2022年第42回GⅢ新潟2歳ステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2022年新潟2歳ステークスの注目馬を分析!

新潟2歳ステークスの特徴

GⅢ新潟2歳ステークスは第3回新潟開催12日目に行われる2歳限定芝1600mの馬鈴定量戦です。負担重量は牡馬、牝馬共に54kg、南半球生まれの馬は51kg。国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで出走可能です。地方所属馬は函館2歳ステークス及びダリア賞で2着までに入った馬は出走可能です。

新潟2歳ステークスで活躍する馬は3歳クラッシック路線、古馬のマイル~中距離路線でも活躍する馬が多く、馬の将来性を占う上でも注目のレースです。

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2022年新潟2歳ステークス出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 チカポコ ブラックタイド 牝2 石橋脩 追分ファーム
西園正都 (栗東) トワイニング 54kg 幅田京子
2 4 ロードディフィート デクラレーションオブウォー 牡2 田辺裕信 藤本ファーム
和田勇介 (美浦) ダイワメジャー 54kg ロードホースクラブ
3 5 グラニット ダノンバラード 牡2 嶋田純次 ミルファーム
大和田成 (美浦) フサイチコンコルド 54kg 猿橋義昭
4 8 スタンレー マクマホン 牡2 吉田豊 エスティファーム
小野次郎 (美浦) キングカメハメハ 54kg 島川隆哉
5 9 バグラダス マジェスティックウォリアー 牡2 菅原明良 村田牧場
嘉藤貴行 (美浦) ディープインパクト 54kg 村田牧場
6 11 タマモブラックタイ デクラレーションオブウォー 牡2 角田大河 タマモ
角田晃一 (栗東) ブラックタイド 54kg 対馬正
6 12 キタウイング ダノンバラード 牝2 戸崎圭太 ミルファーム
小島茂之 (美浦) アイルハヴアナザー 54kg ミルファーム
7 13 シーウィザード ビーチパトロール 牡2 浜中俊 シンボリ牧場
鹿戸雄一 (美浦) メジロベイリー 54kg 岡田牧雄
7 14 ウインオーディン エピファネイア 牡2 三浦皇成 コスモヴューファーム
鹿戸雄一 (美浦) フジキセキ 54kg ウイン
8 15 アイスグリーン モーリス 牡2 坂井瑠星 ノーザンファーム
池添学 (栗東) スペシャルウィーク 54kg シルクレーシング
8 16 ピンクジン ダノンバラード 牝2 菊沢一樹 ミルファーム
南田美知 (美浦) キャプテンスティーヴ 54kg ミルファーム

勝ち馬予想に役立つ!新潟2歳ステークスの注目馬分析

ロードディフィート

デクラレーションオブウォー War Front Danzig
Starry Dreamer
Tempo West Tempo West
Tempo
カディーシャ ダイワメジャー サンデーサイレンス
スカーレットブーケ
バズビナ Highest Honor
Elite Guest

ロードディフィートはこれまで2戦1勝2着1回。新馬、未勝利共に東京芝1400m戦で、新馬戦では7番人気でハナ差2着なので展開の綾。次走の未勝利戦では1番人気できっちり勝ち上がっています。

ロードディフィートの父はノーザンダンサー系で英国中距離GⅠ2勝のデクラレーションオブウォー。ダイワメジャー産駒の母ガネーシャは短距離の4勝馬。血統内にノーザンダンサーの4×4×5の濃いクロスを持ちます。

父の産駒は欧州ではマイル以上で大物を出していますが、ロードディフィートの場合は母系の影響が強いと考えられ、母の父がマイラーのダイワメジャーなら距離延長は問題ないと思われます。左回りを2度経験しているのもアドバンテージ。勝ち負け。

アイスグリーン

アイスグリーンはこれまで2戦1勝前走小倉芝1800m未勝利戦を1番に人気で先行し、メンバー中上がり最速で、走破時計1分48秒1で優勝。2着に0.2秒差を付けています。

アイスグリーンの父はモーリス。スペシャルウィーク産駒の母グリューネワルトは短距離の2勝馬。半姉にルーラーシップ産駒のディアンドルが福島牝馬S、葵S勝ちを含む6勝馬。血統内にサンデーサイレンスの4×3、サドラーズウェルズの4×4の濃いクロスを持ちます。

前走で距離延長で持ち味を発揮したように、血統的には距離が伸びたほうが良いタイプ前走メンバー中上がり最速も、1~4着まで上りは0.1秒しか変わらないので、位置取りの差。勝ち時計もさほど早いわけではありません今回は見送り。

シーウィザード

ビーチパトロール Lemon Drop Kid Kingmambo
Charming Lassie
Bashful Bertie Quiet American
Clever Bertie
メリーウェザー メジロベイリー サンデーサイレンス
レールデュタン
パシフィックベル アフリート
ザスキート

シーウィザードは前走函館芝1800m新馬戦を5番人気で優勝終始逃げて勝ち時計は1分51秒7、上りはメンバー中2番目に早い34.9秒でまとめています。

シーウィザードの父は米芝中距離GⅠ3勝のビーチパトロール。メジロベイリー産駒の母メリーウェザーは地方の2勝馬。近親にこれといった活躍馬はいません。血統内にミスタープロスペクターの4×5×4の濃いクロスをもちます。

前走2着とは0.1秒差、2~4着馬が1~3人気なので上手く逃げられた印象また前走が洋芝で小回りなのに対し、今回は時計が早くワンターンの新潟マイルに対応できるかはかなり疑問。見送り。

チカポコ

ブラックタイド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
アスペンアベニュー トワイニング フォーティナイナー
Courtly Dee
マクダヴィア ブラッシングジョン
Northern Aspen

チカポコは7月の福島芝1200m新馬戦を1番人気で優勝勝ち時計1分10秒4、上がり35秒と遅く、2着との着差は首差と際どいものの、上りはメンバー中最速。前残りの逃げ馬有利な展開で、先団から先行する2頭をきっちり捉えているのでレースセンスが光ります。

チカポコの父はディープインパクトの全兄のブラックタイド。トワイニング産駒の母アスペンアベニューは未勝利馬。母の姉から桜花賞馬のレジネッタが出ていますが、近親にこれといった活躍馬は出ていません。

新馬戦での馬体重が418kgと軽く、切れ味があることから父と言うよりディープインパクトに近いタイプか。血統的に距離延長は歓迎の口。1番人気で新馬戦を勝ち上がっていることからも素質があります重賞とは言えメンバーが手薄な今回なら勝ち負け。

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