2021年第14回G3カペラステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2021年カペラステークスの注目馬を分析!

カペラステークスの特徴

G3カペラステークスは第5回中山開催4日目に行われる3歳以上ダート1200mの別定戦です。負担重量は3歳牡・騙馬55kg、同牝馬53kg、4歳以上牡・騙馬56kg、同牝馬54kg。過去の重賞成績により負担重量が加算され

1年以内のG1勝利馬3kg増

1年以内の牝馬G1及びG2勝利馬、1年以上前のG1勝利馬2kg増

1年以内のG3勝利馬、及び1年以上前のG2と牝馬限定G1勝利馬1kg増

国際競走に指定され外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また地方交流競走に指定され4頭まで登録可能です。

↓過去10年のカペラステークス入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2021年カペラステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 リュウノユキナ ヴァーミリアン 牡6 石橋脩 藤川ファーム
小野次郎 (美浦) クロフネ 56kg 蓑島竜一
1 2 ゲンパチフォルツァ    ヘニーヒューズ 牡3 武藤雅 飛野牧場
堀井雅広 (美浦) ストラヴィンスキー 55kg 平野武志
2 3 アポロビビ アポロキングダム 牡5 吉田豊 春木ファーム
中舘英二 (美浦) スペシャルウィーク 56kg アポロTC
2 4 ダンシングプリンス パドトロワ 牡5 三浦皇成 社台ファーム
宮田敬介 (美浦) バブルガムフェロー 56kg 吉田千津
3 5 デュアリスト ミッキーアイル 牡3 戸崎圭太 ノーザンファーム
安田隆行 (栗東) エンドスウィープ 55kg サンデーレーシング
3 6 スマートダンディー エンパイアメーカー 牡7 大野拓弥 大川徹
石橋守 (栗東) Mr. Greeley 56kg 三嶋牧場
4 7 ミッキーワイルド ロードカナロア 牡6 田中勝春 ノーザンファーム
安田隆行 (栗東) ファルブラヴ 56kg 野田みづき
4 8 ロイヤルパールス マツリダゴッホ 牡6 宮崎北斗 坂牧場
池添兼雄 (栗東) アラジ 56kg ロイヤルパーク
5 9 オメガレインボー アイルハヴアナザー 牡5 岩田康誠 岡田スタッド
安田翔伍 (栗東) アグネスタキオン 56kg 原禮子
5 10 ヨシオ ヨハネスブルグ 牡8 勝浦正樹 日高育成牧場
森秀行 (栗東) ケイムホーム 56kg 岩見裕輔
6 11 メイショウテンスイ   ダンカーク 牡4 江田照男 太陽牧場
南井克巳 (栗東) ゼンノロブロイ 55kg 松本好雄
6 12 ミスズグランドオー サウスヴィグラス 牡3 田辺裕信 グランド牧場
伊藤圭三 (美浦) Giant’s Causeway 55kg 永井啓弍
7 13 トウカイエトワール ヘニーヒューズ 牡4 石川裕紀人 平野牧場
茶木太樹 (栗東) キングカメハメハ 56kg 内村正則
7 14 ディサーニング Street Cry 騙6 横山武史 ダーレー・ジャパン・F
加藤征弘 (美浦) Discreet Cat 56kg ゴドルフィン
8 15 ミッキーワイルド ロードカナロア 牡5 菅原明良 ノーザンファーム
安田隆行 (栗東) ファルブラヴ 56kg 野田みづき
8 16 モズスーパーフレア Speightstown  牝6 松若風馬 Alpha Delta Stabkes
音無秀孝(栗東) Christies Treasure  55kg キャピタル・システム

勝ち馬予想に役立つ!カペラステークスの注目馬分析

モズスーパーフレア

Speightstown Gone West Mr. Prospector
Secrettame
Silken Cat Storm Cat
Silken Doll
Christies Treasure Belong to Me Danzig
Belonging
Roses At Sunset Valid Appeal
Bid Gal

モズスーパーフレアは昨年の高松宮記念の優勝馬。これまで28戦7勝2着3回3着3回新馬戦から全て短距離戦で、2019年のスプリンターズステークスで2着今年の高松宮記念、スプリンターズステークスで共に5着芝短距離路線の一級線です。

モズスーパーフレアの父は2004年ブリダーズカップ・スプリントを優勝したスパイツタウン。母はカナダ産の未勝利馬。母の父はダート1200mG3を2勝なので距離適性は母系から。

前走地方統一G1JBCスプリントに参戦し、初ダートで3着とダートも適性が高いことを証明。G1馬ですが、1年以上重賞勝ちが無いため、56kgでの出走が可能です。過去に56.5kgを背負って馬券に絡んでいるので斤量は問題ありません。

スタートから飛ばす快速の逃げ馬で、過去12戦でハナを譲ったことはありません中山ダート1200mはスタート直後芝なので、芝でのスタートダッシュが持ち味のモズスーパーフレアにはかなり有利です。前走よりメンバーが手薄な上、距離も短縮自分のペースに持ち込めれば勝ち負け。

リュウノユキナ

ヴァーミリアン エルコンドルパサー Kingmambo
サドラーズギャル
スカーレットレディ サンデーサイレンス
スカーレットローズ
ネオカラー クロフネ フレンチデピュティ 
ブルーアヴェニュー 
ナギサ マークオブディスティンクション
ミデオンルビー

リュウノユキナはこれまで40戦9勝2着7回3着1回。今年春より地方重賞に参戦し、1200mG3を2勝2着1回、G2でも2着を確保。前走初G1のJCBスプリントでも5着に入っています。

リュウノユキナの父はダートG1を9勝したヴァーミリアン。クロフネ産駒の母ネオカラーは未出走馬。母の半姉にアフリート産駒のサウンドザビーチが地方G3を勝っており、ダート適性が高い母系です。

JRAでダート1200mオープンを連勝しており、中1勝は中山。中山ダート1200mは7戦し2勝2着2回1回で掲示板を外したのは1回だけと得意。前走JCBスプリントでは3着だったモズスーパーフレアに0.1秒差と肉薄。今回は斤量差が1kg縮まるため計算上は逆転できます。連下で。

オメガレインボー

アイルハヴアナザー Flower Alley Distorted Humor
プリンセスオリビア
Arch’s Gal Edith Arch
Force Five Gal
ワイキューブ アグネスタキオン サンデーサイレンス
アグネスフローラ
エレガントフライ ノーザンテースト
アンカースティーム

オメガレインボーはこれまで23戦5勝2着5回3着2回重賞勝ちはありませんが、前々走のエルムステークス2着、前走武蔵野ステークスで3着と重賞で勝ち負けできる実力があります。

オメガレインボーの父は米クラシック2冠のアイルハヴアナザー。アグネスタキオン産駒の母ワイキューブは芝短距離の4勝馬。母の妹から朝日フューチュリティステークス優勝で重賞計3勝のセイウンワンダーが出ています。

新馬、未勝利戦のダート1400mで馬券になっていますが、それ以降はダート1600~1700m戦が主戦場で、1400m戦では馬券になったことはありません今回はさらに短い1200m戦なので勝手が違います。能力は重賞級も、この距離のスペシャリストに対抗できるかは疑問。今回は見送り。

ダンシングプリンス

パドトロワ スウェプトオーヴァーボード エンドスウィープ
Sheer Ice
グランパドドゥ フジキセキ
スターバレリーナ
リトルブレッシング バブルガムフェロー サンデーサイレンス
バブルカンパニー
サワヤカプリンセス ノーザンテースト
スコッチプリンセス

ダンシングプリンスは昨年のカペラステークスの3着馬。これまで11戦7勝2着1回着1回。JRAの芝で勝てず、一昨年に地方の船橋に転厩し3連勝を飾り中央に再転厩した出戻り馬で、昨年のカペラステークスまで6連勝を飾っています。

ダンシングプリンスの父はスウェプトオーヴァーボード産駒で短距離G3を3勝したパドトロワ。母リトルブレッシングは未勝利も、その母サワヤカプリンセスは4勝馬。母の半弟に2年連続JRA最優秀短距離馬に輝いたデュランダルがいます。

今年の4月に中山ダート1200mリステッドクラスを勝って休養。中山ダート1200mは4戦3勝3着1回と馬券を外していません。8か月の休養明けですが、底を見せていない強みもあります。

ただし今回はモズスーパーフレアとの兼ね合いがカギ。スタート直後に芝を走る中山1200mなので、絶対ハナを切りたいモズスーパーフレアにほぼ先手を取られます。昨年のカペラステークスでは先手を打てず、2番手でそのままなだれ込での3着です。調教が良ければ連下。

デュアリスト

ミッキーアイル ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
スターアイル ロックオブジブラルタル
アイルドフランス
デュアルストーリー エンドスウィープ フォーティナイナー
Broom Dance
ディアブロズストーリー ディアブロ
アピーリングストーリー

デュアリストは昨年の地方G2兵庫ジュニアグランプリの優勝馬。これまで8戦4勝2着1回で、前走でJRAダート1200mオープンを勝ってカペラステークスに駒を進めています。

デュアリストの父はディープインパクト産駒でマイルG1を2勝したミッキーアイル。エンドスウィープ産駒の母デュアルストーリーはダート短距離の4勝馬近親に地方重賞勝ちのレッドクラウディア、カラフルデイズがいます。

昨年のダート1600m国際G1全日本2歳優駿で1番人気に推されましたが、優勝馬から2.3秒差7着と惨敗。前走のダート1200m戦では強い競馬をしているように、血統的にもダートの短距離馬。ただし、今回は古馬のダート短距離一級線との初対戦前走の勝ち時計ではやや見劣り。良くて抑えまで。

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