【2025年度版】スワンステークス入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るスワンステークスの入賞馬

スワンステークスの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2024 1 8 ダノンマッキンリー 牡3 55kg 1.20.5 モーリス Holy Roman Emperor
2 3 オフトレイル 牡3 55kg 1.20.6 Farhh Kingmambo
3 3 トゥラヴェスーラ 牡9 57kg 1.20.6 ドリームジャーニー アドマイヤコジーン
2023 1 2 ウイングレイテスト 牡6 57kg 1.19.9 スクリーンヒーロー サクラユタカオー
2 7 ララクリスティーヌ 牝5 55kg 1.20.0 ミッキーアイル タニノギムレット
3 8 ロータスランド 牝6 55kg 1.20.1 Point of Entry Scat Daddy
2022 1 2 ダイアトニック 牡7 56kg 1.19.8 ロードカナロア サンデーサイレンス
2 2 ララクリスティーヌ 牝4 54kg 1.20.0 ミッキーアイル タニノギムレット
3 6 ルプリュフォール 騙6 56kg 1.20.0 ロードカナロア サンデーサイレンス
2021 1 5 ダノンファンタジー 牝5 55kg 1.20.7 ダイワメジャー Not For Sale
2 1 サウンドキアラ 牝6 54kg 1.20.8 ディープインパクト アグネスデジタル
3 3 ホウオウアマゾン 牡3 54kg 1.20.9 キングカメハメハ アグネスタキオン
2020 1 2 カツジ 牡5 56kg 1.21.2 ディープインパクト ホワイトマズル
2 8 ステルヴィオ 牡5 57kg 1.21.4 ロードカナロア ファルブラヴ
3 1 アドマイヤマーズ 牡4 58kg 1.21.5 ダイワメジャー Medicean
2019 1 8 ダイアトニック 牡4 56kg 1.21.3 稍重 ロードカナロア サンデーサイレンス
2 5 モズアスコット 牡5 57kg 1.21.3 Frankel ヘネシー
3 4 マイスタイル 牡5 56kg 1.21.3 ハーツクライ フォーティナイナー
2018 1 7 ロードクエスト 牡5 56kg 1.21.5 マツリダゴッホ チーフベアハート
2 8 モズアスコット 牡4 58kg 1.21.5 Frankel ヘネシー
3 5 グァンチャーレ 牡6 56kg 1.21.6 スクリーンヒーロー ディアブロ
2017 1 2 サングレーザー 牡3 54kg 1.22.4 ディープインパクト Deputy Minister
2 2 ヒルノデイバロー 牡6 56kg 1.22.4 マンハッタンカフェ Go for Gin
3 1 レッツゴードンキ 牝5 54kg 1.22.7 キングカメハメハ マベラスサンデー
2016 1 6 サトノアラジン 牡5 57kg 1.20.7 ディープインパクト Storm Cat
2 1 サトノルパン 牡5 56kg 1.20.9 ディープインパクト ダンシングブレーヴ
3 7 エイシンスパルタン 牡5 56kg 1.20.9 Zensational Mutakddim
2015 1 6 アルビアーノ 牝3 52kg 1.20.2 Harlan’s Holiday Unbridled
2 8 フィエロ 牡6 56kg 1.20.4 ディープインパクト デインヒル
3 5 オメガヴェンデッタ 騙4 56kg 1.20.5 ゼンノロブロイ ホワイトマズル

スワンステークス入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2024 1 5 ダノンマッキンリー キーランドC 9 7
2 6 オフトレイル 毎日王冠 7 12
3 13 トゥラヴェスーラ セントウルS 14 5
2023 1 10 ウイングレイテスト 京成杯オータムH 5 2
2 6 ララクリスティーヌ 関屋記念 1 9
3 11 ロータスランド 関屋記念 3 12
2022 1 4 ダイアトニック スプリンターズS 10 4
2 10 ララクリスティーヌ L 8 2
3 11 ルプリュフォール L 9 1
2021 1 1 ダノンファンタジー ヴィクトリアマイル 9 7
2 5 サウンドキアラ ヴィクトリアマイル 6 11
3 3 ホウオウアマゾン NHKマイルカップ 4 9
2020 1 11 カツジ L 8 9
2 3 ステルヴィオ 京王杯スプリングC 4 2
3 2 アドマイヤマーズ 安田記念 6 6
2019 1 1 ダイアトニック L 1 1
2 2 モズアスコット 毎日王冠 5 6
3 4 マイスタイル 函館記念 1 1
2018 1 2 ロードクエスト 京成杯オータムH 5 4
2 1 モズアスコット 安田記念 9 1
3 8 グァンチャーレ OP 2 3
2017 1 2 サングレーザー 1600万下 1 1
2 12 ヒルノデイバロー OP 9 2
3 1 レッツゴードンキ スプリンターズS 5 2
2016 1 2 サトノアラジン 安田記念 3 4
2 8 サトノルパン スプリンターズS 14 7
3 6 エイシンスパルタン 京王杯スプリングC 1 7
2015 1 2 アルビアーノ 京成杯オータムH 1 7
2 1 フィエロ 安田記念 2 4
3 4 オメガヴェンデッタ キーランドC 4 4

スワンステークスと馬券の傾向

過去10年の集計より。2021、22年は阪神開催。

人気と馬券

1番人気 2勝2着2回3着1回、連対率4割、複勝率5割

2番人気 4勝2着1回3着1回、連対率5割、複勝率6割

3番人気 0勝2着1回3着1回、連対率1割、複勝率2割

1~2番人気で全6勝を挙げているように上位人気が強いレース。1、2番人気は連対率4~5割、複勝率5~6割と馬券には組み込んでおかなければならない数値。3番人気は連対率1割、複勝率2割と不振。ただし、ここ3年は1~3番人気が馬券にならず波乱含み。

2桁人気が馬券に絡んだのは過去10年で5回いずれも10~13番人気3着までに二桁が2と絡んだ年も2回あります。非根幹距離の短距離で、一瞬の判断で勝敗が分かれるため堅い時と荒れる時が両極端のレースです。

前走と馬券

短距離戦ですが、マイルチャンピオンシップのトライアルレースのため春にマイルGⅠに出走し、夏を休養に充てた馬が出走してくるケースが多いのが特徴。

春マイルGⅠ   2勝2着3回3着2回、占有率23.3%

スプリンターズS 1勝2着1回3着1回、占有率10.0%

京成杯オータムH 3勝2着0回3着0回、占有率10.0%

短距離重賞    1勝2着1回3着3回、占有率16.7%

その他重賞    0勝2着3回3着2回、占有率16.7%

OP・L      3勝2着2回3着2回、占有率23.3%

春マイルGⅠ組で馬券になった馬は前走の着順に関わらず、前走1桁人気。短距離重賞ですが1600m戦以上が主戦の馬が上位に来る可能性が高く、またGⅡ戦にもかかわらず前走OP・Lが3勝、全体の約2割以上を占めます。そのため春マイルGⅠ組以外はどの路線でも馬券内。

1着ならマイルチャンピオンシップへの優先出走権が得られるため、賞金不足の馬が本気で仕上げて来ます。OP・条件クラスからは1頭を除き前走1~3番人気か、前走の着順3着以内。人気薄でも陣営の本気度や調教が良ければ買い。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   15頭

ミスタープロスペクター系  7頭

ノーザンダンサー系     4頭

ロベルト系         3頭

その他           1頭

京都の外回りコースを使うため前半ペースが遅く、後半一気にペースが上がった際に持続するスピードが必要。馬券になった馬の父はサンデーサイレンス系の種牡馬が15頭、全体の5割を占めます。

その内複数頭馬券になっているのはディープインパクト8頭、ダイワメジャー2頭。切れ味があり長くいい脚を使えるディープインパクトはもちろん強いのですが、ジリジリとしぶとく伸びるタイプの種牡馬が好成績。

またミスタープロスペクター系の7頭中6頭はキングカメハメハ系です。

性齢と馬券

3歳   3勝2着1回3着1回、占有率16.7%

4歳   1勝2着2回3着2回、占有率16.7%

5歳   4勝2着4回3着3回、占有率36.6%

6歳   1勝2着3回3着3回、占有率23.3%

7歳以上 1勝2着0回3着1回、占有率6.7%

馬券の中心は全体の4割近くを占める5歳馬5歳馬で馬券に絡んだ11頭中10頭は重賞の常連なので実績ある5歳馬を軸にするのが正解。

勝ち鞍は3歳馬が3勝と5歳馬に次ぎますが、2、3着各1回。出走してきたら勝ち切るだけの実力がある馬か見極めが必要。馬券になった5頭中3頭は3歳重賞勝ちで、残り1頭は連対歴、最後の1頭も条件戦を連勝して出走してきています。

スピード勝負になるので瞬発力が衰え始める6歳馬以上の成績は冴えません。7歳馬はダイアトニック、9歳馬のトゥラヴェスーラが馬券になっていますが、共に1400m戦が得意。

牡・騙馬 8勝2着7回3着8回

牝馬   2勝2着3回3着2回

過去10年で牝馬は7頭が馬券。7頭中6頭が過去に重賞勝ちがあるので、牝馬が出走してきた場合は重賞実績を注視。

スワンステークスのレース及びコースの攻略法

スワンステークスはコーナーを2つ回る京都芝外回り1400mコースを使用。スタートはスタンド向こう側、第2コーナーを回り切った辺りから。スタートから最初のコーナーまで500m以上あり、しかも長い上り坂が続くためテンが早くなることは稀。

第3コーナーを回ると第4コーナーまで長い下り坂。ここで先行馬は一気に突き放しに掛かります。京都の外回りの第4コーナーは直角に近く、加速した先行馬は遠心力で外に振られるためバラけ気味、開いた内ラチを差し・追い込み馬が突っ込んできます。

ゴール前の直線は403mで、平坦なので前はなかなか止まりません。基本的に逃げ・先行が有利なコースですが、有力馬が揃うスワンステークスに限っては後半ハイペースになりやすく全体的に差し・追い込み馬が馬券に絡む勝率が高いのが特徴。

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