2026年第1回GⅡアイルランドトロフィー予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2026年アイルランドトロフィーの注目馬を分析!

アイルランドトロフィーの特徴

GⅡアイルランドトロフィーは第4回東京開催4日目に行われる3歳以上牝馬限定芝1800mの別定戦です。負担重量は3歳53kg、4歳以上55kg。

過去の重賞勝利実績で負担重量が加算されます。加算条件は以下の通り。

2kg増・・・過去1年以内のGⅠ勝利馬2kg。

1kg増・・・1年以上前のGⅠ勝利馬、及び1年以内のGⅡ勝利馬。

国際競争に指定され、外国調教馬は9頭まで優先出走権が与えられます。

アイルランドトロフィーはエリザベス女王杯のステップレースに指定され、JRA所属馬は2着馬までに同レースの優先出走権が与えられます。地方所属馬はエリザベス女王杯出走候補馬3頭まで本レースに優先的に出走できます。

一昨年まで府中牝馬Sの名称で開催。条件は変わらないものの、施行回数は昨年からの第1回としてカウント。府中牝馬Sは開催時期をマーメイドSに変更し、施行回数を引き継ぐ形で府中開催のハンデキャップ戦として開催。マーメイドSは事実上消滅。

エリザベス女王杯、およびマイルチャンピオンシップへの叩き台のレースで、牝馬限定の別定戦なので実力馬には他のレースに負担が軽く、GⅠ級の馬が多数出走します。

↓過去10年の府中牝馬ステークス入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2026年アイルランドトロフィー出走登録馬一覧表

出走馬 父 馬齢 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
ウインアイオライト スクリーンヒーロー 牝4 コスモヴューファーム
矢嶋大樹(美浦) マイネルラヴ 53kg ウィン
ヴァンフレ ブラックタイド 牝4 川端正博
村田一誠(美浦) プリサイスエンド 55kg 平井裕
カネラフィーナ Frankel 牝4 ノーザンファーム
手塚貴久(美浦) Fortify 55kg シルクレーシング
カムニャック ブラックタイド 牝4 社台ファーム
友道康夫(栗東) サクラバクシンオー 56kg 金子真人H
クイーンズウォーク キズナ 牝5 ノーザンファーム
中内田充正(栗東) Harlington 55kg サンデーレーシング
クランフォード ブリックスアンドモルタル 牝5 ケイアイファーム
杉山晴紀(栗東) キングカメハメハ 55kg ロードホースクラブ
ジョスラン エピファネイア 牝4 ノーザンファーム
鹿戸雄一(美浦) ハーツクライ 55kg 吉田和美
セキトバイースト デクラレーションオブウォー 牝5 タイヘイ牧場
四井洋文(栗東) Footstepsinthesand 55kg TNレーシング
チェルビアット ロードカナロア 牝4 白老ファーム
高野友和(栗東) フレンチデピュティ 55kg シルクレーシング
テリオスララ シスキン 牝4 ノーザンファーム
田島俊明(美浦) マンハッタンカフェ 54kg 鈴木江美子
ニシノティアモ ドゥラメンテ 牝5 タツヤファーム
上原佑紀(美浦) コンデュイット 55kg 西山茂行
ハワイアンティアレ ロードカナロア 牝5 社台ファーム
松永幹夫(栗東) マンハッタンカフェ 55kg 名古屋友豊
ミアネーロ ドゥラメンテ 牝5 ノーザンファーム
林徹(美浦) Pulpit 55kg シルクレーシング
ミラビリスマジック キズナ 牝5 社台ファーム
千葉直人(美浦) シンボリクリスエス 55kg 社台レースホース
ムイ ミッキーアイル 牝4 坂東牧場
笹田和秀 (栗東) ルーラーシップ 55kg 平山靖
ラヴァンダ シルバーステート 牝5 森永聡
中村直也(栗東) ベーカバド 55kg 森永聡
ルージュソリテール ロードカナロア 牝4 ノーザンファーム
藤原英昭(栗東) ディープインパクト 55kg 東京ホースレーシング
ワタシマツワ グレーターロンドン 牝4 下河辺牧場
藤原英昭(栗東) Holy Roman Emperor 55kg 由井健太郎

カムニャック

ブラックタイド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
ダンスアミーガ サクラバクシンオー サクラユタカオー
サクラハゴロモ
ダンスオールナイト エルコンドルパサー
ダンスパートナー

カムニャックは昨年のオークス馬で、重賞は他にフローラS、ローズS勝ちがある重賞3勝馬。これまで9戦4勝2着1回。今年の春はマイル路線で走り、阪神牝馬S、ヴィクトリアマイルは共にエンブロダイリーの2着と、GⅠ馬らしい活躍。

カムニャックの父はディープインパクトの全兄のブラックタイド。サクラバクシンオー産駒の母ダンスアミーガは芝マイルの5勝馬。母の半弟でハービンジャー産駒のヨカグラが障害GⅢ勝ちを含む、障害で4勝。カムニャックは血統内にサンデーサイレンスの2×4の濃いクロスを持ちます。

父がブラックタイド、母の父サクラバクシンオーはキタサンブラックと同じ。さらに祖祖母はオークス馬のダンスパートナーで、祖母の父はエルコンドルパサーと、母の父以外はスタミナ豊富で、中長距離向きの血統。

前走ヴィクトリアマイルはライバルのエンブロダイリーと0.2秒差。3着のクイーンズウォークには0.3秒差を付けており、結果は離適性の差。今回は1ハロン延長は血統的にもプラス。他馬より1kg斤量を背負うも、計算上クイーンズウォークは逆転できず、格の違いからも勝ち負け。

クイーンズウォーク

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
ウェイヴェルアベニュー Harlington Unbridled
Serena’s Song
Lucas Street Silver Deputy
Ruby Park

クイーンズウォークは24年クイーンC、ローズS、25年金鯱賞勝ちのある重賞3勝馬。これまで13戦4勝2着2回3着2回。重賞は他に昨年のヴィクトリアマイルで2着し、今年も金鯱賞3着からヴィクトリアマイルのステップで3着しています。

クイーンズウォークの父はキズナ。カナダ産の母ウェイヴェルアベニューは米GⅠBCフィリー&メアスプリントの優勝馬で全7勝の活躍馬。クイーンズウォークの半兄でフランケル産駒のグレナディアガーズが朝日杯フューチュリティSと阪神Cを優勝しています。

馬券は左回りに集中している典型的なサウスポー。今回も狙いすました出走です。ただし、ヴィクトリアマイルで0.3秒差を付けられたカムニャックも出走しており、1kgの斤量差があっても能力差から考えても逆転はやや厳しい印象。連下で。

セキトバイースト

デクラレーションオブウォー War Front Danzig
Starry Dreamer
Tempo West Rahy
Tempo
ベアフットレディ Footstepsinthesand Giant’s Causeway
Glatisant
Lady Angharad テンビー
Lavezzola

セキトバーストは25年と今年の府中牝馬Sを連覇したGⅢ2勝馬。これまで19戦5勝2着4回3着1回。重賞は他に24年チューリップ賞2着、ローズS3着。昨年のアイルランドTにも参戦も10着敗退。今年も府中牝馬S勝利からと同じローテーションで臨みます。

セキトバイーストの父はダンジグ系で欧州中距離GⅠ2勝のデクラレーションオブウォー。愛国産の母ベアフットレディは海外重賞2勝の5勝馬。セキトバイーストの半弟に昨年のラジオNIKKEI杯京都2歳S、ホープフルS2着のジョバンニ。

セキトバイーストは血統内にラーイの3×5の濃いクロスを持ちます。

府中牝馬Sを連覇しているようにコース・距離に適性。ただし、逃げ先行脚質のため目標にされやすく、今回はGⅠ馬のカムニャック、ヴィクトリアマイル3着のクイーンズウォークからマークされます。

また古馬になって以降、勝つか掲示板外かのレースが続き、接戦がないため勝負根性では疑問符。見送り。

ジョスラン

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
ケイティーズハート ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
ケイティーズファースト Kris
Katies

ジョスランは今年の小倉牝馬Sの優勝馬。これまで7戦3勝2着1回。重賞は他に24年紫苑S2着、秋華賞4着。4ヵ月休養明けで臨んだ前走ヴィクトリアマイルでは9番人気で8着。優勝馬エンブロダイリーから0.7秒差も付けられています。

ジョスランの父はエピファネイア。ハーツクライ産駒の母ケイティーズハートはダート中距離の3勝馬。ジョスランの全兄は皐月賞、天皇賞秋、有馬記念を制したエフフォーリア。また近親にGⅠ3勝のアドマイヤムーン。

ジョスランは血統内にサンデーサイレンスの4×3の濃いクロスを持ちます。

血統的に中距離馬で、前走のマイル戦は忙しかった印象。今回の1ハロン延長は歓迎で、東京1800mは1勝クラスで経験し優勝なのでコース実績もあります。距離適性から目標はエリザベス女王杯なので、ここはカムニャックとの能力差を図るため仕上げて来るとおもれます。連下で。

ラヴェンダ

シルバーステート ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シルヴァースカヤ Silver Hawk
Boubskaia
ゴッドパイレーツ ベーカバド Cape Cross
Behkara
ゴッドインチーフ コマンダーインチーフ
ファーガーズプロスペクト

ラヴェンダは昨年のアイルランドトロフィー、前走中京記念勝ちのある重賞2勝馬。これまで21戦4勝2着2回3着5回。重賞は他に24年フローラS2着、25年阪神牝馬S・府中牝馬Sで3着、今年の東京新聞杯で2着。

ラヴェンダの父はディープインパクト産駒のシルバーステート。ベーカバド産駒の母ゴッドパイレーツは地方で7勝。祖母は牝馬マイルGⅢ2着2回の3勝馬。また近親にJCBクラシック馬のミューチャリーがいます。

前走早い流れを6番手で控え、最後は33秒6の脚で伸びて1分31秒1レコード勝ち。ここ4戦連続33秒台であがっており、昨年もアイルランドトロフィー優勝からも分かるように東京1800m向きです。

ただし、ヴィクトリアマイルではカムニャック、クイーンズウォークには完敗。カムニャックとは1kg差があるとはいえ逆転難しいか。抑えまで。

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