競走馬は馬体で距離適性や走法が分かる

競馬の基礎知識

出走する馬の状態や気配を確認するパドック。しかしパドックでは気配以外に馬体を見ることで、出走馬がそのレースの条件に合っているかどうかある程度判別できます。

馬の心肺機能や筋肉は鍛えて強化できます。しかし遺伝的な影響が強い骨格はほぼ変えられません。そのため馬体の作りを細かくチェックするとその馬の得意な走法がある程度判断でき、その走法から得意な馬場や適性距離が分かります。

短距離馬と長距離馬では馬体が違う

瞬発力を競う短距離馬と、スタミナを競う長距離馬では馬体の造りが大きく違います。人間でも陸上の100m走の選手が筋骨隆々なのに対し、42.195kmを走るマラソンランナーは体の造りが細く無駄な筋肉が付いていません。これは競走馬も同様です。

サラブレットは首の付け根から蹄までの長さと、前肢の肩端から尻の先までの体長の長さが基本的に等しい体をしています。脚の長さは先天的な要素が強く、脚の長い馬は胴が長くなり、脚の短い馬は胴も短くなります。

胴が短いく詰まった馬は短距離向き、長くゆったりした馬は長距離向き

胴とは人間でいえば胸から下腹の部分です。馬の肩から腰までを台形の上底としてみた場合、胴の部分の下底が短めで胴が詰まっている馬は、脚を伸ばした時の一完歩の距離が必然的に短くなります。このような馬体の馬は歩幅の短いピッチ走法になりやすく、短距離向きです。

一方で下底が長めで胴がゆったりしている馬は、脚を伸ばした時の一完歩の距離が長くなります。このような馬体の馬は歩幅の大きなスライド走法になりやすく、長距離向きです。

前述の通り胴の長さと脚の長さは比例するので、脚の短い馬は短距離適性が高く、脚の長い馬は長距離適性が高くなります。

同じ運動量で筋肉の発達を促した場合、脚や胴が短い骨格の馬は筋肉を詰められる体積が少ないため必然に筋肉がボディービルダーのように盛り上がります。。一方で脚が長い骨格の馬は筋肉を詰められる体積に余裕があり、筋肉が多くとも見た目はスラっとした体形を維持できます。

 

ピッチ走法とスライド走法の違い

同じ距離を走るにしても歩数が多いピッチ走法と、歩数が少なくいスライド走法では運動中に筋肉で消費する酸素やエネルギーの量、スピードの出し方が違ってきます。

ピッチ走法

ピッチ走法は一完歩の距離が短く、脚を速く回転させる走法です。当然スライド走法に比べ歩数が増えるので筋肉の運動量が多く、必然的に酸素やエネルギーの消費量も多くなります。そのためスライド走法の馬に比べスタミナ切れを起こすまでの時間が早く、長距離戦は不向きです。

もちろんスタミナは後天的に鍛えられる心肺機能とも関係しているので、トレーニング次第でピッチ走法の馬でも適正距離以上の長距離を走れます。

一方で歩幅が小さいピッチ走法ではトップスピードに乗るまでの時間が早く、短距離戦のスタートダッシュや逃げで先手を取る、あるいはゴール前の切れ味で有利です。また芝の重や不良などで芝や水に脚を取られ難く、芝の状態による影響もさほど受けません。

ピッチ走法の特徴

長所 短距離戦向き、ダッシュ力・切れ味がある、重・不良馬場有利
短所 スタミナ切れが早い

 

スライド走法

跳びが大きく一完歩の距離が長いスライド走法では走行中に使う筋肉の酸素量が少なくて済み、スタミナを温存できるため長距離戦に適しています。また一度スピードに乗ると長く脚を使え、トップスピードが持続します。

一方でダッシュが利かずトップスピードに上がるまで時間を要するため、短距離戦やゴール前での切れ味勝負という面では不向きです。また基本的に後脚に力を入れて蹴る力フォームなので重や不良の馬場では脚が滑って推進力が削がれます。

スライド走法の特徴  

長所 スタミナの消費が少ない、中長距離向き、スピードが持続する 
短所 ダッシュが付かない、加速が遅い、切れ味が鈍い、重・不良は苦手

 

馬体に幅がある馬は短距離やダート向き

馬体に幅があるかどうかは馬を正面から見た時に胸前が広いかどうかで判断できます。

胸前が広いとそれだけ胸に筋肉が付けられるので、前肢で搔き込むパワーを発揮します。前肢で搔き込む走りの馬はピッチ走法の場合が多く、ダッシュが必要な短距離や砂に脚を食い込ませる必要があるダート向きの馬体です。

一方で幅があり筋肉が付き過ぎると、関節の可動域が縮小します。馬体に幅がありパドックの歩様で歩幅が狭い場合は、関節の可動域が小さい可能性があります。このような馬が長距離レースに出走してきらレース中にスタミナ切れを起こしやすく、評価を落とす必要があります。

馬体に幅がない馬は軽い芝や長距離向き

一方で馬体に幅がない馬の場合は胸に筋肉が付き難く、パワーが必要なダートや洋芝では割引です。逆にパワーが要らない軽い芝向で好走します。

幅が無い胸に余分な筋肉が付かないため首や前脚の可動域が広くなり、効率の良い走りができます。スタミナのロスが少なくなり長距離向きです。

もちろん馬体に幅が無くても走りに必要な筋肉は付けなければなりません。また長距離向きのスマートな馬体であっても筋肉に柔軟性がないと可動域が狭くなり、動きがぎこちなくなります。パドックでは馬の筋肉の付き方や歩様は要チェックです。

 

 
短距離/ダート向 短い 短い 太い/短い
長距離/芝向き 長い 長い 細い/長い

 

繋(つなぎ)

繋は蹄から球節に掛かる部分で、人間の手首や足首の役割を果たします。人がボールを投げたり走ったりするときに手首や足首が力をボールや地面に伝えるように、繋も馬の推進力を地面に伝える重要なパーツです。

そのため繋は馬の距離適性や馬場適性、走法などに影響を与えます。鍛えられる筋肉や心肺機能と違い、繋の形や特性は先天的な要素なので父や母からの遺伝が大きく影響します。

繋の見方

繋は

  1.  長いか、短いか
  2.  寝ているか、立っているか
  3.  太いか、細いか
  4.  動きが硬いか、柔らかいか

の4つで馬の適性や脚質を判断します

繋の長短で距離適性と走法が分かる

繋の長い馬はスライド走法になりやすく長距離向き、繋の短い馬はピッチ走法になりやすく短距離向きです。

繋は先天的に造りが決まっていて基本的に繋が長い馬は脚が長く、短い馬は脚が短い特徴があります。一般に競馬では脚が長い馬は長距離向き、脚が短い馬は短距離向きとされます。脚が長いと跳びが大きなスライド走法、脚が短いと跳びが小さなピッチ走法になります。

繋の長さ 走法 距離適性
長い スライド走法 長距離向き
短い ピッチ走法 短距離向き

 

繋の角度で芝向きかダート向きかが分かる

繋は人間でいえば足首の役割を果たし、いわば脚のクッションです。繋の角度が寝ているとクッション性が高く芝向き、繋の角度が立っているとクッション性が低くダート向きです。繋の角度は馬が止まって立っている時に45°より寝ているか立っているかで判断します。

繋が寝ていると良の芝向き

繋が寝ていると芝向きです。繋が寝ていると硬い芝の衝撃を高いクッション性で吸収し、さらにその弾力がスプリングの役割をして高い推進力を生みます。

一方で繋が寝ているとダートの砂に脚が食い込まないためグリップが利かず、推進力が生まれません。また芝の重馬場では濡れた芝に脚を滑らし、スピードが削がれます。

繋が立っているとダートや芝の重・不良向き

繋が立っているとダート向きです。繋が立っていると垂直に近い形でダートの砂に食い込むためグリップが利きやすく、高い推進力を生みます。

一方で繋が立っているとクッション性が低いため日本の硬い芝では衝撃が吸収できず、局部疲労が蓄積して骨折などの故障の原因になります。またスナップも小さく、芝の推進力も必然的に小さくなます。

ただし芝の重や不良馬場では垂直気味の繋が馬場に食い込みやすく、さらに脚抜きもしやすいためなり、高い推進力を生み出します。

繋の状態 馬場適性
寝ている 芝向き
立っている ダート、芝の重・不良向き

 

細い繋は軽い馬場、太い繋は力の要る馬場やダート向き

繋の太さは骨格の太さにほぼ比例しています。繋の細い馬は骨格も細く筋肉が付き難い体格なので、スピードが必要な軽い馬場向きです。一方で繋の太い馬は骨格も太く筋肉が付きやすいの体格なので、パワーが必要な洋芝や坂のあるコース、重馬場、ダート向きです。

  1. 芝馬は繋の動きが柔らかいかをチェック

たとえ芝に適した寝た繋の馬でも、繋の動きが硬いとクッションの役割を果たせず高い推進力を生めません。寝た繋の馬なら歩いている時に、繋ぎが柔らかく沈んでいるかも確認しましょう。


またダートで繋が柔らかすぎると砂をしっかりつかめず、推進力を生めません。ダートであれば、繋はある程度硬く沈まない歩様が理想です。

トモ

トモとは馬の腰、臀部、後肢を含んだ場所を言い、馬の推進力を生む重要なパーツです。競馬用語で「トモが甘い」といわれる場合は、腰や臀部、後肢の筋力が弱く不安があることを意味しています。

人間のスポーツの世界でも腰や臀部、太ももの筋力が弱いと踏ん張りが利かず、高いパフォーマンスを発揮できません。それと同じで、トモが甘い馬はレースで十分な能力を発揮できません。このようにトモは馬の能力を測る上で注目しなければならないパーツです。

理想的なトモとは

トモに筋肉が付くと大きく丸くなります。理想は

  1. 筋肉が盛り上がって張りがあり、
  2. 皮下脂肪が無く、
  3. 筋肉の筋がくっきりと見える

トモです。


休養明けなど脂肪が付くとトモが大きく垂れ気味になり、皮下脂肪で筋肉の筋が良く見えません。一方、休養明けでもガレて戻ってくるとトモの筋肉自体が細くなっています。筋肉の筋が見えたとしても筋肉に張りが無いならレースで十分に力を発揮できないと判断できます。

トモの幅と筋肉の関係

トモは腰から臀部の端まで幅があるのが理想です。骨格に拠るところも大きいのですが、ここに幅があるとトレーニングで付く筋肉量が多くなり、それだけ高い推進力と瞬発力、そしてパワーを生み出せます。

逆にこの幅が狭いとトレーニングで付く筋肉の量が少なくなるのでトモが薄くなり、坂のあるコースやダートなどで終いが甘くなり、競り合いでも瞬発力を発揮できません。

尻は後肢のパワーの源

馬の尻は後肢のパワーを生む源です。人間のお尻も大きな筋肉群があり、パワーが必要なスポーツの選手のお尻がプリっと大きい人が多いのと同様に、パワーのある馬はお尻の筋肉が発達して大きく張っています。

逆にお尻が小さい馬は筋肉が少なく、推進力を発揮するパワーも小さいと言えます。お尻の筋肉は鍛えて大きくできるので、馬体が小さくても筋肉が発達し大きなお尻の馬は高パフォーマンスを発揮できます。

お尻は大きく筋肉が盛り上がっている馬が良い

人間のボディービルダーを見れば分かるように、筋肉が発達すると基礎代謝が良くなり皮下脂肪も減るため、必然的に皮膚の造りも薄くなります。また皮膚が薄くなるとその下の筋肉が盛り上がり、筋肉と筋肉の間の筋がハッキリと見えてきます。

馬を見る場合はお尻が大きく、筋肉の筋が4つに割れて浮き上がっている馬を選ぶのが理想です。お尻が大きくても皮下脂肪が厚いと、この筋肉の筋は見えません。

お尻は平尻と斜尻がある

お尻には腰の尾根とトモの頂点が水平に近い「平尻」と、尾根に比べトモの頂点が斜め下に下がっている「斜尻」があります。

平尻は持続するスピード、斜尻は瞬発力を発揮

一般的に平尻はスピードの持続力に優れていると言われ、逃げや先行馬が多くなります。

斜尻は瞬発力に優れ、特にサンデーサイレンス系の馬に多い尻の形です。ゴール前の瞬発力を活かした差し、追い込み馬が多くなります。ただし斜尻の馬の場合は腰が甘い馬が多い傾向にありるため、きちんと腰に筋肉が付いているかパドックで歩様を確認しましょう。

競馬の格言でよく走る馬の馬体を「直飛斜尻」と表現しますが、これは直飛節のスピードと斜尻の瞬発力を併せ持っていることを意味します。

お尻の筋肉が発達すると丸みを帯びる

斜尻は瞬発力、平尻は持続するスピードに有利と言っても先天的な体型であり、お尻の筋肉を発達させなければ有効に活かせません。トレーニングで鍛えるとお尻の筋肉が発達して丸みを帯びてきます。実際によく走る馬は筋肉が発達し丸みを帯びたお尻をしています。

飛節

飛節(ひせつ)とは後肢の真ん中ほどにある関節です。人間でいえば踵(かかと)に当たる部分で、後肢で蹴り込む時に推進力を生みます。

飛節の角度で走法がある程度分かる

飛節には直立した時に腰から垂直気味に伸びる「直飛節」と、腰から「く」の字型に曲がって伸びる「曲飛節」に大別されます。この直飛節と曲飛節とで走法が違ってきます。飛節も繋と同様に先天的な要素なので、馬の潜在能力を測る上で重要なパーツです。

直飛節はスライド走法向き

直飛節は走行中に後肢を蹴り上げた時に飛節がまっすぐに伸びるため高い推進力を生みます。また歩幅が大きくなるので、エネルギーのロスが少なく長くスピードを持続できるスライド走法になります。

半面、瞬発力は劣る傾向にあり、スタートダッシュや切れ味という面で分が悪くなります。

曲飛節はピッチ走法向き

曲飛節は走行中に後肢を蹴り上げた時に飛節が伸び切らないため歩幅が小さくなり、ピッチ走法になります。また蹴り上げた時にエネルギーが上方に逃げてしまうため、推進力の点では直飛節に劣ります。

半面、曲飛節は後肢をスプリングのように使えるため高い瞬発力を生み、スタートダッシュや切れ味の面で優れた能力を発揮します。

腰が甘い馬は脚力が弱い

腰は「肉月に要(かなめ)」と書くように、体を支えて力を発揮する重要なパーツです。人間と同様に馬の腰も背中と脚の筋肉を骨盤で繋げている場所で、ここの筋肉がしっかり出来上がっていないと筋肉と骨格の連動が悪くなります。

当然下肢にしっかりと力を伝えられないため脚力が弱く、競馬でのパフォーマンスも良くありません。

腰が甘い馬は急坂やダッシュが苦手

このような馬は俗に「腰が甘い」と言われ、特に駆け上がる力が必要な坂のあるコースで最後の踏ん張りが利かず、失速する確率が高まります。また腰が甘いとスタートダッシュや行き脚も悪いので、スタート時点で後手を踏む可能性が高くなります。

腰が甘い馬は歩様で判断

人間も胸や手足、お尻などの筋肉は見た目でわかりますが、腰の筋肉は見た目だけでは良く分かりません。

そのため腰の状態を見るには馬の歩様を見て判断します。腰が甘いと前駆と後躯の連動が悪いので、前肢の動きに後肢の動きが付いていけずに歩様がぎこちなく見えます。また後肢に力が入らないで踏み込みが弱い印象を与えます。

前駆

前駆は人間で言えば上半身に当たります。肩、胸、首も馬の競争能力に大きな影響を与えています。

肩の角度で走法が異なる

馬の肩の角度は馬を横から見た時に

  1. 背中の部分の首と肩の付け根で出っ張っているキ甲
  2. 前肢の方で首と肩の付け根である肩端
  3. 前肢と脇の下

の3点を結んだ三角形の形で判断します。

この三角形の底辺が広いと前肢の可動域が広くなりスライド走法に、逆に狭いと前肢の可動域が狭くなりピッチ走法になります。

胸の深さで心肺機能が分かる

心臓と肺はあばら骨の中に入っています。胸が深く広いとそれだけ心臓と肺を大きく発達させられ、それに伴い心肺機能も高まります。胸の深さはキ甲から前肢の付け根の幅で判断し、幅が大きければ胸が深い馬と判断できます。

首の太さで距離適性が分かる

首も馬の適正距離を測る重要なパーツの一つです。首が短く太い馬は筋肉量も比例して多く短距離向き、逆に首が長くすらっとしている馬は筋肉量が少なく長距離向きです。

馬は走行中に首を上下に振りながら走ることで推進力に変えます。振り子がテコの原理で先端までの距離が長いほど高い運動エネルギーを生むのと同様に、首が長いほどロスなく大きな推進力を生みます。そのため首の長い馬ほど長距離レースで有利です。

首を上手に使える馬はスタミナロスが少ない

一般に良く走る馬は「首がぐっと沈む」と言われます。首が沈んで地面に近くなるとそれだけ振り子の幅が広くなり大きな推進力を生みます。逆に首を高く突っ立った格好で走る馬は振り子幅が狭く、推進力が小さくなりスタミナロスも増えます。

短距離では極端な差が出ないものの、スタミナが必要な長距離では首を巧みに使えるか使えないかで最後の爆発力で大きな差になって現れます。

蹄のサイズは小さい方が良い

蹄は地面に直接触れているパーツです。馬の蹄の大きさも個体差がありますが、芝でもダートでも良く走る馬の蹄は相対的に小さめです。

大きい蹄の方が地面を掴む面積が大きいのでそれだけ推進力を生みそうに思えます。しかし実際は面積が小さい方が地面に伝えるインパクトが大きくなり、その分大きな推進力を生み出します。

特にダートや重馬場の場合、小さい蹄は着地で砂地に食い込みやすく、蹴り込んだ時にグリップが利きやすくなります。逆に蹄が大きいと地面に接する面積が大きくなるので着地で砂に食い込み難く、その分踏み込んだ時にグリップが利かず推進力が削がれます。


また雨が降って濡れた芝だと蹄の面積が大きい分滑りやすく、推進力が削がれます。競馬新聞の厩舎コメントで「蹄が大きいので、雨は降って欲しくない」というコメントがあったら素直に考えた方がよいでしょう。

まとめ

馬体は個々の馬の走法や距離適性に大きく影響ます。首や胴、脚が短く、曲飛球だとピッチ走法に適した馬体で短距離志向、首や胴、脚が長く直飛球だとスライド走法に適した馬体で中長距離志向が強まります。また繋が立って太いとダートや重向き、繋ぎが寝て細いと軽い芝向きです。

トレーニングなどで心肺機能や筋肉を発達させ距離適性やスピードはある程度上げられます。しかしクラスが上がるほど距離や馬場のスペシャリストが台頭するので、よりその距離や馬場に適した馬体の馬が勝つ確率が高まります。

芝で頭打ちの馬がダートに出走してきた時や、過去に未経験の距離に出走してきた時など、馬体である程度判断でき、穴馬券発見の手掛かりになります。

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