【2020年度版】マイルチャンピオンシップ入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るマイルチャンピオンシップの入賞馬

マイルチャンピオンシップの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2019 1 3 インディチャンプ 牡4 57kg 1.33.0 ステイゴールド キングカメハメハ
2 7 ダノンプレミアム 牡4 57kg 1.33.2 ディープインパクト Intikhab
3 7 ペルシアンナイト 牡5 57kg 1.33.3 ハービンジャー サンデーサイレンス
2018 1 1 ステルヴィオ 牡3 56kg 1.33.3 ロードカナロア ファルブラヴ
2 1 ペルシアンナイト 牡4 57kg 1.33.3 ハービンジャー サンデーサイレンス
3 2 アルアイン 牡4 57kg 1.33.5 ディープインパクト Essence of Dubai
2017 1 8 ペルシアンナイト 牡3 56kg 1.33.8 稍重 ハービンジャー サンデーサイレンス
2 6 エアスピネル 牡4 57kg 1.33.8 キングカメハメハ サンデーサイレンス
3 2 サングレーザー 牡3 56kg 1.33.9 ディープインパクト Deputy Minister
2016 1 8 ミッキーアイル 牡5 57kg 1.33.1 ディープインパクト ロックオブジブラルタル
2 4 イスラボニータ 牡5 57kg 1.33.1 フジキセキ Cozzene
3 7 ネオリアリズム 牡5 57kg 1.33.2 ネオユニヴァース Meadowlake
2015 1 8 モーリス 牡4 57kg 1.32.8 スクリーンヒーロー カーネギー
2 5 フィエロ 牡6 57kg 1.33.0 ディープインパクト デインヒル
3 3 イスラボニータ 牡4 57kg 1.33.0 フジキセキ Cozzene
2014 1 6 ダノンシャーク 牡6 57kg 1.31.5 ディープインパクト Caerleon
2 4 フィエロ 牡5 57kg 1.31.5 ディープインパクト デインヒル
3 2 グランティア 牡5 57kg 1.31.7 アグネスタキオン Marju
2013 1 3 トーセンラー 牡5 57kg 1.32.4 ディープインパクト Lycius
2 2 ダイワマッジョーレ 牡4 57kg 1.32.6 ダイワメジャー Law Society
3 7 ダノンシャーク 牡5 57kg 1.32.7 ディープインパクト Caerleon
2012 1 1 サダムパテック 牡4 57kg 1.32.9 稍重 フジキセキ エリシオ
2 4 グランプリボス 牡4 57kg 1.32.9 サクラバクシンオー サンデーサイレンス
3 8 ドナウブルー 牝4 55kg 1.33.0 ディープインパクト Bertolini
2011 1 3 エイシンアポロン 牡4 57kg 1.33.9 稍重 Giant’s Causeway Sadler’s Wells
2 1 フィスペクトル 牡5 57kg 1.33.9 キングカメハメハ Bahri
3 7 サプレザ 牝6 55kg 1.344.1 Bahri Pleasant Tap
2010 1 7 エーシンフォワード 牡5 57kg 1.31.8 Pleasant Tap Cure the Blues
2 4 ダノンヨーヨー 牡4 57kg 1.31.8 ダンスインザダーク フォーティナイナー
3 7 ゴールスキー 牡3 56kg 1.31.8 ネオユニヴァース Cure the Blues

マイルチャンピオンシップ入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2019 1 3 インディチャンプ 毎日王冠 3 3
2 1 ダノンプレミアム 天皇賞秋 3 2
3 6 ペルシアンナイト 毎日王冠 4 4
2018 1 5 ステルヴィオ 毎日王冠 3 2
2 3 ペルシアンナイト 富士S 4 5
3 4 アルアイン 天皇賞秋 5 4
2017 1 4 ペルシアンナイト 富士S 2 5
2 2 エアスピネル 富士S 1 1
3 7 サングレーザー スワンS 2 1
2016 1 3 ミッキーアイル スプリンターズS 2 2
2 2 イスラボニータ 富士S 4 2
3 7 ネオリアリズム 札幌記念 5 1
2015 1 4 モーリス 安田記念 1 1
2 2 フィエロ スワンS 1 2
3 1 イスラボニータ 天皇賞秋 6 3
2014 1 8 ダノンシャーク 富士S 1 7
2 3 フィエロ スワンS 2 3
3 9 グランティア 毎日王冠 2 5
2013 1 2 トーセンラー 京都大賞典 2 3
2 3 ダイワマッジョーレ スワンS 2 2
3 1 ダノンシャーク 富士S 1 1
2012 1 4 サダムパテック 天皇賞秋 10 8
2 1 グランプリボス スワンS 3 1
3 5 ドナウブルー 府中S 1 3
2011 1 5 エイシンアポロン 富士S 1 1
2 11 フィスペクトル スプリンターズS 6 6
3 4 サプレザ 英サンチャリオットS(GI)   1
2010 1 13 エーシンフォワード スワンS 1 8
2 1 ダノンヨーヨー 富士S 2 1
3 6 ゴールスキー 1600万下 1 1

マイルチャンピオンシップと馬券の傾向

過去10年の集計より

人気と馬券

1番人気 0勝2着3回3着2回、連対率3割、複勝率5割

2番人気 1勝2着3回3着0回、連対率4割、複勝率4割

3番人気 2勝2着3回3着0回、連対率5割、複勝率5割

G1レースの割に上位人気の信頼度が低いレース。1番人気至っては過去10年で佑所は無く、2着も3回と低調。2番人気もさほど変わらない成績。一方3番人気は2勝2着3回と連対率は5割なので、軸として感がるなら3番くらいの馬が馬券的に妙味。

2桁人気が馬券に絡んだ年は過去10年で2回。ただし過去8年で見ると絡んでいません。

馬連は過去8年中7年が5番人気以内同士で決着。3着も7番人気が2回、9番気が1回と、基本的に実力馬同士で決まる傾向です。

上位人気馬の実力に差があまりない証拠で、上位人気であれば当日の気配を注視して馬券の取捨選択をした方が良いでしょう。

前走と馬券

馬券に絡んだ馬の大多数が前走G1、G2クラスかステップレースの富士ステークス、スワンステークスから。

スプリンターズステークス 1勝2着1回3着0回

毎日王冠         2勝2着0回3着2回

天皇賞秋         1勝2着1回3着2回

富士ステークス      3勝2着4回3着1回

スワンステークス     1勝2着2回3着1回

富士ステークス組と毎日王冠組の成績が良いことが分かります。両レースをステップにして馬券に絡んだ12頭すべてが前走5番人気以内であり、中11頭が着順も5着以内。残り1頭は前走1番人気で7着、マイルチャンピオンシップで1着と巻き返しているので、実力が伴っていないと勝てないレースといえます。

前走G1からの出走した7頭中5頭が前走5番人気以内、着順も同様に5頭が掲示板に載っています。そのため、こちらの路線も実力が伴っていなければ勝てません。

富士ステークスを除くG3以下の格下条件からの挑戦で馬券に絡んだ馬は2頭しかありません。そのため前走G2以上のレースに出走し成績が良かった馬から選ぶのが妥当な判断です。

血統と馬券

ディープインパクト 3勝2着3回3着4回

ハービンジャー   1勝2着1回3着1回

過去10年でディープインパクト産駒が10頭馬券に絡んでおり、全体の1/3というハイアベレージ。その次がノーザンダンサー系でデインヒルの血を引くハービンジャーの3頭。種牡馬で見ればマイル適性の高いサンデーサイレンス系の種牡馬が強く、父サンデーサイレンス系が全体で2/3を占めます。

また母の父サンデーサイレンスまで含めると90%なので、サンデーサイレンスの血はほぼ必須。上記のハービンジャー産駒も母の父はサンデーサイレンスです。

性齢と馬券

3歳     2勝2着0回3着2回、占有率13.3%

4歳     4勝2着6回3着3回、占有率43.4%

5歳     3勝2着3回3着4回、占有率33.3%

6歳     1勝2着1回3着1回、占有率10.0%

7歳以上   0勝2着0回3着0回、占有率0%

中心は4勝2着6回の4歳馬、続いて5歳馬の順。3歳馬で優勝している2頭は皐月賞で入着しているように、世代トップクラスの馬。高齢馬は苦戦で7歳以上の馬が馬券に絡んだことは無く、馬券に絡んだ6歳馬も全て過去G1で馬券になっています。それ以下の成績の高齢馬は切っていいでしょう。

また過去10年で牝馬が馬券に絡んだのは3着が2回だけ。基本的に軽視して良いでしょう。

マイルチャンピオンシップのレース及びコースの攻略法

2020年度のマイルチャンピオンシップは阪神芝外回り1600mAコースを使用。スタートはスタンド向こう側、第2コーナーを過ぎたところから。スタートから最初のコーナーまで444mあり基本的に平坦、スタートダッシュがつけやすいコース。

阪神外回りは第3、第4コーナーの径が大きく緩やか。また第4コーナーから急な下り坂が続くので加速がつけやすい構造です。ただし、加速しすぎると第4コーナーを回った時に外に振られてコースロスが生じ、後続の差し、追い込み馬にインを突かれるリスクがあります。

ゴール前直線は473mと長く、しかもゴール前1ハロンのところに高低差1.9mの急な上り坂が待ち受けます。基本的に差し、追い込みが有利なコースです。

2020年マイルチャンピオンシップの注目馬分析はこちら

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