2024年CBC賞の注目馬を分析!
CBC賞の特徴
2024年のGⅢCBC賞は第2回中京開催4日目に行われる3歳以上芝1200mのハンデキャップ戦です。本来なら7月開催ですが、阪神競馬場改修工事で中京開催が8月に移動したため、北九州記念と開催月が入れ替わっています。
国際競走に指定され、出場資格は過去1年以内に出走歴のあるJRA所属馬、及び優先出走権を得ている外国調教馬9頭までに限られます。
サマースプリントシリーズ第2戦目に指定され、1着馬には10P、2着5P、3着4P、4着3P、5着2P、6着以下に1Pが加点されます。
2024年CBC賞出走表
| 枠番 | 馬番 | 出走馬 | 父 | 馬齢 | 騎手 | 生産牧場 |
| 所属 | 母の父 | 斤量 | 馬主 | |||
| 1 | 1 | ドロップオブライト | トーセンラー | 牝5 | 幸英明 | 岡田スタッド |
| 松永昌博(栗東) | フレンチデピュティ | 54kg | 岡田牧雄 | |||
| 1 | 2 | キタノエクスプレス | アジアンエクスプレス | 牡6 | 国府勇作 | 村上欽哉 |
| 坂口智康(栗東) | ディープインパクト | 55kg | 北所直人 | |||
| 2 | 3 | バースクライ | ハーツクライ | 牝4 | 横山和生 | ダーレー・ジャパン・F |
| 千田輝彦 (栗東) | Dubawi | 54kg | ゴドルフィン | |||
| 2 | 4 | スコールユニバンス | ドゥラメンテ | 牝5 | 藤懸貴志 | ノーザンファーム |
| 矢作芳人(栗東) | Firebreak | 51kg | 亀井哲也 | |||
| 3 | 5 | グランテスト | ロードカナロア | 牝4 | 坂井瑠星 | 下河辺隆行 |
| 今野貞一(栗東) | シンボリクリスエス | 52kg | 下河辺牧場 | |||
| 3 | 6 | スズハローム | サトノダイヤモンド | 牡4 | 鮫島克駿 | アラキファーム |
| 牧田和弥(栗東) | ローレルゲレイロ | 56kg | 森達郎 | |||
| 4 | 7 | ジャスティンスカイ | キタサンブラック | 牡5 | 北村友一 | ノーザンファーム |
| 友道康夫 (栗東) | Numerous | 57.5kg | 三木正浩 | |||
| 4 | 8 | サウンドビバーチェ | ドゥラメンテ | 牝5 | 永島まなみ | 三嶋牧場 |
| 高柳大輔 (栗東) | Johan Cruyff | 56kg | 増田雄一 | |||
| 5 | 9 | ブーケファロス | ビッグアーサー | 牡4 | 和田竜二 | クラウン日高牧場 |
| 清水英克 (美浦) | ダンディコマンド | 55kg | 矢野まり子 | |||
| 5 | 10 | ヤクシマ | Havana Grey | 牡4 | 西塚洸二 | Whitsbury Manor Stud |
| 寺島良 (栗東) | Compton Place | 55kg | ゴドルフィン | |||
| 6 | 11 | グレイトゲイナー | キンシャサノキセキ | 牡7 | 吉村誠之助 | 谷川牧場 |
| 森秀行 (栗東) | エルハーブ | 56.5kg | 田中慶治 | |||
| 6 | 12 | カンチェンジュンガ | ビッグアーサー | 牡4 | 斎藤新 | サンバマウンテンF |
| 庄野靖志(栗東) | ノヴェリスト | 55kg | 幅田昌伸 | |||
| 7 | 13 | ショウナンハクラク | Frankel | 牡5 | 小沢大仁 | Tetsuhide Kunimoto |
| 松下武士 (栗東) | ディープインパクト | 56kg | 国本哲秀 | |||
| 7 | 14 | レッドヒルシューズ | ハーツクライ | 牝4 | 団野大成 | チャンピオンズファーム |
| 武英智(栗東) | アグネスデジタル | 53kg | 呉本昌時 | |||
| 7 | 15 | メイショウソラフネ | モーリス | 牡5 | 酒井学 | 太陽牧場 |
| 石橋守(栗東) | マンハッタンカフェ | 56kg | 松本好雄 | |||
| 8 | 16 | アグリ | カラヴァッジオ | 牡5 | 西村淳也 | ノーザンファーム |
| 安田隆行 (栗東) | War Front | 58.5kg | 三木正浩 | |||
| 8 | 17 | カリボール | ジャスタウェイ | 牡8 | 杉原誠人 | ノーザンファーム |
| 須貝尚介 (栗東) | サクラバクシンオー | 56kg | 大和屋暁 | |||
| 8 | 18 | アネゴハダ | キズナ | 牝5 | 角田大和 | サンデーヒルズ |
| 佐々木晶 (栗東) | ウォーエンブレム | 53kg | 岡浩二 |
ピューロマジック
| アジアンエクスプレス | ヘニーヒューズ | ヘネシー |
| Meadow Flyer | ||
| ランニングボブキャッツ | Running Stag | |
| Backatem | ||
| メジェルダ | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| メリュジーヌ | フレンチデピュティ | |
| メジェール |
ピューロマジックは葵S、北九州記念を連勝。これまで9戦4勝2着2回3着1回。前走は稍重の中でもハナを主張。上手くスローに落として逃げ切り勝ち。勝ち時計1分7秒9と例年の北九州記念に比べ遅めの決着です。
ピューロマジックの父は朝日杯フューチュリティS勝ちのアジアンエクスプレス。ディープインパクト産駒の母メジェルダはファンタジーSで2着している1勝馬。
重賞2連勝のため、3歳牝馬とはいえハンデは55.5kgで、前走より2.5gも増。葵Sで55kgを背負い1分7秒1の好時計勝ちがありますが、前走で0.4秒差を付けた4着のカンチェンジェンガが据え置きなので、計算上では0.1秒逆転されます。
また京都、小倉の1芝1200mは先行有利ですが、ゴール前直線の長い中京は脚質的に不利。見送り。
アグリ
| カラヴァッジオ | Scat Daddy | ヨハネスブルグ |
| Love Style | ||
| Mekko Hokte | Holy Bull | |
| Aerosilver | ||
| オールドタイムワルツ | War Front | Danzig |
| Starry Dreamer | ||
| Together | Galileo | |
| Shadow Song |
アグリは2023年阪急杯の優勝馬。これまで16戦5勝2着3回3着3回。重賞は他に同年セントウルS2着、阪神C3着。今年はシルクロードS2着も高松宮記念へ向かわず、ドバイの1351ターフスプリントに参戦し6着に敗れています。
アグリの父はストームキャット系で欧州短距離GⅠ2勝のカラヴァッジオ。母オールドタイムワルツはGⅠクイーンエリザベス2世チャレンジCSを勝ち、GⅠ2着5回の3勝馬という良血。
追い込み脚質なのでゴール前直線が長い中京コースは合うものの、生粋のスプリンターではなく得意なのは芝1400m戦。1200m戦では勝ち切れません。
また今回はトップハンデの58.5kgで。前走に比べ1.5kg増。58kgは阪神カップで3着、シルクロードSで2着と走っていますが、決して得意とは言えない1200mのシルクロードSでは優勝馬に0.5秒差を付けられています。抑えまで。
カンチェンジュンガ
| ビッグアーサー | サクラバクシンオー | サクラユタカオー |
| サクラハゴロモ | ||
| シヤボナ | Kingmambo | |
| Relish | ||
| クェスタボルタ | ノヴェリスト | Monsun |
| Night Lagoon | ||
| ワイドサファイア | アグネスタキオン | |
| クイーンソネット |
カンチェンジュンガはこれまで12戦4勝。今年に入って2、3勝クラスを連勝してOP入り。2走前の中山芝1200mLクラスで1分7秒3の好時計で5着に入り、前走北九州記念では優勝馬ピューロマジックから0.4秒差の4着に入っています。
カンチェンジュンガの父はサクラバクシンオー系で高松宮記念を制したビッグアーサー。ノヴェリスト産駒の母クェスタボルタは未勝利馬。母の半弟でヘニーヒューズ産駒のワイルドファラオがかしわ記念勝ち、中央で3歳芝・ダート両重賞勝ち。
またカンチェンジュンガは血統内にノーザンテーストの4×4の濃いクロスを持ちます。前走はメンバー中上り最速。ハンデは前走から据え置きで、逃げ切り勝ちを許したピューロマジックが2.5kg増なので、ゴール前直線の長い中京なら逆転可能。ただし左回りは初なのがネック。抑えまで。
キタノエクスプレス
| アジアンエクスプレス | ヘニーヒューズ | ヘネシー |
| Meadow Flyer | ||
| ランニングボブキャッツ | Running Stag | |
| Backatem | ||
| ツルマルサンチャン | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| リキセレナード | ジェイドロバリー | |
| ムーンセレナード |
キタノエクスプレスはこれまで17戦4勝2着4回3着2回。7か月の休養前はダートの短距離路線で結果が出ず。今年の1月に復帰してから芝短距離に変更5戦して馬券を外さず、2、3勝クラスを連勝しての参戦です。
キタノエクスプレスの父は朝日杯フューチュリティS勝ちのアジアンエクスプレス。ディープインパクト策の母ツルマルサンチャンは未勝利馬。祖母のリキセレナードは旧小倉3歳S勝ちのある2勝馬。キタノエクスプレスは5代先までクロスの無いアウトブリード。
父アジアンエクスプレス、母の父ディープインパクトはピューロマジックと同じ配合なら短距離馬か。
今回のハンデは55kgで、前走より3kgも減。前走福島芝1200mで1分7秒0、2走前の京都芝1200mでも58kgを背負い1分7秒7で走っているので、計算上1分6秒後半から1分7秒1程度で走破可能。
また芝では左回りは初ですが、ダートでは6回経験し1勝2着1回3着1回と走っています。さらに芝に転向後、5戦全戦でメンバー中上り3番手以内と終いは堅実。勝ち負け。
ジャスティンスカイ
| キタサンブラック | ブラックタイド | サンデーサイレンス |
| ウインドインハーヘア | ||
| シュガーハート | サクラバクシンオー | |
| オトメゴコロ | ||
| リアリサトリス | Numerous | Mr.Prospecter |
| Number | ||
| Riziere | グルームダンサー | |
| Rive Du Sud |
ジャスティンスカイはこれまで14戦6勝2着1回。昨年のマイラーズCで2番人気にも押されたマイラーですが、2走前に短距離路線に変更。京都芝1200mOPを1分6秒9の好時計勝ち。前走函館スプリントSで4番人気も、優勝馬から0.5秒差10着に敗退。
ジャスィンスカイの父はキタサンブラック。仏国産の母リアリサトリスは海外で3勝。母の半兄ルーヴェルが仏国短距離GⅠ勝ちを含む5勝を挙げています。
2走前に好時計勝ちとはいえ、前走は外目の枠順の上、例年に比べ遅めのペースで途中から重賞のペースアップに付いて来られず。2走前のメンバーも弱い相手だったので、本質的にスプリンターではない可能性が大。しかも前走負けたにも関わらずOP2勝のため、今回のハンデは0.5kg増の57.5kgは不利。
前走でペース慣れが見込めたとしても逆転までは厳しいか。見送り。





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