2025年第42回GⅢエプソムカップ予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2025年エプソムカップの注目馬を分析!

エプソムカップの特徴

GⅢエプソムカップは第2回東京開催5日目に行われる4歳以上芝1800mの馬齢別定戦です。負担重量は牡・騙馬57kg、同牝馬55kg。

国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。地方所属馬は2頭まで出走登録可能です。

日本馬の負担重量は過去の獲得本賞金により加算され、3000万円超の馬は2000万円毎に1kg増。外国調教馬は重賞優勝実績により負担重量が加算されGⅠ優勝馬は5kg増、GⅡ優勝馬は3kg増、GⅢ優勝は1kg増。

昨年まで安田記念の翌週開催でしたが、1ヵ月前倒し、安田記念の前哨戦の位置づけに様変わりしています。

↓過去10年のエプソムカップ入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2025年エプソムカップ出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 キョウエイブリッサ グレーターロンドン 牡5 津村明秀 山口義彦
武市康男 (美浦) ルーラーシップ 57kg 田中晴夫
1 2 シュトラウス モーリス 牡4 北村宏司 ノーザンファーム
武井亮(美浦) アドマイヤベガ 57kg キャロットファーム
2 3 エヒト ルーラーシップ 牡7 川田将雅 白井牧場
森秀行 (栗東) ディープインパクト 57kg 平井裕
2 4 ドゥラドーレス ドゥラメンテ 牡6 古川吉洋 ノーザンファーム
宮田敬介(美浦) ハービンジャー 57kg 吉田勝己
3 5 コレペティトール ジャスタウェイ 騙5 C.ルメール 社台ファーム
中竹和也 (栗東) コロナドズクエスト 57kg 加藤誠
3 6 トーセンリョウ ディープインパクト 牡5 柴田裕一郎 社台ファーム
加藤征弘(美浦) Hawk Wing 557kg 島川隆哉
4 7 コントラポスト ルーラーシップ 牡5 団野大成 社台ファーム
菊沢隆徳(美浦) フジキセキ 57kg ライオンレースホース
4 8 クルゼイロドスル ファインニードル 牡5 田辺裕信 ダーレー・ジャパン・F
高橋義忠 (栗東) アルカセット 57kg ゴドルフィン
5 9 ラケマーダ アメリカンペイトリオット 牡5 横山武史 ダーレー・ジャパンF
千田輝彦(栗東) アドマイヤムーン 57kg ゴドルフィン
5 10 ジューンテイク キズナ 牡4 藤岡佑介 ヒダカファーム
武英智(栗東) シンボリクリスエス 57kg 吉川潤
6 11 トップナイフ デクラレーションオブウォー 牡5 横山和生 杵臼牧場
昆貢 (栗東) スピニングワールド 57kg 安原浩司
6 12 ディープモンスター ディープインパクト 牡7 M.ディー 矢野牧場
池江泰寿 (栗東) Bellamy Road 57kg DMMドリームクラブ
7 13 メイショウチタン ロードカナロア 牡8 吉田豊 松田牧場
本田優 (栗東) マイネルラブ 57kg 松本好雄
7 14 デビットバローズ ロードカナロア 騙6 岩田望来 社台ファーム
上村洋行(栗東) サンデーサイレンス 57kg 猪熊広次
7 15 カラテ トゥザグローリー 牡8 杉原誠人 中地康弘
高橋祥泰 (美浦) フレンチデピュティ 57kg 小田切光
8 16 セイウンハーデス シルバーステート 牡6 幸英明 鮫川啓一
橋口慎介 (栗東) マンハッタンカフェ 57kg 西山茂行
8 17 ダノンエアズロック モーリス 牡4 D.レーン ノーザンファーム
堀宜行(美浦) Fastnet Rock 57kg ダノックス
8 18 ビーアストニッシド アメリカンペイトリオット 牡6 西村太一 ヴェルサイユファーム
飯田雄三 (栗東) ネオユニヴァース 58kg 村中徹

勝ち馬予想に役立つ!エプソムカップの注目馬分析

ダノンエアズロック

モーリス スクリーンヒーロー グラスワンダー
ランニングヒロイン
メジロフランシス カーネギー
メジロモントレー
モシーン Fastnet Rock デインヒル
Piccadilly Circus 
Sumehra ストラヴィンスキー
Miss Priority 

ダノンエアズロックはこれまで7戦3勝重賞実績はありませんが、Lクラスを2勝前走、昨年のチャレンジCで1番人気でしたが、優勝馬ラヴェルカ1.2秒離され7着と惨敗

ダノンエアズロックの父はモーリスファストネットロック産駒の母モシーンはオーストラリアでGⅠ4勝を含む8勝馬。ダノンエアズロックの半姉でディープインパクト産駒のプリモシーンがマイル重賞3勝、ヴィクトリアマイルでも2着に入っています。

ダービートライアルの芝2000mプリンシパルSを勝っていますが、ダービーでは優勝馬から1.3秒差、チャレンジCでも1.2秒差に対し、毎日王冠では0.3秒差なので、本質的に2000mは距離が長く息切れ。父、母共にマイラーを考えれば、距離短縮はプラス。

東京1800mは3戦2勝、上りもメンバー中3番手以内と、この距離なら堅実。ただし、5ヵ月の休み明けで、順調に使われている他馬に比べるとレース感に不安がありマイナス。抑えまで。

サイルーン

ディープインパクト ディープインパクト Halo 
Wishing Well 
ウインドインハーヘア Alzao 
Burghclere 
ハウオリ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
ノースフライト トビービン
シャダイフライト

 

サイルーンはこれまで17戦5勝2着5回3着6回昨年のエプソムカップでは2番人気で4着も、優勝馬レーベンスティールから0.6秒差その後は長期休養。今年の中山記念で復帰し11着惨敗中2週で臨んだ前走中山芝1600Lクラスを3番人気で快勝しています。

サイルーンの父はディープインパクト。キングカメハメハ産駒のハウオリは芝マイルの3勝馬。祖母は春秋マイルGⅠ制覇を成し遂げ、マイル重賞6勝のノースフライト。ただし、それ以外で一族に重賞勝ち馬はいません。サイルーンは5代先までクロスが無いアウトブリード。

3歳時までは1800m戦で勝ち鞍がありますが、古馬になって馬券になっているのは芝1600m戦。しかも、脚質が固まってから中山マイルで3勝と、ゴール前直線が長くコース形態が違う東京の芝1800mはかなり不利。見送り。

シュトラウス

モーリス スクリーンヒーロー グラスワンダー
ランニングヒロイン
メジロフランシス カーネギー
メジロモントレー
ブルーメンブイラッド アドマイヤベガ サンデーサイレンス
ベガ
マイワイルドフラワー Topsider
Wildwook

シュトラウスは2023年の東京スポーツ杯2歳Sの優勝馬。これまで3戦1勝2着1回3着4回東京スポーツ杯2歳S後は気性が災いししばらく低迷秋初戦の昨年末に東京芝1400mLクラスで久々の2着。前走2月東京芝2000mLクラスで1年3ヵ月振りの勝利を挙げています。

シュトラウスの父はモーリスアドマイヤベガ産駒の母ブルーメンブラッドはマイルチャンピオオンシップ勝ち他8勝を挙げた活躍馬。母は既に9頭出産していますが目立った活躍馬はいません。シュトラウスは血統内にサンデーサイレンスの4×3、ノーザンダンサーの5×5×4の濃いクロスを持ちます。

東京は7戦3勝2着1回3着1回と得意。今回は叩き3戦目で上昇が見込めます。また血統的にマイラー気味なので前走より距離短縮は歓迎斤量が前走より1kg増えますが馬体重が520kgの大型馬で問題ありません。勝ち負け。

ドゥラドーレス

ドゥラメンテ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
アドマイヤグルーヴ サンデーサイレンス
エアグルーヴ
ロカ ハービンジャー Dansili
Penang Pearl
ランズエッジ ダンスインザダーク
ウインドインハーヘア

ドゥラドーレスこれまで9戦5勝3着2回2022年の毎日杯で1番人気の3着。菊花賞では3番人気で4着の成績。その後休養して翌年年6月東京芝2000m3勝クラスを快勝後に屈腱炎を発症。昨年10月に復帰し、2走目の今年2月小倉2000mOPで1年半振りの勝利。

ドゥラドーレスの父は牡馬クラシック2冠のドゥラメンテ。ハービンジャー産駒の母ロカはマイルの1勝馬。祖祖母はディープインパクトの母のウインドインハーヘアで、血統内にサンデーサイレンスの3×4の奇跡の血量を持ちます。

菊花賞4着も、優勝馬ジャスティンパレスから1秒差。馬券になっているのは芝1800~2000mで、東京芝1800mは2戦2勝。しかもこの距離は全戦でメンバー中2番目以内の脚を使い、中7戦で最速。前走も稍重の馬場でメンバー中最速の脚を使っています。

そのため前走より距離短縮はプラス。前走の走りからも屈腱炎後の心配は無く、初重賞制覇にここは全力か。勝ち負け。

ジューンテイク

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
アソマイヤサブリナ シンボリクリスエス Kris S.
Tee Kay
ツィンクルヴェール サンデーサイレンス
ツィンクルブライド

ジューンテイクは昨年の京都新聞杯の優勝馬。これまで11戦3勝2着2回神戸新聞杯でも2着するものの、左前脚浅屈腱炎を発症今回はそれ以来の復帰戦です。

ジューンテイクの父はキズナ。シンボリクリスエス産駒の母アドマイヤサブリナは芝短距離の3勝馬。ジューンテイクの半兄のロードカナロア産駒のジューンベロシティが障害GⅢを3勝。ジューンテイクは血統内にサンデーサイレンスの3×3の濃いクロスを持ちます。

2歳時は朝日杯フューチュリティSで4着と、高い能力がありますが、2~3歳春に10戦も消費し、神戸新聞杯で故障発症は無理使いによる疲労が原因。今回は8か月の休養明けも、脚部不安は拭えず。メンバーを考えれば実績上位も、ここは見送り。

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