【2025年度版】アイルランドトロフィー(旧府中牝馬S)入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るアイルランドトロフィー(旧府中牝馬S)の入賞馬

アイルランドトロフィー(旧府中牝馬S)の枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2024 1 3 ブレイィデヴェーグ 牝4 57kg 1.44.7 ロードカナロア ディープインパクト
2 6 シンティレーション 牝5 55kg 1.44.9 ロードカナロア アグネスタキオン
3 4 マスクトディーヴァ 牝4 56kg 1.45.0 ルーラーシップ ディープインパクト
2023 1 5 ディヴィーナ 牝5 55kg 1.46.1 モーリス ディープインパクト
2 4 ルージュエヴァイユ 牝4 55kg 1.46.1 ジャスタウェイ Frankel
3 6 ライラック 牝4 55kg 1.46.2 オルフェーヴル キングカメハメハ
2022 1 4 イズジョーノキセキ 牝5 54kg 1.44.5 エピファネイア キングカメハメハ
2 2 ソダシ 牝4 56kg 1.44.5 クロフネ キングカメハメハ
3 1 アンドヴァラナウト 牝4 54kg 1.44.7 キングカメハメハ ディープインパクト
2021 1 4 シャドウディーヴァ 牝5 54kg 1.45.6 ハーツクライ Dansili
2 2 アンドラステ 牝5 54kg 1.45.6 オルフェーヴル Dynaformer
3 7 マルターズディオサ 牝4 54kg 1.45.8 キズナ Grand Slam
2020 1 4 サラキア 牝5 54kg 1.48.5 ディープインパクト Lomitas
2 6 シャドウディーヴァ 牝4 54kg 1.49.0 ハーツクライ Dansili
3 8 サムシングジャスト 牝4 54kg 1.49.2 ヴィクトワールピサ タイキシャトル
2019 1 4 スカーレットカラー 牝4 54kg 1.44.5 稍重 ヴィクトワールピサ ウォーエンブレム
2 3 フロンティアクーン 牝6 54kg 1.44.7 メイショウサムソン サンデーサイレンス
3 8 ラッキーライラック 牝4 54kg 1.44.8 オルフェーヴル Flower Alley
2018 1 4 ディアドラ 牝4 56kg 1.44.7 ハービンジャー スペシャルウィーク
2 8 リスグラシュー 牝4 54kg 1.44.7 ハーツクライ American Post
3 2 フロンティアクーン 牝5 54kg 1.44.8 メイショウサムソン サンデーサイレンス
2017 1 7 クロコスミア 牝4 54kg 1.48.1 稍重 ステイゴールド ボストンハーバー
2 1 ヴィブロス 牝4 56kg 1.48.1 ディープインパクト Machiavellian
3 5 アドマイシャリード 牝4 56kg 1.48.3 ステイゴールド Numerous
2016 1 8 クイーンズリング 牝4 54kg 1.46.6 マンハッタンカフェ Anabaa
2 1 マジックタイム 牝5 54kg 1.46.8 ハーツクライ ブライアンズタイム
3 5 スマートレイアー 牝6 55kg 1.46.9 ディープインパクト ホワイトマズル
2015 1 8 ノボリディアーナ 牝5 54kg 1.46.3 稍重 フレンチデピュティ サンデーサイレンス
2 2 クイーンズリング 牝5 54kg 1.46.5 ディープインパクト ホワイトマズル
3 8 カフェブリリアント 牝5 55kg 1.46.5 ブライアンズタイム Caerleon

アイルランドトロフィー(旧府中牝馬S)入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2024 1 2 ブレイィデヴェーグ エリザベス女王杯 1 1
2 10 シンティレーション 3勝クラス 11 1
3 1 マスクトディーヴァ ヴィクトリアマイル 1 3
2023 1 1 ディヴィーナ 関屋記念 2 2
2 4 ルージュエヴァイユ エプソムカップ 7 2
3 10 ライラック 宝塚記念 13 17
2022 1 12 イズジョーノキセキ 3勝クラス 3 1
2 1 ソダシ 札幌記念 1 5
3 3 アンドヴァラナウト ヴィクトリアマイル 7 11
2021 1 4 シャドウディーヴァ 関屋記念 2 7
2 5 アンドラステ 関屋記念 3 8
3 8 マルターズディオサ 京成杯オータムH 4 8
2020 1 7 サラキア OP 3 1
2 6 シャドウディーヴァ クイーンS 9 4
3 8 サムシングジャスト 3勝クラス 2 1
2019 1 4 スカーレットカラー クイーンS 4 1
2 9 フロンティアクーン クイーンS 2 7
3 2 ラッキーライラック ヴィクトリアマイル 1 4
2018 1 1 ディアドラ クイーンS 1 1
2 2 リスグラシュー 安田記念 6 8
3 7 フロンティアクーン クイーンS 4 2
2017 1 5 クロコスミア 1600万下 1 1
2 1 ヴィブロス ドバイターフ 5 1
3 2 アドマイシャリード クイーンS 1 6
2016 1 3 クイーンズリング OP 1 2
2 2 マジックタイム 関屋記念 1 3
3 1 スマートレイアー ヴィクトリアマイル 3 4
2015 1 11 ノボリディアーナ OP 4 2
2 1 クイーンズリング OP 1 1
3 5 カフェブリリアント 関屋記念 1 7

アイルランドトロフィーと馬券の傾向

過去10年の集計より。昨年まで府中牝馬ステークスの名称で開催。

人気と馬券

1番人気 2勝2着3回3着2回、連対率5割、複勝率7割

2番人気 1勝2着2回3着2回、連対率3割、複勝率5割

3番人気 1勝2着0回3着1回、連対率1割、複勝率2割

春のGⅠ出走の有力牝馬が、夏の休養を挟み叩き台として出走。これらのレースで好走した馬が上位人気。ただし、次走のGⅠの叩き台なので余裕残し。優勝するのは稀で、2、3着が多い傾向。1番人気は2勝、連対率5割・複勝率は7割で連下扱いが正解。3番人気に至ってはほぼ馬券になりません。

一方である程度能力があり、GⅠ出走のため賞金を加算したい4番人気の成績が良いのが特徴。

4番人気 2勝2着2回3着0回 連対率4割、複勝率4割

これらの馬は前走GⅢや条件クラスで好走した例が多く、夏の勢いをそのまま残して出走してくる馬に妙味。た2桁人気が馬券に絡んだのは5回で、中3回が馬連で、優勝も2回。ただしその際連対している馬は5番人気以内。

過去10年で馬連は5番人気以下同士で決まった年は1回だけ。基本的に1~5番人気以内の馬が連軸。馬連は10回中5回が5番人気以内同士決着。、GⅡの別定戦なので牝馬限定レースの割にさほど荒れません。

前走と馬券

GⅠ     1勝2着2回3着5回、占有率26.7%

クイーンS  2勝2着2回3着2回、占有率20.0%

関屋記念   2勝2着2回3着1回、占有率16.7%

その他重賞  0勝2着2回3着1回、占有率10.0%

OP・L    3勝2着1回3着0回、占有率13.3%

条件戦クラス 2勝2着1回3着1回、占有率13.3%

前走GⅠ出走馬が全体の1/4を占めますが、馬連は少なく3着が5回前走GⅠ馬は賞金等で次走のGⅠへの出走条件を満たしている場合が多く、叩き台として余裕残し。

また単独重賞では夏のクイーンSや関屋記念組が多く他の重賞も牡馬混合のマイル戦が多数また前走OP・条件クラスからの出走なら、前走5番人気以内で勝ち負けしていることが条件。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   18頭

ノーザンダンサー系      5頭

ミスタープロスペクター系   4頭

ロベルト系          3頭

開幕から2週目で芝の状態が良いため、スピード能力に秀でたサンデーサイレンス系種牡馬を父持つ馬が30頭中18頭、全体の6割を占めます。

サンデーサイレンス系種牡馬の中複数頭馬券になっているのはディープインパクト系6頭がトップ。他はステイゴールド系5頭、ハーツクライ系4頭、ヴィクトワールピサ2頭マイル戦ですが父は中長距離で活躍した種牡馬が並びます。

次いでノーザンダンサー系が5頭。瞬発力やスピードは劣りますが、一度スピードに乗れば持続力で粘ります。なおノーザンダンサー系を父に持つ馬5頭4頭は母の父がサンデーサイレンス系種牡馬。スタープロスペクター系は全てキングカメハメハの血を持ちます。

性齢と馬券

3歳   0勝2着0回3着0回、占有率0.0%

4歳   4勝2着5回3着6回、占有率50.0%

5歳   6勝2着4回3着3回、占有率43.3%

6歳   0勝2着1回3着1回、占有率6.7%

7歳以上 0勝2着0回3着0回、占有率0%

中心は6勝2着4回の5歳馬。次点は4歳馬。この2世代で全体の9割。3歳と7歳以上は馬券に絡んでいません。6歳馬で馬券に絡んでいる馬は過去に重賞勝ちがあるか、複数連対実績のある馬です。

アイルランドトロフィーのレース及びコースの攻略法

アイルランドトロフィーはコーナーを3つ回る東京競馬場芝1800mのAコースを使用。スタートはスタンド向こう側、芝1800m専用の引き込み線から。スタートから最初のコーナーまでの156mと極端に短く、ポジション争いは熾烈。テンから早い展開になります。

また内枠で行き脚が付かないと外から被せられるため内枠は不利。過去10年で2枠の優勝は無く4枠が5勝と結果は極端です。

第3コーナーまでのバックストレッチは542mと非常に長く、スライド走法の馬にはスピードが出しやすいコース。第3コーナー手前で高低差1.5mの坂を上りますがさほど気にする必要はありません。この坂を上ると第4コーナーを過ぎるまで長い下り坂で加速が付けやすい構造。

第4コーナーを回ると最後の直線は525mと長く、差し・追い込みが有利ただし第4コーナーを過ぎた直後に高低差2.1mの上り坂が待ち構えているので、勝負は坂を上り切った残り2ハロン。ここからゴールまでの約400mは平坦です。

東京の最後が長く、騎手が互いにけん制し合い追い出しが遅め。また開幕から2週目で芝の状態が良く、前がなかなか止まりません。実際に過去10年で逃げ切り勝ちが2度。さらに稍重でも先行馬の上りは33秒台。勝ち馬は全て上がり33秒台なので、早い上がりを出せない馬はほぼ馬券になりません。

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