2024年第40回GⅢフェアリーステークス予想 注目出走馬分析

重賞レースの注目馬分析

2023年フェアリーステークスの注目馬を分析!

フェアリーステークスの特徴

GⅢフェアリーステークスは第1回中山開催4日目に行われる3歳牝馬限定芝1600mの馬齢別定戦です。負担重量は55kg、日本馬は獲得本賞金1800万円以上だと負担重量が1kg加算されます。

国際競走に指定され、外国調教馬は8頭まで優先出走権が与えられます。なお、重賞を勝利した外国調教馬は負担重量が1kg加算されます。地方交流競走にも指定され、地方馬は認定馬のみ3頭まで出走登録が可能です。

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2024年フェアリーステークス出走登録馬一覧表

所属 母の父 斤量 馬主
イフェイオン エピファネイア 牝3 社台ファーム
杉山佳明(栗東) ゼンノロブロイ 55kg 社台レースホース
エリカリーシャン エピファネイア 牝3 ノーザンファーム
国枝栄(美浦) ダイワメジャー 55kg 三木正浩
カイトグート キズナ 牝3 須崎牧場
和田雄二(美浦) Malibu Moon 55kg 本田恒雄
カレンナオトメ カレンブラックヒル 牝3 ミルファーム
小野次郎(美浦) チーフベアハート 55kg ミルファーム
キャットファイト ディスクリートキャット 牝3 ダーレー・ジャパン・F
上原博之(美浦) パイロ 55kg ゴドルフィン
キャプテンネキ ダイワメジャー 牝3 シンボリ牧場
杉山晴紀(栗東) キャプテンスティーヴ 55kg 程田真司
ジークルーネ キズナ 牝3 ノーザンファーム
栗田徹(美浦) シンボリクリスエス 55kg キャロットファーム
スティールブルー ルーラーシップ 牝3 ノーザンファーム
宗像義忠(美浦) スマートファルコン 55kg シクルレーシング
ティンク ダイワメジャー 牝3 社台ファーム
久保田貴士(美浦) Lemon Drop Kid 55kg 社台レースホース
テリオスサラ ロジャーバローズ 牝3 飛野牧場
高柳瑞樹(美浦) Shamardal 55kg 鈴木江美子
ニシノコイゴコロ ネロ 牝3 さとう
根本康広(美浦) オルフェーヴル 55kg 西山茂行
ニシノティアモ ドゥラメンテ 牝3 タツヤファーム
上原佑紀(美浦) コンデュイット 55kg 西山茂行
マスクオールウィン ドレフォン 牝3 社台ファーム
牧光二(美浦) ハーツクライ 55kg 宮レーシング
メイショウヨゾラ グレーターロンドン 牝3 高柳隆男
高柳瑞樹(美浦) ヨハネスブルグ 55kg 松本好雄
メジャーデビュー ガルボ 牝3 水丸牧場
鈴木慎太郎(美浦) サウスヴィグラス 55kg 石川秀守
ラヴスコール ドゥラメンテ 牝3 ノーザンファーム
加藤 弘(栗東) Firebreak 55kg 亀井哲也
ラーンザロープス キズナ 牝3 社台ファーム
武幸四郎(栗東) Pure Prize 55kg 吉田照哉
ルクスノア オルフェーヴル 牝3 ノーザンファーム
平田修(栗東) ハービンジャー」 55kg ルクス

勝ち馬予想に役立つ!フェアリーステークスの注目馬分析

キャットファイト

ディスクリートキャット Forestry Storm Cat
Shared Interest
Pretty Discreet Private Account
Pretty Persuasive
フラマブル パイロ Pulpit
Wild Vision
モケット Maria’s Mon
エターナルレーヴ

キャットファイトはこれまで4戦2勝マイル戦2連勝後に臨んだ前走阪神ジュベナイルフィリーズでは4番人気も、優勝馬から1.1秒離され10着に惨敗しています。

キャットファイトは米ダートマイルGⅠ勝ちがあるストームキャット系のディスクリートキャット。パイロ産駒の母フラマブルはダート短距離の1勝馬。近親にこれといった活躍馬はいません。

昨年9月に中山芝1勝クラスを1分33秒1、上りはメンバー中最速の33秒7、2着に0.8秒差を付ける圧勝劇を演じています。前走は3ヵ月振りの実戦でイレれ込んでしまい、本来の爆発力を発揮せずに終了。今回は叩き2戦目で、前走のガス抜きが出来ています。能力通りに走れれば勝ち負け。

スティールブルー

ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo
マンファス
エアグルーヴ トニービン
ダイナカール
レデイバード スマートファルコン ゴールドアリュール
ケイシュウハーブ
シーズインポッシブル Yankee Victor
ディフィカルト

スティールブルーはこれまで2戦1勝3着1回8月新潟芝1600m新馬戦を3馬人気で勝ち上がり前走アルテミスSでは4番人気で3着に好走。優勝した素質馬のセルヴィニアには0.4秒差を付けられましたが、2着のサフィラとは0.1秒差。

スティールブルーの父はルーラーシップ。スマートファルコン産駒の母レディバードは短距離の2勝馬。母の半姉でゴールドアリュール産駒のワンミリオンスが地方牝馬限定重賞2勝。近親にフェブラリーS、ジャパンダートダービー勝ちのテスタマッタがいます。

2戦共あがりは32秒9、33秒8と早いものの、ゴール前直線が長い新潟、東京でのもの今回はゴール前直線が短く、しかもコース形態がトリッキーな中山マイル戦。どちらかと言えば切れ味が必要なコースなので、長くいい脚を使うスティールブルーはやや不利。

また持ち時計も1分34秒なので、逃げるキャットファイトには追い付けません。抑えまで。

テリオスサラ

ロジャーバローズ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
リトルブック Librettist
Cal Norma’s Lady
アルジェント Shamardal Giant’s Causeway
Helsinki
サマナケイ Authorized
Tessa Reef

テリオスサラはこれまで3戦1勝2着1回3着1回。2戦目の9月中山芝1800m未勝利で勝ち上がり、前走東京芝1600m1勝クラスでは3番人気で2着勝ったステレンボッシュは次走の阪神ジュベナイルフィリーズで2着なので相手が悪かった印象です。

テリオスサラの父はディープインパクト産駒のダービー馬ロジャーバローズ。シャマンダル産駒の母アルジェントは未勝利馬。祖母の半兄は英で芝中距離GⅡ2勝。また母系からドバイシーマクラシック他GⅠ2勝のオールドパーシャンが出ています。

中山1800mで勝ち上がっているように、距離は伸び方が良いタイプ。前走でマイルも対応できているので、実走距離よりスタミナが必要な中山マイル戦に向いています。また3戦連続でメンバー中上り3番手以内の脚を繰り出しており終いも堅実。前走の内容からも勝ち負け。

マスクオールウィン

ドレフォン Gio Ponti Tale of the Cat
Chipeta Springs
Eltimaas Ghostzapper
Najecam
チカアレグレ ハーツクライ サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
エルーセラ Spirit One
Class a Fair

マスクオールウィンはこれまで5戦2勝2着1回3着1回。2戦目の福島芝1200mで勝ち上がり、4戦連続短距離戦全て馬券前走中山芝1200m1勝クラスで2勝目を挙げています。

マスクオールウィンの父は米ダートGⅠ2勝のドレフォン。ハーツクライ産駒の母チカアレグレは芝マイルの1勝馬。祖母は仏芝2400mGⅢ勝ちがある3勝馬。マスクオールウィンは5代先までクロスが無いアウトブリード。

短距離戦で結果を出していることからも父ドレフォンの影響力が大。父ドレフォンは皐月賞馬のジオグリフを出していますが、基本的に短距離志向。実走距離よりスタミナが必要な中山マイルに対応できるとは思えません。見送り。

ジクルーネ

キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア 
キャットクイル Storm Cat 
Pacific Princess 
ロスヴァイセ シンボリクリスエス Kris S. 
Tee Kay 
ヴァイスハイト アドマイヤベガ
ソニンク

ジクルーネは前走東京芝1400m新馬戦を1番人気で優勝勝ち時計1分22秒9は平凡も、先行して上りは33秒9、2着馬の猛追を0.1秒差で凌いでいます。

ジクルーネの父はキズナ。シンボリクリスエス産駒の母ロスヴァイセはダート短距離の3勝馬。ジクルーネの1つ上の半兄でキタサンブラック産駒のスキルヴィングが青葉賞を優勝。ジクルーネは血統内にサンデーサイレンスの3×4の濃いクロスを持っています。

兄を考えれば距離は伸びた方が良いタイプ。また父キズナも東京マイルGⅠ3勝のソングラインを出しているように、現状ならマイルが適鞍。父も母の父もパワーがあるので中山急坂も対応可能。勝ち負け。

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