2025年第11回GⅢターコイズステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2025年ターコイズステークスの注目馬を分析!

ターコイズステークスの特徴

GⅢターコイズステークスは第5回中山開催5日目に行われる3歳以上牝馬限定芝1600mハンデキャップ戦です。国際競走に指定され外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。また地方所属馬は2頭まで登録可能です。

↓過去10年のターコイズステークス入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2025年ターコイズステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 リラボニート スクリーンヒーロー 牝4 丹内祐次 岡田スタッド
須貝尚介(栗東) アグネスデジタル 53kg GリビエールR
1 2 スリールミニョン ミスターメロディ 牝3 永島まなみ 笹川大晃牧場
高橋康之(栗東) クロフネ 53kg 福盛訓之
2 3 シングザットソング ドゥラメンテ 牝5 斎藤新 白老ファーム
高野友和 (栗東) My Golden Song 55kg 社台レースホース
2 4 ジューンオレンジ ジャスタウェイ 牝5 横山和生 ヒダカファーム
長谷川浩 (栗東) シンボリクリスエス 54kg 吉川潤
3 5 ソルトクィーン シルバーステート 牝4 富田暁 藤本ファーム
武英智(栗東) ストロングダーリン 53kg 杉浦敏夫
3 6 ウンブライル ロードカナロア 牝5 C.ルメール ノーザンファーム
木村哲也 (美浦) ファルブラヴ 55.5kg サンデーレーシング
4 7 ボンドガール ダイワメジャー 牝4 津村明秀 ノーザンファーム
手塚貴久(美浦) Tizway 56kg 藤田晋
4 8 ドロップオブライト トーセンラー 牝6 松若風馬 岡田スタッド
松永昌博(栗東) フレンチデピュティ 56kg 岡田牧雄
5 9 ビップデイジー サトノダイヤモンド 牝3 西村淳也 ノーザンファーム
松下武士(栗東) キングカメハメハ 54kg 鈴木邦英
5 10 ランフォーヴァウ ロードカナロア 牝3 小崎稜也 社台ファーム
福永祐一(栗東) ディープインパクト 53kg 窪田芳郎
6 11 カピリナ ダンカーク 牝4 横山典弘 谷岡牧場
田村俊明(美浦) マンハッタンカフェ 56kg ヒダカブリーダーズU
6 12 キタウイング ダノンバラード 牝5 嶋田純次 ミルファーム
小島茂之 (美浦) アイルハヴアナザー 50kg ミルファーム
7 13 ソーダズリング ハーツクライ 牝5 横山武史 社台ファーム
音無秀孝(栗東) シンボリクリスエス 55.5kg 社台レースホース
7 14 フィールシンパシー ベーカバド 牝6 菅原明良 岡田スタッド
小島茂之 (美浦) ダンスインザダーク 53kg 岡田牧雄
8 15 ホウオウラスカーズ ディープインパクト 牝7 木幡巧也 岡田スタッド
高木登(美浦) Shamardal 54kg 小笹芳央
8 16 チェルビアット ロードカナロア 牝3 戸崎圭太 白老ファーム
高野友和(栗東) フレンチデピュティ 54kg シルクレーシング

勝ち馬予想に役立つ!ターコイズステークスの注目馬分析

ウンブライル

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
ラルケット ファルブラヴ Fairy King
Gift of the Night 
アズサユミ サンデーサイレンス
ファーストクラス 

ウンブライルはこれまで16戦3勝2着3回重賞勝ちこそありませんが、OP2勝、23年ニュージランドトロフィー、NHKマイルカップ、24年阪神牝馬Sで2着。前走富士Sでは8番人気ながら5着と掲示板を確保。

ウンブライルの父はロードカナロア。ファルヴラブ産駒の母ラルケットは芝マイルの4勝馬。ウンブライルの全兄にマイルチャンピオンシップ勝ちのステルヴィオがおり、血統的にもマイラー。

前走は2か月の休養を挟み馬体重+12㎏とやや太め残り。それでも3着馬のGⅠソウルラッシュとはタイム差無し。あがり33秒2と調子を取り戻してきています。

今回のハンデは55.5kgで前走より0.5kg増も、他の重賞勝ち馬は軒並み56kg。また過去に不得手な2000m戦で58kgを背負い0.6秒差で走破した経験があり、この斤量なら今日範囲。中山マイルはニュージランドT2着で経験済み。今回は牝馬限定のGⅢなら好勝負必至。勝ち負け。

ボンドガール

ボンドガールはこれまで1勝2着6藍3着1回2、3着はいずれも重賞。今年はマイル重賞5戦して2着2回。前走エリザベス女王杯に出走するも12番人気で11着と惨敗。

ボンドガールの父はダイワメジャー。米国産の母コーステッドは米GⅠBCジュヴェナイルフィリーズターフで2着している2勝馬。ボンドガールの半兄でハーツクライ産駒のダノンベルーガが共同通信杯勝ち、ドバイターフで2着。血統的にも重賞級。

3歳時に比べると今年の成績はイマイチ2走前に1番人気だったアルランドTでも優勝馬から0.8秒差9着に敗退。今回は得意のマイル戦に戻りますが、早熟のダイワメジャー産駒なので上がり目は期待薄。

しかも重賞勝ちが無くても56kgの斤量を背負います。3走前に関屋記念で同斤量を背負い2着していますが、牝馬同士では見込まれ過ぎ抑えまで。

ジョイフルニュース

ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
レディブラッサム Storm Cat
サラトガデュー
ジョイニキータ Fortify Distorted Humor
Kotuku
Dale Ninera Dalhart
South Nina

ジョイフルニュースはこれまで5戦3勝2着2回重賞経験は無し。2戦目の未勝利戦から条件戦を3連勝。前走東京芝1800m3勝クラスでも1番人気で、しまい33秒7の脚で抜け出すも、後方待機馬に33秒1の脚を使われ0.3秒差2着敗退。

ジョイフルニュースの父はロードカナロアアルゼンチン産の母ジョイニキーダは同国GⅠ勝ちの3勝馬。母系はアルゼンチンでステークスウィナーを多数輩出。ジョイフルニュースは血統内にミスタープロスペクターの4×5×5、フォーティナイナーの4×4の濃いクロスを持ちます。

条件戦ながら中山マイルは2戦2勝。しかもまだ2勝馬なので51kgの軽ハンデは有利です。ただし、中山マイルの持ち時計は1分33秒4。トップハンデと5kg差があっても計算上は1分32秒4と重賞の時計には足りず。また過去10年でハンデ52kg以下の馬が馬券になったのは3着が1回。

牝馬同士の重賞とはいえ能力的にまだ厳しい印象。見送り。

ドロップオブライト

トーセンラー ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
プリンセスオリビア Lycius
Dance Image
プレシャスドロップ フレンチデピュティ Deputy Minister
Mitterand
ザラストドロップ ヤマニンスキー
カーペディエム

ドロップオブライトは2024年のCBC賞の優勝馬。これまで28戦5勝2着4回3着3回短距離を中心に使われていますが、2走前に京成杯オータムヘンデで2着と好走。前走スプリンターズSでは16番人気で14着敗退。

ドロップオブライトの父はディープインパクト産駒でマイルチャンピオンシップ勝ちのトーセンラー。フレンチデピュティ産駒の母プレシャスドロップは短距離の1勝馬。近親にこれといった活躍馬はいませんが、地方で勝ち星を重ねる馬が多い母系。

28戦中マイル戦はわずか3戦ですが、2着1回3着2回と全て馬券京成杯オータムハンデでは牝馬なら56kgを背負い優勝馬とは0.1秒差。しかも52kgの軽ハンデ馬だったため、同斤量なら優勝していた計算。さらに走破時計は1分31秒4と早い時計。

今回のハンデは56kgで前走と同じ。スプリント戦とはいえGⅠの流れを経験すれば、牝馬限定戦のGⅢならメンバーが手薄。前走大敗が嫌われ人気薄なら狙い目か。2,3着付けで。

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