【2022年度版】フェブラリーステークス入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るフェブラリーステークスの入賞馬

フェブラリーステークスの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2021 1 2 カフェファラオ 牡4 57kg 1.34.4 American Pharoah More Than Ready
2 5 エアスピネル 牡8 57kg 1.34.5 キングカメハメハ サンデーサイレンス
3 4 ワンダーリーデル 牡8 57kg 1.34.8 スタチューオブリバティ マヤノトップガン
2020 1 6 モズアスコット 牡6 57kg 1.35.2 Frankel ヘネシー
2 8 ケイティブレイブ 牡7 57kg 1.35.6 アドマイヤマックス サクラローレル
3 5 サンライズノヴァ 牡6 57kg 1.35.8 ゴールドアリュール サンダーガルチ
2019 1 4 インティ 牡5 57kg 1.35.6 ケイホーム Northern Afleet
2 3 ゴールドドリーム 牡6 57kg 1.35.6 ゴールドアリュール フレンチデピュティ
3 2 ユノライト 牡5 57kg 1.36.3 キングカメハメハ フジキセキ
2018 1 6 ノンコノユメ 騙6 57kg 1.36.0 トワイニング アグネスタキオン
2 7 ゴールドドリーム 牡5 57kg 1.36.0 ゴールドアリュール フレンチデピュティ
3 3 インカテーション 牡8 57kg 1.36.1 シニスターミニスター Machiavellian
2017 1 2 ゴールドドリーム 牡4 57kg 1.35.1 ゴールドアリュール フレンチデピュティ
2 5 ベストウォーリア 牡7 57kg 1.35.1 マジェスティックウォリアー Mr. Greeley
3 5 カフジテイク 牡5 57kg 1.35.2 プレサイスエンド スキャン
2016 1 7 モーニン 牡4 57kg 1.34.0 ヘニーヒューズ Distorted Humor
2 4 ノンコノユメ 牡4 57kg 1.34.2 トワイニング アグネスタキオン
3 2 アスカロマン 牡5 57kg 1.34.2 アスネスデジタル タバスコキャット
2015 1 2 コパノリッキー 牡5 57kg 1.36.3 ゴールドアリュール ティンバーカントリー
2 7 インカテーション 牡5 57kg 1.36.4 シニスターミニスター Machiavellian
3 5 ベストウォーリア 牡5 57kg 1.36.5 マジェスティックウォリアー Mr. Greeley
2014 1 7 コパノリッキー 牡4 57kg 1.36.0 ゴールドアリュール ティンバーカントリー
2 8 ホッコータルマエ 牡5 57kg 1.36.1 キングカメハメハ Cherokee Run
3 6 ペルシャザール 牡6 57kg 1.36.4 キングカメハメハ サンデーサイレンス
2013 1 1 グレープブランデー 牡5 57kg 1.35.1 マンハッタンカフェ ジャッジアンジェルーチ
2 3 エスポワールシチー 牡8 57kg 1.35.2 ゴールドアリュール ブライアンズタイム
3 5 ワンダーアキュート 牡7 57kg 1.35.3 カリズマティック Cherokee Run
2012 1 8 テスタマッタ 牡6 57kg 1.35.4 Tapit Concern
2 2 シルクフォーチュン 牡6 57kg 1.35.7 ゴールドアリュール アルワウーシュ
3 5 ワンダーアキュート 牡6 57kg 1.35.8 カリズマティック Cherokee Run
人気 馬名 前走 人気
2021 1 1 カフェファラオ チャンピオンズC 2 6
2 9 エアスピネル チャンピオンズC 12 7
3 8 ワンダーリーデル 根岸S 10 2
2020 1 1 モズアスコット 根岸S 3 1
2 16 ケイティブレイブ 川崎記念 2 6
3 3 サンライズノヴァ 武蔵野S 3 5
2019 1 1 インティ 東海S 1 1
2 2 ゴールドドリーム 東京大賞典 1 2
3 8 ユノライト 根岸S 3 2
2018 1 4 ノンコノユメ 根岸S 6 1
2 1 ゴールドドリーム チャンピオンズC 8 1
3 6 インカテーション 東京大賞典 4 7
2017 1 2 ゴールドドリーム チャンピオンズC 2 12
2 5 ベストウォーリア 根岸S 3 2
3 1 カフジテイク 根岸S 1 1
2016 1 2 モーニン 根岸S 1 1
2 1 ノンコノユメ チャンピオンズC 3 2
3 7 アスカロマン 東海S 4 1
2015 1 1 コパノリッキー 東海S 1 1
2 5 インカテーション 東海S 3 3
3 3 ベストウォーリア チャンピオンズC 9 11
2014 1 16 コパノリッキー OP 3 9
2 2 ホッコータルマエ 川崎記念 1 1
3 1 ペルシャザール ジャパンカップダート 3 1
2013 1 3 グレープブランデー 東海S 4 1
2 9 エスポワールシチー ジャパンカップダート 1 1
3 7 ワンダーアキュート 川崎記念 1 2
2012 1 7 テスタマッタ 根岸S 5 3
2 4 シルクフォーチュン 根岸S 4 1
3 2 ワンダーアキュート 東京大賞典 3 2

フェブラリーステークスと馬券の傾向

過去10年の集計より。

人気と馬券

1番人気 4勝2着2回3着2回、連対率6割、複勝率8割

2番人気 1勝2着1回3着1回、連対率2割、複勝率3割

3番人気 1勝2着0回3着2回、連対率1割、複勝率3割

1番人気は4勝、連対率6割、複勝率8割とG1の中でも1番人気がかなり信頼できるレースの一つ。連軸としても信頼でき、馬券上押さえておかなければならないでしょう。一方で2番人気、3番人気の連対率は共に1~2割と信用できず、抑えまでの存在。

ただし、過去馬券になった30頭中5番人気以内の馬で全体の2/3を占めます。また1~3番人気以内の馬が全て馬連で馬券に絡まなかった年は1回しかないので比較的堅いレース。

2桁人気が馬券に絡んだ年は2回で、共に馬連でのもの。しかも共に16番人気が馬券に絡んでいます。2頭とも1年以内にG2クラスを勝っているので、実力の割に過小評価されている馬がいれば注意が必要です。

前走と馬券

チャンピオンズカップ 2勝2着4回3着2回(ジャパンカップダート含)

東京大賞典      0勝2着1回3着2回

川崎記念       0勝2着2回3着1回

東海ステークス    3勝2着2回3着1回

根岸ステークス    4勝2着2回3着3回

その他ダート重賞   0勝2着0回3着1回

OP等条件戦      1勝2着0回3着0回

勝ち鞍はと2着はJRAダート重賞、2、3着は前走G1組が多いレース。フェブラリーステークスを目標に順調にステップレースを叩いてきた馬が大多数を占めます。オープンや他の重賞からは僅か2頭のみ

馬券に絡んだ30頭中23頭が前走掲示板を確保しており、中22頭が馬券に絡み、19頭が馬連で馬券になっていいます。前走馬券にならなかった7頭も、人気では5頭が前走5番人気以内好調さを維持しているかがカギです。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   9頭

ミスタープロスペクター系 9頭

ノーザンダンサー系    6頭

A.P.インディー系     5頭

この時期のダートは乾燥で時計が掛かりパワーが必要なため、スピードとパワーに秀でたミスタープロスペクター系種牡馬と、東京マイルのダートが得意なサンデーサイレンス系のゴールドアリュールを父に持つ馬が強いレース

ミスタープロスペクター系はキングカメハメハかアメリカのスピードタイプの種牡馬を持つ馬が大多数を占めます。またサンデーサイレンス系のゴールドアリュールは馬券になった30頭中8頭と他を圧倒

ノーザンダンサー系も1頭を除きアメリカのスピード色の濃い種牡馬。エーピーインディ系もやはりアメリカのスピードタイプ。東京ダートマイルはワンターンで誤魔化しが利かないので、ストレートにスピードとパワーを備えた馬が有利です。

性齢と馬券

4歳     4勝2着1回3着0回、占有率16.7%

5歳     3勝2着3回3着4回、占有率33.3%

6歳     3勝2着2回3着3回、占有率26.7%

7歳以上   0勝2着4回3着3回、占有率23.3%

勝ち鞍は4~6歳馬で拮抗も、馬券の中心は5歳馬次いで6歳馬。4歳馬が4勝を挙げていますが、4頭とも3歳時に古馬混合重賞で連対しています。

また2、3着に7歳以上の高齢馬が多く絡むのが特徴で、これらの高齢馬は7頭中6頭が前走G1(Jpn1)を使い内4頭が5番人気以内です。明けて馬鈴表示が変わり2カ月しかないので、数字上は高齢馬も極端に力が落ちるわけではないので馬齢で胡麻化されないように注意。

なお過去10年で牝馬が馬券に絡んだことはありません。基本的に無視して良いでしょう。

フェブラリーステークスのレース及びコースの攻略法

フェブラリーステークスはコーナーを2つ回る東京ダート1600mコースを使用。スタートはスタンド向こう側の引き込み線から。引き込み線は芝コースなのでダートコースに入るまで150mほど芝を走ります。

内より外が芝コースを走る距離が30mほど長く外枠が有利で知れていますが、実際は着順で内外の差は明確ではありません。ただし、芝を走るのが苦手な先行馬が内枠だとこの150mで多少出遅れます。芝も走れるゴールドアリュール産駒の成績が良いのはこのためか。

芝コースを含めるとバックスストレッチは600m近くあり、ポジション争いはさほど厳しくありません。前半からスピードを出しやすいコース設定で、コーナーも大きく2回しか回らないため、スピード能力がフルに生かせます。

ゴールまでの直線は約500mと非常に長く、第4コーナーを回ると高低差2.4mの坂が待ち受けます。またこの時期のダートは乾燥が激しくパワーが必要。道中ある程度力を温存できる差し、追い込み馬が有利。馬券になった30頭中21頭、70%が第4コーナーを回った時点で6番低下

ただし逃げ切り勝ちが1回、2番手で押し切りが1勝2着1回あるのでズバ抜けた先行力がある馬は注意が必要です。勝ち時計は重でスピードが出ない限り1分35~36秒台の決着。勝負は坂を駆け上った残り200mからの瞬発力負になりやすく、ダートでも勝ち馬の上がり時計は平均35秒前半です。

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