【2023年度版】大阪杯入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見る大阪杯の入賞馬

大阪杯の枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2022 1 4 ポタジェ 牡5 57kg 1.58.4 ディープインパクト Awesome Again
2 7 レイパパレ 牝5 55kg 1.58.5 ディープインパクト クロフネ
3 5 アリーヴォ 牡4 57kg 1.58.5 ドゥラメンテ Harlan’s Holiday
2021 1 6 レイパパレ 牝4 55kg 2.01.6 ディープインパクト クロフネ
2 1 モズッペロ 牡5 57kg 2.02.3 ディープブリランテ Harlan’s Holiday
3 5 コントレイル 牡4 57kg 2.02.5 ディープインパクト Unbridled’s Song
2020 1 5 ラッキーライラック 牝5 55kg 1.58.4 オルフェーヴル Flower Alley
2 8 クロノジェネシス 牝4 55kg 1.58.4 パゴ クロフネ
3 6 ダノンキングリー 牡5 57kg 1.58.5 ディープインパクト Storm Cat
2019 1 3 アルアイン 牡5 57kg 2.01.0 ディープインパクト Essence of Dubai
2 4 キセキ 牡5 57kg 2.01.0 ルーラーシップ ディープインパクト
3 2 ワグネリアン 牡4 57kg 2.01.1 ディープインパクト キングカメハメハ
2018 1 8 スワーヴリチャード 牡4 57kg 1.58.2 ハーツクライ Unbridled’s Song
2 3 ペルシアンナイト 牡4 57kg 1.58.3 ハービンジャー サンデーサイレンス
3 4 アルアイン 牡4 57kg 1.58.4 ディープインパクト Essence of Dubai
2017 1 4 キタンサンブラック 牡5 57kg 1.58.9 ブラックタイド サクラバクシンオー
2 3 ステファノス 牡6 57kg 1.59.0 ディープインパクト クロフネ
3 8 ヤマカツエース 牡5 57kg 1.59.1 キングカメハメハ グラスワンダー
2016 1 7 アンビシャス 牡4 56kg 1.59.3 ディープインパクト エルコンドルパサー
2 6 キタサンブラック 牡4 58kg 1.59.3 ブラックタイド サクラバクシンオー
3 7 ショウナンパンドラ 牝5 56kg 1.59.5 ディープインパクト フレンチデピュティ
2015 1 3 ラキシス 牝5 55kg 2.02.9 不良 ディープインパクト Storm Cat
2 5 キズナ 牡5 57kg 2.03.3 ディープインパクト Storm Cat
3 3 エアソミュール 牡6 57kg 2.03.7 ジャンブルポケット サンデーサイレンス
2014 1 7 キズナ 牡4 58kg 2.00.3 ディープインパクト Storm Cat
2 3 トウカイバラダイス 牡7 56kg 2.00.5 ゴールドアリュール マルゼンスキー
3 4 エピファネイア 牡4 58kg 2.00.6 シンボリクエスエス スペシャルウィーク
2013 1 4 オルフェーヴル 牡5 58kg 1.59.0 ステイゴールド メジロマックイーン
2 3 ショウナンマイティ 牡5 57kg 1.59.1 マンハッタンカフェ Storm Cat
3 5 エイシンフラッシュ 牡6 58kg 1.59.1 キングズベスト プラティニ

大阪杯入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2022 1 8 ポタジェ 金鯱賞 4 4
2 3 レイパパレ 金鯱賞 2 2
3 7 アリーヴォ 小倉大賞典 1 1
2021 1 4 レイパパレ チャレンジカップ 1 1
2 6 モズッペロ 京都記念 5 8
3 1 コントレイル ジャパンカップ 2 2
2020 1 2 ラッキーライラック 中山記念 2 2
2 4 クロノジェネシス 京都記念 1 1
3 1 ダノンキングリー 中山記念 1 1
2019 1 9 アルアイン 金鯱賞 3 5
2 2 キセキ 有馬記念 2 5
3 4 ワグネリアン 神戸新聞杯 2 1
2018 1 1 スワーヴリチャード 金鯱賞 1 1
2 6 ペルシアンナイト 中山記念 1 5
3 2 アルアイン 京都記念 3 2
2017 1 1 キタンサンブラック 有馬記念 1 1
2 7 ステファノス 金鯱賞 3 6
3 4 ヤマカツエース 金鯱賞 1 1
2016 1 2 アンビシャス 中山記念 4 2
2 5 キタサンブラック 有馬記念 4 3
3 4 ショウナンパンドラ ジャパンカップ 4 1
2015 1 4 ラキシス 有馬記念 11 6
2 1 キズナ 京都記念 1 2
3 6 エアソミュール AJCC 2 3
2014 1 2 キズナ 凱旋門賞 3 4
2 6 トウカイバラダイス 中日新聞杯 12 5
3 1 エピファネイア 菊花賞 1 1
2013 1 1 オルフェーヴル ジャパンカップ 1 2
2 2 ショウナンマイティ 京都記念 2 3
3 5 エイシンフラッシュ 有馬記念 3 4

大阪杯と馬券の傾向

過去10年の集計より。GⅠ昇格は2017年。それ以前はGⅡ別定戦。

人気と馬券

1番人気 3勝2着1回3着3回、連対率4割、複勝率7割

2番人気 3勝2着2回3着1回、連対率5割、複勝率6割

3番人気 0勝2着1回3着0回、連対率0割、複勝率1割

1、2番人気が強いレース。1番に気は連対率4割、複勝率8割と馬券的に信頼がおけます。2番人気も同様で連対率5割、複勝率6割なら共に馬券に入れておいたほうが無難。3番人気は過去10年で1頭しか馬券に絡んでおらず苦戦。

過去10年で2桁人気が馬券に絡んだこともなく基本的に堅いレース8,9番人気の優勝が各1回、7、8番人気の2着が計3回ずつありますが、1~3着までほぼ6番人気以内で収まります。

1、2番人気が馬券を外した年は昨年1回のみ。1、2番人気が共に馬券になった年が4回もあります。そのため1、2番人気を中心に3連複で4~6番人気に流すと1/2の確率で馬券が取れるレースです。

前走と馬券

GⅠ         4勝2着2回3着4回、占有率33.3%

中山記念      2勝2着1回3着1回、占有率13.3%

金鯱賞       3勝2着2回3着1回、占有率20.0%

京都記念      0勝2着3回3着1回、占有率13.3%

AJCC        0勝2着0回3着1回、占有率3.3%

GⅢ・その他重賞  1勝2着1回3着2回、占有率13.3%

OP・L・条件戦  0勝2着0回3着0回、占有率0%

前走秋のGⅠからの好走が多いのはGⅡで春の天皇賞へのステップレースだったため。GⅠに昇格した近5年はGⅡクラスを叩いてきた馬が15頭中10頭。中山記念組以外は前走2000m以上を走っている馬がほとんど。前走がOP・L以下の下級条件からの挑戦は過去10年で馬券になっていないので軽視。

馬券になった30頭中28頭は前走掲示板を確保し、内18頭が3着以内2桁着順からの巻き返しはなく、近走でどれだけ調子を上げているかが馬券の分かれ目といえます。

血統と馬券

サンデーサイレンス系   22頭

ミスタープロスペクター系     4頭

他              4頭

過去10年で馬券に絡んだ30頭中22頭が父にサンデーサイレンス系種牡馬を父に持つ馬と、圧倒的にサンデーサイレンス系が強いレース。その中でもディープインパクト系の血が圧倒的に強く、半数以上の17頭を占めます。

それ以外のサンデーサイレンス系ではステイゴールド系2頭と、実質は中距離以上で活躍する産駒を送り出す種牡馬がほとんど。

他はミスタープロスペクター系が4頭で、中3頭がキングマンボの血を持っています。その他ではジャングルポケット、シンボリクリスエス、ハービンッジャー、パゴなので現役時代に2400m戦で強かった種牡馬。

そのため走破距離は2000mも、現役時代は2400m以上で実績のあった種牡馬以外は馬券になり難いレース。

性齢と馬券

4歳     4勝2着3回3着5回、占有率40.0%

5歳     6勝2着5回3着3回、占有率46.7%

6歳     0勝2着1回3着2回、占有率10.0%

7歳以上   0勝2着1回3着0回、占有率3.3%

馬券は4、5歳馬中心で拮抗。スピードとスタミナが共に問われる中距離戦なので、スピードに陰りが見え出す6馬以上では能力的に厳しいレース。6歳以上で馬券になった4頭中2頭は過去中距離GⅠで馬券になっており、元来G1級の力がなければ相手になりません。

過去10年で牝馬は3勝2着2回3着1回馬券になった牝馬は全て芝2000m以上で実績があり、中4頭は牡馬混合あるいは牝馬限定GⅠを優勝しています。

大阪杯のレース及びコースの攻略法

大阪杯はコーナーを4つ回る阪神の内回りコースを使用。スタートはスタンド手前、第4コーナーを過ぎた辺りから。スタート直後に急な上り坂があり、カーブが急な第1、第2コーナーを回るため、ペースが早くなることはほとんどなく、よどみなく進みます。

実際にレースが動くのは3コーナー付近から。中山に比べるとカーブが緩やかなためある程度スピードを上げてもコーナーをスムーズに回れます。最後の直線は359mと短めで、ゴール前200mの所に高低差1.9mの急坂が待ち受けます。

前半がスローで流れ各馬余力があり直線が短く、例年なら開幕2週目で芝が良いので逃げ、先行馬が有利。ただし今年も京都競馬場改修工事の影響で連続開催16日目。さすがに芝が荒れていること予想され、普段よりも一層のパワーとスタミナが必要です。

↓ここをクリックすると他の重賞の【データ】【注目出走馬分析】を検索できます。↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました