【2023年度版】きさらぎ賞入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るきさらぎ賞の入賞馬

きさらぎ賞の枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2022 1 2 マテンロウレオ 牡3 56kg 2.00.5 稍重 ハーツクライ ブライアンズタイム
2 3 ダンテスヴュー 牡3 56kg 2.00.5 キングカメハメハ フレンチデピュティ
3 8 メイショウゲキリン 牡3 56kg 2.00.7 キズナ キングカメハメハ
2021 1 2 ラーゴム 牡3 56kg 2.01.0 オルフェーヴル Candy Ride
2 3 ヨーホーレイク 牡3 56kg 2.01.0 ディープインパクト フレンチデピュティ
3 7 ランドオブリバティ 牡3 56kg 2.01.6 ディープインパクト Dubawi
2020 1 1 コルテジア 牡3 56kg 1.48.3 シンボリクリスエス ジャングルポケット
2 7 ストーンリッジ 牡3 56kg 1.48.3 ディープインパクト フレンチデピュティ
3 8 アルジャンナ 牡3 56kg 1.48.4 ディープインパクト Tiz Wonderful
2019 1 4 ダノンチェイサー 牡3 56kg 1.49.0 ディープインパクト ロックオブジブラルタル
2 1 タガノディアマンテ 牡3 56kg 1.49.3 オルフェーヴル キングカメハメハ
3 6 ランスオブプラーナ 牡3 56kg 1.49.4 ケープブランコ マンハッタンカフェ
2018 1 3 サトノフェイバー 牡3 56kg 1.48.8 ゼンノロブロイ Distorted Humor
2 7 グローリーヴェイズ 牡3 56kg 1.48.8 ディープインパクト スウェプトオーヴァーボード
3 4 ラセット 牡3 56kg 1.49.2 モンテロッソ アグネスタキオン
2017 1 7 アメリカズカップ 牡3 56kg 1.50.1 マンハッタンカフェ コロナドズクエスト
2 1 サトノアーサー 牡3 56kg 1.50.4 ディープインパクト Redoute’s Choice
3 4 ダンビュライト 牡3 56kg 1.50.4 ルーラーシップ サンデーサイレンス
2016 1 8 サトノダイヤモンド 牡3 56kg 1.46.9 ディープインパクト Orpen
2 2 レブランシュ 牡3 56kg 1.47.5 ディープインパクト ファスリエフ
3 3 ロイカバード 牡3 56kg 1.47.5 ディープインパクト ジェイドハンター
2015 1 3 ルージュバック 牝3 54kg 1.48.6 マンハッタンカフェ Awesome Again
2 5 ボルトドートウィユ 牡3 56kg 1.48.9 ディープインパクト クロフネ
3 4 アッシュゴールド 牡3 56kg 1.49.1 ステイゴールド メジロマックイーン
2014 1 1 トーセンスターダム 牡3 56kg 1.47.6 稍重 ディープインパクト エンドスウィープ
2 5 バンドワゴン 牡3 56kg 1.47.6 ホワイトマズル Unbridled’s Song
3 3 ウィシンエルヴィン 牡3 56kg 1.47.8 Shamardal Monsun
2013 1 3 タマモベストプレイ 牡3 56kg 1.48.9 フジキセキ ノーザンテースト
2 2 マズルファイヤー 牡3 56kg 1.48.9 ホワイトマズル Saint Ballado
3 7 アドマイバドバイ 牡3 56kg 1.49.0 アドマイヤムーン サンデーサイレンス

きさらぎ賞入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2022 1 2 マテンロウレオ ホープフルS 9 6
2 3 ダンテスヴュー 東京スポーツ2歳S 5 4
3 8 メイショウゲキリン 1勝クラス 3 3
2021 1 3 ラーゴム ラジオNIKKEI京都2歳S 2 2
2 2 ヨーホーレイク ホープフルS 4 3
3 1 ランドオブリバティ ホープフルS 2 中止
2020 1 7 コルテジア シンザン記念 9 3
2 4 ストーンリッジ 新馬(中10週) 2 1
3 1 アルジャンナ 東京スポーツ2歳S 2 2
2019 1 3 ダノンチェイサー 500万下 1 1
2 6 タガノディアマンテ 500万下 5 3
3 7 ランスオブプラーナ 500万下 1 2
2018 1 4 サトノフェイバー 新馬(中5週) 2 1
2 2 グローリーヴェイズ 500万下 2 2
3 5 ラセット 未勝利(中4週) 2 1
2017 1 6 アメリカズカップ 朝日杯フューチュリティS 9 9
2 1 サトノアーサー 500万下 1 1
3 2 ダンビュライト 朝日杯フューチュリティS 2 13
2016 1 1 サトノダイヤモンド 500万下 1 1
2 4 レブランシュ 500万下 3 1
3 2 ロイカバード 500万下 1 1
2015 1 1 ルージュバック 500万下 1 1
2 2 ボルトドートウィユ 500万下 2 1
3 3 アッシュゴールド 朝日杯フューチュリティS 4 8
2014 1 2 トーセンスターダム OP 1 1
2 1 バンドワゴン 500万下 1 1
3 6 ウィシンエルヴィン 未勝利(中3か月) 1 1
2013 1 6 タマモベストプレイ シンザン記念 3 3
2 5 マズルファイヤー 未勝利(中2週) 1 1
3 3 アドマイバドバイ 500万下 6 5

きさらぎ賞と馬券の傾向

過去10年の集計より。2021、22年は中京芝2000mで開催。

人気と馬券

1番人気 2勝2着2回3着2回、連対率4割、複勝率6割

2番人気 2勝2着3回3着2回、連対率5割、複勝率7割

3番人気 2勝2着1回3着2回、連対率3割、複勝率5割

1番人気は連対率4割、複勝率6割なのでそこそこ信頼できる数字。1番人気で連対した馬は1勝クラスかOPらの出走。2番人気の連対率は5割も、複勝率は7割と1番人気を凌ぐ数字。3番人気も連対率2割、複勝率5割なので基本的に上位陣が強いレース。

過去10年で2桁人気が馬券に絡んだことは1度もなく馬券は3着まで7番人気以内で決まる堅いレース馬連で1~3番人気が1頭も絡まなかった年は2回しかありません。

前走と馬券

2歳GⅠ    2勝2着1回3着3回、占有率20.0%

その他2歳重賞 1勝2着1回3着1回、占有率10.0%

シンザン記念  2勝2着0回3着0回、占有率6.7%

OP・1勝クラス 4勝2着6回3着4回、占有率43.3%

新馬・未勝利  1勝2着2回3着2回、20.0%

前走重賞組よりOPや1勝クラスからの格上挑戦組が強いレース過去10年で馬券になった半数を占め、4勝2着6回と抜群の連対率。OP・1勝クラスからの出走組は前走全ての馬が掲示板に載っており、14頭中12頭が前走で馬券になっています。また1勝クラスからは前走福寿草特別かエリカ賞組がほとんど。

血統と馬券

サンデーサイレンス系    21頭

ノーザンダンサー系    4頭

ミスタープロスペクター系 4頭

ロベルト系        1頭

例年平坦の京都で行われているため父サンデーサイレンス系種牡馬が圧倒的に強いレース。過去馬券になった30頭中21頭、実に7割を占めます。また母の父まで含めると8割り以上と。サンデーサイレンス系の血はほぼ必須。

サンデーサイレンス系の中で最も多いのがディープインパクト産駒で13頭、サンデーサイレンス系の約6割と驚異的な数字。次点がステイゴールド系3頭、マンハッタンカフェ2頭なので、長距離適性が高い種牡馬を父に持つ馬が強いレースです。

性齢と馬券

牝馬は過去に優勝が1回あるのみ。勝ち馬は後にオークスで2着に入ったルージュバックで、前走東京芝2000mで2歳レコードを出していたように能力が特出しています。よほどのことが無い限り牝馬が馬券になりません。

きさらぎ賞のレース及びコースの攻略法

2023年のきさらぎ賞はコーナーを4つ回る中京芝2000mで行われます。スタートはスタンドのゴール手前坂下から。スタートからの直線が長いため加速がつけやすく、先行争いはスムーズ。バックストレッチ及びホームストレッチが長いためスピードを出しやすいコースです。

コース全体の高低差は3.5mと全競馬場中第3位の落差があり、ゴール手前に中山に次ぐ勾配を誇る急坂が待ち構えています。実際の走行距離よりスタミナが必要で、馬体が完成していない若駒には非常にタフなコース。

またゴール前直線が410mと非常に長く、第3、第4コーナーのカーブが緩やかなスパイラルカーブなので、基本的に差し・追い込みが有利です。例年のきさらぎ賞より1ハロン長くなる上、スタミナが試されるコースなので血統的に中距離以上で実績のある種牡馬の馬を選んだ方が良いでしょう。

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