【2024年度版】京都新聞杯入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見る京都新聞杯の入賞馬

京都新聞杯の枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2023 1 5 サトノグランツ 牡3 56kg 2.14.1 サトノダイヤモンド Oratorio
2 6 ダノントルネード 牡3 56kg 2.14.1 ハーツクライ Manhattan Rain
3 8 リビアングラス 牡3 56kg 2.14.1 キズナ Curlin
2022 1 3 アスクワイルドモア 牡3 56kg 2.09.5 キズナ ゼンノロブロイ
2 8 ヴェローナシチー 牡3 56kg 2.09.6 エピファネイア ゼンノロブロイ
3 7 ボルドグフーシュ 牡3 56kg 2.09.8 スクリーンヒーロー Layman
2021 1 8 レッドジェネシス 牡3 56kg 2.11.2 ディープインパクト Storm Cat
2 4 ルペルカーリア 牡3 56kg 2.11.3 モーリス スペシャルウィーク
3 7 マカオンドール 牡3 56kg 2.11.5 ゴールドシップ Darshaan
2020 1 5 ディープボンド 牡3 56kg 2.11.7 キズナ キングヘイロー
2 7 マンオブスピリット 牡3 56kg 2.11.7 ルーラーシップ サンデーサイレンス
3 7 ファルコニア 牡3 56kg 2.12.0 ディープインパクト Hawk Wing
2019 1 7 レッドジェニアル 牡3 56kg 2.11.9 キングカメハメハ マンハッタンカフェ
2 3 ロジャーバローズ 牡3 56kg 2.11.9 ディープインパクト Librettist
3 4 サトノソロモン 牡3 56kg 2.12.3 ディープインパクト Elusive City
2018 1 7 ステイフーリッシュ 牡3 56kg 2.11.0 ステイゴールド キングカメハメハ
2 4 アドマイヤアルバ 牡3 56kg 2.11.3 ハーツクライ Elusive City
3 8 シャルドネゴールド 牡3 56kg 2.11.3 ステイゴールド Lion Heart
2017 1 8 プラチナムパレット 牡3 56kg 2.15.2 マンハッタンカフェ ホワトマズル
2 3 サトノクロニクル 牡3 56kg 2.15.2 ハーツクライ Intikhab
3 2 ダノンディスタンス 牡3 56kg 2.15.2 ルーラーシップ クロフネ
2016 1 2 スマートオーディン 牡3 56kg 2.12.6 ダノンシャンティ Alzao
2 7 アグネスフォルテ 牡3 56kg 2.12.7 ハービンジャ フレンチデピュティ
3 6 ロイカバード 牡3 56kg 2.12.9 ディープインパクト ジェイドハンター
2015 1 2 サトノラーゼン 牡3 56kg 2.11.3 ディープインパクト Intikhab
2 1 ポルトドートウィユ 牡3 56kg 2.11.4 ディープインパクト クロフネ
3 8 アルバートドック 牡3 56kg 2.11.4 ディープインパクト Unusual Heat
2014 1 2 ハギノハイブリッド 牡3 56kg 2.11.0 タニノギムレット トニービン
2 6 サウンズオブアース 牡3 56kg 2.11.0 ネオユニヴァース Dixieland Band
3 3 ガリバルディ 牡3 56kg 2.11.2 ディープインパクト Zafonic

京都新聞杯入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2023 1 1 サトノグランツ 1勝クラス 2 1
2 2 ダノントルネード 1勝クラス 2 2
3 7 リビアングラス 1勝クラス 5 1
2022 1 8 アスクワイルドモア きさらぎ賞 6 4
2 7 ヴェローナシチー L 4 2
3 5 ボルドグフーシュ 1勝クラス 2 1
2021 1 3 レッドジェネシス 1勝クラス 1 1
2 1 ルペルカーリア 毎日杯 3 4
3 2 マカオンドール 1勝クラス 1 1
2020 1 4 ディープボンド 皐月賞 18 10
2 3 マンオブスピリット 1勝クラス 2 1
3 2 ファルコニア スプリングS 3 4
2019 1 11 レッドジェニアル 500万下 5 4
2 2 ロジャーバローズ スプリングS 2 7
3 7 サトノソロモン 500万下 1 7
2018 1 7 ステイフーリッシュ 共同通信杯 2 10
2 11 アドマイヤアルバ 500万下 1 1
3 4 シャルドネゴールド 毎日杯 4 7
2017 1 2 プラチナムパレット 500万下 3 1
2 1 サトノクロニクル 500万下 1 2
3 6 ダノンディスタンス OP 2 5
2016 1 1 スマートオーディン 毎日杯 1 1
2 9 アグネスフォルテ 500万下 5 6
3 4 ロイカバード きさらぎ賞 2 3
2015 1 2 サトノラーゼン 500万下 3 1
2 1 ポルトドートウィユ 若葉S 1 4
3 6 アルバートドック 毎日杯 6 4
2014 1 3 ハギノハイブリッド 500万下 1 1
2 8 サウンズオブアース 500万下 1 1
3 5 ガリバルディ 500万下 2 2

 

京都新聞杯と馬券の傾向

過去10年の集計より。2021、22年は中京開催。

人気と馬券

1番人気 2勝2着3回3着1回、連対率5割、複勝率6割

2番人気 2勝2着3回3着2回、連対率5割、複勝率7割

3番人気 3勝2着1回3着0回、連対率3割、複勝率3割

1、2番人気の数字はあまり変わらず、共に連対率5割、複勝率は共に6~7割と高確率で馬券。3番人気も3勝、連対率・複勝率3割。当初からダービーを目指す素質馬が出走するため、過去10年で1~3番人気までの馬が馬連で全て外れた年は2回しかなく、基本的に馬券は堅め。

また過去10年で2桁人気が馬券に絡んだのは2回で、共に馬連。2桁人気が馬券に絡んだ年は3着までにもう一頭人気薄を連れてくるので荒れる時は大荒れ。

前走と馬券

皐月賞    1勝2着0回3着0回、占有率6.7%

毎日杯    1勝2着1回3着2回、占有率13.3%

その他重賞  2勝2着1回3着2回、占有率13.3%

OP・L    0勝2着2回3着1回、占有率6.7%

1勝クラス  6勝2着6回3着5回、占有率56.7%

新馬・未勝利 0勝2着0回3着0回、占有率3.3%

皐月賞組は惨敗した馬が京都新聞杯で賞金加算を見込み出走してきますが、過去10年で成功したのは2010年のディープボンドのみ。たいていは皐月賞で完璧に仕上げているので、中2週の京都新聞杯では余力無く敗退しています。

重賞では毎日杯組が1勝2着1回3着2回と最多。次がスプリングSで2回。他の重賞は全て前走1800mという共通点があり、前走で人気も連に絡めず皐月賞出走権を逃した馬が馬券。それなりに素質が必要だと分かります。

基本的に栗東組のダービー最終切符。皐月賞に間に合わなかった1勝クラスが必勝を期して仕上げてくるので6勝馬券全体の半分以上を占めます。1勝クラスで馬券になった13頭中11頭は前走馬券になっています。

血統と馬券

サンデーサイレンス系    22頭

ロベルト系        4頭

ミスタープロスペクター系 3頭

ノーザンダンサー系    1頭

サンデーサイレンス系の種牡馬を父に持つ馬が22頭、全体の8割近くを占めます。サンデーサイレンス系の種牡馬で複数頭馬券になっているのはディープインパクト系14頭、全体から見ても半数近くを占めます。それ以外はステイゴールド系とハーツクライが各3頭、ネオユニヴァース、2頭と、現役時代にダービーディスタンスで活躍した馬が大多数。

性齢と馬券

ダービーに向かう馬が出走するため、過去10年で馬券になった牝馬はいません。

京都新聞杯のレース及びコースの攻略法

2022年の京都新聞杯はコーナーを4つ回る京都芝2200m外回り使用。スタートはスタンド正面、ホームストレッチの中盤辺りから。スタートから最初のコーナーまで394mあるので先行争いはスムーズ。

第1から第2コーナーの径は小さめなので、ここでペースが落ち着きます。バックストレッチは510mと長く、スライド走法の馬向き。第3コーナー手前から3mの坂を駆け上ります。

第3コーナーを過ぎると第4コーナーまで長い下り坂。ここから一気にペースアップ。ただし、第4コーナーが直角に近く、スピードを出し過ぎると外に振られて後続馬に空いたインを突かれてしまいます。ゴール前直線は403.7mと長いものの、ほぼ平坦。下り坂で勢いがついているため前が止まりません。

ただし走破距離が長いため、3歳馬にはやや苦しく、スタミナの無い先行馬はバテ気味。基本差し、追い込み馬が有利で、京都開催8年で馬券になった24頭中14頭が6番手低下。ただし2着に逃げ、2番手が絡むケースが多く過去4回も馬券。

上りは時計が掛かり、35秒台が殆ど。スタミナがあり長くいい脚を使える馬が中心。

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