2026年第93回GⅠダービー予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2026年ダービーの注目馬を分析!

ダービーの特徴

GⅠ日本ダービーは第2回東京開催第12日目に行われる3歳限定芝2400mの馬齢定量戦です。負担重量は牡馬57kg、牝馬55kg。騙馬の出走は認められません。フルゲートは18頭。国際競走に指定され、外国調教馬は9頭まで優占種総研が与えられます。

JRA所属馬は①皐月賞5着以内、②トライアルレースの青葉賞2着以内、プリンシパルS1着、③上記以外は獲得本賞金順で決められ、それ以外は抽選になります。

また地方所属馬は①②③のいずれかに該当する馬に優先出走権が与えられ、NHKマイルカップか京都新聞杯2着以内、JRA3歳重賞優勝馬は出走登録が可能です。

イギリスのダービーに倣って明治時代に制定された歴史あるレースで、正式名は「東京優駿」。牡馬3歳クラシック路線の2冠目であり、JRAの全レースの中でも最も権威のレースの一つです。

古馬のGⅠなら複数回チャンスがありますが、ダービーは生涯1度きり。しかも条件を満たさなければ出走できず、馬主の間では「ダービー馬のオーナーになるのは国に宰相になることより難しい」と例えられます。

生産者もこのダービーに合わせて競走馬を生産しています。日本の競馬界では「皐月賞は最も早い馬、ダービーは最も運がいい馬、菊花賞は最も強い馬が勝つ」と言われ、事実過去には下馬評が高くても伏兵に負ける馬や、ダービーを勝った後勝てなくなった馬も数多くいます。

↓過去10年のダービー入賞馬のデータを見たい方はこちら↓

2026年ダービー出走表

枠番 馬番 出走馬 馬齢 騎手 生産牧場
所属 母の父 斤量 馬主
1 1 ライヒスアドラー シスキン 牡3 佐々木大輔 追分ファーム
上原佑紀(美浦) ハーツクライ 57kg G1レーシング
1 2 マテンロウゲイル エピファネイア 牡3 横山和生 下河辺牧場
野中賢二(栗東) Candy Ride 57kg 寺田千代乃
2 3 ケントン リアルスティール 牡3 丹内祐次 青藍牧場
田島俊明(美浦) ディープスカイ 57kg 藤沼利夫
2 4 アルトラムス イスラボニータ 牡3 横山武史 社台ファーム
野中賢二(栗東) スクリーンヒーロー 57kg 社台レースホース
3 5 バステール キタサンブラック 牡3 川田将雅 ノーザンファーム
斎藤嵩史(栗東) アルテバランⅡ 57kg シルクレーシング
3 6 コンジェスタス コントレイル 牡3 西村淳也 ノーザンファーム
高野友和(栗東) Alamosa 57kg シルクレーシング
4 7 メイショウハチコウ ロジャーバローズ 牡3 M.ディー 斎藤英牧場
牧浦充徳(栗東) アグネスデジタル 57kg 松本好隆
4 8 ショウナンガルフ ハービンジャー 牡3 浜中俊 ノーザンファーム
須貝尚介(栗東) ハーツクライ 57kg 国本哲秀
5 9 アウダーシア キズナ 牡3 D.レーン ノーザンファーム
手塚貴久(美浦) ルーラーシップ 57kg サンデーレーシング
5 10 ジャスティンビスタ サートゥルナーリア 牡3 坂井瑠星 タイヘイ牧場
吉岡辰弥(栗東) ディープインパクト 57kg 三木正浩
6 11 リアライズシリウス ボエティックフレア 牡3 津村明秀 社台ファーム
手塚貴久(美浦) ステイゴールド 57kg 今福洋介
6 12 アスクエジンバラ リオンディーズ 牡3 岩田康誠 三嶋牧場
福永祐一(栗東) マンハッタンカフェ 57kg 廣崎利洋
7 13 パントルナイーフ キズナ 牡3 C.ルメール 新冠橋本牧場
木村哲也(美浦) Makfi 57kg キャロットファーム
7 14 ゴーイントゥスカイ コントレイル 牡3 武豊 千代田牧場
上原佑紀(美浦) Tapit 57kg フィールドレーシング
7 15 フォルテアンジェロ フィエールマン 牡3 荻野極 ノーザンファーム
上原佑紀(美浦) Dark Angel 57kg シルクレーシング
8 16 グリーンエナジー スワーヴリチャード 牡3 戸崎圭太 辻牧場
上原佑紀(美浦) Singspiel 57kg 鈴江崇文
8 17 ロブチェン ワールドプレミア 牡3 松山弘平 ノーザンファーム
杉山晴紀(栗東) Giant’s Causeway 57kg フォレストレーシング
8 18 エムズビギン キタサンブラック 牡3 F.ゴンサルベス ノーザンファーム
友道康夫(栗東) Galileo 57kg エムズレーシング

勝ち馬予想に役立つ!ダービーの注目馬分析

ロブチェン

ワールドプレミア ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
マンデラ Acatenango
Mandellicht
ソングライティング Giant’s Causeway Storm Cat
Mariah’s Storm
Embur’s Song Unbridled’s Song
Embur Sunshine

ロブチェンはホープフルS、皐月賞を制したGⅠ2勝馬。これまで4戦3勝3着1回。重賞は他に共同通信杯3着。皐月賞では内枠のため新馬戦と同じ逃げを打ち、前走共同通信杯で逃げ切られたリアライズシリウスと行った、行ったのレースレコードで逃げ切り勝ち。

ロブチェンの父は菊花賞・天皇賞春勝ちのワールドプレミア。米国産の母ソングライティングはJRAで未勝利。祖母は米国でGⅢ3勝を含む6勝馬。母の父はディープインパクト系と相性が良いストームキャット系。父は2400m以上で好成績。

前走でスピード能力の高さを見せ距離延長が気になりますが、父がステイヤーのワールドプレミアなら適距離が定まらない3歳春なら対応可能。またホープフルSでは中段待機で勝っており、展開によっては控える競馬も可能。

距離延長さえ克服できれば、前走のメンバーとは勝負付けが終わっているので2冠も濃厚か。勝ち負け。

リアライズシリウス

ポエティックフレア Dawn Approach New Approach
Hymn Of The Dawn
aria Lee ロックオブジブラルタル
Elida
レッドミラベル Galileo サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
ダンスーズデトワール Highest Honor
Latifolia

リアライズシリウスは新潟2歳Sと共同通信杯勝ちGⅢ2勝馬。これまで5戦3勝2着1回。前走皐月賞では4番人気。共同通信杯で土を付けたロブチェンが先に行ったため2番手で見るかたちに。そのまま2頭で行った、行ったの形になり最後は3/4馬身差の2着でフィニッシュ。

リアライズシリウスは欧州短距離GⅠ2勝のポエティックフレア。ステイゴールド産駒の母レッドミラベルは芝中距離の1勝馬。母の半兄でゼンノロブロイ産駒のルルーシュがアルゼンチン共和国杯勝ち他6勝。リアライズシリウスは5代先までクロスがないアウトブリード。

前走は右回りと父が短距離馬なので共同通信杯から200mの距離延長の両方が懸念材料でしたが、どちらも克服。距離は母の父ステイゴールドの影響か。

3戦3勝の左回り。レコードの皐月賞でもバテなかったので400mの距離延長も対応可能。さらに共同通信杯の勝馬はダービーでも好成績。掲示板を外す可能性は低いと思われます。

ただし、共同通信杯で土を付けたロブチェンは当時やや太め残り。皐月賞では捉えられなかったので、能力的には若干見劣りか。また先行脚質で早い脚は無く、ゴール前直線の長い東京で瞬発力勝負になった場合は後続馬に交わされる可能性があります。抑えまで。

コンジェスタス

コントレイル ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ロードクロサイト Unbridled’s Song
Folklore
キラモサ Alamosa O’Reilly
Lodore Mystic
Freyja Danske
Olga’s Pal

コンジェスタスは京都新聞杯の優勝馬。これまで3戦3勝12月中山芝2000mを4番人気で優勝し、3月阪神芝2000mでは1番人気で連勝。前走京都新聞杯では6人気も、中段に控え、最後はメンバー中最速の脚で1番人気の良血ベレシートを首差差し切っています。

コンジェスタスの父は牡馬クラシック三冠を含めGⅠ5勝のコントレイル。ニュージーランド産の母キラモダは同国VRCオークスの優勝馬で全4勝。母系はニュージーランドでステークスウィナー多数。コンジェスタスは5代先までクロスが無いアウトブリード。

2歳で530kgもある巨漢馬。母系はスタミナがあるので距離延長は歓迎で、血統的にもクラシックディスタンス向き。コントレイル産駒らしい切れる脚はみせていないものの長くいい脚を使えます。3戦3勝と底を見せておらず、前走の勝ち時計は過去10年の京都新聞杯では最速

父がコントレイルなら、昨年はダービーで京都新聞杯勝ちあら3着したショウヘイより魅力があります。連下で。

ゴーイントゥスカイ

コントレイル ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
ロードクロサイト Unbridled’s Song
Folklore
ゴーイントゥザウィンドウ Tapit Pulpit
Tap Your Heels
Queens Full Indian Charlie
Puestera

ゴーイントゥスカイは青葉賞の優勝馬。これまで4戦2勝3着1回。10月東京芝2000m新馬戦を2番人気で競り勝ち、続くラジオNIKKEI杯京都2歳Sでは3番人気で3着。きさらぎ賞6着で皐月賞を諦め青葉賞へ。見事ダービーへの切符を手にしています。

ゴーイントゥスカイの父はディープインパクト産駒の三冠馬コントレイル。米国産の母ゴーイントゥザウィンドウは海外で2勝。祖母も海外で1勝ですが、母系は海外ステークスウィナー多数。ゴーイントゥスカイは血統内にアンブライドルドの4×4の濃いクロスを持ちます。

前走の勝ち時計は過去10年の青葉賞の勝ち時計最速タイ。ただし残念皐月賞といったメンバー構成で、2着のタイダルコックも弥生賞4着馬。昨年よりダービーまでの間隔が開いたとはいえ、この時期に早い時計で2400mを走ると疲労回復に手間取る可能性が。

また青葉賞創設以来、ダービーを制した馬はいません。見送り。

ライヒスアドラー

スシキン First Defence Unbridled’s Song
Honest Lady
Bird Flown Oasis Dream
Silver Star
クライリング ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
リングジアラーム スウェプトオーヴァーボード
ターンバックジアラーム

ライヒスアドラーは皐月賞の3着馬。これまで4戦1勝2着1回3着2回。9月中山芝1800mを1番人気で勝ち上がり、東京スポーツ杯2歳Sでは2番人気で3着。2番人気の弥生賞で2着に入り、皐月賞では9番人気。後方待機で最後は前を行く2頭に詰め寄るも、0.3秒差を付けられています。

ライヒスアドラーの父はミスタープロスペクター系で欧州マイルGⅠ2勝シスキン。ハーツクライ産駒の母クライリングは地方中距離路線で3勝。祖祖母は米GⅠ4勝も、近親に活躍馬はいません。

前走はメンバー中2番目のも33秒8の脚を使い、4戦中3戦であがりが32~33秒台。ゴール前直線の長い東京に変わるのはプラス。ただし、レース後の鞍上のコメントでは「折り合いに課題」とあったため、距離が伸びる今回は道中気性面で抑えが利くかがカギ。

切れ味は一級品も、長丁場ではスタミナ切れを起こす可能性も。抑えまで。

ベレシート

エピファネイア シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
シーザリオ スペシャルウィーク
キロフプリミエール 
クロノジェネシス パゴ Nashwan
Moonlight’s Box
クロノロジスト クロフネ
インディスユニゾン

ベレシートはこれまで4戦1勝2着3回。7月小倉芝1800m新馬戦を勝ち上がり、12月阪神芝2000m、共同通信杯でいずれも2着。賞金上は皐月賞に出走できるもパスし京都新聞杯へ。1番人気でゴール前馬群を抜け出すも、大外からコンジェスタスに差されタイム差無し2着

ベレシートの父はエピファネイアパゴ産駒の母クロノジェネシスは秋華賞、宝塚記念連覇、有馬記念勝ちのGⅠ4勝。母の半姉はヴィクトリアマイル・香港C勝ちのノームコアという良血。ベレシートはサンデーサイレスの4×4の濃いクロスを持ちます。

血統的にクラシックディスタンス向き。共同通信杯ではメンバー中最速の脚で追い込み皐月賞1、2着の間に割って入るほど。能力的にこの2頭と同角。前走も内外で目標にされたため勝ちに等しい内容。

ただし、気性難があり、1勝クラスでは出遅れ、共同通信杯では気性難のため最後方からの競馬。スタンド前のスタートになるダービーで普段と違う熱気にテンションが上がってしまうと、レース前にスタミナ切れを起こす可能性も。抑えまで。

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