【2023年度版】ニュージーランドトロフィー入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るニュージーランドトロフィーの入賞馬

ニュージーランドトロフィーの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2022 1 6 ジャングロ 牡3 56kg 1.33.5 More Than Ready Broad Brush
2 1 マテンロウオリオン 牡3 56kg 1.33.5 ダイワメジャー キングカメハメハ
3 6 リューベック 牡3 56kg 1.33.8 ハービンジャー スペシャルウィーク
2021 1 3 バスラットレオン 牡3 56kg 1.33.1 キズナ New Approach
2 8 タイムトゥヘヴン 牡3 56kg 1.34.0 ロードカナロア アドマイヤベガ
3 1 シティレインボー 牡3 56kg 1.34.2 エピファネイア フジキセキ
2020 1 6 ルフトシュトローム 牡3 56kg 1.33.0 キンシャサノキセキ キングカメハメハ
2 7 シーズンズギフト 牝3 54kg 1.33.1 エピファネイア ゼンノロブロイ
3 8 ウイングレイテスト 牡3 56kg 1.33.1 スクリーンヒーロー サクラユタカオー
2019 1 1 ワイルドファラオ 牡3 56kg 1.34.2 ヘニーヒューズ アグネスタキオン
2 2 メイショウショウブ 牝3 54kg 1.34.2 ダイワメジャー キングカメハメハ
3 3 ヴィッテルスバッハ 牡3 56kg 1.34.4 ルーラーシップ ディープインパクト
2018 1 3 カツジ 牡3 56kg 1.34.2 ディープインパクト ホワイトマズル
2 8 ケイアイノーテック 牡3 56kg 1.34.2 ディープインパクト Smarty Jones
3 2 デルタバローズ 牡3 56kg 1.34.3 Into Mischief ハードスパン
2017 1 3 ジョーストリクトリ 牡3 56kg 1.36.0 稍重 ジョーカプチーノ キングヘイロー
2 2 メイソンジュニア 牡3 56kg 1.36.2 Mayson American Post
3 8 ボンセルヴィーソ 牡3 56kg 1.36.2 ダイワメジャー サクラローレル
2016 1 3 ダンツプリウス 牡3 56kg 1.33.9 ブライアンズタイム マンハッタンカフェ
2 4 ストーミーシー 牡3 56kg 1.33.9 アドマイヤムーン ゼンノエルシド
3 2 エクラミレネール 牝3 54kg 1.33.9 マツリダゴッホ ブラウドデボネア
2015 1 4 ヤマカツエース 牡3 56kg 1.34.8 稍重 キングカメハメハ グラスワンダー
2 5 グランシルク 牡3 56kg 1.34.9 ステイゴールド Dynaformer
3 6 アルマワイオリ 牡3 56kg 1.34.9 マツリダゴッホ ピルサドスキー
2014 1 7 ショウナンアーチヴ 牡3 56kg 1.33.3 ショウナンカンプ サンデーサイレンス
2 5 ショウナンワダチ 牡3 56kg 1.33.3 ショウナンカンプ クロフネ
3 8 ベルルミエール 牝3 54kg 1.33.5 スウェプトオーヴァーボード サンデーサイレンス
2013 1 6 エーシントップ 牡3 56kg 1.34.8 Tale of the Cat Unbridled’s Song
2 2 レッドアリオン 牡3 56kg 1.34.8 アグネスタキオン ダンシングブレーヴ
3 2 ストーミングスター 牡3 56kg 1.34.8 ストーミングホーム サザンヘイロー

ニュージーランドトロフィー入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2022 1 3 ジャングロ L 1 1
2 1 マテンロウオリオン シンザン記念 4 1
3 6 リューベック 弥生賞 10 6
2021 1 2 バスラットレオン 1勝クラス 1 1
2 3 タイムトゥヘヴン 弥生賞 2 2
3 11 シティレインボー 1勝クラス 1 5
2020 1 2 ルフトシュトローム 1勝クラス 1 1
2 5 シーズンズギフト フラワーC 1 3
3 7 ウイングレイテスト ファルコンS 7 6
2019 1 4 ワイルドファラオ 未勝利(中4カ月) 1 1
2 3 メイショウショウブ チューリップ賞 3 9
3 2 ヴィッテルスバッハ 500万下 4 1
2018 1 2 カツジ きさらぎ賞 3 5
2 1 ケイアイノーテック 500万下 1 1
3 9 デルタバローズ 京成杯 3 13
2017 1 12 ジョーストリクトリ ファルコンS 4 6
2 8 メイソンジュニア ファルコンS 6 3
3 5 ボンセルヴィーソ ファルコンS 2 2
2016 1 2 ダンツプリウス アーリントンC 9 2
2 14 ストーミーシー 500万下 6 2
3 12 エクラミレネール OP 6 4
2015 1 7 ヤマカツエース ファルコンS 5 3
2 1 グランシルク 500万下 2 1
3 2 アルマワイオリ アーリントンC 5 2
2014 1 1 ショウナンアーチヴ ファルコンS 2 6
2 4 ショウナンワダチ 共同通信杯 5 8
3 8 ベルルミエール ファルコンS 7 4
2013 1 2 エーシントップ シンザン記念 1 1
2 3 レッドアリオン 500万下 1 1
3 12 ストーミングスター 500万下 2 1

ニュージーランドトロフィーと馬券の傾向

過去10年の集計より。

人気と馬券

1番人気 1勝2着3回3着0回、連対率4割、複勝率4割

2番人気 4勝2着0回3着2回、連対率4割、複勝率6割

3番人気 1勝2着3回3着0回、連対率4割、複勝率4割

連対率は1~3番人気まで同率の4割。ただし勝率、複勝率は2番人気が大幅に上回り4勝、複勝率6割もあるので、馬券の中心は2番人気過去10年で馬連は5番人気以内で決まった年が7回と、馬連は堅め。

また2桁人気が馬券になった年は4回。その中優勝1回、馬連で3回。2桁人気が優勝した年は紐8番人気を連れてきており、さらに複数頭馬券に絡んだ年が1回と大荒れ。堅い年と大荒れの年が両極端

有力馬のほとんどは皐月賞を目指すため、NHKマイルカップを目指す馬は少数派。これまでの3歳重賞で距離に限界を感じた馬も多く出走してくるので、馬券が絞り難いレースです。

前走と馬券

ファルコンS 3勝2着1回3着3回

他3歳重賞  3勝2着5回3着3回

OP・L・1勝 3勝2着4回3着4回

新馬・未勝利 1勝2着0回3着0回

3歳重賞ではファルコンS組の好走が目立ちます。距離は200mの差も、周回の右左、直線の長さなどコース形態が大きく異なり、同レース惨敗組が巻き返すパターンが多いのが特徴。どの馬も8位入賞しているので、着順の割に人気を落としているなら注意。

他の重賞組も同様で、馬券に絡んだ12頭中10頭は前走8位入賞3着までに入ればNHKマイルカップに出走できるので、前走重賞で今一歩の馬が本気で仕上げてきます。

一方で2着はOPや1勝クラスからの馬が多く、馬券に絡んだ11頭中9頭は前走1着。人気も前走1、2番人気が7頭なので、素質で勝ち抜いてきた馬なら押さえが必要。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   11頭

ミスタープロスペクター系   6頭

ノーザンダンサー系      5頭

ロベルト系          4頭

サクラバクシンオー系     2頭

その他            1頭

芝マイル戦にもかかわらずサンデーサイレンス系の種牡馬を父にも馬が全体の40%と、ほかの重賞に比べるとやや低い数字。

サンデーサイレンス系ではダイワメジャー、ディープインパクト系、マツリダゴッホ、フジキセキなどマイル戦に強い馬が中心。ディープインパクト以外はダッシュ力とスピード持続力がある種牡馬が目立ちます。

ミスタープロスペクターでは6頭中2頭がフォーティナイナー系で、パワーよりスピード重視。サクラバクシンオー系と明らかにダッシュ力に定評がる種牡馬が2頭も入っていることからも、先行力とスピードが必要なレースだと分かります。

一方、スピード優位の種牡馬が父の馬の大半は母の父が2000m以上で実績のある種牡馬。スピード一辺倒では厳しく、父のスピードを母系のスタミナで補わないと馬券にならないといえます。

性齢と馬券

牝馬0勝2着2回3着2回。4頭中3頭は前走重賞、もう1頭もOPからの挑戦なので、一度厳しい流れを経験していない牝馬は馬券になりません。

ニュージーランドトロフィーのレース及びコースの攻略法

ニュージーランドトロフィーはコーナーを3つ回る中山芝外回り1600mBコースを使用。スタートはスタンド手前。1600m専用の引き込み線から。スタートから最初のコーナーまで226mと短く、さらに直角に近いカーブなので外枠に入った先行馬は明らかに不利。

最初のコーナーを回ると第3コーナーまで緩やかな下り坂が続き、加速が付けやすい構造。外回りの第3コーナーは径が緩やかで加速を付けたまま回れます。これがダッシュ力とスピード持続力がある種牡馬を父に持つ馬が有利な理由。

第4コーナーを回るとゴール前直線は310mと短く、高低差2.2mの急坂が待ち受けます。仮柵移動の初日なので内外の差はなく、基本逃げ、先行馬が有利。

ただし、レース経験が少ない馬同士の戦いなのでオーバーペースになりやすく、先行馬と後続馬で馬券になる確率は半々。どの馬がペースを握るかで展開ががらりと変わります。

中山コースのレースであるにもかかわらず、第4コーナーを回った時点で10番低下が過去10年で7頭馬券に絡んでおり、そのうち2回は差し切り勝ち良馬場なら走破時計1分33秒台決着と、この時期の3歳としては早いので、持ち時計がある馬を中心に狙うのが良いでしょう。

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