【2024年度版】スプリングステークス入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るスプリングステークスの入賞馬

スプリングステークスの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2023 1 2 ベラジオペラ 牡3 56kg 1.48.9 ロードカナロア ハービンジャー
2 5 ホウオウビスケッツ 牡3 56kg 1.49.1 マインドユアビスケッツ ルーラーシップ
3 1 メタルスピード 牡3 56kg 1.49.2 シルバーステート Shamardal
2022 1 1 ビーアストニッシド 牡3 56kg 1.48.4 稍重 アメリカンペイトリオット ネオユニヴァース
2 8 アライバル 牡3 56kg 1.48.4 ハービンジャー ディープインパクト
3 3 サトノヘリオス 牡3 56kg 1.48.6 エピファネイア サンデーサイレンス
2021 1 8 ヴィクティファルス 牡3 56kg 1.52.0 ハーツクライ Galileo
2 4 アサマノイタズラ 牡3 56kg 1.52.0 ヴィクトワールピサ キングヘイロー
3 6 ボーデン 牡3 56kg 1.52.3 ハービンジャー キングカメハメハ
2020 1 7 ガロアクリーク 牡3 56kg 1.49.8 キンシャサノキセキ Kingmambo
2 3 ヴェルトライゼンデ 牡3 56kg 1.50.0 ドリームジャーニー Acatenango
3 8 サクセッション 牡3 56kg 1.50.3 キングカメハメハ ディクタット
2019 1 5 エメラルファイト 牡3 56kg 1.47.8 クロフネ スペシャルウィーク
2 1 ファンタジスト 牡3 56kg 1.47.8 ロードカナロア ディープインパクト
3 5 ディキシーナイト 牡3 56kg 1.47.8 ダイワメジャー ホワイトマズル
2018 1 6 ステルヴィオ 牡3 56kg 1.48.1 ロードカナロア ファルブラヴ
2 4 エポカドーロ 牡3 56kg 1.48.1 オルフェーブル フォーティナイナー
3 8 マイネルファンロン 牡3 56kg 1.48.7 ステイゴールド ロージズインメイ
2017 1 8 ウインブライト 牡3 56kg 1.48.4 ステイゴールド アドマイヤコジーン
2 7 アウトライアーズ 牡3 56kg 1.48.5 ヴィクトワールピサ フレンチデピュティ
3 6 プラチナヴィオス 牡3 56kg 1.48.6 エンパイアメーカー マンハッタンカフェ
2016 1 1 マウントロブソン 牡3 56kg 1.48.1 ディープインパクト Mr. Greeley
2 4 マイネルハニー 牡3 56kg 1.48.1 マツリダゴッホ ナリタブライアン
3 8 ロードクエスト 牡3 56kg 1.48.2 マツリダゴッホ チーフベアハート
2015 1 1 キタサンブラック 牡3 56kg 1.49.1 ブラックタイド サクラバクシンオー
2 5 リアルスティール 牡3 56kg 1.49.1 ディープインパクト Storm Cat
3 6 ダノンプラチナ 牡3 56kg 1.49.2 ディープインパクト Unbridled’s Song
2014 1 2 ロサギガンティア 牡3 56kg 1.48.4 フジキセキ Big Shuffle
2 3 アジアエクスプレス 牡3 56kg 1.48.6 ヘニーヒューズ Running Stag
3 6 クラリティシチー 牡3 56kg 1.48.6 キングカメハメハ スペシャルウィーク

スプリングステークス入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2023 1 5 ベラジオペラ 1勝クラス 1 1
2 2 ホウオウビスケッツ 1勝クラス 7 1
3 6 メタルスピード 1勝クラス 1 1
2022 1 5 ビーアストニッシド シンザン記念 5 4
2 2 アライバル 京成杯 1 4
3 6 サトノヘリオス ホープフルS 3 13
2021 1 3 ヴィクティファルス 共同通信杯 7 2
2 7 アサマノイタズラ 1勝クラス 1 4
3 1 ボーデン 未勝利 1 1
2020 1 6 ガロアクリーク 1勝クラス 6 4
2 1 ヴェルトライゼンデ ホープフルS 3 2
3 2 サクセッション L 1 1
2019 1 10 エメラルファイト 500万下 3 1
2 1 ファンタジスト 朝日FS 3 4
3 7 ディキシーナイト リミテッドクラス 1 1
2018 1 1 ステルヴィオ 朝日FS 3 2
2 3 エポカドーロ 500万下 1 1
3 6 マイネルファンロン 500万下 4 2
2017 1 5 ウインブライト 500万下 1 1
2 2 アウトライアーズ 500万下 1 1
3 6 プラチナヴィオス きさらぎ賞 3 4
2016 1 4 マウントロブソン 500万下 2 1
2 5 マイネルハニー 500万下 3 1
3 1 ロードクエスト ホープフルS 1 2
2015 1 5 キタサンブラック 500万下 9 1
2 1 リアルスティール 共同通信杯 3 1
3 2 ダノンプラチナ 朝日FS 1 1
2014 1 3 ロサギガンティア 500万下 2 1
2 1 アジアエクスプレス 朝日FS 4 1
3 4 クラリティシチー 500万下 1 2

スプリングステークスと馬券の傾向

過去10年の集計より。

人気と馬券

1番人気 1勝2着4回3着2回、連対率5割、複勝率7割

2番人気 0勝2着3回3着2回、連対率3割、複勝率5割

3番人気 2勝2着1回3着0回、連対率3割、複勝率3割

1人気は2勝も連対率4割、複勝率7割なので連軸で検討。1番人気は本番皐月賞でも人気が予想される素質馬が多く、実際に皐月賞に向けコース適性があるか試走を行います。ただ、本賞金を満たしている場合が多く、余裕残しの出走で優勝は少ない模様。

2番人気は連対率3割、複勝率5割と、こちらはかなり成績が落ちます。2番人気も皐月賞への賞金が足りている場合が多く、叩き台とだと本気で仕上げていません。

問題は賞金不足の素質馬で、これらの馬が本気で仕上げてスプリングステークスに臨んできます。だいたい3~6番人気に押されることが多く、実際に

4番人気 1勝2着0回3着1回、連対率1割、複勝率1割

5番人気 4勝2着1回3着0回、連対率5割、複勝率5割

6番人気 1勝2着0回3着4回、連対率1割、複勝率5割

と2、3番人気とさほど変わらない成績。5番人気に至っては4勝、連対率・複勝率5割と1番人気とさほど変わりません。

過去10年で2桁人気が馬券に絡んだ年はわずか1回。2桁人気が馬券に絡まなかった年は3着まで7番人気以内で決まり、全体的に馬券は堅めです。

前走と馬券

朝日杯FS       1勝2着2回3着1回

ホープフルS     0勝2着1回3着2回

3歳重賞       2勝2着2回3着1回

OP・L・1勝クラス 7書2着5回3着5回

新馬・未勝利    0勝2着0回3着1回

皐月賞出走が掛かっているので本賞金が足りないOPや1勝クラスが中心。これらの馬は3着以内に入らないと出走できないので本気で仕上げてきます。

一方、朝日杯フューチュリティS組で馬券になった4頭中3頭が前走連対。残り1頭も4着なので、それ以下の着順からなら消し。同様にホープフルSからも、前走3着以内。他の重賞組の5頭中4頭は前走で勝ち負け。

いずれのステップでも1頭を除き全ての馬が前走で掲示板を確保し、さらに7頭を除き全て馬券。そのため近走の調子も重視。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   17頭

ノーザンダンサー系      6頭

ミスタープロスペクター系  6頭

ロベルト系         1頭

サンデーサイレンス系の種牡馬を父に持つ馬が強いレース。サンデーサイレンス系ではディープインパクト、ステイゴールド、ダイワメジャー、フジキセキといった血を持つ馬が強く、小回りに対応できるスピードタイプとパワーを兼ね備えた種牡馬が強い傾向。

また母系は父方と反対のタイプの馬が多く、ディープインパクトやステイゴールドといった長距離なら母系は短距離系の種牡馬、ダイワメジャーやフジキセキといったマイラータイプなら母系はクラッシックディスタンス向きの種牡馬が大半を占めます。

次点はノーザンダンサー系。ミスタープロスペクター系6頭で、その内4頭はキングカメハメハの血を持っています。

性齢と馬券

皐月賞のトライアルレースなので牝馬の参加自体がほぼ無く、過去10年で馬券になった牝馬はいません。

スプリングステークスのレース及びコースの攻略法

スプリングステークスはコーナーを4つ回る中山芝内回り1800mAコースを使用。スタートはスタンド正面、ゴール前の急坂途中から。スタートから最初のコーナーまで204mと短く、先行馬はテンから飛ばさなければならずポジション争いは熾烈。

ただし中山はコーナーがきついのですぐに流れは落ち着きます。中山の内回りは1周1667m余り小さく、ホームストレッチも333mと短め。

第2コーナーから向こう正面中盤まで急な下り坂が続きで加速が付けやすいものの、スライド走法の馬には厳しく全体的にスピードはあまり上がりません。第4コーナーを回ると最後の直線は310mと短く、さらにゴール前に高低差2.2mの急坂が待ち受けます。

基本的に逃げ、先行馬が有利で、過去30年で馬券になった30頭中、第4コーナーを回った時点で5番手以内の馬が19頭10番手以後からの差し切り勝ちはなく3着まで勝ち馬の上がりは遅く大抵34秒後半から35秒台。瞬発力勝負にならず、馬券は先行馬を中心に組み立て。

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