【2022年度版】チャンピオンズカップ入賞馬データ

重賞レースの注目馬分析

過去10年のデータから見るチャンピオンズカップの入賞馬

チャンピオンズカップの枠番・走破時計・馬場・種牡馬(父、母の父)一覧

枠番 馬名 性齢 斤量 タイム 馬場 母の父
2022 1 3 ジュンライトボルト 牡4 57kg 1.51.9 キングカメハメハ スペシャルウィーク
2 5 クラウンプライド 牡3 56kg 1.51.9 リーチザクラウン キングカメハメハ
3 2 ハピ 牡3 56kg 1.52.1 キズナ キングカメハメハ
2021 1 3 テーオーケインズ 牡4 57kg 1.49.7 シニスターミニスター マンハッタンカフェ
2 7 チュウワウィザード 牡6 57kg 1.50.7 キングカメハメハ デュランダル
3 6 アナザートゥルース 騙7 57kg 1.50.8 アイルハヴアナザー フジキセキ
2020 1 6 チュウワウィザード 牡5 57kg 1.49.3 キングカメハメハ デュランダル
2 1 ゴールドドリーム 牡7 57kg 1.49.7 ゴールドアリュール フレンチデピュティ
3 7 インティ 牡6 57kg 1.49.7 ケイホーム Northern Afleet
2019 1 3 クリソベリル 牡3 55kg 1.48.5 ゴールドアリュール エルコンドルパサー
2 6 ゴールドドリーム 牡6 57kg 1.48.5 ゴールドアリュール フレンチデピュティ
3 2 インティ 牡5 57kg 1.48.7 ケイホーム Northern Afleet
2018 1 2 ルヴァンスルレーヴ 牡3 56kg 1.50.1 シンボリクリスエス ネオユニヴァース
2 7 ウェスタールンド 騙6 57kg 1.50.5 ネオユニヴァース Marquetry
3 5 サンライズソニア 牡4 57kg 1.50.5 シンボリクリスエス スペシャルウィーク
2017 1 5 ゴールドドリーム 牡4 57kg 1.50.1 ゴールドアリュール フレンチデピュティ
2 7 テイエムジンソク 牡5 57kg 1.50.1 クロフネ フォーティナイナー
3 1 コパノリッキー 牡7 57kg 1.50.2 ゴールドアリュール ティンバーカントリー
2016 1 5 サウンドトゥルー 騙6 57kg 1.50.1 フレンチデピュティ フジキセキ
2 2 アウォーディー 牡6 57kg 1.50.1 ジャングルポケット サンデーサイレンス
3 3 アスカノロマン 牡5 57kg 1.50.2 アグネスデジタル タバスコキャット
2015 1 2 サンビスタ 牝6 55kg 1.50.4 スズカマンボ ミシル
2 1 ノンコノユメ 牡3 56kg 1.50.6 トワイニング アスネスタキオン
3 1 サウンドトゥルー 騙5 57kg 1.50.7 フレンチデピュティ フジキセキ
2014 1 4 ホッコータルマエ 牡5 57kg 1.51.0 キングカメハメハ Cherokee Run
2 2 ナムラビクター 牡5 57kg 1.51.1 ゼンノロブロイ エンドスウィープ
3 6 ローマンレジェンド 牡6 57kg 1.51.2 スペシャルウィーク Awesome Again
2013 1 6 ペルシャザール 牡5 57kg 1.50.4 キングカメハメハ サンデーサイレンス
2 4 ワンダーアキュート 牡7 57kg 1.50.4 カリズマティック Pleasant Tap
3 3 ホッコータルマエ 牡4 57kg 1.50.5 キングカメハメハ Cherokee Run

チャンピオンズカップ入賞馬と前走の人気・着順一覧

人気 馬名 前走 人気
2022 1 3 ジュンライトボルト シリウスS 3 1
2 4 クラウンプライド JCBクラシック 2 2
3 6 ハピ みやこS 8 13
2021 1 1 テーオーケインズ JCBクラシック 1 4
2 3 チュウワウィザード JCBクラシック 3 3
3 14 アナザートゥルース みやこS 3 4
2020 1 4 チュウワウィザード JCBクラシック 3 3
2 3 ゴールドドリーム 盛岡マイルCS 3 6
3 10 インティ 盛岡マイルCS 5 9
2019 1 2 クリソベリル 日本テレビ盃 1 1
2 1 ゴールドドリーム 盛岡マイルCS 1 2
3 3 インティ みやこS 1 15
2018 1 1 ルヴァンスルレーヴ 盛岡マイルCS 2 1
2 8 ウェスタールンド 武蔵野ステークス 3 7
3 3 サンライズソニア JCBクラシック 1 3
2017 1 9 ゴールドドリーム 盛岡マイルCS 2 5
2 1 テイエムジンソク みやこS 2 1
3 9 コパノリッキー JCBスプリント 1 2
2016 1 6 サウンドトゥルー JCBクラシック 5 3
2 1 アウォーディー JCBクラシック 2 1
3 10 アスカノロマン みやこS 2 14
2015 1 12 サンビスタ JCBレディスクラシック 1 2
2 3 ノンコノユメ 武蔵野ステークス 2 1
3 5 サウンドトゥルー JCBクラシック 4 2
2014 1 2 ホッコータルマエ JCBクラシック 4 4
2 8 ナムラビクター みやこS 4 3
3 3 ローマンレジェンド エルムS 3 1
2013 1 3 ペルシャザール 武蔵野ステークス 1 1
2 6 ワンダーアキュート JCBクラシック 2 2
3 1 ホッコータルマエ JCBクラシック 1 1

チャンピオンズカップと馬券の傾向

過去10年の集計より。2013年まで阪神開催。2014年以降中京開催。

人気と馬券

1番人気 2勝2着3回3着1回、連対率5割、複勝率6割

2番人気 2勝2着0回3着0回、連対率2割、複勝率2割

3番人気 2勝2着2回3着4回、連対率4割、複勝率7割

1番人気は連対率5割、複勝率6割と連軸としてそれなりの数字。1/2と確率は高いので、まず馬券に入れた方が無難。一方2番人気は2勝も、連対率・複勝率共に2割と馬券に敵に信頼できない数字。3番人気は連対率4割、複勝率7割なのでこちらは馬券。

過去10年で1~3番人気が1頭も馬券に絡まなかった年は無いので、連軸はこの中からピックアップ。2桁人気が馬券に絡んだ年は4回で1勝3着3回。4頭中3頭はいずれも過去にダートGⅠで3着以内に入っており人気の盲点。

2桁人気で優勝したサンビスタは牝馬で、過去10年で唯一牝馬が馬券に絡んでいます。前走JCBレディクラッシクで1番人気2着。また他の2頭も過去にダートGⅠ・JpnⅠで3着以内に入っています。

前走と馬券

 

みやこS         0勝2着2回3着4回 占有率20.0%

武蔵野S         1勝2着2回3着0回 占有率10.0%

JCBクラシック     4勝2着4回3着3回 占有率36.7%

JCBレディクラシック  1勝2着0回3着0回 占有率3.3%

JCBスプリント     0勝2着0回3着1回 占有率3.3%

盛岡マイルCS     2勝2着2回3着1回 占有率16.7%

その他重賞       2勝2着0回3着1回 占有率10.0%

JRAのレースではトライアルレースのみやこSと武蔵野Sの出走が多数。また地方競馬で行われるJpnⅠの優勝馬には着順により別途報奨金が与えられるため、JCBクラシックと盛岡マイルチャンピオンシップを使ってくる馬が多いのが特徴。

その中でもJCBクラッシクからの出走馬が全体の4割を占め最多。馬券になった11頭中9頭が前走3着以内。もう2頭も4着なので同レース上位入賞馬はマークが必要。同日開催のJCBレディクラシックとスプリント組で馬券に絡んだ2頭は共に前走1番人気。

もう一つ同時期に行われるJpn1の盛岡マイルチャンピオンシップで馬券に絡んだ馬も同様で5頭中2頭が前走連対か5番人気以内、もう一頭は5着だったゴールドドリームですが、こちらは同年のフェブラリーS優勝馬で報奨金の対象です。

一方でJRAダート重賞組はほとんどがトライアルのみやこSか武蔵野S組。前走が叩き台の馬が多いので、前走の着順より人気の方が重要。上位人気で惨敗して人気を落としても、本番で巻き返してきます。

血統と馬券

ミスタープロスペクター系 11頭

サンデーサイレンス系   11頭

ノーザンダンサー系      4頭

ロベルト系          2頭

その他            2頭

ミスタープロスペクター系とンデーサイレンス系がほぼ拮抗。ミスタープロスペクター系の11頭中6頭がキングカメハメハ、サンデーサイレンス系の10頭中6頭がゴールドアリュール産駒と偏りがあります。ノーザンダンサー系4頭中3頭が米国系のストームバード系かデピュティミニスター系。

また母の父もダート血統か、現役時代にクラシックディスタンスで活躍した馬でスタミナとパワーを兼備した血統でないと馬券になり難いレースです必要です。

性齢と馬券

3歳   2勝2着2回3着1回、占有率16.7%

4歳   3勝2着0回3着2回、占有率16.7%

5歳   3勝2着2回3着3回、占有率26.7%

6歳   2勝2着4回3着2回、占有率26.7%

7歳以上 0勝2着2回3着2回、占有率13.3%

中心は5、6歳馬。チャンピオンズカップはダートの中距離に当たるため、スピードよりパワーとスタミナが重要。瞬発力に比べパワーとスタミナは高齢になっても落ち難く、6歳秋でも十分馬券内。

また3歳で馬券に絡んだ馬は全てジャパンダートダービーか海外重賞を優勝しています。7歳で馬券になった4頭中3頭は過去にダートG1で馬券。なお牝馬は過去10年で優勝が1回のみ。こちらは地方重賞の常連でJpn1も優勝。相当ダート適性が無ければ牝馬は無視。

チャンピオンズカップのレース及びコースの攻略法

チャンピオンズカップはコーナーを4つ回る中京ダート1800mを使用。スタートはスタンド正面、ゴール前の上り坂中腹辺りから。スタートから最初のコーナーまで291mありダートコースとしてはやや長め。

中京の第1から第2コーナーの径は小さめ。第2コーナー中腹から向こう正面1/3くらいまで緩やかな上り坂が続き、前半ペースのペースは速くなりません。

一方、向こう正面中盤辺りから第4コーナー終わりまで高低差3mの長い下り坂が続き、後半からペースアップ。中京コースは第3から第4コーナーにスパイラルカーブが設けられ、ここで加速し過ぎると遠心力で外に振られます。

最後の直線はゴールまで410mもあり、差し、追い込み有利。ゴールまで残り2ハロンの場所に高低差2mの急坂が待ち受けて、実走距離よりスタミナとタフな根性が必要なコースです。

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