2020年第67回G3毎日杯の予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2020年毎日杯の注目馬を分析!

毎日杯はクラッシックのトライアルレースではありませんが、今年もアルジャンナやストーンリッジなどの期待馬が賞金加算で皐月賞出走を狙いに来ています。果たしてどの馬が勝利に近いのか、注目度の高い馬を分析してみました。

毎日杯の特徴

毎日杯は第2回阪神1日目に行われる芝1800m3歳限定G3戦。馬齢別定戦で、獲得賞金1800万円以上で負担重量が1kg加算されます。

クラッシック路線のトライアルレースではありませんが、近年ここを叩いて皐月賞やダービーに参戦する馬が増えています。ここ10年ではキズナがダービーを、アルアインが皐月賞を制しています。

また距離が長めのマイラーに適当な1800mなので、ここからNHKマイルカップを目指す馬も多数参戦します。

毎日杯のレース及びコースの攻略法

阪神競馬場の外回りコースを使います。スタンド向こう側の引き込み線からスタート。スタート後の直線が長くスピードに乗りやすいレースで、しかもコーナーは2つしかなく径も大きめ。スピードを落とさずにコーナリングできます。

この時期になると内ラチの芝も荒れて時計が掛かり、さらに最後の直線も473mと長いため、大飛びのスライド走法の馬や差し・追い込み馬に大変有利。ここ数年上がり時計が早く。勝ち切るには34秒台前半の末脚が必要です。あとは最後の直線の急坂を登り切るパワーも必要です。

勝ち馬予想に役立つ!毎日杯の注目馬分析

アルジャンナ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
コンドコマンド Tiz Wonderful Tiznow
Evil
Yearly Report General Meeting
Fiscal Year

 

アルジャンナは東京スポーツ2歳ステークスでは後にG1ホープフルステークスを制したコントレイルに2着。続くG3きさらぎ賞では1番人気も展開のアヤで0.1秒差3着と惜敗。ここ3戦は中距離で、しかも全て上がり33秒台でまとめているので、相手が悪かったというしかありません。

アルジャンナの父は早い時計決着に強いディープインパクト。末脚は間違いなくディープインパクト譲りです。母のコンドコマンドはアメリカのダート1400mのG1スピナウェイステークスの優勝馬。2着に11馬身以上ぶっちぎって勝っています。

コマンドコマンドは史上初めてブリダーズカップ・クラシックを連覇したティズナウ、アメリカ三冠馬シアトルスルーの血を持っています。ノーザンファームが繁殖牝馬として1億8000万で落札して迎えたことからも期待の高さが伺えます。

アルジャンナもセレクトセールで、1億7000万円で落札された高馬です。ここは勝った金額に見合うリターンを得るため、絶対に勝ちたい一戦でしょう。

ストーンリッジ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
クロウキャニオン フレンチデピュティ Deputy Minister
Mitterand
クロカミ Caerleon
ミルド

ストーンリッジはきさらぎ賞では今回に毎日杯で人気になるアルジャンナに先着し、勝ち馬とはタイム差無しで2着していいます。新馬戦、きさらぎ賞と上がり3ハロンの時計が早いので、毎日杯の舞台でも問題ないでしょう。

父もアルジャンナと同じくディープインパクト。ディープインパクトはストーンリッジの母の父のフレンチデピュティと相性が良く、この組み合わせで多くの重賞勝ち馬を輩出しています。

実際に母クロウキャニオンはディープインパクトとだけでレパードステークス勝ちのボレアス、G2弥生賞勝ちのカミノタカハラを輩出。重賞勝こそ無いものの重賞で勝ち負けしているマウントシャスタやベルキャニオンなども送り出しています。

ストーンリッジも実際にきさらぎ賞で2着しているように、重賞勝できるポテンシャルを秘めています。あとは有力馬のアルジャンナと上手に駆け引きできるかに掛かっています。

サトノインプレッサ

ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
サプレザ Sahm Mr. Prospector
Salsabil
Sorpresa Pleasant Tap
Dubiously

 

サトノインプレッサは新馬戦、1勝クラスと共に1600mの重馬場で連勝しています。重馬場での勝利とはいえ、父は時計決着に強く、また長い直線でこそ競争能力を発揮できるディープインパクト。差し、追い込みが有利な阪神の1800mに不安はありません。

サトノインプレッサの母サプレザはイギリスの芝1600mG1サンチャリオットステークスを3連覇。日本のマイルチャンピオンシップに3年連続で参戦し3、4、3着と結果を出しています。サトノインプレッサの距離適性は母譲り。良質な母なのでG3なら1ハロン延長は問題ないでしょう。

毎日杯出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 アーヴィンド キズナ 牡3 国分恭介 ダーレー・ジャパン・F
岡田稲男 (栗東) Zafonic 56kg ゴドルフィン
2 2 アルジャンナ ディープインパクト 牡3 L.ヒューイットソン 吉田勝己
池江泰寿 (栗東) Tiz Wonderful 56kg ノーザンファーム
3 3 アーニングフェイム エイシンフラッシュ 牝3 松山弘平 静内白井牧場
浜田多実 (栗東) ダンスインザダーク 54kg ヒダカ・ブリーダーズ・U
4 4 テイエムフローラ スクリーンヒーロー 牝3 和田竜二 天羽牧場
鈴木孝志 (栗東) タイキシャトル 54kg 竹園正繼
5 5 ダノンアレー ディープインパクト 牡3 福永祐一 矢野牧場
安田隆行 (栗東) Bellamy Road 56kg ダノックス
6 6 ストーンリッジ ディープインパクト 牡3 岩田望来 ノーザンファーム
藤原英昭 (栗東) フレンチデピュティ 56kg 金子真人H
7 7 メイショウラツワン ルーラーシップ 牡3 浜中俊 笠松牧場
南井克巳 (栗東) アグネスタキオン 56kg 松本好雄
7 8 サトノインプレッサ ディープインパクト 牡3 武豊 社台ファーム
矢作芳人 (栗東) Sahm 56kg サトミホースカンパニー
8 9 トウケイタンホイザ トウケイヘイロー 牡3 北村宏司 坂本智広
清水久詞 (栗東) Encosta de Lago 56kg 木村信彦
8 10 メイショウダジン トランセンド 牡3 幸英明 赤田牧場
松永昌博 (栗東) アドマイヤマックス 56kg 松本好雄

 

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