歳馬で4勝を挙げ、この2世代で9勝を挙げています。

ただし連下は6歳以上の高齢馬が美味しく、7歳以上が実に4回も馬券に絡んでいます。手薄なメンバーのダート戦なので、ダート重賞を使っている高齢馬なら十分馬券内

なお、牝馬は過去10年で1頭も馬券になっていないので無視して良いでしょう。

エルムステークスのレース及びコースの攻略法

2021年のエルムステースはコーナーを4つ回る函館ダート1700mで行われます。

スタートはスタンド正面、第4コーナーを回った辺りから。スタートから最初のコーナーまで328mあり、ポジション争い厳しくないものの、加速がついた状態から下り坂がある第1コーナーを回るので、前半は早め。

平坦と呼ばれる函館競馬場ですが、平坦なのはゴール前直線だけで、実際ダートコースは全体で3.5mの高低差があり、本当に平坦な札幌競馬場よりスタミナが必要です。第2コーナーを回ると第3コーナーまでだらだらと3.5mの上り坂、ここでペースが落ち着きます。

第4コーナーからゴール前まで1mの下り坂。コーナーはきついですが第3~第4にスパイラルカーブが設けられているので加速したまま回れます最後の直線は260mと全競馬場で最短。そのため逃げ、先行馬が圧倒的に有利です。

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