【2023年度版】日経新春杯予入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見る日経新春杯予の入賞馬

日経新春杯予の枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2022 1 5 ヨーホーレイク 牡4 55kg 2.11.7 ディープインパクト フレンチデピュティ
2 2 ステラヴェローチェ 牡4 57kg 2.11.8 パゴ ディープインパクト
3 3 ヤシャマル 牡5 54kg 2.12.3 キズナ アグネスデジタル
2021 1 7 ショウリュウイクゾ 牡5 53kg 2.11.8 オルフェーヴル キングカメハメハ
2 3 ミスマンマミーア 牝6 52kg 2.11.9 タニノギムレット サンデーサイレンス
3 6 クラージュゲリエ 牡5 56kg 2.12.1 キングカメハメハ タニノギムレット
2020 1 4 モズベッロ 牡4 52kg 2.26.9 ディープブリランテ Harlan’s Holiday
2 3 レッドレオン 牡5 54kg 2.27.3 ディープインパクト Smart Strike
3 5 エーティーラッセン 牡6 51kg 2.27.4 サマーバード アグネスタキオン
2019 1 1 ルローリーヴェイズ 牡4 55kg 2.26.2 ディープインパクト スウェプトオーヴァーボード
2 5 ルックトゥワイス 牡6 55kg 2.26.3 ステイゴールド Alzao
3 3 シュペルミエール 牡6 55kg 2.26.4 ステイゴールド クロフネ
2018 1 6 パフォーマプロミス 牡6 54kg 2.26.3 ステイゴールド タニノギムレット
2 2 ロードヴァンドール 牡5 56kg 2.26.3 ダイワメジャー Storm Cat
3 7 ガンコ 牡5 52kg 2.26.5 ナカヤマフェスタ シングスピール
2017 1 4 ミッキーロケット 牡4 55kg 2.25.7 稍重 キングカメハメハ Pivotal
2 3 シャケトラ 牡4 53kg 2.25.7 マンハッタンカフェ シングスピール
3 5 モンドインテロ 牡5 56.5kg 2.26.0 ディープインパクト ブライアンズタイム
2016 1 1 レーヴミストラル 牡4 56kg 2.25.9 キングカメハメハ Highest Honor
2 6 シュヴァルグラン 牡4 54kg 2.26.2 ハートクライ Machiavellian
3 7 サトノノブレス 牡6 58kg 2.26.2 ディープインパクト トニービン
2015 1 2 アドマイヤデウス 牡4 55kg 2.24.8 アドマイヤドン サンデーサイレンス
2 3 フーブライド 牝6 55kg 2.24.9 ゴールドアリュール メジロマックイーン
3 3 アドマイヤフライト 牡6 56kg 2.25.0 マンハッタンカフェ トニービン
2014 1 1 サトノノブレス 牡4 55kg 2.24.4 ディープインパクト トニービン
2 4 アドマイヤブライト 牡5 56kg 2.24.4 マンハッタンカフェ トニービン
3 2 フーブライド 牝5 52kg 2.24.6 ゴールドアリュール メジロマックイーン
2013 1 1 カポーティスター 牡4 52kg 2.25.0 ハートクライ Capote
2 1 ムスカテール 牡5 56kg 2.25.1 マヤノトップガン サンデーサイレンス
3 2 トウカイパラダイス 牡6 56kg 2.25.2 ゴールドアリュール マルゼンンスキー

日経新春杯予入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2022 1 3 ヨーホーレイク ダービー 6 7
2 1 ステラヴェローチェ 有馬記念 3 4
3 9 ヤシャマル 中日新聞杯 9 3
2021 1 7 ショウリュウイクゾ 3勝クラス 1 8
2 13 ミスマンマミーア OP 4 4
3 4 クラージュゲリエ L 4 2
2020 1 2 モズベッロ 3勝クラス 4 4
2 5 レッドレオン 3勝クラス 3 1
3 11 エーティーラッセン 3勝クラス 8 2
2019 1 1 ルローリーヴェイズ 菊花賞 12 5
2 5 ルックトゥワイス 1600万下 1 1
3 3 シュペルミエール 1600万下 1 1
2018 1 1 パフォーマプロミス 1600万下 1 1
2 4 ロードヴァンドール 中日新聞杯 5 3
3 7 ガンコ 1000万下 7 1
2017 1 1 ミッキーロケット 菊花賞 4 5
2 2 シャケトラ 1000万下 1 1
3 4 モンドインテロ ステイヤーズS 2 3
2016 1 2 レーヴミストラル 金鯱賞 2 8
2 1 シュヴァルグラン 1600万下 1 1
3 4 サトノノブレス 金鯱賞 4 3
2015 1 6 アドマイヤデウス ダービー 10 7
2 10 フーブライド 愛知杯 3 6
3 7 アドマイヤフライト 札幌記念 14 14
2014 1 2 サトノノブレス 菊花賞 5 2
2 1 アドマイヤブライト 1600万下 1 1
3 4 フーブライド 愛知杯 12 1
2013 1 10 カポーティスター 1000万下 2 1
2 1 ムスカテール アルゼンチン共和国杯 3 2
3 4 トウカイパラダイス 金鯱賞 9 4

日経新春杯と馬券の傾向

過去10年の集計より。2021、22年は中京芝2200mで開催。

人気と馬券

1番人気 3勝2着4回3着0回、連対率6割、複勝率7割

2番人気 3勝2着1回3着0回、連対率4割、複勝率4割

3番人気 1勝2着0回3着1回、連対率1割、複勝率2割

1番人気が4勝、連対率6割、複勝率7割とハンデキャップ戦にも関わらず驚異的な連対率。連軸としても信頼でき、まずは押さえが必要。2番人気も3勝、連対率・複勝率共に4割なので、こちらもある程度信頼できる数字。それに比べる3番人気は1勝のみと極端に数字が劣ります。

過去10年の中、馬連で1、2番人気が共に馬券を外した年は僅か2回。1、2番人気同士で決まった年が2回もあり、さらに5番人気以内で決まった年が7回もあるので、馬連は非常に堅いレースです。

一方で2桁人気が馬券に絡んだ年が4回、その内3回が馬連でのもの。2桁人気は10番人気が2回、11番人気が1回、13番人気が1回なので極端な人気薄が来るのは稀。極端な穴狙いはせず、上位人気から絞って馬券を買うのが賢明と言えるレースです。

前走と馬券

GⅠ     5勝2着1回3着0回

GⅡ     1勝2着1回3着4回

GⅢ     0勝2着2回3着1回

OP・Lクラス 0勝2着1回3着2回

条件クラス  4勝2着5回3着4回

前走GⅠだった馬が5勝と非常に強い数字。GⅠは菊花賞組3勝、ダービー組2勝なので距離実績は必要。馬券に絡んだGⅠ組はどの馬も前走8着以内に入っているので、メンツが手薄なGⅡ戦ならある程度斤量を背負っても勝ち負け。

一方、前走が同等クラスのGⅡ、GⅢ戦では勝ち切り事が難しく、2着3着が多い印象。条件クラスからの格上挑戦組も成績が良く、こちらは馬券に絡んだ12頭中9頭が前走1着。調子が良い上に、前走より軽ハンデで出られる馬が多いので好成績に繋がっています。

血統と馬券

サンデーサイレンス系  21頭

ミスタープロスペター系   6頭

ロベルト系         2頭

その他           1頭

平坦の京都競馬場で行われる中長距離戦なのでスピードが出やすく、過去10年で馬券になった30頭中21頭、全体の7割が父にサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬。母の父まで含めると、2頭以外を除き全て父か母にサンデーサイレンス系種牡馬の血を持っています。

父サンデーサイレンス系種牡馬で複数と馬券になっている種牡馬はディープインパクト系10頭ステイゴールド系5頭、ハーツクライ2頭。マンハッタンカフェ2頭、ゴールドアリュール2頭と、ゴールドアリュール以外は全て長距離実績のある種牡馬。

次点がミスタープロスペター系6頭で、全体の約2割。こちらは7頭中5頭がキングカメハメハの血を持っています。

性齢と馬券

4歳     6勝2着4回3着0回、占有率30.0%

5歳     3勝2着3回3着5回、占有率40.0%

6歳     1勝2着3回3着5回、占有率30.0%

7歳以上   0勝2着0回3着0回、占有率0.0%

4歳馬が6勝2着4回と成績は他の世代を圧倒。年齢が上がるごとに成績が悪くなり、7歳以上は過去10年で1頭も馬券委並んでいません。上り調子の4歳馬を探し、5、6歳馬を紐づけが正解。

また牝馬は過去10年で2着2回3着1回。牝馬は5歳、6歳馬で、いずれも前走で芝2000m以上を使っています。基本的に2400mは牝馬には厳しい距離なので、距離実績のない牝馬の挑戦は無視して良いでしょう。

ハンデと馬券

52kg以下   2勝2着1回3着3回、占有率20.0%

53~54kg   2勝2着3回3着1回、占有率16.7%

55~56kg   6勝2着5回3着6回、占有率56.6%

57kg以上   0勝2着1回3着1回、占有率6.7%

馬齢で背負う斤量よりやや軽くなる55~56kg台の馬が多く馬券に絡むレース。52kg台の軽ハンデ馬も2勝、2着1回3着3回と他のハンデキャップ戦より高確率で馬券に絡んでいるので注意が必要。格上挑戦組でも調子が良ければ抑える必要があります。

一方で実績を評価された重ハンデ組は苦戦傾向。本来5歳馬が本来背負う57kgの馬は1頭しか馬券に絡んでおらず、馬券で絡んだのはGⅠ入着歴がある馬。過去G1で好走歴が無い重ハンデ馬は軽視。

日経新春杯のレース及びコースの攻略法

2023年の日経新春杯はコーナーを4つ回る中京芝2200mで行われます。スタートはスタンド手前、第4コーナーを回ったところから。スタートから最初のコーナーまで514mと非常に長く、ホームストレッチで高低差2mの急坂を上ることになるのでテンが早くなることはありません。

中京コースはコース全体の高低差が3.5mもあり、見た目以上にスタミナを消費します。またホームストレッチ、バックストレッチとも長く、芝2200mコースは長い直線を3回走ることになるので大跳びの馬はスタミナロスが少なくスピード能力をフルに生かせるので有利です。

第3から第4コーナーに掛けてスパイラルカーブになっており、最後の直線も412mと非常に長い設定。さらにゴール前に300mからゴール直前まで高低差2mの急坂が待ち受けます。基本的に差し、追い込み馬が有利なコースです。

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