【2020年度版】アルゼンチン共和国杯入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るアルゼンチン共和国杯の入賞馬

アルゼンチン共和国杯の枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2019 1 5 ムイトオブリガード 牡5 56kg 2.31.5 ルーラーシップ サンデーサイレンス
2 2 タイセイトレイル 牡4 55kg 2.31.7 ハーツクライ シンボリクリスエス
3 1 アフリカンゴールド 騙4 55kg 2.31.7 ステイゴールド Gone West
2018 1 5 パフォーマプロミス 牡6 56kg 2.33.7 ステイゴールド タニノギムレット
2 6 ムイトオブリガード 牡4 55kg 2.33.8 ルーラーシップ サンデーサイレンス
3 5 マコトガラハット 騙5 51kg 2.33.9 スズカマンボ ブライアンズタイム
2017 1 2 スワーヴリチャード 牡3 56kg 2.30.0 ハーツクライ Unbridled’s Song
2 4 ソールインパクト 牡5 53kg 2.30.4 ディープインパクト Exchange Rate
3 1 セダブリランテス 牡3 54kg 2.30.6 ディープブリランテ ブライアンズタイム
2016 1 6 シュヴァルグラン 牡4 58kg 2.33.4 ハーツクライ Machiavellian
2 3 アルバート 牡5 57kg 2.33.5 アドマイヤドン ダンスインザダーク
3 7 ヴォルシェーブ 牡5 55kg 2.33.5 ネオユニヴァース サンダーガルチ
2015 1 7 ゴールドアクター 牡4 56kg 2.34.0 スクリーンヒーロー キョウワアリシバ
2 7 メイショウカドマツ 牡6 55kg 2.34.0 ダイワメジャー Kris S.
3 8 レーヴミストラル 牡3 55kg 2.34.4 キングカメハメハ Highest Honor
2014 1 2 フェイゲーム 牡4 57kg 2.30.5 ハーツクライ アレミロード
2 5 クリールカイザー 牡5 56kg 2.30.9 キングヘイロー サッカーボーイ
3 6 スーパームーン 牡5 55kg 2.31.0 ブライアンズタイム Sadler’s Wells
2013 1 6 アスカクリチャン 牡6 56kg 2.30.9 スターリングローズ ダイナレター
2 8 アドマイヤラクティ 牡5 57.5kg 2.31.1 ハーツクライ エリシオ
3 2 ルルーシュ 牡5 57.5kg 2.31.1 ゼンノロブロイ Highest Honor
2012 1 3 ルルーシュ 牡4 56kg 2.29.9 ゼンノロブロイ Highest Honor
2 4 ムスカテール 牡4 55kg 2.30.1 マヤノトップガン サンデーサイレンス
3 2 マイネルマーク 牡4 52kg 2.30.5 ロージズインメイ サッカーボーイ
2011 1 6 トレイルブレイザー 牡4 55kg 2.31.5 ゼンノロブロイ フォーティナイナー
2 6 オウケンブルースリ 牡6 58.5kg 2.31.7 ジャングルポケット Silver Deputy
3 4 カタキタコマンド 牡4 55kg 2.32.2 サクラプレジデント ナリタブライアン
2010 1 1 トーセンジョーダン 牡4 57kg 2.30.0 ジャングルポケット ノーザンテースト
2 5 ジャミール 牡4 56kg 2.30.0 ステイゴールド Silver Deputy
3 4 コスモヘリオス 牡3 51kg 2.30.3 グラスワンダー エリシオ

アルゼンチン共和国杯入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2019 1 2 ムイトオブリガード 目黒記念 2 5
2 5 タイセイトレイル OP 3 3
3 1 アフリカンゴールド 3勝クラス 2 1
2018 1 3 パフォーマプロミス 宝塚記念 4 9
2 1 ムイトオブリガード 1600万下 2 1
3 11 マコトガラハット 1600万下 8 3
2017 1 1 スワーヴリチャード ダービー 3 2
2 7 ソールインパクト 1600万下 3 3
3 3 セダブリランテス ラジオNIKKEI賞 2 1
2016 1 2 シュヴァルグラン 宝塚記念 5 9
2 4 アルバート 天皇賞春 6 6
3 3 ヴォルシェーブ 1600万下 1 1
2015 1 1 ゴールドアクター 1600万下 1 1
2 4 メイショウカドマツ オールカマー 10 7
3 3 レーヴミストラル ダービー 4 9
2014 1 2 フェイゲーム オールカマー 4 6
2 4 クリールカイザー オールカマー 12 3
3 3 スーパームーン OP 3 3
2013 1 7 アスカクリチャン OP 2 4
2 4 アドマイヤラクティ 京都大賞典 5 4
3 3 ルルーシュ 札幌記念 3 15
2012 1 2 ルルーシュ オールカマー 1 4
2 3 ムスカテール 1600万下 1 1
3 6 マイネルマーク 1000万下 7 1
2011 1 3 トレイルブレイザー 1600万下 1 2
2 1 オウケンブルースリ 京都大賞典 3 3
3 8 カタキタコマンド OP 4 2
2010 1 1 トーセンジョーダン OP 2 1
2 2 ジャミール オールカマー 5 2
3 9 コスモヘリオス 1000万下 8 1

アルゼンチン共和国杯と馬券の傾向

過去10年の集計より

人気と馬券

1番人気 3勝2着2回3着1回、連対率5割、複勝率6割

2番人気 4勝2着1回3着0回、連対率5割、複勝率5割

3番人気 2勝2着0回3着4回、連対率2割、複勝率6割

1、2番人気は共に連対率5割、複勝率は5割、6割。過去10年の中、馬連で1、2番人気が共に馬券を外したのは1度しかなく、どちらかが軸になる可能性が大。一方で3番人気は2勝で連対率も2割、複勝率は6割なので馬券になります。また単勝も1~3番人気で9勝を挙げかなり堅いレースです。

ちなみに4番人気は

4番人気 0勝2着4回3着0回、連対率4割、複勝率4割

全体的に人気がそのまま実力に反映されるレースで、馬連は7番人気以内で決まっています。過去10年で2桁人気が馬券に絡んだのは3着が1頭のみ。ハンデキャップ戦でも大穴狙いは避けたほうが良いでしょう。

前走と馬券

G2でもハンデキャップ戦ということもあり、前走重賞からとオープンや条件戦など格下条件からの挑戦が半々。実績馬であればここをステップにジャパンカップ、有馬記念を狙う馬が多いので、春のG1か秋の中距離G2から出走してきます。

天皇賞春     0勝2着1回3着1回

ダービー     1勝2着0回3着1回

宝塚記念     2勝2着0回3着0回

オールカマー   2勝2着3回3着0回

京都大賞典    0勝2着2回3着0回

OP・条件勝クラス 4勝2着4回3着6回

実際にオープンや条件クラスからの挑戦馬が半数を占めているように、調子が良ければ格下でも十分馬券になるレースです。条件馬であれば前走1着、オープン馬であれば前走4着以内が馬券の条件。

一方、春のG1からなら前走1桁人気で着順も1桁、秋のG2からでも前走の入賞していることが条件になります。実績よりも調子を重視するレースです。

血統と馬券

ハーツクライ  3勝2着2回3着0回

ゼンノロブロイ 2勝2着0回3着1回

ステイゴールド 1相2着1回3着1回

長距離でゴール前の直線が長いというコース特性からハーツクライ産駒が強いレースです。またサンデーサイレンス系でもゼンノロブロイやステイゴールドといった中長距離を得意とする種牡馬が強い傾向。

一方で東京芝2400mが得意なディープインパクト産駒は過去10年で1頭しか馬券に絡んでいません。わずか100mの違いで極端な結果。また父、母の父のどちらかがロベルトの血を持っている馬が強いのも特徴。ハンデキャップ戦なのでスタミナと勝負根性が必要です。

性齢と馬券

3歳     1勝2着0回3着3回、占有率13.3%

4歳     6勝2着4回3着3回、占有率43.4%

5歳     1勝2着4回3着4回、占有率30.0%

6歳     2勝2着2回3着0回、占有率13.3%

7歳以上   0勝2着0回3着0回、占有率0%

馬券の中心は4歳馬。4、5歳馬で全体の3/4近くを占めるので、有力馬はこの2世代から選ぶのが無難。4歳馬の場合、馬券に絡んだ13頭中9頭が前走オープンや条件戦からの挑戦なのは注目。

一方、3歳馬で馬券に絡んだ4頭中3頭は前走3歳重賞からの挑戦なので、それなりに実績が必要です。また過去10年で7歳馬以上と牝馬は馬券に絡んでいないので、ほぼ無視して良いでしょう。

ハンデと馬券

52kg以下    0勝2着0回3着3回、占有率10.0%

53~54kg台   0勝2着1回3着1回、占有率6.6%

55~56kg台   7勝2着6回3着5回、占有率60.0%

57kg以上    3勝2着3回3着1回、占有率23.4%

軽ハンデだからと言って必ずしも激走するわけではなく、基本的にハンデキャッパーがそれなりに実力を認めた馬が好走しています。とはいえ、馬齢の斤量より少し軽い55~56kg台を背負った馬が全体の6割を占めているので、実力+斤量の恩恵は考慮に入れる必要があります。

アルゼンチン共和国杯のレース及びコースの攻略法

アルゼンチン共和国杯は東京芝2500mBコースを使用。スタートはスタンド手前のゴール前直線の坂の下から。スタートから第1コーナーまで直線が400m近くありポジション争いはスムーズ。しかも長距離レースに該当するため全体的に時計は早くなりません。

開催も半ばを過ぎていますが、前週に仮柵を移動しているため芝の内外の差はあまりありません。最後の直線が525mと長いため差し・追い込み馬が有利過去10年で逃げ馬が馬券に絡んだことはありません。

芝の状態がそこそこ良いため近5年は瞬発力勝負になっており、勝ち馬の上がり時計は33秒台になるとも珍しくありません。近走の上がり時計はチェックが必要です。

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